パチンコ機器販売の営業から、スーパーマーケットの店長に転職して。|私の転職体験談
転職前
- 職業
- パチンコ機器販売
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 7人
- 年収
- 300万円
転職後
- 職業
- スーパー店長
- 職種
- サービス
- 従業員規模
- 20人
- 年収
- 280万円
目次
ブーさんの転職ストーリー
1これまでの私
人生の半分を、パチンコ業界に捧げて。
前職はパチンコ店の店員でした。
大学の頃にアルバイトで始めて、25歳の時に社員になりました。
「パチンコ店」と聞くと、なんとなく怖い場所、というイメージを持たれることも多くて。
たしかに、ちょっと穏やかじゃない時もあるにはありますけど笑、私自身は楽しく働いていました。
そしてアルバイトの頃から数えてあっという間に20年が経ち、38歳の時に、パチンコ機器の販売会社に営業職として勤めるようになりました。
人生の半分を、パチンコ業界で費やしてきたわけです。
パチンコ機器の販売会社とは
パチンコ機器の販売会社は、パチンコ店に対して遊技台や周辺機器、関連サービスを提供する企業です。
主な業務は、最新のパチンコ台やスロット台の販売・レンタル、メンテナンスサービスの提供などです。
また、パチンコ店の運営支援として、売上分析システムや景品管理システムの提案も行い、店舗運営の効率化や集客支援をサポートします。
パチンコ機器販売会社の営業職の仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
新機種の提案・販売 | パチンコ店に対して、新機種のパチンコ台やスロット台を提案・販売します。業界トレンドを踏まえた提案で、店舗の売上向上をサポートします。 |
レンタル機器の提案 | パチンコ台のレンタルサービスを提案し、店舗運営のコストを抑えつつ最新機種を提供します。レンタル期間や条件の調整を行います。 |
機器のメンテナンス提案 | 機器の保守・メンテナンスサービスを提案し、トラブル時の対応や定期的な点検をサポートします。故障や不具合に迅速に対応します。 |
店舗運営サポート | 売上分析システムや景品管理システムなどを提案し、店舗運営の効率化を支援します。 |
アフターサポート | 販売後のフォローアップとして、機器の使い方や問題解決をサポートします。長期的な取引関係を築くため、顧客とのコミュニケーションを大切にします。 |
生活は夫婦二人。
副業もしていましたので、生活に困ることはありませんでした。
趣味はパチンコ、と言いたいところなのですが、私自身はほとんどやったことがありません。
漠然と、将来は経営者になりたいな、なんて目標もありつつ。特に不自由なく毎日を送っていました。
2転職のきっかけ
斜陽産業、不況の波に抗えず。
そんな私にも、転職のきっかけが訪れたのです。
それはズバリ、パチンコ業界の不況の波でした。
不況の渦中にあっては、たとえ老舗のメーカーであっても続々倒産・閉店する時代。
当然、店が無くなれば機器を売る需要も無くなります。
営業の機会自体が、めっきり減っていきました。
その煽りを受け、従業員全員の給与もガクンと下げられてしまって。
ちょっとこれはマズイ事態だな、と思ったのでした。
あわせて読みたい
- あなたの会社の「将来性」は大丈夫?企業の将来性を確認するポイント4点
- インターネットの普及やニーズの多様化により、常にビジネスはスピーディで途絶えることなく複雑に変化し続けています。そういった背景もあり、ご自身の企業の「将来性」が気になる方は多いのではないでしょうか?会社の将来性を確認するポイントや、そもそも会社に依存しない働き方などについてご紹介します。...
3転職活動中
「他業界への転職は絶望的」と告げられて。
40歳を手前にしての転職は不安しかありませんでした。
ましてや風前のともしびであったパチンコ業界での経験など、果たしてどれだけ社会に需要があるでしょうか。
転職エージェントには「他業界への転職はかなり厳しい」と言われました。
ハローワークに通い、遮二無二仕事先を漁る日々が始まりました。
しかし結果は散々なもの。
気持ちはほとんど挫けていました。
そんなとき、ふと妻のことを思いました。
妻は数年来、スーパーでパートをしています。
スーパーもパチンコも、考えれば同じサービス業。「もしかしたら、この分野ならいけるんじゃないか?」と思ったんですよね。
まあ、なんとも単純な発想ですが笑。
あわせて読みたい
- スーパーマーケットの正社員になるには? 仕事内容と未経験から転職のポイント
- スーパーマーケットに正社員として転職する際に知っておきたいポイントを解説します。転職するにあたって意識しておきたい点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。...
