Salesforceエンジニアに未経験からなるには?将来性・仕事内容・必要スキルまとめ
[最終更新日]2025/09/24

Salesforceは、Webを活用した代表的な企業向けのサービスです。
Salesforceを活用したシステム開発に携わりたいと考える方も多いのではないでしょうか。
Salesforceエンジニアは、ゼロからシステムを構築するスクラッチ開発とは異なり、パッケージをベースにした導入・カスタマイズが中心です。
例えば、「顧客と接する機会が多くなること」などが特徴に挙げられます。
Salesforceエンジニアとして転職した後に後悔しないためにも、あらかじめ仕事内容や求められるスキルを知っておくことが大切です。
この記事で得られる知識とポイント
目次
Salesforceエンジニアへの転職におすすめ転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT![]() | リクルートエージェントIT![]() | レバテックキャリア![]() | ギークリー![]() | ワークポート![]() | doda![]() | type転職エージェント![]() |
メリット |
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デメリット |
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特に多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー・SE全般、PL・PM | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
1)Salesforceエンジニアとは?仕事内容から年収、AI時代の将来性まで徹底解説
Salesforceエンジニアは、これからの時代にますます必要とされる仕事仕事のひとつです。
ここでは、そんなSalesforceエンジニアの仕事内容から気になるお給料、そして未来のことまで、わかりやすく解説していきます。
なぜ今、引く手あまた?DX推進を支えるSalesforceエンジニアの市場価値
今、多くの企業が「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を進めています。
これは、デジタル技術を使って、仕事のやり方やサービスをもっと良くしていこう!という大切な取り組みです。
そのDXの中心的な役割を担うのが、Salesforceに代表される「SaaS(インターネット経由で使えるソフトウェア)」です。
顧客情報や営業の進み具合などを一ヶ所で管理できるため、多くの企業が業務を効率化するために導入を進めています。
だからこそ、Salesforceを深く理解し、企業の課題解決をITの力でサポートできるSalesforceエンジニアは、社会の様々な場面で求められる存在になっています。
開発だけじゃない?ビジネス課題を解決するSalesforceエンジニアの仕事内容

Salesforceエンジニアの仕事は、単にパソコンに向かってプログラムを書くだけではありません。
お客様の「困った」に寄り添い、Salesforceという道具を使って解決に導く「ビジネス課題解決のパートナー」という側面が非常に強いのが特徴です。
仕事は、大きく分けて以下の3つのフェーズに分かれます。
① 導入支援(お客様の課題をヒアリングし、最適な使い方を考える)
まず初めに行うのが、お客様への丁寧なヒアリングです。
「どんなことに困っているのか」「Salesforceで何を実現したいのか」をじっくり聞き出し、膨大な機能の中からお客様にピッタリなものを提案します。
ときには、お客様自身も気づいていないような課題を発見し、解決策を提示することもあります。
② 開発・カスタマイズ(お客様専用の機能を作り上げる)
お客様の要望によっては、標準機能だけでは対応できないこともあります。
そんなときは、お客様専用の機能を追加したり、画面を使いやすく変更したりといった「開発」や「カスタマイズ」を行います。
「開発」と聞くと、専門的なプログラミング(Apexという言語を使います)をイメージするかもしれません。
しかし最近では、パズルを組み合わせるような感覚で機能を作れる「ローコード/ノーコード」という手法も主流になっており、未経験からチャレンジする方にとって心強い味方になっています。
また、会社で使っている他のシステムとSalesforceを連携させて、もっと便利に使えるようにすることも大切な仕事の一つです。
③ 運用・保守(導入後も継続的にサポートする)
Salesforceは、導入して終わりではありません。
実際に使っていく中で出てくる「もっとこうしたい!」という要望に応えたり、トラブルが発生した際に原因を調べて解決したりと、導入後も長くお客様をサポートし続けます。
お客様のビジネスの成長に合わせてSalesforceを「育てていく」ことも、Salesforceエンジニアの重要なミッションです。
Salesforceエンジニアの平均年収イメージ

需要の高さに伴い、Salesforceエンジニアの年収は一般的なITエンジニアと比べても高い水準にあります。
ある調査によると、平均年収は約600万円というデータもあります(2024年時点)。
- 年収400万円~700万円の層が多い
- 未経験からでも400万円以上を目指せる可能性がある
- スキルを磨けば、年収1,000万円以上も夢じゃない
未経験からであっても、一般的なITエンジニアと同等かそれ以上の年収が期待できるのは、大きな魅力と言えるでしょう。
もちろん、経験を積んでスキルアップすれば、さらなる高収入を目指すことも十分に可能です。
AIの進化は追い風!Einstein GPTが拓くSalesforceエンジニアの将来性

