RPAエンジニアの将来性・キャリアパスは?未経験から転職する際のポイント
[最終更新日]2024/08/16
IT技術の高度化に伴い、事務を中心とした作業を自動化する「RPA」が活用されるようになりました。
時流に合った職種ということもあり、RPAの開発に携わるRPAエンジニアを目指したい人も多いのではないでしょうか。
RPAエンジニアは年収も高く将来性のある職種ですが、あなたが活躍するためには仕事内容やスキルを身につけることが欠かせません。
本記事ではRPAエンジニアの転職を成功させるポイントについて、詳しく解説します。
目次
1)そもそもRPAエンジニアとはどんな仕事?
RPAエンジニアとはITエンジニアの職種の1つで、定型的な業務を自動化する「RPA」のシステム開発に携わります。
事務作業を代替するシステムを組むことは、代表的な業務です。
また業務の特性から、BtoBの案件が中心となることも特徴に挙げられます。
企業はRPAの導入により人手で行う仕事を代替でき、人手不足や採用難の解決と人件費の削減を両立できます。
加えて業務効率化を推進し、限られた人材の有効活用につなげる効果も期待できます。
RPAエンジニアは、企業の発展を助ける重要な職種といえるでしょう。
RPAエンジニアの主な仕事内容
RPAエンジニアの仕事内容は、大きく3つに分けられます。
RPAエンジニアの主な仕事内容
- #1 業務のコンサルティングと要件定義
- #2 RPAソフトウェアの設計と開発
- #3 リリース・運用・保守
業務のコンサルティングと要件定義
自動化すべき業務の選定と自動化する範囲や手法を決めることは、RPAの開発において大変重要なポイントです。
担当者へのヒアリングなどを行い、問題点の把握と現行の業務分析を行った上で改善方法を提示します。
どの業務にRPAを導入すると効果が高いか、優先順位をつけて提案することも必要となるでしょう。
あわせて業務の進め方や経営的な視点で、コンサルティングをする場合もあります。
その上で、RPAの要件定義を行います。
システム自体の要件ももちろんですが、時間の短縮や費用の削減など、効率化の指標立てもRPAエンジニアが担当します。
他のシステムとの連携を考慮しなければならないケースも少なくありません。
RPAソフトウェアの設計と開発
RPAに必要な機能を漏れなく効率的に開発するためには、設計が重要です。RPAの設計は処理の流れを可視化する「シナリオ設計」が主体です。
設計をしっかり行えているかどうかは、RPAソフトウェアの品質を左右します。
必要な処理が漏れなく正しく行われるか、また他のシステムとの連携は十分か、注意を払うことが求められます。
設計後は、RPAソフトウェアの開発に移ります。
他のシステムと異なり、開発にはRPAツールを活用したローコード開発が主流 です。一方で複雑な処理を行わせる場合など、プログラミングのスキルを要する場合もあります。
参考:日経BP「ノーコード/ローコード開発」
INTLOOP「RPAエンジニアとは?~仕事内容、必要なスキル、将来性、年収相場、求人需要~」
リリース・運用・保守
RPAソフトウェアが完成したらリリースを迎え、業務で使われることになります。
リリースを控えた段階で実施されるトレーニングや運用マニュアルの作成も、重要な業務に挙げられます。
リリース後もRPAエンジニアの仕事は続きます。
本稼働後はどうしても不具合が出てしまいますので、業務を止めないよう速やかに対応しなければなりません。
加えて、RPAの機能強化や機能追加も重要な仕事内容に挙げられます。また関連するソフトウェアのバージョンアップへの対応も必要です。
2)RPAエンジニアの平均年収や今後の需要は?
RPAエンジニアの平均年収
RPAエンジニアの平均年収は、求人ボックスで公表されています。2024年6月時点での金額を、以下に示しました。
項目 | 金額 |
---|---|
平均年収 | 549万円 |
ボリュームゾーン(対象者が最も多い金額) | 445万円〜532万円 |
全体の給与幅 | 358万円~1,054万円 |
出典:カカクコム「求人ボックス給料ナビ RPAの仕事の年収・時給・給料情報」
RPAエンジニアは平均年収が高めであるだけでなく、給与の下限値も高いことが特徴です。
これは未経験者でも多くの年収が得られる可能性があることを示しています。
実際に未経験者が期待できる年収額は400万円~500万円程度と、高めの額になっています。
経験者ならば給与はより多くなり、スキルが高い人の年収は1,000万円を超える場合も珍しくありません。
RPAエンジニアの今後の需要・将来性は?
