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介護老人保健施設(老健)での仕事内容は?やりがい・大変な点と向いている人

[最終更新日]2026/04/22

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介護老人保健施設で働くには。

「介護老人保健施設」と聞いて、どんな仕事内容かイメージが湧くでしょうか?

特別養護老人ホームや有料老人ホームと比べて、違いがわからない方も多いと思います。

介護老人保健施設(老健)とは、自宅への復帰を目的に、リハビリを中心とした支援を行う施設です。

ただ、これだけではイメージしづらい部分もあると思いますので、本記事では以下の流れで介護老人保健施設について網羅的に理解できるよう、解説をしていきます。

この記事でわかること(早見表)

  • 老健と特養の決定的な違いとは?
    → 老健は「在宅復帰」を目標とした短〜中期リハビリ施設。特養は終身入所が原則で看取りまで対応する点が大きく異なる
  • 老健で働く多職種連携の実態は?
    → PT・OT・STなどリハビリ職と日常的に連携する機会が多く、医療寄りの知識が自然と身につく環境
  • 老健の入所者の入れ替わりはどのくらい速い?
    → 平均在所日数は約300日(厚労省調査)で特養より短く、利用者との関係構築サイクルが速い
  • 老健勤務で得られるキャリアメリットは?
    → リハビリ・医療連携・在宅調整の3スキルが同時に身につき、ケアマネや施設管理職への転換にも有利
  • 老健に向いている介護士の特徴は?
    → 医療知識への興味・チーム連携が得意・多様な利用者への対応力がある人が特に活躍しやすい

目次

介護老人保健施設(老健)とは

介護老人保健施設(以後、老健)とは特別養護老人ホーム(以後、特養)、介護医療院と同じ「介護保険施設」の1つです。

介護保険施設とは、その名の通り介護保険サービスで利用できる公的施設のことです。「65歳以上(例外あり)」「要介護認定で要介護1~5の認定を受けた」の2つの条件を満たすと入所できます。

老健は簡単に言うと自宅復帰を目指してリハビリができる施設のことであり、在宅復帰を目指して訓練する場という解釈が一般的です。

高齢者の方で病気やケガなどをして入院された場合、仮に退院したとしてもすぐ家に戻って元の生活をするのは不安な場合があります。

そうしたケースに老健を利用し、在宅で生活できる状態までリハビリをします。
そのため老健には「医師」「薬剤師」「理学療法士」「作業療法士」など、リハビリをするために必要な多種多様の職種の人が在籍しています。

介護老人保健施設と特別養護老人ホームの違い

老健とよく混同されやすい施設として、「特別養護老人ホーム」(特養)があります。

老健と特養は「利用目的」が大きく異なります。

老健は「在宅復帰を目指す」施設であるのに対し、特養は「終の棲家」として長期的に生活する施設です。まとめると利用期間が短いか、長くてよいか…というのが大きな違いです。

そうした目的の違いから、以下のように様々な特徴の違いがあります。主な違いは以下の通りです。

介護老人保健施設(老健) 特別養護老人ホーム(特養)
運営母体 基本的に医療法人が多い 社会福祉法人や地方自治体など
対象者 要介護1以上 原則、要介護3以上
サービス 医療的ケアやリハビリ中心 身体介護、生活支援が中心
期間 原則は3ヵ月まで 終身利用が可能
入居までの待ち時間 利用期間が短く、特別養護老人ホームと比べて入居待ち時間は短い 待機者が多い。入居待ちの時間も長いことがほとんど

同じくくりとして扱われることが多い老健と特養ですが、上記の通り目的からサービス内容まで全く別になります。

介護老人保健施設(老健)の仕事内容

介護老人保健施設(老健)の仕事内容 ●身体介護 ●生活支援 ●その他

老健の主な仕事内容は以下の通りです。

身体介護 食事介助、服薬介助、入浴介助、排せつ介助、おむつ交換、口腔ケア、着替え、移動介助、移乗介助など
生活支援 シーツ交換、施設内の清掃、配膳など
その他 レクリエーションの企画・運営、申し送り、記録作成など

