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介護の仕事で「排泄介助」が不安…という方が知っておきたいポイント3点

[最終更新日]2023/10/07

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介護で排泄介助が不安。知っておきたい3つのポイント

介護職に就いたら行う”排泄介助”が不安…
どんな仕事なのか把握したい
正しい方法やポイントを押さえて、うまく出来るようになりたい!

介護職への就職・転職を考える上で、最も心配なのが「排泄介助」ですよね。あまり良いイメージを持っていない方や、自分にもできるのか不安な方は多いはず…。

目次

1)排泄介助(排泄ケア、トイレ介護)ってどんなもの?

「排泄介助」とは、その名の通り利用者の方々の「排泄」を手伝うことです。

排泄にはいわゆる「尿」「便」がありますが、認知症になったり、身体的な衰えが生じたりすることで、それら排泄行為が難しくなり、介助者のサポートが必要になるのです。

排泄は普段当たり前のように行っていますが、実は下記のようなフェーズに分けられます。排泄介助はフェーズのうちどれか1つでも出来なくなった場合に必要となってきます。

①尿意・便意を感じる②トイレのため立ち上がる③トイレまで移動する④衣服を脱ぐ⑤便座に座る&立つ⑥いきんで排泄する
  • ➀尿意・便意を感じる
  • ②トイレに行くために立ち上がる
  • ➂トイレまで移動する
  • ④衣服を脱ぐ
  • ⑤便座に座る&立つ
  • ⑥いきんで排泄する

このうちの「どのフェーズが行えないのか」によって、実施する介助が異なることを押さえておきましょう。

また、排泄介助で最も難しいとされているのが「自尊心を守ること」です。
言い換えると、恥ずかしいという気持ちに配慮する必要があるということであり、多くの利用者・介助者が悩む点となっています。

他にも「おむつの交換」「失敗による衣服類の交換」「臭いなどへの不快感」が、排泄介助=大変というイメージを創っており、もっと言えば介護職という職種全体を悪いイメージにしてしまうこともあります。

それだけ大変な介助であるからこそ、シッカリとポイントを押さえておく必要があるのです。

排泄介助の流れ

トイレまで声掛け&誘導衣服を脱ぐ便座に座る尊厳の保持清拭衣服を着る

ここからは排泄介助の具体的な流れを解説していきます。

➀トイレまで声掛け&誘導

認知症の度合いなどによって、自分ではトイレに行きたいかの感覚が分からない方もいます。そのため、2~3時間に一回などのペースで「トイレどうですか?」と声掛けをし、積極的に誘導するよう心掛けましょう。
この時、トイレまでの導線に障害物はないか…などを確認しておくことが必要です。

②衣服を脱ぐ

ズボンとパンツ、おむつなどを脱ぎます。本人が出来る場合は、自立支援を促すために見守りだけにしましょう。また既に便が出ていて、それが脱ぐ際ズボンなどに付着する可能性もあるため、注意が必要です。

➂便座に座る(移乗介助)

手すりがある場合は、声掛けをしながらご自分で座って頂きます。手すりがない場合は、腰に手を添えながらゆっくりと移乗介助を行いましょう。利用者様が怖がらないように、後ろ手を添えるのがコツです。

④尊厳の保持

前側にタオルをかけて隠す、介助者は外に出て待っているなど、排泄の最中も利用者様の尊厳を守れるように心がけます。少し時間が経つごとに、「出ましたか?」などと戸を軽く開けて声掛けしましょう。

⑤清拭

清拭は身体のバランス感覚が難しい行為なので、ご自分で出来そうもない場合は手伝います。尊厳の保持がもっとも必要なフェーズの為、手袋をつけ、素早く行いましょう。

⑥衣服を着る

自立支援を促すため、出来るだけご自身で行ってもらえるようにしましょう。難しい場合のみ、介助者が手伝います。

以上が「排泄介助の具体的な流れ」です。抑えておきたい全体的なポイントは、出来る部分はご自身で行ってもらい、自立支援を促すことです。

むやみやたらに介助者が手伝ってしまうと、利用者様の認知症改善&身体能力の向上が促せないのと同時に、私たち介助者も疲れてしまいがちです。
もどかしい部分もあるかもしれませんが、利用者様のペースに合わせ、ゆっくりと行うのがベストです。

2)排泄介助は、どんな点が大変?