RPAエンジニアは現時点でも需要が多く、将来性も高い職種です。
その理由はRPAが業務を自動化することにより、以下の課題を解決できるためです。
- 定型的な業務を自動化することで、ミスを減らせる
- 人手不足や人件費高騰への対応策となり、人員が減っても業務の質を維持できる
さらにAIを活用して課題や問題を発見し、対応策を自動的に考え実行する「RPA3.0」の実現も予測されています。
このためRPAの需要は増加し、システムをつくるRPAエンジニアの将来性も高くなるでしょう。
もっともこれから増加するRPAの活用シーンは、より高度な領域となります。
エンジニアに必要なスキルも高くなりますから、能力の向上は欠かせません。これから紹介する「RPAエンジニアに求められる4つの知識・スキル」を参考に、スキルアップに努めましょう。
参考:
インターノウス「RPAエンジニアに必要なスキルとは?仕事内容・年収・将来性まで」
イーセクター「RPA3.0の時代は来るのか?」
RPAエンジニア「やめとけ」という口コミがある理由
「RPAエンジニアやめとけ」という口コミがあるのは、いくつかの理由が考えられます。
理由① 「プログラミング不要」という誤解
RPAツールはノーコード・ローコードで開発できるものが多く、プログラミングスキルが不要というイメージがありますが、実際には効率的で安定した動作をするRPAを作るには、プログラミング的な思考や、場合によってはプログラミング言語の知識も必要になります。
理由② 「単純作業の自動化」という誤解
RPAは単純作業の自動化だけでなく、業務プロセスの改善やシステム連携など、幅広い業務に対応します。そのため、RPAエンジニアには業務知識や課題解決能力、コミュニケーション能力なども求められます。
理由③ RPAツールの進化
AIとの連携: RPAツールはAIとの連携が進み、より高度な自動化が可能になっています。そのため、RPAエンジニアにはAIに関する知識も求められるようになり、学習コストが高くなっています。
理由④ キャリアパスの不明確さ
専門性の確立: RPAエンジニアはまだ新しい職種であり、キャリアパスが明確に確立されていないと感じている人もいます。しかし、これらの課題はRPA業界全体で認識されており、改善に向けた取り組みも進んでいます。
ただし、「RPAエンジニアやめとけ」という口コミは、一部の人の意見であり、先述のとおりRPAエンジニアの仕事にはやりがいや将来性もあります。
今後も需要が高まる分野であり、スキルアップやキャリアアップの機会も豊富のため、上記の口コミとその理由だけでRPAエンジニアへのキャリアを諦めるべきではないでしょう。
3)RPAエンジニアに求められる4つの知識・スキル
RPAエンジニアで活躍しようと思う場合、求められる知識やスキルは以下の4つにまとめられます。
RPAエンジニアに求められる4つの知識・スキル
いずれもRPAソフトウェアを適切に開発する上で、欠かせないポイントです。それぞれの重要性と必要な理由について、詳しく確認していきましょう。
プログラミングやシステム開発に関する知識
RPAエンジニアに求められる代表的なスキルとして、プログラミングやシステム開発に関する知識が挙げられます。
プログラミングスキルが必要な理由は、品質の高いシステムを作るためです。
RPAはローコード開発ができるため、結果として1行もプログラミングせずに済むかもしれません。
しかし内部でどう動いているかを知り、不具合の起きにくい開発をするためには、プログラミングの知識が必要です。
またRPAシステム開発の進め方は、一般的なシステム開発の手法とほぼ同じです。これまで経験したシステム開発の経験を活かせるとともに、RPAエンジニアにおいてもシステム開発に関する知識が求められます。
業務の分析を行い、改善方法を提示できるスキル
RPAは単に人力を機械に置き換えるのみならず、業務改善を目的として導入されるものです。
このため現状の業務を把握したうえで分析を行い、業務を進める際の課題や改善方法を提示できるスキルも求められます。
顧客企業が気づかない課題も見つけてアドバイスできるレベルになると、仕事の醍醐味を感じられるようになるでしょう。
そのうえで改善すべきポイントをどのようにRPAへ組み込むか、方法を提示することが求められます。
顧客企業からは、さまざまなリクエストが寄せられることでしょう。
それぞれの要望が効率化に資するかどうかチェックしたうえで、最善の結果となるよう顧客と協議するスキルも求められます。
Excel VBAに関する知識
RPAを作る際には、Excel VBAの知識や開発経験も役立ちます。
どちらも業務を効率化する目的で使われるため、VBAで経験したノウハウをRPAの開発でも活かせることがその理由です。
経験者であれば効率化の急所を把握しやすいことも、VBAの経験を有するメリットといえるでしょう。
またRPAではビジュアル画面での操作が中心となりがちですが、VBAではプログラミングも必要です。このためVBAでの開発経験をお持ちであれば、内部でどのように動作しているか理解しやすくなります。
RPAツールの選定・操作スキル
RPAの開発には、RPAツールがよく使われます。このため、RPAツールの操作をマスターしておくことも必要なスキルに挙げられます。
RPAツールの種類は、1つではありません。RPAエンジニアは各製品の特徴をよく理解したうえで、適切な製品を選定する必要があります。代表的なRPAツールには、以下のものが挙げられます。
RPAツール | 説明 |
---|---|
WinActor |
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UiPath |
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Blue Prism |
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Automation Anywhere |
