両面型転職エージェントのメリット/デメリット・分業型との違いとは?
[最終更新日]2026/01/06

転職エージェント選びにおいて、担当アドバイザーの役割が「両面型」か「分業型」かという違いは、実はミスマッチを防ぐための非常に重要なポイントです。
近年、ジョブ型雇用の浸透や人的資本経営への注目が高まる中で、「自分のスキルが正しく評価されるか」「実際の社風はどうなのか」といった、より解像度の高い情報を求める声がSNSなどでも増えています。
目次
1)転職エージェントの「両面型」と「分業型」の違いとは?最新の採用トレンドから解説
現在の転職市場では、単なる「求人紹介」から「質の高いマッチング」へとニーズが変化しています。ここでは基本的な仕組みと、今なぜこの違いを知ることが重要なのかを解説します。
両面型と分業型の基本的な仕組みと役割の図解

1人の担当者が企業・求職者の双方を持つ「両面型」
両面型転職エージェントとは、企業と転職希望者の両方を同じアドバイザーが担当するタイプの転職エージェントです。
アドバイザー自身が企業の採用担当者や経営者にヒアリングを行い、自ら収集した情報を転職希望者に直接伝えられる点が特徴です。
両面型転職エージェントに多いのは、特定の業界を専門とするサービスや、地域を絞って求人を扱うサービスです。
1人のアドバイザーがヒアリングできる企業数やエリアの範囲は限られているものの、1社1社について熟知した熱量のあるアドバイスを得やすい傾向があります。
両面型転職エージェントの例
| サービス名 | ヒューレックス![]() | JACリクルートメント![]() | LHH転職エージェント![]() | パソナキャリア![]() |
|---|---|---|---|---|
| メリット |
|
|
|
|
| デメリット |
|
|
|
|
| 公開求人数 | 約2.8万件(2026年1月現在) | 約2.8万件(2026年1月現在) | 約1.6万件(2026年1月現在) | 約5.0万件(2026年1月現在) |
| 得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
| 対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
| 対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
| おすすめの人 |
|
|
|
|
| 公式サイト |
企業担当(営業)と求職者担当(アドバイザー)が分かれる「分業型」
分業型転職エージェントとは、企業担当(営業)と転職希望者担当(アドバイザー)が分かれているタイプのサービスを指します。
求職者側の担当者が転職サポートに専念できる点が特徴です。
分業型転職エージェントの中には、大量の求人を保有する大手総合型エージェントが多く見られます。
1人あたりのアドバイザーが担当する求職者の人数が多くなりやすい傾向があるものの、豊富な求人保有数を活かして積極的な求人紹介がされやすい傾向があります。
分業型転職エージェントの例
| サービス名 | マイナビ転職AGENT![]() | doda![]() | リクルートエージェント![]() | ワークポート![]() |
|---|---|---|---|---|
| メリット |
|
|
|
|
| デメリット |
|
|
|
|
| 公開求人数 | 約11万件(2026年1月現在) | 約26万件(2026年1月現在) | 約73万件(2026年1月現在) | 約13万件(2026年1月現在) |
| 得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
| 対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
| 対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
| おすすめの人 |
|
|
|
|
| 公式サイト |
【2026年最新】ジョブ型雇用の浸透で「両面型」が再注目される背景
近年、日本企業でも「ジョブ型雇用」の導入が進んでいます。ジョブ型雇用とは、職務内容(仕事の範囲や必要なスキル)を明確に定義して契約する採用スタイルのことです。
この変化に伴い、採用の現場では「職務記述書(ジョブ・ディスクリプション:JD)」がより細かく作成されるようになりました。求職者側からは、SNS(X等)において「エージェントに自分のスキルが正しく伝わっていない」「現場のリアルな業務内容と求人票にズレがある」といった不満の声が目立つようになっています。
こうした背景から、企業の現場ニーズや求めるスキルの細かなニュアンスを直接把握している「両面型」のエージェントが、ミスマッチを防ぐ存在として改めて高く評価されています。
参考文献:
・内閣官房:ジョブ型人事指針(2024年8月公表)
・独立行政法人 労働政策研究・研修機構:職業紹介事業を巡る現状と課題
両面型エージェントはメリットばかりとも言い切れない?