これらは特養やデイサービスなどでも行われる一般的な介助ですが、老健ではこれらに加えリハビリテーションのサポートという仕事が入ります。

機能訓練指導員によるリハビリに付き添い、利用者の状態を踏まえながらサポートすることで、機能回復を促進していくのです。

これに加えて、老健では「他職種との連携」も重要な業務の一つです。医師や看護師、理学療法士や作業療法士と日中から相談できるため、より質の高いケアができるのです。

介護老人保健施設(老健)における一日の業務の流れ

介護老人保健施設における、業務の一日の流れを紹介します。

8:30 出勤 夜勤者から申し送りを受け、朝食後の排せつ介助などを手伝います。
(夜勤者の場合は6:30頃から起床、朝食介助、服薬介助などの仕事があります)
9:30 入浴介助 人数が多い場合は、1人15分程度の短いスパンで入浴を行います。この時も着替えや洗身など自立支援を意識します。
11:30 昼食準備 配膳などを行います。
12:00 昼食介助 昼食後は排せつ介助を行い、休憩を取っていただきます。
13:00 見守り 昼食後は利用者によって休憩を取ったり、軽い散歩をしたり、レクリエーションを行ったりと、利用者の状態に合わせて臨機応変に対応しています。
15:00 おやつ 排せつ介助なども並行して行います。
15:30 リハビリテーションのサポート 利用者やその日の状況に応じて、リハビリの手伝いをします。
16:30 記録の作成 利用者ごとのその日の状態や、気になった点など、夜勤者に引き継ぐための記録を書いていきます。
17:00 夕食の準備 配膳などを手伝います。
17:30 退社 夜勤者に引き継ぎをし、退社します。

介護老人保健施設(老健)の大変な点

介護老人保健施設の大変な点 ●コミュニケーション能力が求められる ●様々なスキルを磨く必要がある ●一人ひとりにじっくり向き合えないことがある

老健で働くうえで、大変な点は以下の3つです。

  • コミュニケーション能力が求められる
  • 様々なスキルを磨く必要がある
  • 一人ひとりにじっくり向き合えないことがある

老健では「原則3ヵ月で退所」という決まりがあるため、利用者の入れ替わりが他施設と比べて激しいです。

そのため、多くの利用者と円滑にコミュニケーションを取る力が求められます。また、利用者だけではなく医師や理学療法士など通常の介護施設にはいない職種の人とも連携を取るため、そういった異業種間のコミュニケーション、更にはスキルが必要とされます。

また、入れ替わりが早い最大のデメリットとして、一人ひとりと深く向き合えないことが多いです。

特養などでは看取りまで行うのに対し、老健では利用者のことを理解する前に退所してしまうケースが大半です。そのため、老健以外の施設から転職してきた場合、人によっては寂しさを覚えることもあるかもしれません。

介護老人保健施設(老健)のやりがい

介護老人保健施設のやりがい ●在宅復帰を見届けられる ●リハビリや医療知識を勉強できる ●様々な人とのコミュニケーション

一方の老健で働く際のやりがいは、以下の3つが挙げられます。

  • 在宅復帰を見届けられる
  • リハビリや医療知識の勉強ができる
  • 様々な人とコミュニケーションが取れる

老健における最大のやりがいは「復帰を見届けられる」点です。短期間ではありますがリハビリを通して、徐々に利用者が元気になっていく様子を見届けられるのです。

また、医師や理学療法士・作業療法士などとコミュニケーションとる機会が多いため、実践を通してリハビリや医療の知識を身に付けられます。

教材で学ぶだけでは得られない、現場のリアルな知識や経験を身につける貴重な機会となるでしょう。その経験は今後別の施設でも生かすことが可能です。

さらに、利用者の入れ替わりが早い特徴から、コミュニケーション能力を鍛えられます。
人と関わるのが好きな人にとっては、やりがいを感じやすい職場になるでしょう。

介護老人保健施設(老健)の仕事が向いている人

  • 情報共有が得意で、円滑にコミュニケーションを取れる人
  • 過剰介助をせず見守れる人
  • レクリエーションの企画や実行力がある人

老健は利用者のリハビリを通して、様々な職種の人と協力して業務を進めます。
そのため、情報共有や、コミュニケーションが取れる人が重宝される傾向にあります。

また、利用者の在宅復帰が目標とされることから過剰介助をせず見守れる人も老健の仕事が向いているでしょう。
利用者の気持ちに寄り添いながら、一方で利用者自身がやれることを見出して見守る配慮が求められます。

続いては老健に転職する際に準備しておきたいポイントを紹介します。

介護老人保健施設(老健)に就職・転職する際に準備しておきたいポイント ●介護職員初任者研修を受けてみる ●リハビリや医療の初心者向け教材を読んでおく ●介護専門の転職サービスの活用