排泄介助の大変な点 ●プライバシーの配慮 ●臭い ●声掛けのタイミング

ここからは排泄介助の大変な点を解説していきます。

世間的にも排泄介助は大変で、嫌な仕事だというイメージが強いと思います。そういったイメージが本当なのかを確認する…という意味でも、ぜひシッカリと大変な点を理解してほしいと思います。

それぞれの点について、順を追って見ていきましょう。

#1 プライバシーの配慮

プライバシーの配慮

排泄介助で最も難しいのが、「利用者様のプライバシー(=尊厳)を確保しつつ、介助しなければならない」という点です。

なぜなら利用者様が少しでも「恥ずかしい」「見られて不快だ」「申し訳ない」という気持ちを持ってしまうと、今後排泄のペースが減ってしまい、健康面の悪化に繋がってしまうからです。
健康面が悪化すると、ますます下痢などの症状が出て介助が大変になる……という悪循環に陥ってしまいます。

そのため、「ジロジロと見ない」「タオルなどで隠す」「出来るだけ同性の介助者が行う」など、かなり細かな配慮をしなくてはなりません。

そして、これらの配慮は慣れるまでかなりじれったく感じる場合が多いです。やはり介助者としては「手早く仕事を終えたい!」というのが心情ですから、ジレンマを覚えることがある…という事実を抑えておきましょう。

#2 臭い

臭い

排泄介助の嫌なイメージを生んでいるのが、『臭い』です。やはり人間であれば、他人の尿や便などを近くで見ることを好んで行いたくはないですよね。

しかし経験者からすると、臭いや視覚的な不快感は、正直言って2~3回仕事をすれば慣れます。
なぜなら、排泄物を観察することは、「利用者様の健康状態をチェックする重要な仕事の一貫」であり、直ぐに仕事だと割り切ることが出来るからです。

例えばコロコロとした固い便が続くようであれば、「水分が足りないのかな?」と対策を考えられます。
このように排泄物を見ることは、あくまで利用者様の生活を良くするために必要な業務ですので、世間がいうほど不快感を持つことはない…という事実を抑えておくと良いでしょう。

#3 声掛けのタイミング

声掛けのタイミング

「トイレどうですか?」という声掛けは、簡単に見えて実は結構難しい仕事となっています。

なぜなら、利用者1人1人によってトイレに対する姿勢が異なり、嫌がる方を誘導するには絶妙なコミュニケーション能力が求められるからです。

例えば私は男性なのですが、以前人手が足りず女性利用者様の介助を手伝ったことがあります。その時に嫌悪感を持たれてしまい、前向きにトイレに向かえない…という経験をしました。

これは利用者様の健康状態に悪影響なだけでなく、業務が滞るのでズルズルと後の仕事が遅れてしまう…などの悪循環が生まれます。
そのため、日ごろから「前向きになって貰える関係性構築」が必要という意味で大変な部分があるのです。

3)利用者の排泄介助を適切に行っていく為のポイント3点

ここからは『利用者様の排泄介助を正しく行うためのポイント3つ』を、解説していきます。

利用者の排泄介助を適切に行っていく為のポイント ●尊厳を傷つけない ●一人一人の排泄パターンを知る ●できる限り自分で行ってもらう

筆者の経験をベースに、「どのようなポイント・コツを抑えれば、介護職員として正しい排泄介助を行えるのか?」を知識として抑えられるように説明していきます。

読めば、何の知識もない人と比べて就職・転職の際に有利になるはずです。

利用者の排泄介助を適切に行っていく為のポイント

尊厳を傷つけない

排泄介助で最も重要なのが「利用者様の尊厳・プライバシーを守る」ということです。

人間であれば、自分の排泄場面や排泄物を見られることは絶対的に不快なはず。その事実を考慮して、「どうすれば恥ずかしさや申し訳なさを払拭できるのか?」を常に考えて行動する必要があります。