両面型エージェントは担当者が企業に直接ヒアリングした情報を求職者に提供できることから、一見すると分業型エージェントよりもメリットが多く思えるかもしれません。
しかし、両面型エージェントもメリットばかりとは言い切れない点に注意が必要です。
自身が必要とする転職サポートは、人によって千差万別です。
ある人にとっては両面型エージェントが適していたとしても、別の人にとっては分業型エージェントのほうが有益なサポートを得られるといったことは起こり得ます。
自分にとって両面型・分業型のどちらが適しているかは、双方のメリット・デメリットを押さえた上で判断することが大切です。
2)両面型転職エージェントのメリット・デメリット|「情報の解像度」でミスマッチを防ぐ
「入社してみたら、聞いていた仕事内容と違った」「職場の雰囲気が合わなかった」……そんな転職のミスマッチは、自分にとっても企業にとっても避けたいものですよね。特に専門スキルを活かしたい方や、社風を重視する方にとって、両面型エージェントの「情報の質の高さ」は大きな味方になります。

メリット:人的資本経営の視点から「企業の課題・内情」を直接聞ける
最近では、社員の成長を企業の価値と捉える「人的資本経営」を大切にする企業が増えています。両面型エージェントの担当者は、企業の経営層や採用責任者と直接対話しているため、求人票には載っていない「企業の本当の姿」を把握しています。
例えば、「なぜこのポジションで募集が出たのか(前任者の離職理由)」や「入社後にどのような役割を期待されているか」といった、一歩踏み込んだ情報を直接教えてもらえるのが大きなメリットです。
企業担当者から間接的に聞いた話ではないため、情報の行き違いが少なく、社風や人間関係などの「目に見えない空気感」まで、精度の高い情報を得ることができます。
メリット:スキルの細かいニュアンスが伝わり、条件交渉の精度が高い
両面型エージェントの多くは、特定の業界や職種に精通したスペシャリストとして活動しています。そのため、あなたが持っている専門スキルやこれまでの経験を、企業側に正しくプレゼンしてくれる力があります。
特にエンジニアや専門職の方は、「自分の技術が正しく評価されるか」が不安な点ですよね。両面型なら、担当者が企業の決裁者(採用を決める人)と直接話すため、「あなたのこのスキルがあるから、この年収が妥当だ」という具体的な根拠を持った交渉が可能です。
企業・求職者双方の事情を深く理解しているからこそ、無理のない、納得感のある条件での入社を実現しやすくなります。
両面型エージェントに関する良い評判・口コミ
今回の転職では、両面型の某エージェントにお世話になりました。
複数のご担当者様とやり取りさせていただきましたが、結局決まったのは経験年数が短めの方の担当企業。しかし、非常に密なフォローアップでした。感謝感謝です✨。
・両面型エージェント
・初回面談で求人紹介しない
・スキルや経験に加えてあなたの中身を知ろうとする
これらが満たされた転職エージェントの当たり率は高いです。特に、企業担当と求職者対応を兼任する両面型エージェントは企業の深い情報まで教えてくれる。
エージェントの質が高いです。
採用企業との関係性が構築されており、スムーズに転職が実現できました。
デメリット:求人件数の少なさと「担当者との相性」への依存
一方で、注意しておきたい点もあります。両面型エージェントは1人の担当者が企業訪問から求職者の面談まで手厚く行うため、どうしても1人が抱えられる求人の数には限りがあります。
分業型の大手エージェントに比べると、「紹介される求人の総数」が少なく感じられるかもしれません。そのため、幅広い選択肢から選びたい方は少し物足りなさを感じる可能性があります。
また、情報が担当者1人に集約されるため、担当者の知識不足や相性の問題があると、「必要な情報が自分まで届かない(情報遮断)」というリスクもゼロではありません。Yahoo!知恵袋などでも「担当者によって情報の深さに差がある」という声が見られます。信頼できる担当者かどうかを見極める目を持つことが、両面型を使いこなすコツです。
両面型エージェントに関する悪い評判・口コミ
エージェント使ってるけど両面型です!面接同行しますって言ってるのに1回もされたことない上に事前情報もあんまりくれないし使ってる意味あんまねぇよ〰〰〰〰〰。企業と直接やり取りしないでいいのは楽だけどもさ〰〰〰〰〰〰。
