ハイキャリアとは?年収だけじゃない本当の意味と、転職成功のポイント解説
[最終更新日]2025/11/25

皆さんは「ハイキャリア人材」と聞いてどのような人を思い浮かべますか?
「年収1,000万円以上のエリート」「大企業の管理職」といったイメージが強いかもしれません。
しかし、昨今の物価上昇や「ジョブ型雇用」への移行に伴い、ハイキャリアの定義は「単なる高年収」から「高い市場価値(ポータブルスキル)」へと大きく変化しています。
「自分は今の年収だと対象外だ」「特別な経歴はないから縁遠い」と感じている方もいるかもしれません。
ですが、企業が求める「課題解決力」や「変革スキル」を持っていれば、現在の年収に関わらず、あなたはすでに市場から見ればハイキャリア人材である可能性があります。
目次
ハイキャリア転職を目指す際におすすめの転職サービス・転職エージェント
| サービス名 | doda X![]() | リクルートダイレクトスカウト![]() | JACリクルートメント![]() | ビズリーチ![]() |
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| メリット |
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| 得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
| 対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
| 対象地域 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 |
| おすすめの人 |
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| 公式サイト |
1)年収だけではない?「現代のハイキャリア」の正体【ウソ・ホント】

皆さんは「ハイキャリア」に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。
「年収1,000万円以上のエリート」「誰もが知る大企業の部長」……そんなイメージが強いかもしれません。
しかし、働き方や経済状況が大きく変化している今、「ハイキャリア」の定義も、単なる年収額から「市場価値」へと変わりつつあります。
ここでは、これまでの常識と最新のトレンドを照らし合わせながら、ハイキャリアにまつわる「ウソ・ホント」を解き明かしていきましょう。
これを読めば、漠然としていた「自分とハイキャリアとの距離」が、はっきりと見えてくるはずです。
現代のハイキャリア定義【3つの視点】
【年収】800万円は通過点? 統計から見る「上位数%」の現実

一般的に、ハイキャリア向け求人の目安として「年収800万円以上」という数字がよく使われます。これは今も一つの基準であることは【ホント】です。
しかし、ここで注意したいのが「額面の金額」と「実際の豊かさ」のギャップです。
昨今の物価上昇や社会保険料の増加により、かつて年収800万円で得られていた生活水準と、現在のそれとは異なります。「800万円あれば安泰」とは言い切れないのが現実です。
統計で見ると、あなたは上位何%?
では、客観的なデータを見てみましょう。
厚生労働省の統計などを見ると、年収800万円以上の給与所得者は全体のおよそ10%前後、年収1,000万円以上となると5%程度に限られます。
つまり、もしあなたが現在このラインに近いのであれば、統計的には間違いなく「選ばれた層」にいます。
ですが、現代のハイキャリアを目指す上では、「今の年収が高いから大丈夫」と安心するのではなく、「インフレに負けないよう、さらに価値を高めていく」という意識が必要不可欠です。
参考文献:
・厚生労働省:令和5年賃金構造基本統計調査
・国税庁:民間給与実態統計調査
【スキル】社内評価か、市場価値か。「ポータブルスキル」の有無

「部長の経験があればハイキャリア」「部下が10人いれば評価される」。
これは半分ホントで、半分【ウソ】です。
かつては「役職」がステータスでしたが、現在は「そのスキルは他社でも通用するか?」が厳しく問われます。
例えば、「社内の複雑な承認フローを通すのが上手い」「あの上司の機嫌を取るのが得意」といったスキルは、残念ながら一歩外に出れば通用しません。
持ち運びできる「ポータブルスキル」がカギ
厚生労働省も提唱している「ポータブルスキル(持ち運び可能な能力)」を持っているかどうかが、現代のハイキャリアの分かれ目です。
- 課題設定力:現状を分析し、解決すべき課題を自ら見つけ出す力
- 計画立案力:ゴールに向けたプロセスを設計する力
- 対人折衝力:社内外の関係者を巻き込み、納得させる力
これらの能力があれば、たとえ今の会社が中小企業であっても、あるいは役職についていなくても、市場からは「ハイキャリア人材」として高く評価されます。
参考文献:
・厚生労働省:ポータブルスキル見える化ツール
【トレンド】年齢・勤続年数は無関係。「ジョブ型雇用」へのシフト