具体的には以下のような配慮が必要です。

・声掛けは他の利用者様に聞こえないように見えないようにタオルをかける。 ・トイレの外で排泄が終わるのを待つ。 ・とにかく手早く清拭を行う
  • 声掛けの際は他の利用者様に聞こえないようにする
  • 見えないようにタオルをかける
  • トイレの外で排泄が終わるのを待つ
  • とにかく手早く清拭(拭くこと)を行う

経験上これらの配慮を全て覚え、行動することが出来る人はかなり少ないと思うので、介護業界ではかなり求められる人材になれますよ!

1人1人の排泄パターンを掴む

1人1人の排泄パターンを掴む

排泄と一口に言っても、1人1人パターンが大きく異なります。

例えば、「サッサと終わる人」と「ゆっくり時間をかけて行う人」がいたり、「トイレに行くのが面倒な人」と「30分に一回のペースでいく人」がいたりと、個人によって全くパターンが違うのです。

この違いを把握することで、「サッサと終わらせたい方ならば、いつもよりペースを早めて声掛けする」などの臨機応変な対応ができるようになります。

介助側にしても、毎回頭を動かして気を遣うのは疲れの要因になります。そのため、早めに排泄パターンを把握するという意識をもって、介助に臨むことがオススメです!

出来る限り「自分で」行ってもらう

出来る限り自分で排泄をしてもらう

これは排泄介助以外にもいえることですが、「自分でやって頂く」というスタンスは必ず持つようにしましょう。

全てを介助者が行ってしまうと、利用者様は思考力・身体能力の両方を使わなくなってしまいます。すると、認知症が悪化したり、健康状態を損ないやすくなったり…という悪影響が出やすくなるのです。

介護の最終目標は、『利用者様が一人でも生きていけるように促し、生活の質を高める(=自立支援)』というものです。その目標から逸れないよう、利用者様のできる部分は随時行ってもらう…というスタンスを守ってください。

とはいえ、忙しいことが多い介護の仕事では、この自立支援という目標を忘れがちになります。

そのため、今後就職や転職を考えているあなたこそ、純粋な気持ちでこのスタンスを飲み込み、初期から実践して習慣化してほしいと思います。

4)介護の仕事を始めてみようと思ったときの、おすすめ転職エージェント

ここまで排泄介助のポイントついて、お伝えしました。

「自分も介護職として、仕事を始めてみたい」と思った人は、以下の転職エージェントに相談するとよいでしょう。

あなたに合った職場の紹介と併せて、介護職として働くうえでの大切なポイント、準備することについても適切にアドバイスをしてくれるはずです。

レバウェル介護

レバウェル介護。あなたらしく働ける介護を。レバウェル介護は、介護のお仕事探しを支援するサービスです。

介護系転職サービスでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。

レバウェル介護は介護・福祉に特化した転職サービスの中ではとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」という人におすすめです。

求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。

なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする方向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。

サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が多数見受けられます。

レバウェル介護の特徴

特徴
  • 介護業界の求人数は国内トップクラス
  • 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポート
  • 未経験・無資格OKの求人も多数
サービス対応地域 全国
公開求人数 約5.5万件(2023年9月現在)
ワンポイントアドバイス

レバウェル介護は正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している方はこちらよりご登録ください。