Spring転職エージェント初めて利用してみた。数件の求人応募してみたが、各案件に担当者がいて、反応もそれぞれ違う。定型文でお断りしてくる担当者、ぜひ電話面談させてくれという担当者。何をもってこんな差が出るんだ
JACリクルートメントがいいって思ってたけどやっぱり担当によってピンキリなんだな。
不採用になったことも何も連絡くれない人もいるしいいエージェント個人に出会うしかない。その間どんどん気になった企業は再応募まで出来なくなる
参考文献:
・経済産業省:人的資本経営の実現に向けた検討会報告書
(企業の情報開示が進む中、エージェントに求められる情報の深さについての根拠)
3)分業型転職エージェントのメリット・デメリット|「効率と網羅性」でチャンスを広げる
「まずはどんな求人があるのか幅広く知りたい」「できるだけスピーディーに転職活動を進めたい」という方に適しているのが分業型エージェントです。大手サービスを中心に導入されているこの仕組みは、現代のデジタル化された転職市場において、圧倒的な情報量と効率性を提供してくれます。

メリット:圧倒的な求人数とシステム化された迅速なサポート
多くの求人数を取り扱いやすい
分業型エージェントには、企業から求人の依頼を獲得する専任の営業担当者(RA:リクルーティングアドバイザー)が数多く在籍しています。そのため、両面型と比べて豊富な求人数を保有している点が大きな強みです。
近年では、大手ならではの膨大なデータベースとAIマッチングを活用することで、あなたの希望条件や経歴にマッチする求人を網羅的に、かつ瞬時に提案できるようになっています。取り扱い求人数が多ければ、それだけ納得できる選択肢に出会える確率も高まります。
できるだけ多くの求人を比較検討したい人や、応募先の選択肢をできる限り多く確保しておきたい人にとって、この網羅性とスピード感は非常に大きなメリットといえるでしょう。
メリット:キャリアアドバイザー(CA)が「あなたの伴走」に専念できる
求職者1人ひとりに専任の担当者がつく
分業型エージェントでは、求職者1人ひとりに専任のキャリアアドバイザー(CA)が配置されます。CAは企業への営業活動を行わない分、求職者であるあなたへのサポートに集中できる体制が整っています。
応募先の企業が複数社にわたる場合も、一人のCAが窓口となって一貫したサポートを行ってくれます。あなたのキャリアプランや強みを深く理解した上で、面接対策や書類添削、キャリア相談などの「伴走」に時間を割いてくれるのが特徴です。
同じ担当者にじっくりと相談に応じてほしい、客観的な視点でキャリアの棚卸しを手伝ってほしいという方は、分業型エージェントのきめ細かなサポートを実感しやすいはずです。
分業型エージェントに関する良い評判・口コミ
dodaの担当者との面談後に求人情報が送られてきました。
驚いたのはその数。68件もの求人が送られてきました??昨日のうちにすべて応募か辞退かの選択をしましたが、確認に4時間もかかってしまいました。
この応募情報を今日の昼までに確認してくださるとのことで、担当者さんの熱意を感じました。
なかなか自分のスキルって客観的に見れないけど、エージェントさんとの面談の中で見つめ直すことができて良かった。
登録したところはリクルートエージェントです。担当者が当たりだった。
求人数が多くて、面接まで早く漕ぎ着けることができた。担当者の方とのコミュニケーションを多く取ることができた。履歴書への添削が丁寧だった。また、細かなアドバイスをしていただいたので志望動機を書くことが苦痛で無かった。
自社アンケート(マイナビ転職AGENT)
デメリット:分業型特有の「情報の伝言ゲーム」による齟齬のリスク
企業担当者との連携不足が生じる恐れがある
企業担当(営業)と求職者担当(CA)が分かれていることにより、社内での連携不足が生じてしまうリスクは否定できません。
あなたがCAから聞く企業情報は、あくまで営業担当者が収集してきた情報の「また聞き」になります。そのため、SNS(X等)でもよく見られる「エージェントから聞いていた話と、実際の面接で企業から聞いた話が食い違っている」という現象、いわゆる情報の伝言ゲームによる齟齬(そご)が起こりやすいのがデメリットです。