4転職後
転職後の私。変わったこと、思ったこと。
ハローワーク経由で、スーパーの店長の求人を見つけました。
いずれは幹部候補にもなれる、という部分も目を惹きました。
スーパーの店長とは
スーパーの店長は、店舗全体の運営を管理する責任者で、売上の向上やコスト管理、従業員のマネジメントを行います。
その他、予算管理や売上目標の達成に向けた戦略立案、店舗スタッフの教育・指導など、幅広い業務を担当します。
スーパーの店長の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
売上・予算管理 | 店舗全体の売上を管理し、月ごとの売上目標を設定します。予算の使い方を調整し、売上向上に向けたプロモーションや施策を企画・実施します。 |
商品の仕入れ・品揃え管理 | 地域のニーズや季節に応じた商品を仕入れ、売り場の品揃えを調整します。常に魅力的な商品を提供し、在庫の適正管理も行います。 |
従業員の管理・教育 | 店舗スタッフのシフト管理や業務分担を行い、働きやすい環境を整えます。スタッフの教育や指導を通じて、サービス向上を図ります。 |
顧客対応 | 顧客からの問い合わせやクレームに対応し、満足度を高めるために迅速で適切な対応を行います。顧客の声を店舗運営に反映させることも重要です。 |
店舗運営の改善・戦略立案 | 店舗の運営状況を分析し、売上や集客を増やすための戦略を立案します。マーケティング施策やイベントの企画も担当します。 |
職場は若いアルバイトと年配のパートのどちらかの世代しかいませんでした。
どちらにも属していない私は、はじめのうちはなかなか気まずい思いをしました。
さらに言うと、スタッフ同士の仲も、決して良いとはいえない環境で。
その余波なのか、私も年下のアルバイトから、かなりぞんざいな扱いを受けていました。
まぁ、なめられてるんでしょうね。
あわせて読みたい
- 職場の人間関係に悩んだら。しがらみに疲れてしまわないための対策
- 毎日のように顔を合わせる職場の上司や同僚との人間関係に悩みを抱えていると、仕事そのものが辛く感じてしまうものです。職場の人間関係で悩んだり疲れたりしているとき、その苦しみを解消するためのヒントを紹介します。 ...
5その後、どうなったか。
これから先目指したいこと。
たとえいくつ年齢を重ねたところで、未経験の分野では皆新人です。
それを改めて思い知らされた転職でした。
やはり年齢が若ければ若いほど、頭の回転も速いですし、伸びしろもあります。
年下に指導されるのは、はじめは複雑な気持ちでしたが、社会人としての初心を思い出すいいきっかけにもなりました。
とにかく今は、がむしゃらに頑張っていこうと思っています。
今後は早くいとこ仕事を覚えて、お店の経営の中核を担える存在になれたらと思います。
また、よいお店はよい人間関係から始まるとも思っています。
それでいうと今の職場環境は看過できない状況にあるので、人間関係の再構築にも注力していきたいです。
あわせて読みたい
- 人脈を広げるメリットは?社会人からの人脈作りについて
- 本記事では、人脈を広げることで得られるメリットや人脈づくりのポイント・注意点について解説しています。人脈を広げたいと感じている人は、今後の人脈づくりに向けてぜひ参考にしてください。 ...
参考:40代~50代の転職支援に積極的な転職エージェント[PR]
ヒューレックス
-
公開求人数 約2.5万件(2024年9月時点) 対応職種・業種 全職種・業種 特徴 - 地方への転職支援に強い
- 地元の優良企業を紹介してもらえる
- Uターン・Iターン転職もサポート
公式サイト https://www.hurex.jp/
宮城・東京・名古屋・大阪・福岡・沖縄に拠点を持ち、各地で独自の求人紹介を展開する転職エージェントです。
大手転職サービスにはない「独占求人」を抱えており、また40代・50代といったミドル世代の転職者にも積極的な支援をしています。
「他の転職エージェントを利用したが、年齢がネックであまりしっかりサポートをしてもらえなかった」という人におすすめのサービスです。