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私の転職体験談:歯科衛生士の主任になって、リストラを受けて。私の精神が壊れてしまわないように。

ぺったん さん(女性 36歳 北海道)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
歯科医院
職種
歯科衛生士
従業員規模
7人
年収
280万円

転職後

AFTER
職業
歯科医院
職種
歯科衛生士
従業員規模
5人
年収
220万円

目次

ぺったんさんの転職ストーリー

1これまでの私

4年前の当時、仕事面も私生活もボロボロの状態でした。

歯科衛生士の職場シーン

転職をしたのは、4年前のことです。
私は、歯科衛生士として歯科医院に勤めていました。

私は未婚で、ちょうどその頃 長らく暮らしていた実家から一人暮らしをはじめました。

一人暮らしだったので、いつも寂しい気持ちでした。

仕事にやりがいは感じていたんですが、生きがいではありませんでした。

当時は仕事面も私生活もボロボロの状態でした。

勤め先の歯科医院では人間関係に悩み、私生活では長らくお付き合いしていた男性とも別れてしまい、(なぜ私は生きているんだろう)と思っていました。

何かの拍子で自殺していたと思います。

それぐらい、精神的に追い込まれていました。

嫌なことから逃げようとパチンコに嵌まってしまったのも、この頃からでした。

2転職のきっかけ

ある日突然、医院の先生から言われた言葉。

ある日突然、リストラを受けて

以前の歯科医院には2年半勤めていました。

入った当時は歯科衛生士がいない状態だったので、すぐに重宝される存在になりました。

その後、初勤務から半年で主任になったんです。

思い返すと主任になったのをきっかけに、四面楚歌になったと思います。

主任になったことで、仕事の質を高めようと努力をし始めたんです。

私は仕事に妥協したくないので色々ときついことを歯科助手に言いました。

何度言っても直らないので、何度も注意していました。

次第に歯科助手に陰口を言われ始めるようになったんです。
歯科助手が私の注意したことを、誇張して先生に吹聴していました。

歯科助手の言ったことを全て鵜呑みにした先生から、ある日突然

医師

「──悪いんだけど、辞めてくれないか」

と言われました。

3転職中

転職活動を、する気になれなくて。

転職活動を、する気になれなくて。

退職後は精神的に辛かったので、とてもじゃないけど求職活動をする気にはなれませんでした。

実家に帰ろうか本気で考えたんですけど、その勇気もありませんでした。

就職した時に、親が凄く喜んでくれたんです。

実家で長らくニート暮らしだった私が立ち直ったと思ったんでしょうね。

リストラされたとは親にとても言えませんでした。

そんな時に心の支えになったのが、でした。
凄く理解のある妹でずっと仕事も私生活も何でも相談出来る良き理解者なんです。

妹にリストラされたと言うと、一緒になって泣いてくれました。

私のことを心配してくれて、週に1度は住んでいるアパートに来てくれました。

妹と接することで、次第に働く意欲が湧くようになっていました。
求人情報を一緒に探してくれたのも妹でした。

そして私は、その数か月後にとうとう次の転職先を見つけることが出来たのです。

4転職後

転職先の新しい職場で、待ち受けていた状況は。

転職先は、以前と同じ歯科医院の、歯科衛生士

転職先の職場は、また別の歯科医院の歯科衛生士でした。

新しい職場で私は、以前の職場と違って正当な評価をされるようにはなりました。

思い返せば、以前の職場ではだらけるのが当たり前でした。

ですが、現在の職場が「一生懸命働く」のが当たり前。働くことの「気持ちの良さ」を久しぶりに感じることができました。

先生もとても聡明な方で、その点でも助かっています。

何事も片方の意見だけを聞くのではなく両方の意見を聞いてから判断してくれるので、職場での衝突も怖くありません。

職場の環境って結局、実際に働いてみないとわからない部分が多いのでしょう。

ですが、今回の職場は人間関係に恵まれていると思います。

給与の面ではかなり下がったんですが、精神的に楽になったので、これで良かったんだと思っています。

働くことで生きる意欲も湧いてきました。

正直、以前の職場のことを思い出して胸が苦しくなることもあるんですが、今はただ頑張っていきたいです。

5その後、どうなったか。

私の精神が、壊れてしまわないように。

私の精神が、壊れてしまわないように。

リストラを受けた当時は、精神病の一歩手前でした。

胃潰瘍にもなったので、相当ストレスを感じていたんだと思います。

大人になっていじめられるなんて思ってもみませんでした。本当に辛かったです。

挨拶をしても無視されたり、物を隠されたり子供みたいなことをされました。

今思い出しても辛いです。

先生も歯科助手の味方だったので、理解者のいない職場は本当に辛いです。

◇ ◇ ◇

──ここからは、私の心の奥底に未だある、「本音」の部分についてです。

これからはもう、仕事に夢を持たないようにしたい。

これまでは歯科衛生士という職業にプライドがあったけれど、今はもう、ない。

指示されたことを無難にこなすような働き方を、していきたい。

私は何事にも生真面目になりすぎてしまうので、そういう風にしないとまた精神が壊れてしまいそうだから。

それと、早く「お嫁さん」になりたい。

──子供が欲しい。もう働きたくない。

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