このリスクを避けるためには、エージェントからの情報を鵜呑みにせず、企業の公式サイトや採用ページを自分でもリサーチし、疑問点は面接の場で直接確認する姿勢が欠かせません。
担当者が業界・職種の事情に精通しているとは限らない
分業型エージェントのCAは、非常に幅広い業界・職種の方々を担当します。そのため、必ずしも特定の技術スタックや業界の最新動向すべてに深い専門知識を持っているわけではありません。
ITエンジニアや高度な専門職の方など、志望する分野によっては、担当者の知識が不十分に感じられたり、的外れな求人提案が届いたりすることもあります。
担当者に深い専門性を求める場合は、専門特化型の両面型エージェントを併用するなど、それぞれのサービスの強みを理解して使い分けることが大切です。
分業型エージェントに関する悪い評判・口コミ
dodaでキャリーアドバイザーと採用プロジェクト担当がいることに混乱。面談はアドバイザーなんだけど、採用に進むとプロジェクト担当になるの?私のアドバイザーさんは、アドバイザー担当で進められるから連絡して!っていうけどどちらで進めるのがいいの?
リクルートエージェントの担当者さんが私のスキルや希望に合った案件をメールで案内してくれるんですけどね。
違うのよ,C言語とC#は全く別物なのよ?。あとJavaとJavascriptも全く別物なのよ。
エージェントから説明を受けた内容と、実際の内容ではかなり乖離がありました。実際は提示された年収より低く転職前から下がってしまい、業務内容も異なり、残業時間も倍以上ありました。担当エージェントは今振り返ってみると自分の成績しか考えていないような紹介の仕方で、とりあえず入社させればOKという考えでししか無かったように思えます。
自社アンケートより(参考:「転職エージェント選びに失敗した…」のはどんな時?100人にアンケート)
参考文献:
・厚生労働省:令和6年版 労働経済の分析(労働経済白書)
(転職市場におけるデジタル化とマッチング効率の現状)
4)あなたに合うのはどっち?タイプ別の選び方と失敗しない活用術
ここまで両面型と分業型の違いを見てきましたが、「結局、今の自分にはどっちが合うの?」と迷ってしまう方も多いはずです。最後に、あなたの志向や状況に合わせた具体的な選び方と、それぞれの強みを活かした「失敗しない活用術」をご紹介します。
【タイプ別】両面型・分業型それぞれがおすすめな人

専門性を正しく評価してほしいスペシャリスト(両面型がおすすめ)
- 自身の専門スキルや経験を、企業の決裁者に直接アピールしてほしい人
- 特定の業界の最新動向や、ニッチな職種に精通した担当者の知見を借りたい人
「自分の技術や実績が、分業型のエージェントでは正しく伝わっていない気がする」と感じるスペシャリストの方は、両面型が適しています。企業側のニーズを深く理解している担当者が、あなたの強みを企業の課題解決と結びつけて提案してくれるため、納得感のあるマッチングが期待できます。
社風や人間関係を重視する慎重派(両面型がおすすめ)
- 求人票の条件だけでなく、現場の雰囲気や上司の人柄まで知りたい人
- 入社後のミスマッチを最小限に抑え、長く働ける環境をじっくり探したい人
「入社後に人間関係で悩みたくない」という慎重派の方には、企業の内部事情に精通した両面型が心強い味方になります。担当者が実際に企業へ足を運んでいるからこそ聞ける「生の声」は、自分一人でリサーチする限界を補ってくれる貴重な情報源となるはずです。
短期間で多くの求人を比較したい効率派(分業型がおすすめ)
- まずは網羅的に求人をチェックし、自分の市場価値を客観的に把握したい人
- 働きながら効率よく活動を進め、書類添削などのサポートをフル活用したい人
「できるだけ早く、多くの選択肢の中から自分に合うものを選びたい」という効率重視の方は、分業型の大手エージェントがおすすめです。AIマッチングやシステム化されたサポートにより、短期間で多くの求人と出会えるチャンスが広がります。
【失敗を防ぐ】メリットを最大化する「ハイブリッド活用法」の提案

「どちらか一つに絞らなければならない」という決まりはありません。むしろ、それぞれの強みを使い分ける「ハイブリッド活用」こそが、納得のいく転職への黄金ルートです。
