未経験で半導体エンジニアを目指すのはあり?転職活動を始める前に知っておきたい実情とポイント
[最終更新日]2024/06/08
半導体エンジニアに関しては、楽観的なものから悲観的なものまで、さまざまな情報が飛び交っています。果たしてどの情報が正しいのか、また半導体エンジニアに未来はあるのか、わからない人も多いのではないでしょうか。
このような状況となる背景には、企業ごとの差が大きいという特徴があります。半導体エンジニアとして「ものづくり」への働き方を目指すなら、多くのチャレンジと経験を得られる働きがいのある会社を選びたいものです。
目次
1)そもそも、半導体エンジニアとは
半導体は、代表的な電子部品の1つです。一例として、IC(集積回路)やLSI(大規模集積回路)が挙げられます。
半導体そのものは一般の方の目に触れるものではありませんが、機器の動作を決めたりデータを保存したりするなど、さまざまな家電や産業機器において欠かせない役割を果たしています。「ものづくり」を担う業種ともいえるでしょう。
半導体の需要は、後工程となる家電や産業機器の需要に左右されます。
景気の動向に大きく左右される業界といえるでしょう。半導体エンジニアを目指す場合は、この点を認識しておくことが求められます。
半導体業界は、いくつかの業態に分かれています。
- 半導体メーカー
- 半導体製造装置メーカー
- 半導体(エレクトロニクス)商社
半導体エンジニアは主に半導体メーカー、または半導体製造装置メーカーで活躍する職種です。これらの職場は、地方にある場合も多いです。 また、電子工学など、理系の応募が多い職種であることも特徴の1つです。大学院卒の人の応募も珍しくありません。
半導体エンジニアの仕事内容
それでは実際に半導体エンジニアが携わる仕事には、どのようなものがあるのでしょうか。ひとくちに半導体エンジニアといっても、職種によって担当する業務内容は大きく異なる場合があります。
ここでは半導体エンジニアにおける代表的な2つの区分を紹介するとともに、仕事のやりがいについても解説します。
半導体エンジニアの主な区分
半導体エンジニア | 半導体製品の集積回路を設計するエンジニアを指す。限られた条件のなかで要求される品質と安全性を兼ね備え、かつ効率よく製造できるよう工夫することが求められる職種。 よりよい製品づくりのための研究開発や、品質のチェック業務にも携わる。 設計はCADやCAMなど、専用のソフトウェアが使用される。一般的に「半導体エンジニア」といえば、この職種を指す場合が多い。 |
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プロセスエンジニア | 半導体の設計にとどまらず、生産プロセス全体に関わるエンジニア。生産計画を立てる役割がある。 全体を俯瞰して見る立場でもあるため、技術を究めることと生産性のバランスを取ることが求められる。このため、コストや品質基準を意識しつつ、原料から製造まで最適な方法を考えることが必要。 社内のさまざまな部署や社外の関係者などと協力し、仕事を進める場合も多い。職場によっては残業時間が月100時間以上など、激務となる場合もある。 |
上記の表のとおり、半導体エンジニアは大きく「半導体エンジニア」と「プロセスエンジニア」に分けられます。それぞれの具体的な仕事内容は、以下のようになります。
半導体エンジニアの仕事内容
半導体エンジニアの仕事内容は、大きく4つに分けられます。
システム設計 | この半導体が持つ機能の目的を明確にする |
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ロジック設計 | システム設計で決めた内容を、電子回路で実現する方法を設計する |
回路設計 | パーツを並べて、適切な回路を検討する |
レイアウト設計 | ICチップ内部のレイアウト方法を検討する |
企業により上記の業務を1人で行う場合もあれば、分業制で行う場合もあります。企業研究をする際に、ぜひ確認しておくとよいでしょう。
プロセスエンジニアの仕事内容
プロセスエンジニアは以下のように、幅広い仕事内容があります。
- 原材料の選定や生産機器の検討をする
- 量産化の方法を考え、最適な製造方法を決める
- スムーズに効率的な生産が行えるよう、環境を整える
- 生産工程が問題なく稼動するよう監視し、トラブルに対応する
- 未来を見据えた先端技術の開発をする
さまざまなデータを分析しつつ技術とコストのバランスを考え、コミュニケーションを取りながら仕事を進めることが特徴です。
半導体エンジニアのやりがいは?
