教材会社営業から結婚を機に保育士に転職。ライフステージに合った働き方を目指して|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 教材会社
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 500人
- 年収
- 300万円
転職後
- 職業
- 保育施設
- 職種
- 保育士
- 従業員規模
- 1000人
- 年収
- 300万円
目次
はるこさんの転職ストーリー
1これまでの私
「教育に関わる仕事がしたい」──そんな想いで臨んだ就職活動と、就職。
私は大学卒業後に教材会社に就職し、営業の仕事をしていました。
もともと大学では教育学部に所属しており、学生時代は将来教員になることを夢見ていました。
しかし、教育実習のときに、自分にその適正がないことを知り(とてもショックでしたが)、私は教員の道をあきらめ、就職活動の際には「教育関係」の会社に絞って活動をしました。
そして、そこで内定をもらったのがこの会社でした。
- 私
-
(でも、ここできっと私は、教材開発の仕事に携われる…!)
──と思っていたのですが、実際にはほとんどが営業職の仕事でした。
ただ、はじめての社会人生活だったこともあり、学ぶことも多く、はじめはただひたすらに仕事に没頭していました。
- 私
-
(それに、営業で良い結果を残せば、何年かには希望の教材開発の仕事に就けるかもしれない)
そんな淡い期待を胸に、がむしゃらに頑張っていました。
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2転職のきっかけ
「これからは、家事との両立ができる仕事にしよう」
仕事には没頭していましたし、そしてやりがいも感じられていました。
ですが、毎日23~24時頃帰宅し、休みも仕事に出なければならない日々が何年も続いて、だんだんと身も心も疲れ切ってしまいました。
その上、営業の仕事は結果を出さなければならず、営業成績の芳しくなかった私は毎日上司から数字を追及されて怒鳴られました。
そんなプレッシャーからストレスで体調を崩し気味になり、
- 私
-
(私の人生は、このままでいいのだろうか…)
と自問自答する毎日が続きました。
でも、悪いことばかりではなかったです。
ちょうどこの時期に、現在の夫と出会え、辛かった毎日のことを唯一相談できる相手となってくれたのです。
それからも彼に支えられつつ何とか仕事を続けましたが、その後結婚することになって、これを機に
- 私
-
(これからは、家事との両立ができる仕事にしよう)
と、転職することを決意しました。
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3転職中
転職活動で意識した職種は、「保育士」。
転職活動は、自分が想像していたよりもスムーズに進められました。
転職先を見つける上で、手当たり次第に会社を探すのではなくて的を絞り、仕事内容や給料よりも、「これから結婚や出産後も続けられる仕事かどうか」という視点を最重要視しました。
私はIndeedという転職サイトを使って転職活動をしました。
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いろいろと探す中で、私が意識した職種は「保育士」でした。
なぜかというと、転職活動をしていくうちに、保育園や学童を預かる施設を運営している会社は、女性が多い職場で、かつ、結婚や出産といった女性のライフステージに合わせた働き方に理解があるところが多いことが分かったからでです。
かつ、私は教員免許を持っていましたので、その資格を活かせる仕事ということもありました。
実際に面接で職場の方にお会いすると、ほとんどが女性の方で、かつ仕事と家事との両立をしながら働いていて、自分と同じような境遇の方がたくさんいました。
4転職後
転職して、その後妊娠、出産を経験して──。
私は、「この職場で働きたい」と思える保育所を転職先に選びました。
転職後は以前のような帰宅時間が遅くなったり、休日出勤ががあるようなことは一切なくなりました。
おかげで、仕事とプライベートのオンとオフにメリハリをつけて働けるようになりました。
また、女性が多い会社なので相談がしやすく、何か心配事があると、すぐに誰かに相談できるようになって。
精神的にも、とても楽になりました。
転職して2年後、私は子供を授かりました。
妊娠中も職場の方が優しく気遣ってくれ、つわりなどで体調が優れない時には
- 先輩社員
-
「無理せず休んでいいよ」
と言ってくださったり、時間短縮勤務にしてもらったりととても助かりました。
これも女性への理解がある会社だからこそできることなのでしょう。
本当に転職してよかったと思いました。
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5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。そして、これから目指していきたいことは。
転職して今思うのは、「現在の私の働き方を、過去の大学卒業後の私は全く想像できなかっただろう」──ということです。
特に女性は結婚、出産と様々なライフステージの変化があります。
そして、その変化に合わせて働き方も変えていかなければならない──ということを、今回の転職を機に気づきました。
転職する以前の会社では、男性社員も女性社員もまったく同じ条件で働いていました。
それはそれで大切なことだと思います。ですが、結婚や出産を控えた女性にとっては、長くは働き続けられる職場ではないでしょう。
それから、仕事内容や年収ではなく、「働き方」に焦点を絞って転職活動をしたことも良かったと、振り返ってみて思いました。
決してお給料が以前の会社よりも上がったわけではありませんが、理想の働き方ができているので後悔はありません。
現在、二人の子どもの子育てに真っ最中です。
この経験を活かして、職場でも子育てに悩むお母さんたちに寄り添う保育士になりたいですね。
子供が大きくなって子育てが落ち着いた頃には、今よりもさらにステップアップして保育園の経営に携われるような役職に就けたらいいなと思います。
その際には、自分と同じように家事や育児と仕事との両立で悩む女性に対するフォローや、福利厚生の充実を実現させたいです。
そして、世の中の女性たちが活躍し続ける社会の実現に向けて、少しでも後押しができるよう保育園をたくさん創って、働く女性の手助けができればと思います。
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