かいご畑

介護の求人・転職・募集ならかいご畑

「介護職の仕事は未経験/経験が浅い…」という人におすすめのエージェントです。資格取得サポートなど、実務経験を積むための様々な支援を受けられます。

かいご畑は介護・福祉系の転職支援に特化した、転職エージェントです。

同サービスの大きな特徴は、「無資格/未経験からの転職支援に強い」、「働きながら資格取得できる仕組みがある」の2点。

サポートにあたっては転職者一人一人に専任のコーディネーターが就き、現在の経験と希望条件をヒアリングしたうえで、キャリアへのアドバイスと求人紹介を行ってくれます。

働きながら資格取得を目指せる「キャリアアップ応援制度」では、介護の中級・上級資格である「実務者研修」「介護福祉士」への対策講座を無料で学べます。

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」という人に、かいご畑はとくにおすすめです。

かいご畑の特徴

特徴
  • 無資格/未経験でも求人紹介が可能
  • 働きながら無料で資格取得が目指せる「キャリアアップ応援制度」
  • コーディネーターはいずれも介護資格を取得している業界のプロフェッショナル
サービス対応地域 北海道、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、静岡、愛知、大阪、京都、神戸、広島、福岡
公開求人数 約1.0万件(2023年9月現在)
ワンポイントアドバイス

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」という人は、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」の活用がおすすめです。

マイナビ介護職

一人ひとりに寄り添える転職を。マイナビ介護職。

「福利厚生が充実」「教育制度が整っている」などのホワイト企業の求人が多いと評判のサービス。担当のサポートも手厚いです。

マイナビ介護職は、介護転職者からの認知度No.1(※GMPリサーチ株式会社調べ 2021年7月)を獲得した、介護職専門の転職エージェントです。

大手介護施設・事業所や待遇のよい求人が多いのが特徴です。

サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が声が多く見られます。

介護業界に詳しい担当エージェントがマンツーマンで、希望条件をヒアリングしたうえで、マッチする求人を紹介してくれます。

書類添削や面接対策といったサポートにも力を入れており、志望動機や自己PRの作成にも役立つでしょう。

マイナビ介護職の特徴

特徴
  • 介護・福祉業界に詳しいエージェントが親身にサポートしてくれる
  • 離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる
  • 大手企業や待遇のよい求人が多い
サービス対応地域 全国
公開求人数 約6.7万件(2023年9月現在)
ワンポイントアドバイス

マイナビ介護職の活用メリットの一つに「離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる」ことがあります。企業研究の際は担当からの情報を有効活用しましょう。

介護ワーカー

介護求人・転職なら介護求人情報サイト【カイゴワーカー】

豊富な求人を「こだわり条件で探しやすい」転職エージェント。担当エージェントのサポート品質も高いです。

介護ワーカーは、保有求人数90,000件を超える(2023年9月現在)、国内でも最大規模の転職エージェントです。

全国都道府県の求人を検索でき、かつ「高額求人」「駅チカ」「研修支援有」「週休2日」などのこだわり条件での絞り込み検索に使い勝手の良さがあります。

介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれることもあり、実際にサービスを利用した人からは「担当アドバイザーのサポートに対する高評価」の評判・口コミが多く見受けられます。

介護ワーカーの特徴

特徴
  • 常時9万件の求人数を用意
  • 介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
  • 「こだわり条件」により希望条件を満たした求人を見つけやすい
サービス対応地域 全国
公開求人数 約9.3万件(2023年9月現在)
ワンポイントアドバイス

豊富な求人から希望する職場を見つけやすいのがカイゴワーカーのメリット。担当との面談前に、登録後に確認できる求人一覧から目星をつけておくとよいでしょう。

まとめ)利用者様の尊厳を守る排泄介助を!

排泄介助

最後に本記事の内容をまとめます。

  • 排泄介助は流れを分解して考えるとラク
  • プライバシーを守り、傷付けないよう配慮する
  • 1人1人に合った排泄介助を行う
  • 全て介助者が行うのではなく、出来る部分はやって頂く

筆者は未経験で介護職に就いた際、何の情報もないまま排泄介助を始めたので戸惑い、難しい印象を持ってしまいました。

それゆえにスムーズな仕事ができず、利用者様にも迷惑をかけてしまったので、もっと早く正しい方法を知れていればな…と日々後悔しています。

そのため、今回「排泄介助のポイント」を抑えられたあなたは、この時点でかなり有利です!ぜひ今回覚えたポイントをおさらいし、就職・転職に生かしてみてください。

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