半導体エンジニアのやりがいとして最も大きなものの1つに、「自ら設計した製品が世の中で広く使われる」ことが挙げられます。
半導体の設計はスムーズに行えるとは限らず、要件をクリアするために苦労したり、失敗したりする場合も多いことでしょう。そのような苦労を重ねた後でも、製品が完成したときには達成感を感じるもの。市場で広く使われたときの喜びは、なにものにも代えがたいものです。
また、プロセスエンジニアの場合は、コストを強く意識することも特徴です。予算の範囲内で良質な製品を量産でき、利益をあげ評価されることもやりがいの1つに挙げられます。
半導体エンジニアの年収イメージ
半導体エンジニアの平均年収は、500万円程度 ※となっています。
(※参考:求人ボックス給料ナビ「半導体設計の仕事の年収・時給・給料情報」)
もっとも、誰でもこの年収というわけではありません。この点について、求人ボックスでは「年収の幅は323万円~878万円、初任給は20万円程度が多い」と公表しています。あなたのスキルはもちろん、就職先の企業によっても大きな年収の差があることが現実です。
例えば「業界動向SEARCH.COM」は、以下の企業について平均年収が1,000万円を超えていると公表しています。
- レーザーテック
- 東京エレクトロン
- ソニー
- 長瀬産業
その他上位10社ほどは、年収800万円以上となっています。また、外資系企業の場合は、優秀なエンジニアならば1,500~3,000万円もの年収を得られる場合もあります。
企業によって半導体エンジニアの年収は大きく異なることがおわかりいただけたことでしょう。高い年収を得たいならば、就職先の会社選びも重要なポイントです。
2)国内の半導体エンジニアの実情は──。
国内の半導体エンジニアは、どのような状況なのでしょうか。現状を知っておくことは、後悔のない転職を実現する上で大変重要です。
半導体業界は縮小のニュースをよく見かけるものの、だからといって半導体エンジニアは将来性のない職種というわけでもありません。正しく会社を選ぶことで、魅力的な仕事に就くことが可能です。
ここでは半導体市場の現状と、エンジニアの将来性を考えていきます。
国内の半導体市場は今、変換期にある
以前は半導体といえば日本の技術力を示す、代表的な産業の1つでした。しかし現在は各社とも生き残りをかけて、しのぎを削っている状況です。その理由は、主に以下の3点にまとめられます。
- アメリカや中国、台湾、韓国などに所在する企業が高いシェアを取る
- 2015年以降、企業の大規模な買収や合併が相次ぐなど、業界再編が進んでいる
- 半導体が主に使われる製品の変化(例:PCからスマートフォン、そしてIoT機器へ)
このため、半導体事業から撤退する企業が相次ぎ、エンジニアを求める企業も以前より減少しています。
一方で、IoTなどの普及に伴い、半導体の新たな需要も生まれています。変化に対応できる企業は、業績を伸ばし続けられるでしょう。
社会の激しい変化に対応できるかどうかが、半導体市場で生き残れるかどうかの大きなポイントとなっています。
半導体エンジニアの将来性
半導体エンジニアの将来性は、楽観的な見方と悲観的な見方があります。これは、どちらも正しいと考えられます。
それは同じ半導体業界でも、将来性の高い企業とそうでない企業が存在するためです。
ご自身および就職先企業が社会の変化に対応できるかという点は、大きなポイントの1つです。あなたが社内で高い評価を得ていてもその事業が先細りならば、業界全体から遅れを取ることになりかねません。
一方で、社会の変化に対して敏感に対応し、技術力のアップに積極的ならば、将来性は高いといえるでしょう。
外資に高給かつ積極採用をする企業が多いものの、外資にこだわる必要はありません。
重要なことは、あなたが活躍できる企業を選び、入社することです。
半導体エンジニアとして明るい未来を手にしたいなら、事前の会社選びが大変重要です。入社後に活躍できそうか、事業内容など細かくチェックすることをお勧めします。
3)これから半導体エンジニアを目指す人が準備すべきポイント4点
これから半導体エンジニアを目指す人は、世界での厳しい競争に勝ち抜く必要があります。そのためには、以下に挙げる4つのポイントを押さえておくことが重要です。
上記の通り、必ずしも半導体に関する知識が必須とはいえません。それぞれのポイントを、順に解説していきます。
常に最新情報を追い求め、問題意識を持ち続ける姿勢
半導体業界は、変化のスピードが大変速いことが特徴です。今は最先端の内容でも、3ヵ月から半年後には古い情報になってしまうことも珍しくありません。
競合他社に対する優位性を保つためにも、トレンドや技術情報などを積極的に収集し、最新情報を常に追い求める姿勢が必要です。この点で、自ら積極的に動くフットワークの軽さは重要なポイントです。
加えて仕事に対する問題意識を持ち続け、改善を怠らない姿勢も求められます。これは日々の業務が順調に進んでいる場合でも例外ではありません。
そもそも半導体エンジニアには、「より高い品質の製品を、より低コストでつくる」という、一見すると矛盾する課題の解決が求められています。良い製品をつくるためには難しい課題でも簡単にあきらめることなく、解決に向けて最善を尽くす姿勢が必要です。
最新情報に対する感度を高めることでさまざまな情報を入手でき、業務改善につなげやすくなります。この姿勢は、ご自身のスキルアップにも有効です。
さまざまな関係者と、良い関係性を築けるスキル