「1つの会社に3年はいないと評価されない」「ハイキャリアになれるのは40代以降」
こうした「石の上にも三年」的な価値観は、急速に過去のものになりつつあります。これは明確に【ウソ】と言っていいでしょう。
背景にあるのは、経団連なども推進している「ジョブ型雇用」への移行です。
ジョブ型雇用とは、「人」に仕事を割り振る従来のメンバーシップ型とは異なり、「仕事(ジョブ)」に対して人を割り当てる方式です。
この変化により、以下のような現象が起きています。
- 20代でも年収1,000万円超え:AIやDXなど、特定の専門スキルがあれば年齢に関係なく高待遇が提示される。
- 勤続年数より「プロジェクト実績」:長く在籍したことより、「短期間でどのような成果(変革)を出したか」が重視される。
つまり、現代のハイキャリアにおいて「年齢」や「我慢強さ」はもはや必須条件ではありません。
「何ができるか(職務記述書に書けるスキルがあるか)」が全てという、実力主義の時代に突入しているのです。
参考文献:
・日本経済団体連合会:「ジョブ型研究会」報告書
2)企業ニーズから逆算する「真のハイキャリア」の条件と希少性
1章では、ハイキャリアの定義が「年収」から「市場価値」へ変化していることをお伝えしました。
では、具体的にどのような人材が市場で高く評価されるのでしょうか?
答えはシンプルです。「企業が今、最も解決したい悩み」を解決できる人です。
企業側の視点(ニーズ)から逆算することで、目指すべき「真のハイキャリア像」がはっきりと見えてきます。
企業が喉から手が出るほど欲しい「3つの条件」
経営課題を解決できる「変革(トランスフォーメーション)推進力」

今、多くの企業が直面している最大の課題は「現状維持」ではなく「変化への対応」です。
そのため、単に既存の業務をミスなく回すだけの人材よりも、「新しい仕組みを作り、会社を変える力(変革推進力)」を持つ人材の価値が急騰しています。
特に以下のキーワードに関連する経験は、業界を問わず引く手あまたです。
- DX(デジタルトランスフォーメーション):デジタル技術を使ってビジネスモデルや業務フローを根本から変える。
- 新規事業開発:既存事業の収益低下を見越し、新しい柱を作る。
- 組織改革:古い体質の組織を、現代に合わせた働きやすい環境へ変える。
経済産業省が定める「デジタルスキル標準」でも、エンジニアだけでなくビジネスパーソン全体に「変革」をリードする能力が求められています。
「決まったことをやる人」から「新しいことを始める人」へ。このシフトこそがハイキャリアへの第一歩です。
参考文献:
・経済産業省:デジタルスキル標準(DSS)
人的資本経営が求める「自律的キャリア」とリスキリング

近年、投資家や経営者の間で「人的資本経営」という言葉がキーワードになっています。
これは「人材をコストではなく、投資すべき資産(資本)として捉える」という考え方です。
この流れの中で、企業は「会社にぶら下がる人」ではなく、「自ら価値を高め続けられる人(自律的人材)」に投資したいと考えています。
「リスキリング」はハイキャリアの必修科目
変化の激しい現代では、一度身につけたスキルも数年で陳腐化してしまいます。
そのため、会社からの指示を待つのではなく、自らの意思で新しいスキルを学ぶ「リスキリング(学び直し)」の姿勢があるかどうかが重視されます。
「この人は放っておいても成長し、会社に利益をもたらしてくれる」。
そう思わせる実績(資格取得、副業での挑戦など)が、ハイキャリアとしての信頼証明になります。
参考文献:
・経済産業省・金融庁:人的資本経営の実現に向けた検討会 報告書(人材版伊藤レポート2.0)
【戦略】「タグ」の掛け合わせで自身の「希少性」を高める

