未経験から半導体エンジニアへ転職|仕事内容・年収・将来性と成功のポイント
[最終更新日]2025/10/07

半導体エンジニアに関しては、将来性が明るいとする意見もあれば、不安を煽るような情報もあり、混乱する人も少なくありません。
このような状況となる背景には、企業ごとの差が大きいという特徴があります。半導体エンジニアとして「ものづくり」への働き方を目指すなら、多くのチャレンジと経験を得られる働きがいのある会社を選びたいものです。
目次
1章:未来を創る仕事。半導体エンジニアのリアルな姿と可能性

スマートフォンやパソコン、家電製品から自動車まで、私たちの生活に欠かせないあらゆる電子機器。その中心で「頭脳」の役割を果たしているのが、半導体です。
半導体エンジニアは、この社会の進化を支える半導体を生み出す専門職です。最先端の技術を駆使して、まだ世の中にない価値を形にしていく、まさに「ものづくり」の最前線ともいえる仕事です。
活躍の場は、半導体そのものを作る「半導体メーカー」や、製造に必要な機械を作る「半導体製造装置メーカー」が中心。高い専門性が求められるため、大学で電気電子工学などを学んだ理系出身者が多く活躍しています。
社会の進化を支える「頭脳」を作る、多様な専門職
「半導体エンジニア」と一言でいっても、その仕事内容は多岐にわたります。製品が生まれるまでの工程ごとに、様々な専門家がバトンをつなぐようにして、一つの半導体を作り上げていくのです。ここでは代表的な4つの職種をご紹介します。
設計:AIチップからパワー半導体まで、未来の製品性能を決める
半導体開発の出発点となるのが、回路を設計するエンジニアです。どのような機能を持たせるか、どうすれば効率的に動くかを考え、専用のツール(CADなど)を使って回路の設計図を描きます。
最新のAIに使われる高性能なチップや、電気自動車の燃費を向上させるパワー半導体など、未来の製品の性能は、この設計段階で決まるといっても過言ではありません。まさに、開発の「司令塔」です。
プロセス開発:ナノレベルの微細加工技術で、不可能を可能に
設計図をもとに、実際に半導体を作り上げるための製造工程(プロセス)を開発する仕事です。髪の毛の太さの数万分の1という、ナノレベルの精度で加工を行うため、最先端の知識と技術が求められます。
「どうすれば設計通りの性能を出せるか」「どうすればコストを抑え、安定して量産できるか」を追求し、試行錯誤を繰り返しながら、不可能を可能にしていく役割を担います。
実装・パッケージ:多様なチップを繋ぎ合わせ、新たな価値を創造
製造された半導体チップは、そのままでは製品として使えません。チップを外部の衝撃から守り、電子機器に組み込めるように基板に取り付ける工程を「実装」や「パッケージング」と呼びます。
近年では、複数の異なるチップを立体的に積み重ねることで、全く新しい機能を生み出す技術も進化しており、半導体の最終的な性能を大きく左右する重要な仕事です。
品質・テスト:最高レベルの品質を守る、最後の砦
完成した半導体が、設計通りの性能を発揮するか、厳しい環境下でも正常に動作するかを厳しくチェックする仕事です。自動車や医療機器など、人命に関わる製品にも使われるため、わずかな欠陥も見逃されません。
最新の計測機器を駆使し、あらゆる可能性を想定してテストを行うことで、製品の信頼性を担保する「最後の砦」として、ものづくりの最終工程を支えています。
AI、自動運転、GX――最先端分野で感じる、仕事のやりがい
半導体エンジニアのやりがいは、なんといっても自分の仕事が、世界を変える最先端のテクノロジーを支えていると実感できることです。
苦労して開発した半導体が、最新のAIサーバーや自動運転システムに搭載され、社会をより豊かにしていく。そのスケールの大きな喜びは、何物にも代えがたいものでしょう。自分が生み出した製品が、世界中の人々の生活を支え、未来を創っているという手触り感こそ、この仕事の最大の魅力です。
また、近年注目されているGX(グリーン・トランスフォーメーション)という分野でも、半導体は重要な役割を担います。例えば、電気自動車(EV)やデータセンターの消費電力を大幅に削減する「パワー半導体」の開発は、地球環境の未来に直接貢献できる、非常にやりがいの大きな仕事です。
気になる年収とキャリアパス

高い専門性が評価される給与水準
半導体エンジニアは高い専門性が求められる職種のため、給与水準も比較的高い傾向にあります。もちろん、スキルや経験、勤務先の企業によって幅はありますが、努力と成果次第で高収入を目指せるのがこの業界の大きな特徴です。