介護職員初任者研修を受けておく

老健で必要不可欠な「身体介護・生活支援」の基礎知識を身に付けるには、介護職員初任者研修を受けるのが最も効率的です。

その理由は、介護職員初任者研修は介護資格の中で最初に受けるべきと推奨されているからです。

講師も介護未経験の人が多いことを理解しているため、初心者向けの解説をしてくれることも多いです。実習もあるため、介護職の基礎を理解するのには適した資格です。

リハビリや医療の初心者向け教材を読んでおく

老健特有の「リハビリ・医療」に関する初心者向けの教材を読んでおくと、仕事がスムーズになります。

老健では医師、理学療法士などと連携を取ることが求められるため、できれば専門的な言葉なども理解しておくと、コミュニケーションを取りやすくなります。

職場での関係構築にも関わりますので、リハビリや医療の教材に目を通しておくことをおすすめします。

介護専門の転職エージェントを活用する

未経験から介護業界に転職したいのであれば、介護業界に詳しい転職エージェントを利用するのが効率的です。

独学では分かりづらいキャリアパスや、施設ごとの特徴などをあなたに合わせてアドバイスしてくれるため、入社後のミスマッチを減らせます。

転職エージェントによって得意な施設や地域が異なる場合もありますので、できれば複数の転職エージェントに登録し、選択肢を多く持つように心がけましょう。

レバウェル介護

レバウェル介護。あなたらしく働ける介護を。レバウェル介護は、介護のお仕事探しを支援するサービスです。

介護系転職エージェントでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。

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求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。

なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする方向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護職の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。

サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が多数見受けられます。

レバウェル介護の特徴

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  • 介護業界の求人数は国内トップクラス
  • 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポート
  • 未経験・無資格OKの求人も多数
サービス対応地域 全国
老健の公開求人数 約1.0万件(2025年3月現在)
ワンポイントアドバイス

レバウェル介護は正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している方はこちらよりご登録ください。

かいご畑

介護の求人・転職・募集ならかいご畑

「介護職の仕事は未経験/経験が浅い…」という人におすすめのエージェントです。資格取得サポートなど、実務経験を積むための様々な支援を受けられます。

かいご畑は介護・福祉系の転職支援に特化した、転職エージェントです。

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かいご畑の特徴

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  • 働きながら無料で資格取得が目指せる「キャリアアップ応援制度」
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サービス対応地域 北海道、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、静岡、愛知、大阪、京都、神戸、広島、福岡
老健の公開求人数 約700件(2025年3月現在)
ワンポイントアドバイス

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」人は、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」の活用がおすすめです。

無資格・未経験でもOK

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マイナビ介護職の特徴

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  • 介護・福祉業界に詳しいエージェントが親身にサポートしてくれる
  • 離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる
  • 大手企業や待遇のよい求人が多い
サービス対応地域 全国
老健の公開求人数 約5,000件(2025年3月現在)
ワンポイントアドバイス

マイナビ介護職の活用メリットの一つに「離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる」ことがあります。企業研究の際は担当からの情報を有効活用しましょう。

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  • 常時5万件の求人数を用意(2024年9月現在)
  • 介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
  • 「こだわり条件」により希望条件を満たした求人を見つけやすい
サービス対応地域 全国
老健の公開求人数 約3,500件(2025年3月現在)
ワンポイントアドバイス

豊富な求人から希望する職場を見つけやすいのが介護ワーカーのメリット。担当との面談前に、登録後に確認できる求人一覧から目星をつけておくとよいでしょう。

スカウトからの内定率1.7倍

【まとめ】介護老人保健施設は在宅復帰を目指す施設

老健は、特別養護老人ホームなどと違い「在宅復帰を目指した施設」です。

そのため、働く職種が多かったり、短期間で利用者が入れ替わったり、リハビリや医療の知識が求められたりと、他施設とは大きく異なる特徴があることを押さえておきましょう。

今後は他の介護施設との違いをさらに深く理解し、比較検討しながらあなたの希望に沿うかどうかじっくり考えてみてください。

FAQ|老健(介護老人保健施設)の仕事でよくある質問

FAQ

Q1)老健(介護老人保健施設)と特別養護老人ホーム(特養)の違いは?

