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フリーターから介護職へ転職。選んだ仕事は「デイケア」の職場。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
サービス業
職種
クリーニング屋
従業員規模
20人弱
年収
約200万円

転職後

AFTER
職業
介護福祉
職種
介護職
従業員規模
80~100人
年収
約300万

目次

モブさんの転職ストーリー

1これまでの私

学生時代のアルバイト先で、正社員として働いて。

イメージ図:学生時代のアルバイト先で、正社員として働いて。

私は23歳の時、クリーニングの受付のアルバイトをしていた時の会社にそのまま入社して、社員とになりました。

学生時代は遊んでばっかりで、ろくに夢も無くただただアルバイトでお金を稼いで、そのお金を遊びに使っているような学生でした。

家族は3人で両親と暮らしていました。アルバイトも何かをやりたいという思いはなく、家の近くで融通がきく場所を探していました。
将来的にかかわりたい仕事がなにか、どんな職種かも全く決めていなくて。

このままずっとクリーニングの受付をしてていいのかな」という思いは常にあったのです。そんな事を考えていると仕事が面倒くさくなり、今自分が何をしたいのかが全く分からなくなってくる──そんな状況でした

唯一、仕事終わりや休みの日にギャンブルをするのがストレス発散で、癒しでもありました。

2転職のきっかけ

祖母の認知症をきっかけに、介護の仕事についての関心が高まって。

イメージ図:祖母の認知症をきっかけに、介護の仕事についての関心が高まって。

転職しようと思ったのは、祖母の夢遊病や軽いもの忘れなどを両親の話から聞いてからです。──祖母は、認知症でした。

この頃、ちょうどニュースでも介護疲れや高齢者の問題などが頻繁に放送されていて、国中で問題となっているのを自分なりに意識していた矢先のことでした。

これからずっと仕事をしていく上で、この国に必要な仕事は「介護」なんじゃないだろうか──そんな考えが私の中で高まってきていました。

実際に学生時代に運動や健康についての勉強を専攻していたこともあり、

学生の頃の経験・知識がためになるかもしれない・・・そうだ、介護の仕事をやっていくのはどうだろう。

――と思い立ちました。

介護の仕事は人が足りてないという問題やきつい、汚い、危険という3Kというイメージがあるのは承知の上でした。
それでも「求められるのは間違いない」という、確信めいたものも感じていました。同時に体力的に若い時にしかできない仕事だとも思ったのです。

3転職中

反対する人もいて、応援してくれる人もいて──。

イメージ図:

転職活動はとても短い期間でしたが、様々な介護施設の勉強や見学をしたりして色々な施設を見比べることができました。

また独学で介護業界の現状を調べることによって、今必要とされている職種を知ることができました。

クリーニングでの受付をしているなかで、常連のお客様から様々な仕事を紹介していただいたり、大学の頃の講師から様々な仕事を紹介していただきました。

ただ、友人などに「介護の仕事をする」という話をしても、反対されることの方が多かったです。

ですが、人って「反対されると、逆にやる気になる」──というところがありますよね。
友人たちの「介護の仕事は止めておけ」のメッセージは、かえって私の「介護士として頑張ろう」というモチベーションになりました。

その後、私は周りの人の協力、支援のおかげで、介護職の職場を見つけることができました。

その職場とは、「デイケア」(通所リハビリテーション:利用者の方が日帰りで通い、 生活機能向上のための訓練や、食事・入浴などの生活支援を受ける施設)です。
私はそこの施設職員として、介護士のキャリアをスタートすることになりました。

4転職後

気楽に仕事ができる環境で。

イメージ図:気楽に仕事ができる環境で

新しい職場は自分の年齢と同じくらいの人が多くいて、話も合うし気楽に仕事ができるような雰囲気の職場でした。

介護といってもデイケアの仕事は運動を指導するなどの業務がメインで、汚い汚物処理や介助というのは少なかったです。

転職してよかったことは、職場の方々の雰囲気がとても気に入ったことです。高齢者をお客様としている仕事柄、優しい人ばかりでした。

初任給は額面で23万円。地元仲間の給料と比べるとやや低めではありましたが、これから国の政策などで介護職員の処遇改善がされるであろうことを期待しつつ、頑張ろうと思っています。

利用者様と会話するというのは前の職場でもありましたが、ここまで深く長く一人一人と話すとは思っていませんでした。
とても勉強になりますし、教えていただくこともまだまだたくさんあります。

5転職を振り返って

介護の仕事を通して、世の中に貢献していきたい。

イメージ図:介護の仕事を通して、世の中に貢献していきたい

「後悔していること」ですか?──特にありませんね。

あのままクリーニングの受付で人生が終わっていたかもしれないと思うと、転職しなかったことを後悔していると思います。

今回の転職で気づいたことは、仕事の客観的なイメージと実際の仕事は全然違うことです。
一般的に嫌だと思われている職種でも実際に体験してみると違っていて、良い点が多く見つかってくるものだと感じました。

また、やりがいのない仕事をずっと続けることは、長い人生を損してると思いました。
何かやりたいことや貢献したいことを見つけて次のステップへ繋げることによって、多くの人と出会い、多くのことを新たに学ぶことができます。

◇ ◇ ◇

今後は、介護という世間のイメージを変えれるようにしたいです。

具体的に言うと、介護は汚く、きつく、給料が低いというイメージがありますが、介護の悪いイメージばかりでなく、良いイメージを世間の人に持ってもらうことで、介護職員の減少をどうにか食い止めたいと考えています。

給料に関しては、経営側に立ってみないと改善できないこともあるでしょう。
ですので、介護のイメージ改善と高齢者に運動への興味を持っていただき、これからの日本を支えるのは未来の子供達だけではなく、高齢者も加われるように健康的な生活を送ってもらいたいと思っています。

健康な人が多くなると、国としても活気が出てきますし、それは自分の人生を充実させることにもつながる──、最近はそんなことを考えています。

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