ここまで読んで、「自分には大それた変革スキルなんてない……」と不安に思った方もいるかもしれません。
しかし、安心してください。ハイキャリアになるために、必ずしも「1つの分野でNo.1」になる必要はありません。
有効な戦略は、「複数のスキル(タグ)を掛け合わせる」ことです。
1つのスキルでは平凡でも、2つ、3つと掛け合わせることで、代わりのいない「レア人材(希少性)」が生まれます。
ハイキャリアへの「掛け合わせ」例
- 「営業」×「ITリテラシー」:
ただ売るだけでなく、SaaSツールを駆使して営業プロセスを効率化できる人材。 - 「経理」×「データ分析」:
決算処理だけでなく、財務データから経営への提言ができる人材。 - 「人事」×「マーケティング」:
採用広報において、マーケティング視点で母集団形成ができる人材。
このように、今の自分の経験に「世の中のトレンド(IT、語学、マネジメントなど)」を少し足すだけで、市場価値は劇的に跳ね上がります。
「自分にはどんなタグが足せるだろう?」と考えることこそが、ハイキャリアへの近道なのです。
3)自分の「市場価値」を正しく測る、転職サービスの活用法
ここまで、ハイキャリアの新しい定義や、企業が求める条件についてお話ししてきました。
しかし、頭では理解していても、「本当に自分は通用するのか?」「審査に落ちて傷つくのが怖い」と、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで提案したいのが、転職サービスを「転職するための場所」ではなく、「自分の市場価値を測るための場所」として使う、という新しい常識です。
ハイキャリア向けサービスは「今の自分」を測る健康診断

「転職する決意が固まっていないのに、登録するのは失礼ではないか?」
そう考える真面目な方ほど、チャンスを逃しがちです。
実は、市場価値の高い人ほど、転職する気がなくてもエージェントやスカウトサービスに登録しています。
それは、サービスを「キャリアの定期健康診断」として活用しているからです。
登録すると、以下のような客観的なデータ(診断結果)が得られます。
- どんな企業からスカウトが来るか?(業界や職種のニーズ)
- 年収はいくら提示されるか?(現職とのギャップ)
- 自分の経歴のどこが評価されたか?(強みの再発見)
スカウトの内容を見るだけで、自分の「市場価格」がわかります。
今の会社での評価がすべてではないと知ることは、精神的な余裕にもつながるはずです。
審査落ち・スカウトゼロは「失敗」ではなく「現在地の確認」

ハイキャリア向けサービスには登録審査がある場合も多く、「審査に落ちた」「登録したのにスカウトが来ない」という経験をする方もいます。
しかし、これは決して「あなたの能力が低い」という意味でも、人生の「失敗」でもありません。
単に「現時点では、この市場のニーズとマッチしていない」というデータが得られただけです。
むしろ、これは大きなチャンスです。
「マネジメント経験が足りないのか?」「英語力が必要なのか?」「専門スキルの深さが足りないのか?」
「何が足りないか」が分かれば、今の会社での働き方を変えられます。
不足しているスキルを現職で1〜2年かけて身につけ、再度チャレンジすれば良いのです。この「現在地の確認」ができることこそが、登録の最大のメリットと言えるでしょう。
職務経歴書の更新と「市場トレンド」の定点観測

最後に、真のハイキャリア人材が実践している習慣をご紹介します。
それは、「半年に一度、職務経歴書(レジュメ)を更新すること」です。
半年の間に自分が何を達成し、どんなスキルが身についたのかを言語化してアップデートする。
この作業を行うだけで、自分のキャリアの棚卸しになります。
また、定期的にエージェントと接点を持つことで、「今、AI人材の年収が高騰している」「この業界でDX担当が不足している」といった「生きたトレンド情報」を得ることができます。
政府も「労働移動の円滑化」を進めており、自分に合った職場で能力を発揮することは社会的な要請でもあります。
まずは「腕試し」のつもりで、職務経歴書を書き始めてみてはいかがでしょうか。
参考文献:
・内閣府:新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画
4)ハイキャリア転職を目指す際におすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリア人材向けの案件は、一般には出回らない「非公開求人」として扱われることが多く、転職エージェント各社が独自に保有しているケースがよく見られます。
複数の転職エージェントに登録しておくことで、その分さまざまな非公開求人を紹介してもらえる可能性が増します。
ここではハイキャリア人材のサポートに強いおすすめの転職サービスを7社ご紹介します。
doda X


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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
doda Xは、「キャリアに戦略を。」をキーワードに運営するハイクラス向けの転職サービスです。
doda Xに登録すると、ヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせて厳選スカウト求人を提案してくれます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものがほとんど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
在籍するヘッドハンターは約7,300名(2025年4月時点)。レジュメの効果的な見せ方や面接対策などの転職サポートもしっかりサポートしてくれます。
doda Xの活用メリットとハイキャリア転職へのおすすめポイント
doda Xはヘッドハンターのサポートを受ける「ヘッドハンティングサービス」と、自分で求人を探して応募する「求人紹介サービス」の両方を利用できます。