最大の違いは「入所目的」と「入所期間」です。老健は病院退院後に在宅復帰を目指すリハビリ中心の中間施設であり、利用者は原則3〜6か月の短〜中期滞在を前提としています。一方、特養(特別養護老人ホーム)は要介護3以上の方が終身で入所できる生活施設で、看取り対応まで担います。

業務内容もこの目的の違いによって大きく異なります。老健ではPT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)と毎日連携してリハビリ計画を立案・実施する場面が多く、医療職との協働が求められます。厚生労働省の調査では、老健の平均在所日数は約300日とされており、利用者の入れ替わりが特養より速い傾向にあります。

どちらに向いているかは介護士としての志向性によります。「長く深く関わりたい」方は特養、「医療知識を活かしてリハビリ支援をしたい」「在宅復帰を一緒に目指したい」方には老健が向いています。転職前に両施設で見学・体験をしてから選ぶことをおすすめします。

Q2)老健で働く介護士の仕事のやりがいは何ですか?

最大のやりがいは「利用者が在宅に戻る瞬間に立ち会えること」です。老健は在宅復帰を最終ゴールとするため、入所から退所までの変化を一緒に経験できます。リハビリの成果が生活の改善として直接現れる場面は、他の介護施設ではなかなか得られない充実感です。

加えて、医師・看護師・PT・OT・STなどの多職種チームと毎日関わる環境は、介護士としての専門性を広げる大きなチャンスでもあります。リハビリの視点や医療的ケアの知識が自然と身につき、介護福祉士やケアマネジャーへのキャリアアップにも直結します。

特に「医療寄りの仕事もしてみたいが、看護師・PT資格取得は難しい」と感じている方にとって、老健は医療と介護の橋渡し的な環境として最適です。まずは介護求人サイトで老健の求人を検索し、施設見学で現場の雰囲気を確認してみましょう。

Q3)老健での仕事が大変・きついと感じる場面とは?

最も大変な点として挙げられるのは「業務の幅の広さ」と「利用者の医療依存度の高さ」です。老健は特養より医療ニーズの高い利用者が多く、経管栄養・喀痰吸引などの医療的ケアを伴う場面もあります。「介護の仕事なのに医療的処置が必要なことがある」という戸惑いを感じる介護士も少なくありません。

また、利用者の入れ替わりが速く、常に新しい利用者の状態把握・ケアプラン理解が必要になるため、特養のような「利用者との長期的な信頼関係構築」を仕事の軸にしている方には合わないと感じることもあります。記録業務や在宅調整のための連携業務も多く、デスクワークの比重が高めです。

対策としては、入職前に施設の「在宅復帰率」「平均在所日数」「夜勤回数」を確認し、業務負荷のイメージをつけておくことが重要です。かいご畑・介護ワーカーなど介護特化エージェントに相談すれば、実際の業務内容を詳しく教えてもらえます。

Q4)老健(介護老人保健施設)に向いている人の特徴は?

老健に向いている人の最大の共通点は「チームで動くことが好きで、医療知識にも関心がある人」です。老健はPT・OT・ST・看護師・医師・SW(社会福祉士)など多職種が一体となって動く職場であり、「自分だけで完結する仕事」ではなく「チームの一員として目標に向かう仕事」が基本スタイルです。

また、「利用者との短期集中の関わりを楽しめる人」も老健向きです。特養と違い利用者が数か月単位で入れ替わるため、「長く付き合いたい」より「回復の過程に集中して関わりたい」という価値観の方が充実感を得やすい傾向があります。変化への適応力と新しい情報を素早くキャッチアップする力も求められます。

逆に向いていないのは「医療的処置や多職種連携がストレス」「同じ利用者と何年も関わることでやりがいを感じる」というタイプです。特養や有料老人ホームとよく比較した上で、施設見学で自分との相性を確認することをおすすめします。

Q5)老健で働くために必要な資格・スキルはありますか?

老健への就職・転職に必須の資格はありませんが、介護福祉士の資格があると採用・給与面で圧倒的に有利です。多くの老健では介護福祉士保有者を優遇しており、資格手当として月1〜3万円程度の加算がある施設も少なくありません。まだ取得していない方は、3年以上の実務経験を経て実務者研修を修了すれば受験資格が得られます。

資格以外で重視されるのは「医療的ケアの経験(喀痰吸引・経管栄養)」と「リハビリ補助の経験」です。特にたんの吸引等研修(第3号研修)を修了していると、老健での業務範囲が広がり即戦力として評価されます。また、看護師との連携に慣れているか、医療記録の読み書きに抵抗がないかも現場では重要なスキルです。

将来的にケアマネジャー(介護支援専門員)を目指す場合、老健勤務での実務経験は受験要件(5年・900日以上)に含まれます。キャリアアップを視野に入れるなら老健での勤務はとても有効なルートです。まずは資格取得のスケジュールを組み、介護特化の転職エージェントに今後の計画を相談してみましょう。

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