例えば、業界をリードする大手メーカーや特定の分野で高い技術力を持つ企業では、平均年収が1,000万円を超えるケースも珍しくありません。外資系企業などでは、トップクラスのエンジニアになると年収1,500万円以上を得ることも可能です。
高い年収を目指すのであれば、どの企業でどんなスキルを磨くか、という視点がとても重要になります。
スペシャリスト、マネジメントなど多様なキャリアの道筋
半導体エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた後も、多様な道筋を描くことができます。
- スペシャリスト:特定の技術分野をとことん追求し、誰にも真似できない技術者を目指す道。
- マネジメント:チームやプロジェクト全体を管理し、大きな成果を出すことを目指す道。
- コンサルタント:培った知識や経験を活かし、企業の課題解決を支援する道。
このように、自分の興味や適性に合わせてキャリアを柔軟に選択できるのも、半導体エンジニアという仕事の魅力の一つです。
2章:「日本は復活するのか?」データで見る、半導体業界の今と未来
「日本の半導体産業は、かつての勢いを失ってしまった」そんなニュースを耳にして、将来性に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今、日本の半導体業界は国を挙げた支援のもと、大きな復活の狼煙を上げています。
後悔のない転職を実現するためには、過去のイメージだけでなく、最新のデータに基づいた「今」と「未来」を正しく知ることが不可欠です。ここでは、客観的な事実を基に、国内の半導体業界のリアルな実情と将来性を紐解いていきましょう。
国策で動く巨大市場。政府の「半導体戦略」が示す本気度

現在、半導体は経済安全保障を左右する「戦略物資」と位置づけられ、日本政府は巨額の予算を投じて国内の半導体産業を強力に支援しています。
経済産業省が掲げる「半導体・デジタル産業戦略」では、国内の半導体関連企業の売上高を2030年までに15兆円超に引き上げるという、非常に意欲的な目標が設定されています。これは、国が半導体産業の復活に本気で取り組んでいる証と言えるでしょう。
その象徴的な動きが、世界最大の半導体メーカーであるTSMCの熊本工場設立や、次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」の北海道での工場建設です。国内外の巨大プロジェクトが次々と始動しており、それに伴い、優秀なエンジニアへの需要も急速に高まっています。
かつてのように「エンジニアを求める企業が減少している」という状況は、もはや過去のものとなりつつあります。
「きつい」「将来性がない」は本当?SNSの噂と実情

転職を考える際、SNSなどで「半導体エンジニアはきつい」「将来性がない」といった声を目にして、不安になるかもしれません。しかし、こうした噂は、業界の一側面だけを切り取っている場合がほとんどです。
労働環境の実態:職種・企業によって異なる働き方
「きつい」というイメージは、例えば24時間稼働している製造ラインで働く、一部の職種や働き方から来ている可能性があります。
たしかに、職種によってはクリーンルームでの作業や交替制の勤務もありますが、設計や開発などの職種では、フレックスタイム制を導入している企業も多く、柔軟な働き方が可能です。「半導体エンジニア」と一括りにせず、自分が目指す職種や企業の働き方を具体的に調べることが大切です。
シリコンサイクルと技術革新の波を乗りこなす
半導体業界には、好況と不況の波が周期的に訪れる「シリコンサイクル」という特性があります。この不況期を見て「将来性がない」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、総務省のデータによれば、AIやIoT、5Gの普及に伴い、半導体の需要は長期的に拡大し続けると予測されています。
短期的な波に惑わされず、大きな成長の波を乗りこなす視点を持つことが重要です。
世界市場のトレンドと日本の立ち位置
グローバルな競争の中で、日本の半導体産業はどのような戦略で戦っていくのでしょうか。世界のトレンドと、その中での日本の強みを知ることで、エンジニアとして活躍できるフィールドが見えてきます。
AI半導体の需要爆発と、次世代パワー半導体(SiC/GaN)の重要性
