【転職体験談】正社員事務がきつい。だから派遣事務へ。そしてまた正社員へ。
転職前
- 職業
- 派遣社員
- 職種
- 事務職・営業補助
- 従業員規模
- 500人
- 年収
- 250万円
転職後
- 職業
- 食品会社
- 職種
- 事務職
- 従業員規模
- 1,000人
- 年収
- 300万円
目次
あーちゃんさんの転職ストーリー
1これまでの私
忙しい正社員よりも「きっちり時間通り」の派遣がいい。
転職をしたのは今から2年ほど前になります。
当時私は、派遣社員として働き始めて3年目という状況でした。
仕事は事務の仕事と、営業さんの補助のようなこともしていました。
派遣の悩みと言えば、やっぱりお給料のことです。
当時は親元を離れて一人暮らしをしていたんですけど、少しずつ少しずつ貯金を切り崩していくような生活をしていました。
それでも派遣の仕事にこだわっていたのには理由があって。
新卒で正社員として入社した会社があったのですが、そこが大変なブラック企業で、働きすぎで体を壊してしまったんです。
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それでも、働かなければ生活はできません。
そう思ったときに、基本定時で帰れる派遣の仕事に魅力を感じたのです。
正直、それ以外の理由が持てていなくて。
仕事も別に楽しくないし、「別に私じゃなくてもできる仕事なんだろうなぁ」と思いながら毎日を過ごしていました。
そんな私の生きがいは、休日に恋人と過ごすことくらいでした。
参考:派遣社員と正社員の違い
項目 | 派遣社員 | 正社員 |
---|---|---|
雇用形態 | 派遣会社との契約に基づく雇用 | 企業との直接雇用 |
雇用期間 | 一定期間(契約期間ごとに更新。また、一つの職場で働く最長期間は3年) | 基本的に無期限(定年まで) |
給与 | 時給制が多い | 月給制が一般的 |
福利厚生 | 派遣会社の提供する福利厚生 | 企業の提供する福利厚生(健康保険、厚生年金、休暇など) |
昇給・昇進 | 昇給・昇進はあまり期待できない | 業績や勤務態度に応じて昇給・昇進の機会がある |
仕事内容 | 派遣先企業の指示に従い、特定の業務を担当 | 企業全体の業務を幅広く担当 |
雇用の安定性 | 契約期間終了後の雇用は保証されない | 高い(業績や経営状況によるが、基本的に長期雇用) |
労働条件の交渉 | 派遣会社を通じて行う | 企業と直接交渉 |
業務の柔軟性 | 業務内容が固定されていることが多い | 幅広い業務を経験できる |
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2転職のきっかけ
やっぱり、正社員の方が良いかもしれない。
転職のことを意識しだしたのは、私がもうじき30歳を迎えようとしていた頃です。
「今の働き方でこの先も大丈夫かな…」と不安になったのです。
体調的にも、新卒の会社を辞めてからは随分と良くなっていましたし、「良い会社を見つけて、また正社員として働こうかな」という気持ちが芽生えていました。
もう一つは生活に大きな変化があったことも関係して。
恋人と別れてしまったんです。
その人とは結婚も意識していたので「人生の生きがい」みたいなものが無くなってしまった感じでした。
だから当時は、(もういまの私には仕事しかない…)という心境でした──そんな感じでした。
3転職活動中
今回の転職は、自分ひとりの力で頑張りたい。
女性専用の転職サイト「LIBZ」に登録をして、転職活動を始めました。
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でも気になるところに応募してみても、書類で落とされることがほとんどでした。
何とか気持ちを奮い立たせて続けていましたが、内心はものすごく焦っていました。
でも同時に、心が鍛えられたとも思います。
最終面接まで進んだのに落とされるなんて時は、ほとんど悟りを開いたような心境でした。
転職エージェントにも登録しようか悩んだのですが、 何となく、自分一人の力で頑張ってみたい気持ちでした。
一度、両親に転職の相談をしようと思ったんですけど、
- 母
-
「何? また諦めるの?」
と言われて。
新卒の時とは違って前向きな転職のつもりだったんですけど、あんまりよい顔はされませんでした。
「こうなったら自分一人でやるっきゃない!」
そう思うのも無理はない、ですよね?
転職活動を始めて4ヵ月後、どうにか事務職正社員で内定をいただけました。
参考:転職の書類選考で落とされる主な理由
理由 | 説明 |
---|---|
経験不足 | 求められるスキルや経験が不足している。 |
レジュメの不備 | レジュメの内容が不完全で、情報が不足している、またはフォーマットが適切でない。 |
求人要件との不一致 | 求人情報に記載された要件と応募者のスキルや経験が一致していない。 |
他の応募者との競争力不足 | 他の応募者の方がより適切なスキルや経験を持っている。 |
転職理由が不明確または不適切 | 転職の理由が明確でない、または動機が不適切と判断される。 |
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4転職後
正社員事務職としての再スタート。ほどほどの緊張感。
新しい職場で、私が配属された部署はほとんどが女性。
なので打ち解けるのも早かったですね。
そして何より良かったなと思うのが、仕事にやりがいを感じられるようになったこと。
派遣社員と正社員では、当然ですが責任の大きさが段違いです。
ほどほどの緊張感と、一仕事終えた後の達成感が新鮮で。
- 私
-
(あ、私いま、仕事をしている!)
って感じます。
職場で面倒なことも多少はあります。
職場には、いわゆる「お局様」がいらっしゃいました。
どうやら私のことが気に入らないご様子で、ネチネチ言われることもしょっちゅうでした。
けれど正社員になったことの安心感には変えられないと思うので、うまくストレスの発散法を見つけていきたいと思っています。
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5その後、どうなったか。
私に合った働き方は、正社員?派遣?…それとも、複業?
転職ってもう、
「思い立ったが吉日!」
みたいなところがあると思います。
それまでの生活が変わってしまったりっていう怖さはもちろんあって、でもそれに怖気づいていると「やっぱりまた今度にしよう」と、いつまでも先延ばしにして結局転職しない、なんてことにもなってしまうんじゃないかな、と思います。
どちらがいいのかは人それぞれかもしれませんけど、私は、そんなのは嫌です。
思い切って行動することによって、今よりもっと楽な生活が待っていることもあります。
それは私が身をもって体験しましたし、これは多くの人に伝えたいですね。
自分の気持ちに正直に生きることが大切だと思います!
◇ ◇ ◇
正社員は頑張りによって給料が上がるのが、やっぱりいいところですよね。
ただ今は、目の前の仕事を正確にこなしていくことと、色んな知識をつけて先のキャリアアップに繋げていきたいと思っています。
あと密かな野望として、職場のお局上司より出世して、ギャフンと言わせてやりたいです。
あとは、手近なところで言えば副業ですかね。
今は給料の足しくらいなもので、クラウドソーシングサイトに登録しているんですけど
結構、ネット上の繋がりみたいなものもできてきたので、何か大きなことはできないかなと模索中です。
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まだまだ、私の社会人ライフは始まったばかり。
自分のやりたいことに貪欲に、これからも生きていこうと思います。
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