- ステップ1:分業型エージェントで「市場感」を把握する
まずは求人数の多い大手(分業型)で、どのような求人が自分に届くのかをチェックし、市場での自分の立ち位置を確認します。 - ステップ2:両面型エージェントで「本命企業」を深掘りする
志望業界が絞れてきたら、その分野に強い両面型エージェントを活用し、選考対策や条件交渉などの解像度を高めていきます。
このように複数の窓口を持つことで、一方のデメリットをもう一方が補うことができ、より多角的な視点で判断を下せるようになります。
注意点:エージェントの形態に関わらずチェックすべき「担当者の質」
両面型・分業型のどちらを利用する場合でも、最終的にあなたの転職を左右するのは「担当アドバイザーの質」です。SNSや口コミサイトが普及した現在、エージェントからの情報を鵜呑みにせず、自分でも情報を裏取りするリテラシーが求められています。
- 「なぜ私にこの求人なのですか?」と根拠を聞く
紹介された求人に対して、明確な根拠や企業側の背景を答えられない担当者は注意が必要です。 - SNSや口コミで「生の声」を補完する
エージェントの情報と、SNS(X等)や転職口コミサイトでの評価を照らし合わせ、情報の整合性をチェックしましょう。 - 担当変更をためらわない
相性が合わないと感じたり、知識不足を感じたりした場合は、担当者の変更を申し出ることも一つの選択肢です。
エージェントはあくまでも「パートナー」です。主体性を持って活用し、納得のいくキャリアの一歩を踏み出してくださいね。
参考文献:
・厚生労働省:マイナビ・リクナビ等の求人情報提供ガイドライン
(適切な情報提供を受けるための利用者側の注意点について)
あわせて読みたい
-
- 転職エージェントの選び方完全ガイド|タイプ別おすすめ活用法&人気サービス一覧
- 転職エージェントを選ぶ際の大切なことは、単に「評判・実績のあるサービス」を選ぶのではなく、「『あなたにとって』役に立つ・頼りになるサービス」を選ぶことです。この記事では転職エージェント「鉄板の選び方」と、最大限有効活用するためのポイントを紹介しています。...
5)おすすめの両面型エージェント
ここまでの内容を読まれて「両面型エージェントを利用したい」と思った人に向けて、転職支援実績の豊富なおすすめの両面型エージェントを3社紹介します。
エージェントによって得意とする業界・職種に違いがありますので、希望条件によりマッチするサービスを選んでみてください。
JACリクルートメント


-
ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で5年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
JACリクルートメントは年収600万円以上のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。
要職ポジションへの求人が比較的多く、一つひとつの求人の質も高めです。
JACリクルートメントの特徴として、転職支援を行うコンサルタントの「ベテランの割合が高い」点が挙げられます。
他の人材会社からいわゆる引き抜きされることが多く、そのため豊富な転職支援実績を持ったキャリアコンサルタントが担当に付きやすいのです。
そのため、JACリクルートメントのサービスを利用した人たちからは「キャリア面談やキャリアの棚卸しをじっくりしてくれた」「急かさず、こちらのペースに合わせてくれた」といった好意的な感想が多く見られます。
JACリクルートメントの特徴
| 特徴 |
|
|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| 公開求人数 | 約2.8万件(2026年1月現在) |
| とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
あわせて読みたい
-
- JACリクルートメントの特徴・評判まとめ|利用すべき人・やめたほうがいい人も解説
- JACリクルートメントの特徴と、実際の評判、メリット・強みとデメリット・注意点についてまとめました。記事を読めば、あなたが利用すべきサービスかどうかの判断を付けられるでしょう。...