半導体エンジニアは以下のように、思いのほかさまざまな立場の人とのコミュニケーションがあります。
- 所属するチーム内
- 設計したものを生産する工場
- 半導体商社や、生産を依頼した顧客
- 営業担当
- 半導体を使用して機器を生産する企業
もちろん、コミュニケーションを取る範囲は企業やあなたの立場により異なります。しかし共通することは、1人で完結する仕事ではないということ。高い技術力とともに、コミュニケーション能力も求められます。
日々の仕事においては、相談をする機会も多々あるもの。日ごろから良い関係性を築けられれば、いざという時に協力を得やすくなります。この点で気難しい態度や、自分勝手な進め方は好ましくありません。
「良い製品をつくる」というこだわりを保ちつつ、互いに気遣いを行いスムーズに仕事を進められるよう心がけましょう。
英語で読み書きし、コミュニケーションや情報収集を行えるスキル
半導体に関する情報は、海外で発信される場合も少なくありません。これらの情報を日本語で読もうとすると、以下の点で遅れを取ることになります。
- 機器等の説明書は英語で書かれていても、日本語での記載がない場合がある
- 書籍化される場合は、出版にあたり事前に翻訳する時間が必要。その分、情報の入手が遅れる
- ブラウザの翻訳機能は、専門用語に100%対応しているとは言い切れない
このため、半導体エンジニアには、直接英語で文献や資料を読むスキルが求められます。あわせて、英語で文書を書けるスキルもつけておきましょう。また、海外出張や海外駐在となる場合は、英語でのコミュニケーションスキルも求められます。
特に外資系企業に就職した場合は、英語を活用するシーンが格段に増加します。技術書や文献だけでなく、メールや文書の作成、コミュニケーションも英語で行わなければならないことを意識しておきましょう。
半導体エンジニアの転職に強い転職エージェントを活用する
これから半導体エンジニアを目指す人に適した求人を見分けるためには、適切な情報が必要です。そのため転職エージェントの活用は有効ですが、どこに依頼してもよいわけではありません。
半導体エンジニアを詳しく知り、市場動向と求人状況をしっかり押さえていることが欠かせないポイントです。
このため、ITエンジニアのとりわけ半導体エンジニアに詳しい転職エージェントを活用することがお勧めです。非公開求人に応募できること、非公開の情報が入手できることは、より良い会社選びをする上で欠かせません。転職成功に向けてバックアップしてくれることも、メリットの1つです。
それでは、どの転職エージェントがお勧めなのでしょうか。次の章で紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
4)半導体エンジニアへの転職に、おすすめの転職エージェント
ここからは、半導体エンジニアへの転職を果たすうえでのおすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれも半導体エンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーの性格も変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3社に登録し、「ここがフィットする」と思えるエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
マイナビメーカーAGENT
技術者の転職に精通した専門チームが徹底したヒアリングを行い、これまでの仕事内容や経験業務を踏まえたアドバイスをしてもらえます。
マイナビメーカーAGENTは、マイナビグループが提供する、製造業の転職に特化した転職エージェントです。
製造業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、半導体エンジニアとして中長期的なキャリアを見据えて求人を提案してもらえるだけでなく、応募後は内定率を高めるための書類添削/模擬面接を実施してもらえます。
マイナビメーカーAGENTの評判とおすすめ使い方
実際にサービスを利用した方々からは「アドバイスを元にしっかり対策ができ、想定よりも短期間で内定を獲得できた」「内定に至るまでの経緯を企業にヒアリングし、フィードバックしてもらえた」といったように、サポートが手厚く充実していたという感想が寄せられています。
マイナビメーカーAGENTのおすすめ使い方は、「キャリア相談をじっくり受けること」です。半導体エンジニアとしてどのようなキャリアを歩みたいのかをしっかり伝えることで、より精度の高いサポートを受けられるようになります。
マイナビメーカーAGENTの特徴と半導体エンジニア関連求人数
特徴 |
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半導体エンジニアの公開求人数 | 約1,800件(2024年6月現在) |
サービス対応地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
メイテックネクスト
在籍コンサルタントの半数以上をメーカーの技術系分野出身者が占めているため、機械的な要件のみに頼らない柔軟なマッチングが可能です。
メイテックネクストは、1974年の設立以来、延べ数千社におよぶメーカーにエンジニアを派遣してきた実績を持つメイテックグループが運営する転職エージェントです。
