学習塾の講師のつもりが、いつの間にか電話営業メインの業務になって|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 学習塾
- 職種
- 教師
- 従業員規模
- 1000人
- 年収
- 270万円
転職後
- 職業
- 学習塾
- 職種
- 教師
- 従業員規模
- 5000人
- 年収
- 380万円
目次
おおいしさんの転職ストーリー
1これまでの私
生徒の成長が、仕事のやりがい。
神奈川を中心に展開する、小中学生対象の学習塾に勤めていました。
生徒への学習指導、保護者との面談、新規受講生獲得のための営業活動などが主な業務でした。
大学在学中から、教育に携わる仕事がしたいと思っていて、就職活動も教育業界に絞って活動していました。
この仕事のやりがいは、生徒の成長が垣間見える瞬間ですね。
自分の意志で物事を考え、問題を解決していける力。
その力を育てていくために、日々働いていました。
生徒から「勉強が好きになった」と言ってもらえたこともありました。
あわせて読みたい
- 教育業界に未経験から転職するには?代表的な職種と仕事内容、転職成功のポイントを紹介
- これから教育業界への転職を目指す人に、おすすめの職種とそれぞれの仕事内容、転職成功に向けて準備するポイントと押さえておきたい注意点を紹介します。 ...
私の性格は、良くも悪くもマイペースで、創造力を刺激される仕事がしたいと、常に考えていました。
家族構成は両親と弟の4人家族。当時私は一人暮らしでした。
2転職のきっかけ
変わっていく業務体制、そのとき私は。
新卒で入社した当時の会社ですが、徐々に様子が変化していきました。
始めのうちこそ、教育に対する理念や業務内容に深く共感し、入社できたことに満足していました。
しかしそのうちに、日々の仕事の中心が新規受講生獲得のための電話営業ばかりになってしまったのです。
背景には、学習塾の業績不振がありました。
会社の存続のためにもある程度は仕方のないことだと分かってはいたのですが、「現場で生徒を教える」という私の理想と実際の仕事内容は、徐々にかけ離れていきました。
しまいには、授業中にも営業電話をかけるという事態にまで発展し、
- 私
-
(このままでは生徒のことを考えて仕事ができない)
そう思い、とうとう私は転職を決意しました。
あわせて読みたい
- 20代が「会社辞めたい・仕事辞めたい」と疲れた時の対策まとめ
- 20代で会社や仕事を辞めたいと思いながらも、どう判断すべきか分からず迷っている・疲れを感じている人は多いでしょう。この記事では、20代の方が仕事を辞めるか悩んだときに見直したいポイントと、転職に踏み切る際の注意点、そして転職成功の確率を高めるための具体的なアドバイスを紹介します。 ...
3転職活動中
周囲の人たちの支えが、転職成功へ。
働きながらの転職活動となりましたが、普段の就業時間が昼からですので、午前中や平日の休みを利用して活動していました。
仕事に転職活動にと、休んでいる時間がほとんど無かったため、体力的にはかなりきつかったです。
幸運だったのは、職場の皆さんが転職に対して理解を示してくれたことです。
同僚は時に私の仕事をフォローしてくれたり、残業を手伝ってもくれました。
おかげで、同業他社の個別指導塾への内定を無事にいただくことができました。
同僚には、とても感謝しています。
あわせて読みたい
- 転職のことは誰に相談すればいい?転職活動の悩み相談できる場所6つ
- 転職を有意義に進める際は、信頼できる「相談相手」を得ることが何よりも役立ちます。この記事では、転職について相談できる場所をまとめています。転職について誰かに相談したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。...
4転職後
新しい職場では、独創的なアイデアが常に求めらていた。
新しい学習塾でも、営業活動を求められました。
ですが、あくまでメインは授業運営で、かつそこでは独創的なアイデアが常に求められました。
私の性格にも合っていて、職場にはすぐに馴染むことができました。
以前は集団塾でしたが、今の学習塾は個別指導です。
その分、一人ひとりの生徒にかける時間をたっぷりと取ることができます。
集団塾では、生徒皆がライバル同士、という良くも悪くも競争意識の強い環境で、勉強がはかどるという側面がありました。
一方、個別指導塾に通う生徒たちは一見のびのびと勉強をしています。
ですが、内には「志望校に絶対に合格してやる」という熱い思いを秘めている生徒が多く、接していている私も刺激を受けることが多々あります。
5その後、どうなったか。
転職で一番大事なのは、「自分の信念」。
「生徒にとっていかに正確さ、新鮮さを意識した授業を行えるか。」
転職して2年後に管理職のポストに就いた今でも、私はその初心を忘れずに授業を行っています。
転職活動を通じて学んだこと。それは、
「自分の理念、考え方をさらけ出せば、必ず受け入れてくれる場所はある」ということです。
たとえば「転職には少なくとも3年の社会経験が必要」と言われていたりしますよね。
でも、「ただ3年間働いただけ」では、忍耐力の他に何も身につきません。
転職において大切なのは忍耐力だけではなく、自分の信念も必要です。
その信念に共感してくれる会社に出会えるなら、転職はいつしても良いと私は思っています。
自分の信念は、この先何年たっても大事にしていきたいです。
◇ ◇ ◇
今後は、人事のポストを目指していきたいです。
私と同じ信念を持った仲間を、少しでも多く迎え入れたいと思っているからです。
古い固定観念に縛られてしまわず、独創的で新しいことへのチャレンジは、今の社会では、まだなかなか受け入れてはもらえません。
そんな古い慣習を取っ払い、変えていくのが、教育者としての務めでもあると思っています。
今を生きる生徒たちが、自分らしく力を発揮できる社会であってほしいのです。
この考えが、後に多くの人からの賛同を得られるように、今は行動していくのみだと思っています。
あわせて読みたい
- 人事の仕事がしたい!未経験で転職する際のポイント
- 「人事の仕事がしたい」と考えていませんか。この記事では、人事の転職を検討している方に注意点と転職成功のポイントをお伝えします。人事へのキャリアパスをしっかり立てるうえで、ご参考ください。...
参考:20代の転職で親身なサポートを希望する人におすすめの転職エージェント[PR]
マイナビエージェント
-
公開求人数 約5.5万件(2024年2月時点) 対応職種・業種 全職種・業種 特徴 - 20代・30代の転職支援に強い
- 大手人材会社マイナビグループが運営
- 書類添削・面接対策のサポートに強い
公式サイト https://mynavi-agent.jp/
20代~30代の若手社会人への転職支援に強い転職エージェントです。
とくに書類添削・面接対策のサポートに強みがあり、はじめての転職になる人にも丁寧かつ親身に支援します。
応募者の転職への意気込みに合わせて、サポートが充実する傾向があります。登録前にいちど「キャリアの棚卸し」「転職理由の整理」を行い、エントリーの際にしっかり想いを伝えておくとよいでしょう。