ヒューレックス


-
地方転職に強みのある転職エージェント。働き方だけでなくライフスタイルへの相談も可能です。
ヒューレックスは地方銀行と業務提携していることから、その地域に根ざした企業求人を多く保有しています。
担当コンサルタントは地域情報や地元企業の動向を熟知した人材です。
幅広い年齢層を対象にサポートを行っているため、「他の転職サービスは若手優先の印象が強かったが、ヒューレックスでは丁寧に対応してもらえた」というユーザーも多くいます。
働き方だけでなくライフスタイルへの相談も可能で、とくにミドル世代以降の求職者から「親身に相談に乗ってくれた」という評判・口コミが多く見られます。
登録後に確認できる求人では、「残業少なめ」のものも多く見られます。
ヒューレックスの特徴
| 特徴 |
|
|---|---|
| サポート対象地域 | 全国 |
| とくに多い職種 | 営業|経理・財務|法務・人事・総務・広報|一般事務|経営・管理職・企画・マーケティング|技術職(電気・電子・機械・医療・化学・食品・建築・土木)|ITエンジニア(システム開発・インフラ・SE)|Web関連職・メディア・ゲーム・デザイン|専門職(士業・金融・不動産・コンサルタント)|サービス・外食・販売|教育・保育・物流・購買など |
| 公開求人数 | 約2.8万件(2026年1月現在) |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
LHH転職エージェント


-
営業、エンジニア、経理、人事等、専門領域のエージェントが担当に付き、非常に高精度な企業情報をシェアしてくれます。
LHH転職エージェントは、人材紹介会社のアデコが運営する転職エージェントサービスです。
日本国内のみならず世界60か国にも拠点を広げており、外資系・グローバル企業の求人も多数取り扱っています。
国内の拠点は東京・大阪・愛知の三か所になりますが、所属するエージェントはそれぞれ専門領域のエキスパートとして、転職活動を強力にサポートしてくれます。
とくに力を入れているのは、「転職者と企業のマッチング」。
これまで、「他の転職サービスでは、あまり自分に合った求人を紹介してもらえなかった」という方は、LHH転職エージェントを試してみるとよいでしょう。
LHH転職エージェントの特徴
| 特徴 |
|
|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| 公開求人数 | 約1.6万件(2026年1月現在) |
| とくに多い職種 | 営業系|販売・サービス系|ファッション系|マーケティング系|クリエイティブ系|IT系|エンジニア(電気・電子・機械・化学・素材・食品・化粧品・プラント・インフラ・エネルギー)系|メディカル系|人事・労務系|総務・広報|法務・知財|経理・財務系|経営/事業企画系|コンサルタント系|内部統制・監督系|購買・物流・貿易系|金融系|建築・不動産系|事務系など |
豊富な求人を擁するLHH転職エージェントですが、領域によって担当エージェントの数はやや少なめです。レスポンスの遅れ等が気になる場合は、他の転職エージェントにも登録しておきましょう。
【まとめ】2026年の転職活動は「情報の深さ」と「選択肢の多さ」を賢く使い分けよう
両面型・分業型エージェントにはそれぞれに強みと弱みがあり、「どちらか一方が正解」というものではありません。
大切なのは、あなたの今の状況や、転職で何を一番大切にしたいか(スキルの正当な評価か、社風とのマッチングか、あるいはスピード感か)に合わせて、活用するサービスを選ぶことです。
「ジョブ型雇用」が進み、企業の情報開示(人的資本経営)も活発になっている今、エージェントから得られる情報の「質」と「量」を自分自身でコントロールする視点が欠かせません。
今回ご紹介した「まずは分業型で広く探し、両面型で深く掘り下げる」といったハイブリッドな活用法も、ぜひ取り入れてみてください。
エージェントはあなたのキャリアを支えるパートナーですが、主役はあくまであなた自身です。それぞれの「いいとこ取り」をしながら、納得のいく未来へとつなげていきましょう。
この記事が、あなたにとって最高の結果を引き出すエージェント選びの助けになれば幸いです。













