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プロジェクトマネージャー(PM)に転職するには?仕事内容・転職成功のポイントを紹介

[最終更新日]2025/09/26

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プロジェクトマネージャーに転職するには?未経験で転職成功するためのポイント・仕事内容を紹介

今後のキャリア形成を考える上で、「プロジェクトマネージャー(PM)」への転職を検討するケースも増えています。

では、実際にプロジェクトマネージャーへの転職を成功させるには、どうすればいいのでしょうか。
プロジェクトマネージャーへの転職を行うためには、まず基本的な概要と仕事における役割を理解することが大切です。

プロジェクトマネージャーの仕事を正しく理解すれば、転職成功の可能性が高まります。
特にプロジェクトマネージャーの仕事が未経験という人は、事前準備が転職の成果を左右するでしょう。

目次

  

プロジェクトマネージャー(PM)は、単なる開発の「司令塔」ではありません。ビジネスの成功そのものに責任を持ち、プロダクトの未来を描き、そして実現に導く、とても重要な役割を担っています。

この章では、エンジニアからのキャリアアップを目指すあなたが、PMという仕事のリアルな姿を理解できるよう、その核心に迫っていきます。

  

開発の「司令塔」だけじゃない。事業を成功に導くPMのミッション

  
プロジェクトマネージャー(PM)の関係者相関図

プロジェクトの計画を立て、予算やスケジュールを管理することは、もちろんPMの大切な仕事です。しかし、最も重要なミッションは、お客様や会社の「こんなことを実現したい」という想いを深く理解し、それを解決するサービスや製品を形にすることにあります。

そのために、PMは開発チーム、デザイナー、営業、そして経営層といった、様々な立場の人々のちょうど真ん中に立ち、皆をつなぐ「ハブ」のような存在になります。それぞれの専門家の力を最大限に引き出しながら、プロジェクト全体を成功へと導く。それがPMに託されたミッションです。

    

エンジニア経験が最強の武器になる理由

 

「PMには技術の知識はあまり要らないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。むしろ、あなたがこれまで培ってきたエンジニアとしての現場経験こそが、PMとして活躍するための最大の武器になります。

開発の流れを肌感覚で理解しているため、現実的なスケジュールを立てられますし、技術的な課題に直面したときも、エンジニアと的確なコミュニケーションをとって解決策を探ることができます。

現場を知っているからこその的確な判断とコミュニケーションは、チームからの厚い信頼につながり、プロジェクトを円滑に進める大きな力になるのです。

PMのやりがいと厳しさ:現場の声から見る光と影

プロジェクトマネージャーが対峙する様々な関係者

PMという仕事のリアルな姿を、良い面も厳しい面も知っておきましょう。

やりがい・光の部分

PMの最大のやりがいは、大きな裁量を持ち、チーム一丸となってプロダクトを世に送り出す、その達成感にあります。自分の判断がプロジェクトの方向性を決め、多くの人を動かし、最終的にユーザーに価値を届けるダイナミックな経験は、他では味わえません。

近年、あらゆる業界でIT化が進み、プロジェクトが複雑になっているからこそ、PMのような専門家の需要は年々高まっており、将来性も非常に豊かです。

厳しさ・影の部分

一方で、プロジェクトの成否に関するすべての責任を負うという、重いプレッシャーも常に伴います。

お客様と開発チームの間に挟まれて難しい調整を行ったり、予期せぬトラブルの解決に奔走したりすることもあります。高いスキルと知識、そして何よりも強い責任感が求められるため、誰にでも務まる仕事ではありません。だからこそ、やり遂げた時の喜びは格別なのです。

■自分から進んでコミュニケーションができる ■冷静に臨機応変な対応ができる ■自分から意思決定を行える ■リーダーシップが取れる
  

プロジェクトマネージャーへの転身を考えたとき、多くの方が「自分はPMに向いているのだろうか?」という問いに突き当たるかもしれません。

この章では、エンジニアからキャリアチェンジして活躍しているPMに共通する「5つの特性」を解き明かしていきます。自分自身の経験や得意なことと照らし合わせながら、チェックしてみてくださいね。

  

特性1:全体像を捉え、先を読む力(フォロワーシップとリーダーシップ)

目の前のタスクをこなすだけでなく、プロジェクト全体の目的や、その先にあるビジネスのゴールを常に意識できるのは大切な特性です。数手先のリスクや課題を予測して先回りして動くことで、プロジェクトを安定させることができます。

チームを力強く引っ張っていく「リーダーシップ」はもちろんですが、同時に、メンバー一人ひとりの意見に真摯に耳を傾け、チームの力を引き出す「フォロワーシップ」も、現代のPMには欠かせない力です。

  

特性2:混沌を整理し、道筋を立てる力(課題解決能力)

お客様からの曖昧な要望、複雑に絡み合った課題、何から手をつけるべきか分からない…。そんな混沌とした状況を、冷静に分解・整理して、解決までの具体的なステップを示す能力は、PMの核となるスキルです。

まるで複雑なコードをリファクタリングするように、問題の本質を見抜き、論理的な解決策を立てられる人は、PMとして非常に向いています。

  

特性3:「人と技術」をつなぎ、チームを動かす力(コミュニケーション能力)

PMの仕事は、他者との積極的なコミュニケーションなしには成り立ちません。
エンジニア、デザイナー、営業、経営層など、専門性も立場も異なるメンバーの間に入り、それぞれの「言葉」を翻訳しながら、同じ目標に向かってチームを動かしていく、高度なコミュニケーション能力が求められます。

相手の立場や背景を思いやりながら最適な言葉を選ぶことで、チーム内に信頼関係が生まれ、プロジェクトはスムーズに進んでいきます。

  