ヘッドハンターからの提案をメインとする「じっくり、待ちのスタイル」で転職活動をしたい方はヘッドハンティングサービスを、積極的に求人を検索して企業にアプローチしていきたい方は求人紹介サービスを利用するとよいでしょう。
doda Xは幅広い職種の求人を扱っていますが、特に多いのがIT・通信、インターネット・広告・メディア、メーカー(機械・電気)です。
これらの業種でより責任あるポジションにチャレンジしたい人におすすめです。
doda Xの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| 拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
| とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
doda Xでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。キャリアアドバイザーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
リクルートダイレクトスカウト


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ハイキャリア向けの求人数は国内最多!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
サービスの主な特徴は、年収600万円以上のハイキャリア層向けの求人が国内トップクラスの豊富さであること、そして企業からのスカウトが多く届くことです。
スカウト経由で転職活動を検討している人は、はじめに登録しておくことをおすすめします。
スカウトはAIによるマッチングも働いており、サービス利用を重ねるごとに「希望に合致するスカウト」が届くようになるといいます。

また、登録時に必要となるレジュメ作成は、経験や能力、希望条件などの選択項目から選ぶだけで完成します。

レジュメが出来上がれば、すぐにスカウトを受け取れます。
リクルートダイレクトスカウトの評判とおすすめ使い方
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミでは、「企業からのスカウトがたくさん届く」「希望にマッチした求人が多い」という意見・感想が多く見られます。
一方で「企業からだけでなくヘッドハンターやエージェントからのスカウトも多い」という声も見られます。
これはどの転職サイトにもいえることですが、登録時のレジュメを適当に済ましてしまうと質の良いスカウトは届きません。
リクルートダイレクトスカウトのサービスメリットを充分活用するうえでも、レジュメの経歴入力は丁寧におこなうことをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サポート対象地域 | 全国 |
| 特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士など、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておきましょう。
JACリクルートメント


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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。
JACリクルートメントの活用メリットとハイキャリア転職へのおすすめポイント
JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは「両面型サポート」といって、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能です。
JACリクルートメントの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
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サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
ビズリーチ


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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。
一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認できます。
「ハイクラス転職サービスにはどんな求人があるのだろう?」「自分の場合、どのような企業からスカウトが届くのか?」といったことを知っておくだけでも、今後のキャリアプランを考える上で十分参考になるはずです。
現在の年収が500万円以上で、ゆくゆく転職を検討する可能性のある方であれば、登録する価値が十分にあるサービスといえるでしょう。
ビズリーチの活用メリットとハイキャリア転職へのおすすめポイント

ビズリーチの登録者に届くスカウトには、企業からの直接スカウトとヘッドハンターによるスカウトの2種類があります。
紹介される求人は経営管理(管理職・役員)やプロジェクト管理、専門職といった事業の上流工程を支える重要なポジションのものが多いです。
カバーしている業種も幅広いため各業界の最前線で活躍するポジションへの転職が期待できます。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
ビズリーチの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進など)|管理(経理・財務・税務・IRなど)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士など)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
【まとめ】「ハイキャリア」は自分でつくれる。年収や役職にとらわれず、市場価値を確かめよう

本記事では、変化する「ハイキャリア」の定義について解説してきました。
結論として言えるのは、現代のハイキャリアとは、年収や役職といった「過去の勲章」だけで決まるものではなく、「企業の課題を解決できる市場価値(ポータブルスキル)」によって決まるということです。
「自分は大企業出身ではないから」「まだ管理職ではないから」と、自分で自分の可能性を狭めてしまうのは非常にもったいないことです。
企業が求めているのは、肩書きではなく、あなたの「現場を変える力」や「自律的に学ぶ姿勢」そのものだからです。
転職する・しないに関わらず、まずは転職サービスなどを活用して、ご自身の市場価値を客観的に測ってみてください。
「自分はハイキャリアではない」という思い込みを捨てた瞬間、これまで見えていなかった新しいキャリアの景色が広がるはずです。