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Kofax RPA (旧Kapow) |
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WorkFusion |
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製品によっては「UiPath Automation Cloud コミュニティ」など、個人で利用できる ものもあります。オンライン講座やトライアルでの利用も、RPAツールを学ぶ方法のひとつです。
参考:
UiPath「UiPath Automation Cloud」
4)未経験からRPAエンジニアへの転職で意識すべき4つのポイント
未経験からRPAエンジニアへの転職を実現したい人は、以下のポイントを意識して転職活動を進めることが重要です。
いずれも良い職場を見つけるだけでなく、仕事で認められるために欠かせないポイントです。
RPAエンジニアへの転職で意識すべき4つのポイント
RPAエンジニアに必要な経験・スキルの棚卸しをする
RPAエンジニアに必要なスキルのなかには、以下のようにコンサルタントやSE、実務担当者といった職種と共通する項目も少なくありません。
必要なスキル | 理由・スキルの説明 |
---|---|
業務の分析や改善方法のコンサルティング | RPAを導入する際には、現在の業務プロセスを詳細に分析し、自動化が適用できる部分を特定する必要があります。効率的で効果的な自動化が実現できます。 |
開発方法の選択やスケジュール管理 | RPAプロジェクトの成功には、適切な開発手法を選び、プロジェクトの進行状況を管理することが不可欠です。期限内に高品質な自動化ソリューションを提供できます。 |
良いテストケースの作成方法 | RPAの導入では、正確な動作を保証するためにテストが重要です。良いテストケースを作成することで、バグや問題を早期に発見し、品質を確保できます。 |
業務固有のルールや、守るべき法令の把握 | 各業務には固有のルールや法令があります。これらを正確に理解していないと、法令違反や業務の誤操作を引き起こす可能性があります。RPAはこれらのルールを遵守する必要があります。 |
業務改善に取り組んだ実績 | 業務改善の経験は、RPAの導入プロジェクトにも活かせます。実績があることで、実効性の高い改善策を提案しやすくなり、プロジェクトの信頼性も高まります。 |
さまざまな経験を活用できる点がRPAエンジニアの特徴ですから、経験やスキルの棚卸しは重要です。
プログラミングスキルといった技術的な項目はもちろん、それ以外の項目でもシステム開発に関連するものは積極的にピックアップしましょう。
まとまった時間を取りこれまでの経験をしっかり振り返ることは、満足ゆく転職の第一歩となります。
AIに関する知見も深めておくと付加価値が上がる
RPAエンジニアは、AIに関する知見も深めておくと付加価値が上がり、より良い仕事を目指せます。
それはRPAのレベルが上がると、AIに関するスキルが求められることが理由です。
もしRPAの用途が定型作業の自動化にとどまるならば、AIの出番はありません。しかし以下の用途に用いる場合は、AIが活躍する場面があります。
- ビッグデータを用いて状況に応じた判断を行い、データを処理する
- AIを用いた戦略立案を行い、意志決定をする
RPAでより高いレベルのアウトプットをさせたいならば、AIの活用が必要というわけです。
AIの知識やシステムを組むためのスキルを身につけておくことで、活躍の場が広がります。
オンライン講座の活用や資格の取得で技術力の向上を
もしRPAツールの使い方がわからないなど、RPAエンジニアとして働くためのスキルが不十分な場合は、あらかじめ技術力の向上を図らなければなりません。
スキルを学ぶ方法はさまざまですが、オンライン講座の活用はおすすめする方法のひとつです。
動画で学ぶことで実際にどう動くか、どのような点に注意すればよいかなどを把握でき、効率よく学ぶことが可能です。
またNTTデータ「RPA技術者検定」の取得も、技術力を示す1つの方法です。
RPA技術者検定は、アソシエイトとエキスパートの2つのレベルに分かれています。アソシエイトに合格すると基本的な使い方のスキルを、エキスパートに合格すると自動化対応やシナリオ作成・変更のスキルを証明できます。
参考:
NTTデータ「RPA技術者検定」
ITエンジニアの転職支援実績が豊富な転職エージェントを活用する
ここまで解説した通り、RPAエンジニアに必要なスキルは他の職種と大きく異なる面があります。
適切な企業に就職できなければ、早期の離職につながりかねません。またスキル面がクリアしていても、業務内容や社風などのミスマッチも起こる可能性があります。
このような事態も、できるだけ防ぎたいものです。
適切な就職につなげるためには、ITエンジニアの転職支援実績が豊富な転職エージェントを活用し、ご自身に合った職場を一緒に探すことをおすすめします。
IT業界に強い転職エージェントはRPAエンジニアの案件を多数持ち、適切な企業を紹介してもらえることが強みです。良い職場を、一人で探すよりも短期間で見つけられるでしょう。
5)未経験からRPAエンジニアへの転職におすすめのエージェント
ここからは、未経験からRPAエンジニアとして活躍できる職場への転職を検討している人向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもRPAエンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3つ登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
リクルートエージェント
RPAエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
