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工場勤務からスーパーの販売員へ。直接「ありがとう」と言ってもらえる喜び|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
製造
職種
工場作業員(ライン工)
従業員規模
80人
年収
210万円

転職後

AFTER
職業
スーパーマーケット
職種
販売員
従業員規模
150人
年収
250万円

目次

やまなかさんの転職ストーリー

1これまでの私

製造メーカーのライン作業。仕事にやりがいを持てなかった私。

イメージ図:製造メーカーのライン作業。仕事にやりがいを持てなかった私。

当時私は、ある製造メーカーに勤めていました。
主に航空機内部の部品工程に携わっていました。

元々、あまり就職活動に前向きだったわけでもなくて、働かなければ生きてはいけないからと、比較的倍率も少なかった工場勤務を選んだわけです。

そのようなマインドでしたから、仕事にもなかなか前向きには取り組めなくて。
大小に関わらず、何かミスをしたらこの世の終わりくらいに落ち込んで「やっぱり自分は何もできない人間なんだな」なんて塞ぎこんでいました。

もっぱら、仕事終わりのプライベートな時間に重きを置いていまして、仕事のやりがいは特別に感じてはいませんでした。

(早く終わらないかな…)

そう思いながら、日々仕事をしていました。

ひどくつまらない人生だと、その頃は思っていました。

2転職のきっかけ

ある上司から目をつけられた、私。

イメージ図:ある上司から目をつけられた、私。

私のそんな態度は、周囲をひどくイラつかせていたと思います。
ある上司から、執拗に目をつけられるようになってしまいました。

事あるごとに私の元を訪れては

上司

「お前、目離すとミスしそうだからな。定期的にチェックしてやる」

と言われました。

直属の上司のため、嫌でも毎日顔を合わせなければなりませんし、緊張して必要以上に作業に力が入りすぎてしまうなど、いい事は一つもありませんでした。

また、給与にも不満がありました。
残業も毎日ありましたし、工場作業は体力勝負です。
そのような激務をこなしながらも、給与があまり割に合っていないと感じていたのです。

それらのことが日々蓄積されていき、ある日突然に、

(もうここは辞めて、転職しよう)

そう思ったのでした。

3転職活動中

「誰かの役に立った」と言える仕事に。

私の周りには転職をした友人がたくさんいましたので、そういった人たちからアドバイスをもらえるのはとても有難かったと思います。

なにぶん、働くことに後ろ向きでしたので、転職活動に関してもどう進めたらいいか、まったく見えていない状況でした。

転職の条件は、そこまで求めすぎていたものではなかったと思います。
ある程度の給与がもらえて、働く人の環境が、自分に合っていればそれでよかったのです。

それから、工場関係はできればもうやりたくないな、と思いました。
条件としてはそれくらいです。

ですので、選択肢はたくさん用意されていた状況ではあると思います。

学生時代の頃のアルバイトのこととかも思い出したりして、
接客業と言いますか、直接「誰かの役に立った」と実感できる仕事がいいなと思い、求人を探しました。

ある日地域の求人誌にあるスーパーの販売員の募集があるのを見つけ、さっそく応募したところ、すぐに面接となり、その翌日に内定をいただきました。

転職活動中はとにかく、周囲の人に恵まれていたと感じます。
転職についいてアドバイスをくれた友人、家族、とても感謝しています。

4転職後

「ありがとう」と言葉をかけてもらえること。

イメージ図:「ありがとう」と言葉をかけてもらえること。

言ってしまえば、学生の頃のアルバイトでは、「比較的楽な作業でお金をもらえるから」という理由のみで携わっていた接客業でしたが、
転職して改めて、その仕事の素晴らしさに気づくことができました。

お客様から直接「ありがとう」という言葉をかけてもらえることも、前職では無かった経験です。
社会は人と人とで成り立っていると実感できたのは、転職して一番良かったことだと思います。

給与も、働き始めは前職と大きくは変わりませんでしたが、昇給制度も明確で、
自分がどのくらいの働きをすればより稼ぐことができるようになるのか見えやすかったのも、とても良い点でした。

動機は「お金のため」ではありますが、そのために仕事を頑張ろうと前向きになれたことは、自分にとっての成長だったんじゃないかとも感じます。

5その後、どうなったか。

自分が携わっている仕事が、どのように社会に役立つのか。

イメージ図:自分が携わっている仕事が、どのように社会に役立つのか。

あのまま工場で鬱屈とした気持ちを抱えながら働き続けていたらと思うと、やっぱり怖くなりますね。

私にはやはり、こうしてお客様と直接やり取りすることのできる今の職場の方が、性に合っているのだと思います。

自分が携わっている仕事が、どのような経緯を経て人々の元に届くのか。
前職ではそこが明確ではありませんでした。

現職は自分の頑張りが、そのままダイレクトに店の売上げに繋がることも少なくありません。
そのような意味で「やりがい」を身に染みて感じやすい仕事であると思います。

強いて言うならば、前職で仲の良かった同僚たちと離れてしまったことは、少し心残りです。


今の仕事に就いて、間もなく3年が経とうとしています。

はじめはルーティーンの多かった作業でしたが、今は昇格し、自分で売り場を企画・展開させてもらえる機会も徐々に増えてまいりました。

そのため、今後の目標としては、自分が作った売り場が、お客様の購買意欲を掻き立て、売り上げに繋げられるといいな、と思います。

そしてゆくゆくは商品企画にまで携われるようになれば満足です。

今後は部下も増えていくと思いますので、それらの育成に関しても、手を抜かずきちんと行っていこうと思います。

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