今、世界ではChatGPTのような生成AIの進化に伴い、その頭脳となるAI半導体の需要が爆発的に伸びています。また、電気自動車(EV)やデータセンターの省エネ化に不可欠な次世代パワー半導体(SiCやGaNといった新素材を使った半導体)も、市場が急拡大しています。こうした最先端分野の技術動向を掴んでおくことが、エンジニアとしての価値を高める上で欠かせません。
日本の強みは「製造装置」と「素材」分野にあり
かつてのように、日本が全ての半導体製品で世界のトップを目指すわけではありません。現在の日本の大きな強みは、半導体を作るための機械である「製造装置」や、半導体の材料となるシリコンウェーハなどの「素材」の分野にあります。これらの分野では、日本企業が世界でも非常に高いシェアを誇っており、世界中の半導体メーカーが日本の技術なしでは製品を作れない状況です。エンジニアとして、こうした日本の強みを持つ分野で専門性を磨くことは、非常に有望なキャリアパスと言えるでしょう。
参考文献:
・経済産業省:半導体・デジタル産業戦略
・総務省:令和6年版 情報通信白書|半導体市場の動向
3章:異業種からの挑戦。「業界未経験」から、市場価値の高いエンジニアになる方法
「半導体の知識がないと、転職は難しいのでは?」と不安に思うかもしれません。しかし、心配は無用です。実は、半導体業界は多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に求めており、これまでのあなたの経験が思わぬ「武器」になることも少なくありません。
大切なのは、自分の経験と業界のニーズを正しく結びつけ、市場価値の高いスキルを計画的に身につけていくことです。ここでは、異業種から半導体エンジニアへの挑戦を成功させるための具体的なステップをご紹介します。
あなたの経験が武器になる。親和性の高いスキルセットとは

半導体づくりは、実に様々な技術の結晶です。そのため、一見すると関係なさそうな分野の知識や経験が、特定の工程で非常に役立つことがあります。あなたのこれまでのキャリアと重なる部分がないか、チェックしてみましょう。
機械・電気電子系のご出身の方
メーカーなどで培った経験は、半導体業界でも即戦力として評価される可能性が高いです。特に、CADを使った設計経験、電気回路の知識、品質管理や生産技術の経験は、多くの職種で直接活かすことができます。
- 活かせる経験の例:機械設計、生産技術、品質保証、セールスエンジニア など
情報系のご出身の方
現代の半導体開発・製造において、データ活用は不可欠です。プログラミングスキルやデータ解析の知識があれば、製造プロセスの改善(歩留まり向上)や、テストの自動化といった分野で大きな力を発揮できます。
- 活かせる経験の例:ソフトウェア開発、データ分析、インフラ構築 など
化学・物理系のご出身の方
半導体製造の前工程(ウェーハに回路を形成する工程)は、化学反応や物理現象の連続です。材料開発や評価、実験計画法などの知識は、新しい製造プロセスを開発する上で非常に重要な素養となります。
- 活かせる経験の例:素材開発、研究開発、化学分析、プロセス評価 など
今、求められる最新スキル。市場価値を高める3つの要素

これまでの経験を活かしつつ、さらに市場価値の高いエンジニアへと成長するために、意識して身につけたい3つのスキルをご紹介します。
1.専門知識の深化:担当工程の深い理解と探究心
半導体業界は技術の進化が非常に速く、常に学び続ける姿勢が不可欠です。まずは自分が担当する工程について、誰よりも詳しい専門家になることを目指しましょう。「なぜこうなるのか?」と常に問題意識を持ち、改善を止めない探究心が、あなたを替えの利かないエンジニアへと成長させてくれます。
2.英語力:最新の技術情報や海外との連携に必須
最先端の技術論文や、海外製の製造装置のマニュアルなど、重要な情報は英語で発信されることがほとんどです。最新の情報をいち早くキャッチし、海外のエンジニアとスムーズに連携するためにも、英語力は必須のスキルと言えます。まずは技術文書を正確に読み解くリーディング力から鍛えていきましょう。
3.AI・データサイエンス:歩留まり改善や開発効率化への応用
近年、製造工程から得られる膨大なデータをAIで解析し、製品の品質(歩留まり)を改善したり、開発期間を短縮したりする取り組みが活発化しています。Pythonなどのプログラミング言語や統計学の知識を身につけることは、あなたの市場価値を飛躍的に高める強力な武器となるでしょう。
「未経験者」の不安を解消するQ&A
Q1:機械系出身ですが、どの職種なら挑戦しやすいですか?