RPAエンジニアの転職支援にも強く、2024年6月時点のRPAエンジニア向け公開求人数は約2,900件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
RPAの開発領域はまだ新興分野ですので、ネットで収集できる企業情報は限りがあるでしょう。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにRPAエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
RPAエンジニアの公開求人数 | 約2,900件(2024年6月現在) |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
特徴 |
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対応エリア | 全国 |
RPAエンジニア求人数 | 約600件(2024年6月現在) |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する転職エージェントです。
同サービスの特徴としては、アドバイザーの殆どが「エンジニア実務経験者」であること。IT業界についてエンジニアリングの技術的な事柄についても通じた担当が付いてくれる可能性が高いです。
レバテックキャリアRPAエンジニア転職おすすめポイント
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意とし、ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社担当より)。
引用元:レバテックキャリア公式サイト
「RPAのエンジニアリングをどういった事業分野で発展させていくか」についてしっかり把握して転職活動をするうえで、自分だけの調査・研究では不安だという人はレバテックキャリアのサポートが役立つでしょう。
特徴 |
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RPAエンジニア求人数 | 1,300件(2024年6月現在 公開求人のみ) |
doda エンジニアIT
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
doda ITエンジニアは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
ITエンジニア系のエージェントは都市部に特化したところが多い中、doda ITエンジニアは都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
まずは自分でRPAエンジニアの求人をじっくりチェックしたい人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスを利用できます。
dodaエンジニアITのRPAエンジニア転職おすすめポイント
RPAエンジニアに関しての求人は約2,000件と、非常に多く取り揃えています(2024年6月現在)。
また、doda ITエンジニアでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、その際にRPAエンジニアへの志向をPRしておくことにより、希望する条件にマッチする企業からのスカウト・オファーが届く可能性を高められるでしょう。
dodaエンジニアITの特徴 |
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対応エリア | 北海道・宮城・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡 |
RPAエンジニア求人数 | 2,000件(2024年6月現在) |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートは総合型転職エージェントですが、中でも「IT・Web・ゲーム業界」の支援実績の豊富な転職サービスです。
エリアごとに特化したキャリアアドバイザーがいるので、対応エリアの付近の企業を探したい人にもメリットがあります。
ワークポートRPAエンジニア転職おすすめポイント
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにRPAエンジニアにジョブチェンジを検討している人は、ワークポートの担当から積極j的な支援を受けられる可能性があります。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」スタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
特徴 |
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対応エリア | 東京・埼玉・横浜・千葉・仙台・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・札幌 |
RPAエンジニア求人数 | 約1,000件(2024年6月現在) |
まとめ)努力を重ねられる人なら、RPAエンジニアの将来は明るい
RPAエンジニアは案件も多く、はじめから高度な技術レベルを求められないことはメリットです。年収が高めなことと将来性が高いことも、脚光を浴びる理由に挙げられます。
一方でRPAに求める要件は上がり続けているため、いつまでもなりやすい職種というわけにはいきません。
AIなど、新しい技術への対応も求められることでしょう。これを裏返すと、スキルアップへの努力を惜しまない人ならば、RPAエンジニアになっても将来は明るいといえます。
RPAエンジニアになり活躍するためには、良い職場に出会うことが重要です。転職エージェントを積極的に活用し、より良い未来を築きましょう。