半導体エンジニアの公開求人数は、約3.000件(2024年6月現在)。担当コンサルタントからは、深い技術知識にもとづいたキャリア分析とアドバイスを受けられます。
業界専門コンサルタントがプロの視点からキャリア分析をするため、転職希望者自身も気づいていない「適職」の提案と、企業ごとの内情を踏まえたアドバイスを受けることができます。
メイテックネクストの評判とおすすめの人
メイテックネクストを利用した人の声としては「専門的な知識を持つコンサルタントに担当してもらうことができ、安心できた」「大企業の求人が多く、書類通過率も高かった」など、専門性の高さやアドバイスの的確さを高く評価するものが多く見られます。
登録してからは、コンサルタントとの面談機会を多く持つことを意識するとよいでしょう。2回目、3回目と回数を経ることによって、担当コンサルタントがあなたの希望や志向をより深く理解してくれるようになります。
メイテックネクストの特徴と半導体エンジニア求人数
特徴 |
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半導体エンジニアの公開求人数 | 約3,000件(2024年6月現在) |
サービス対応地域 | 東京・愛知・大阪・福岡 |
運営会社 | 株式会社メイテックネクスト |
アカリクキャリア
大学院出身者と研究者の転職支援に特化したエージェント。書類通過率50%以上の、丁寧な選考サポートが特徴です。
アカリクキャリアは技術者・専門職特化の転職エージェントで、主に院卒・研究者の転職支援を行っています。
とくに都市部のIT・通信・Web系の求人が豊富で、半導体エンジニア関連の求人は約300件(2024年6月現在)あります。
アカリクキャリアの強みは、コンサルタントの技術知識レベルが非常に高いこと。
半導体エンジニアへのキャリアパスについても、専門的な知見からアドバイスを受けやすいでしょう。
また、紹介される求人も大手企業のものが多い傾向にあります。
書類添削、面接対策のサポートも丁寧で、書類選考の通過率は50%以上(公式サイトより)と非常に高い数値をキープしています。
アカリクキャリアの評判とおすすめの人
アカリクキャリアを利用した人の声としては「中長期的なキャリアを見据えた提案をしてくれた」「希望に合わせて、適切な求人紹介をしてくれた」など、研究職・技術職の「その先のキャリア」を踏まえてのサポートを行ってくれたことを高く評価するものが多いです。
一方、紹介求人は基本「空き枠採用」となるため、全体の数はやや少なめです。
時期によっては「すぐに紹介できる求人がない」場合もあります。そのため、アカリクキャリアは「いい案件があったら始動する」スタイルで中長期的な利用が向いています。
アカリクキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
半導体エンジニア関連の求人数 | 約300件(2024年6月現在) |
doda
半導体エンジニアの求人数は国内トップクラス。業界・職種の知見が豊富な転職のプロによるアドバイスを得られます。
人材業界トップクラスの転職サービスdodaには、製造業・ものづくりエンジニア専任のアドバイザーも在籍しています。
半導体エンジニアの求人数は、約8,000件。「職種未経験歓迎」とする求人も一定数あり、数多く求人をチェックしたい人はぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
技術系エンジニア向けの応募書類の書き方や面接対策についてアドバイスを得られるため、選考通過の確度を高めたい人におすすめです。
dodaの評判とおすすめの使い方
dodaを利用した方々からは「転職活動に関するアドバイスや書類添削が役立った」「登録後に50件以上の求人を紹介してもらえた」など、担当者の親身なアドバイスや求人の豊富さを支持する声が寄せられています。
また、dodaは自分で公開求人を探して応募することもできるため、能動的に転職活動を進めたい人にもおすすめです。
dodaの特徴と半導体エンジニア関連求人数
特徴 |
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半導体エンジニアの公開求人数 | 約9,300件(2024年6月現在) |
サービス対応地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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まとめ)半導体エンジニアへの転職も選択肢の1つ。転職エージェントの有効活用をお勧め
半導体業界がさまざまな面で厳しいことは事実ですが、それは高い技術力を持っていないと転職できないことを必ずしも意味しません。
むしろ大切なことは、半導体に関する強い興味や関心と、より良い製品づくりにこだわる姿勢。これらを持ち合わせている方なら、半導体エンジニアへの転職も選択肢の1つです。現状を正確に把握した上で、転職活動に取り組むと良いと思います。
加えて会社選びが重要になることも、半導体エンジニアの特徴です。どのような業務をする会社か、入社後に目指せる職種はなにかという点も、しっかりチェックしておきましょう。
このような情報は、一般に公開されているWebサイトではなかなか入手できない場合もあります。転職エージェントを有効に活用することが、よい転職につながります。