A1:これまでのご経験を活かすのであれば、半導体製造装置メーカーでの機械設計や、半導体メーカーでの実装・パッケージ開発(後工程)といった職種は親和性が高く、挑戦しやすいでしょう。また、生産技術や品質保証の経験も高く評価されます。
Q2:地方でも求人はありますか?
A2:はい、むしろ地方にこそチャンスが広がっています。現在、国策として半導体工場の地方誘致が進んでおり、熊本(TSMC)や北海道(Rapidus)をはじめ、岩手、宮城、広島など、全国各地に大規模な生産拠点が新設・増設されています。Uターン・Iターン転職も実現しやすい環境です。
Q3:入社後の研修制度は充実していますか?
A3:業界全体でエンジニアが不足しているため、多くの企業が未経験者向けの研修制度に非常に力を入れています。入社後に数ヶ月間の集合研修で半導体の基礎からしっかり学べる企業も多いです。応募の際に、研修制度や受け入れ実績について確認してみることをお勧めします。
より詳しい情報や、ご自身の経歴に合った求人を探す際には、半導体業界に精通した転職エージェントに相談してみるのも有効な手段です。
参考文献:
・東京エレクトロン株式会社:半導体産業の未来と人
4)半導体エンジニアへの転職に、おすすめの転職エージェント

ここからは、半導体エンジニアへの転職を果たすうえでのおすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれも半導体エンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーの性格も変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3社に登録し、「ここがフィットする」と思えるエージェントに利用を絞っていくとよいでしょう。
マイナビメーカーAGENT
技術者の転職に精通した専門チームが徹底したヒアリングを行い、これまでの仕事内容や経験業務を踏まえたアドバイスをしてもらえます。
マイナビメーカーAGENTは、マイナビグループが提供する、製造業の転職に特化した転職エージェントです。
製造業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、半導体エンジニアとして中長期的なキャリアを見据えて求人を提案してもらえるだけでなく、応募後は内定率を高めるための書類添削/模擬面接を実施してもらえます。
マイナビメーカーAGENTの評判とおすすめ使い方
実際にサービスを利用した方々からは「アドバイスを元にしっかり対策ができ、想定よりも短期間で内定を獲得できた」「内定に至るまでの経緯を企業にヒアリングし、フィードバックしてもらえた」といったように、サポートが手厚く充実していたという感想が寄せられています。
マイナビメーカーAGENTのおすすめ使い方は、「キャリア相談をじっくり受けること」です。半導体エンジニアとしてどのようなキャリアを歩みたいのかをしっかり伝えることで、より精度の高いサポートを受けられるようになります。
マイナビメーカーAGENTの特徴と半導体エンジニア関連求人数
| 特徴 |
|
|---|---|
| 半導体エンジニアの公開求人数 | 約2,000件(2025年1月現在) |
| サービス対応地域 | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
メイテックネクスト
在籍コンサルタントの半数以上をメーカーの技術系分野出身者が占めているため、機械的な要件のみに頼らない柔軟なマッチングが可能です。
メイテックネクストは、1974年の設立以来、延べ数千社におよぶメーカーにエンジニアを派遣してきた実績を持つメイテックグループが運営する転職エージェントです。
半導体エンジニアの公開求人数は、約3,000件(2025年1月現在)。担当コンサルタントからは、深い技術知識にもとづいたキャリア分析とアドバイスを受けられます。
業界専門コンサルタントがプロの視点からキャリア分析をするため、転職希望者自身も気づいていない「適職」の提案と、企業ごとの内情を踏まえたアドバイスを受けることができます。
メイテックネクストの評判とおすすめの人
メイテックネクストを利用した人の声としては「専門的な知識を持つコンサルタントに担当してもらうことができ、安心できた」「大企業の求人が多く、書類通過率も高かった」など、専門性の高さやアドバイスの的確さを高く評価するものが多く見られます。
登録してからは、コンサルタントとの面談機会を多く持つことを意識するとよいでしょう。2回目、3回目と回数を経ることによって、担当コンサルタントがあなたの希望や志向をより深く理解してくれるようになります。
メイテックネクストの特徴と半導体エンジニア求人数
| 特徴 |
|
|---|---|