特性4:プレッシャーをエネルギーに変える力(ストレス耐性)

納期の遅延、突然の仕様変更、メンバー間の意見の対立など、プロジェクトにトラブルはつきものです。そんな予期せぬ事態が起きても感情的にならず、冷静に対応できる精神的な強さは、PMにとって不可欠な資質です。

困難な状況を「どう乗り越えるか」という課題として前向きに捉え、プレッシャーをエネルギーに変えていける人は、プロジェクトを成功に導くことができます。

  

特性5:学び続ける力(知的好奇心と成長意欲)

ご存知の通り、IT技術やビジネスの世界は、ものすごいスピードで変化し続けています。
新しい開発手法、便利なプロジェクト管理ツール、担当する業界の最新トレンドなど、常にアンテナを張って新しい知識を吸収し、成長し続けようとする意欲が、PMとしてのあなたの価値を将来にわたって高め続けます。

プロジェクトマネージャーとして厳しい市場で選ばれ、活躍し続けるためには、伝統的な管理能力に加えて、時代が求める専門性を身につける必要があります。

この章では、あなたの市場価値を飛躍的に高める現代PMのスキルセットを、「土台」「応用(トレンド)」「証明」の3ステップで徹底解説します。

  

必須の土台:プロジェクトマネジメントの王道スキル

  
計画を立てる能力や目標に合わせて外部の要因を調整する能力が必要とされる

まず全ての基本となるのが、プロジェクトを安定して進めるための「守り」のスキルです。PMBOK(ピンボック)に代表されるような、プロジェクトマネジメントの体系的な知識がこれにあたります。

具体的には、以下のような管理手法です。

  • スコープ管理:やるべきこと、やらないことを明確に定義する
  • スケジュール管理:納期から逆算し、現実的な計画を立て進捗を管理する
  • コスト管理:決められた予算内で成果を出すために費用を管理する
  • リスク管理:起こりうる問題を予測し、事前に対策を打っておく

こうした土台となる知識や、これまで培ってきたコミュニケーション能力、問題解決能力があるからこそ、この後ご紹介する応用的なスキルが活きてくるのです。

     

【最新トレンド】DX・AI時代を勝ち抜くための「+α」スキル

  
●エンジニアリングの知識があると…開発現場に対する理解→合理的な判断による的確な指示 ●チームマネージメントの経験があると…何がその職場に必要とされているか→PMとしての信頼獲得

現代のPMには、プロジェクトを管理するだけでなく、ビジネスの変革をリードする「攻め」のスキルが求められています。特に以下の4つのスキルは、あなたの市場価値を大きく高めるでしょう。

  • アジャイル開発とプロダクトマネジメント:
    変化に迅速に対応するためのアジャイル開発(特にスクラム)の深い理解と実践能力。
  • DX推進とビジネス構想力:
    企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、ビジネス課題をITでどう解決するか考え、提案する力。
  • AI・データ活用の基礎知識:
    AIプロジェクトの特性を理解し、データに基づいた客観的な意思決定を行うための知識。
  • クラウド技術とセキュリティの理解:
    AWSなどに代表されるクラウド環境を前提としたプロジェクト推進能力と、セキュリティに関する基礎知識。
  

スキルを証明する武器:おすすめの資格と学習法

  
プロジェクトマネージャーへのキャリアパスの例

自身のスキルを客観的に証明し、転職活動を有利に進めるために資格取得はとても有効な手段です。学習の過程で知識が体系的に整理されるというメリットもあります。

代表的な資格には、プロジェクトマネジメントの国際標準資格である「PMP®」や、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格「プロジェクトマネージャ試験(PM)」などがあります。

まずはこれらの資格の学習から始め、自分の知識レベルを客観的に把握してみるのも良いでしょう。

参考文献:
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA):DX白書2023
・Project Management Institute(PMI):PMP®認定資格について
・総務省:令和5年版 情報通信白書

プロジェクトマネージャーへの転職を成功させるためには、その目標に適した転職サービス転職エージェントを使うことがおすすめされます。

転職をサポートしてくれるサービスを有効に活用できれば、理想とする転職先を見つけるきっかけを手にできるでしょう。

プロジェクトマネージャーのような専門性の高い職業は、プロのエージェントによって紹介されることでも見つけられます。

自分の力だけでは全ての求人を把握することが難しいからこそ、優秀な転職サービスやエージェントを使うことが重要です。

下記で各特徴を持つ人ごとにおすすめのサービスを紹介していますので、気になるものをチェックしてみてください。

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ワンポイントアドバイス

担当エージェントからの積極的な提案ペースに合わせていけるかが、ギークリーを有効活用する鍵です。紹介求人の企業研究をする、応募書類を作成するなどの時間を1日に30分前後でもコンスタントに取っておくとスムーズな活動に繋げられるはずです。

書類選考の通過率3.4倍

【まとめ】プロジェクトマネージャーへの転職を目指すのなら事前の準備が肝心!

プロジェクトマネージャーは、その需要の高さからさまざまな職場で求められている職業です。
転職に求められる知識やスキルが身についていて、計画管理という仕事内容が自分に向いていると思えるのなら、転職活動を開始することも考えてみましょう。

スムーズかつ理想的な転職活動をするためには、事前準備が必要となります。
プロジェクトマネージャーとはどんな仕事なのか、実際にどういった能力が転職時には求められるのか。

記事で紹介したポイントを一つひとつ確認しながら、自分に必要なスキルや経験を見極め、プロジェクトマネージャーを目指すための具体的なアクションプランを立てましょう。

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