| 半導体エンジニアの公開求人数 | 約3,000件(2025年1月現在) |
| サービス対応地域 | 東京・愛知・大阪・福岡 |
| 運営会社 | 株式会社メイテックネクスト |
アカリクキャリア
大学院出身者と研究者の転職支援に特化したエージェント。書類通過率50%以上の、丁寧な選考サポートが特徴です。
アカリクキャリアは技術者・専門職に特化した転職エージェントで、特に大学院卒や研究者の転職支援に強みがあります。
とくに都市部のIT・通信・Web系の求人が豊富で、半導体エンジニア関連の求人は約300件(2025年1月現在)あります。
アカリクキャリアの強みは、コンサルタントの技術知識レベルが非常に高いこと。
半導体エンジニアへのキャリアパスについても、専門的な知見からアドバイスを受けやすいでしょう。
また、紹介される求人も大手企業のものが多い傾向にあります。
書類添削、面接対策のサポートも丁寧で、書類選考の通過率は50%以上(公式サイトより)と非常に高い数値をキープしています。
アカリクキャリアの評判とおすすめの人
アカリクキャリアを利用した人の声としては「中長期的なキャリアを見据えた提案をしてくれた」「希望に合わせて、適切な求人紹介をしてくれた」など、研究職・技術職の「その先のキャリア」を踏まえてのサポートを行ってくれたことを高く評価するものが多いです。
一方、紹介求人は基本「空き枠採用」となるため、全体の数はやや少なめです。
時期によっては「すぐに紹介できる求人がない」場合もあります。そのため、アカリクキャリアは「いい案件があったら始動する」スタイルで中長期的な利用が向いています。
アカリクキャリアの特徴
| 特徴 |
|
|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| 拠点 | 東京 |
| 半導体エンジニア関連の求人数 | 約300件(2025年1月現在) |
doda
半導体エンジニアの求人数は国内トップクラス。業界・職種の知見が豊富な転職のプロによるアドバイスを得られます。
人材業界トップクラスの転職サービスdodaには、製造業・ものづくりエンジニア専任のアドバイザーも在籍しています。
半導体エンジニアの求人数は、約8,000件。「職種未経験歓迎」とする求人も一定数あり、数多く求人をチェックしたい人はぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
技術系エンジニア向けの応募書類の書き方や面接対策についてアドバイスを得られるため、選考通過の確度を高めたい人におすすめです。
dodaの評判とおすすめの使い方
dodaを利用した方々からは「転職活動に関するアドバイスや書類添削が役立った」「登録後に50件以上の求人を紹介してもらえた」など、担当者の親身なアドバイスや求人の豊富さを支持する声が寄せられています。
また、dodaは自分で公開求人を探して応募することもできるため、能動的に転職活動を進めたい人にもおすすめです。
dodaの特徴と半導体エンジニア関連求人数
| 特徴 |
|
|---|---|
| 半導体エンジニアの公開求人数 | 約9,300件(2025年1月現在) |
| サービス対応地域 | 全国 |
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
あわせて読みたい
-
- 転職エージェントの選び方完全ガイド|タイプ別おすすめ活用法&人気サービス一覧
- 転職エージェントを選ぶ際の大切なことは、単に「評判・実績のあるサービス」を選ぶのではなく、「『あなたにとって』役に立つ・頼りになるサービス」を選ぶことです。この記事では転職エージェント「鉄板の選び方」と、最大限有効活用するためのポイントを紹介しています。...
【まとめ】半導体エンジニアへの転職も選択肢の1つ。転職エージェントの有効活用をお勧め
半導体業界は確かに変化が激しく、決して楽な道ではありません。ですが、「高い技術力がないと無理」というわけではありません。
むしろ大切なのは、半導体への強い興味と「もっと良い製品をつくりたい」という情熱です。こうした想いがある方なら、未経験からでも十分に挑戦できる可能性があります。
まずは業界の現状を正しく理解し、自分の強みや適性を見極めながら、着実に準備を進めましょう。
そして会社選びでは、仕事内容や将来目指せるポジションまでしっかり確認することが、後悔しない転職のカギです。
とはいえ、こうした詳細な情報はインターネットだけではなかなか手に入りません。だからこそ、半導体エンジニアの求人や企業事情に詳しい転職エージェントを活用することを強くおすすめします。
プロのサポートを受けながら、自分に合った会社と出会い、新しいキャリアを自信を持ってスタートさせましょう。