「AIが進化したら、エンジニアの仕事はなくなるのでは…」と心配する声も聞きますが、Salesforceエンジニアの将来は非常に明るいと言えます。
その理由は、Salesforce自身がAI技術を積極的に取り入れているからです。
例えば「Einstein GPT」という生成AI機能を活用すれば、お客様へのメール文面を自動で作成したり、データを分析して次の営業戦略を提案してくれたりします。
これからのSalesforceエンジニアは、こうしたAIを「賢い相棒」として使いこなし、これまで以上に高度で創造的な課題解決ができるようになります。
単純な作業はAIに任せ、人間はより本質的な仕事に集中できるため、エンジニアとしての市場価値はむしろ高まっていくでしょう。
参考文献:
・Salesforce, Inc.:Investor Relations
・総務省:情報通信白書
・経済産業省:産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)
2)未経験から目指せる!Salesforceエンジニアに必要な3つのスキルセット
「専門スキルって聞くと、なんだか難しそう…」
Salesforceエンジニアになるために、特別なスキルがたくさん必要だと感じていませんか?
そんなことはありません。実は、求められるスキルは大きく3つのブロックに分けられます。
一つひとつ見ていけば、未経験からでも何を学ぶべきかがハッキリと見えてくるはずです。
【必須の土台】まずはここから!Salesforceのコア知識

プログラミングを学ぶ前に、まず一番大切なのが「Salesforceが標準で何ができるのか」をしっかり知ることです。
Salesforceは、それ自体が非常にパワフルなツール。基本的な設定や機能を使いこなすだけでも、多くの企業の課題を解決できます。
「じゃあ、どうやって勉強すればいいの?」
そんな方のために、Salesforceは公式の無料学習サイト「Trailhead(トレイルヘッド)」を用意してくれています。まるでゲームでステージをクリアするように、自分のペースで楽しくSalesforceの基本を学ぶことができる、最高の学習ツールです。
そして、学習の最初のゴールとして目指したいのが「Salesforce 認定アドミニストレーター」という資格です。
これは、Salesforceの基本的な知識を持っていることの公式な証明書。未経験から転職を目指す上で、あなたの熱意とスキルをアピールする強力な武器になります。
認定アドミニストレーターとは
Salesforceのシステム管理者として必要な、基本的な知識とスキルを持っていることを証明する公式資格です。
ユーザー管理、セキュリティ設定、レポート作成、業務プロセスの自動化など、Salesforceを運用・管理していく上で土台となる幅広い能力が問われます。
未経験からSalesforceエンジニアを目指す際の最初の目標として推奨されており、実務能力を客観的に示すための登竜門となる資格です。
【価値を高める】開発・カスタマイズの知識

Salesforceの基本がわかったら、次はお客様の要望に合わせて機能をカスタマイズするスキルです。
最近のSalesforce開発では、専門的なコードを書かずに、まるでブロックを組み立てるように機能を作れる「ローコード/ノーコード」という手法が主流です。
まずはこの方法から始めれば、プログラミング経験がなくても、お客様に喜ばれる便利な機能を作ることが可能です。
もちろん、より複雑で高度な要望に応えるためには、「Apex」という専門のプログラミング言語を学ぶことも、あなたの市場価値をさらに高める武器になります。
ApexはJavaやC#という言語と似ているため、これらの学習経験がある方は、よりスムーズに習得できるでしょう。
【差がつく強み】現職の経験が活きる!ビジネススキル

未経験からの転職で一番の武器になるのが、このビジネススキルかもしれません。
なぜなら、Salesforceエンジニアの本当の仕事は、単にシステムを作ることではなく、「お客様のビジネスの成功をITで支援すること」だからです。
お客様が本当に困っていること、言葉にはならない要望を深く理解し、一緒に解決策を考える力が何よりも大切になります。
例えば、あなたが営業職なら、お客様の要望を深く聞き出す「ヒアリング能力」があります。
事務職なら、日々の業務を「もっと効率的にできないか」と考える業務改善の視点があるはずです。
そうした、今の仕事で培ってきた経験こそが、お客様の本当の課題を見つけ出し、解決に導く上で何よりも役立つのです。ITスキルと掛け合わせることで、あなただけの強力なアピールポイントになります。
参考文献:
・Salesforce:Trailhead
3)未経験からの転職を成功へ導く!3つの実践ステップ
この章では、未経験からSalesforceエンジニアへの転職を現実に変えるための「具体的なアクションプラン」を3つのステップでご紹介します。
【STEP1】学習計画を立てる ~資格取得をゴールに設定しよう~

何事も、まずは計画から。前の章でご紹介した無料学習ツール「Trailhead」を活用して、学習をスタートさせましょう。
そして、学習の具体的なゴールとしておすすめしたいのが「資格取得」です。
Salesforceにはたくさんの資格がありますが、焦る必要はありません。
未経験からチャレンジするあなたが、まず目指すべきゴールは「認定アドミニストレーター」です。
これはSalesforceの「運転免許証」のようなもの。システムの基本的な管理や設定ができることの証明になります。
この資格を持っているだけで、「私は基礎をしっかり学びました!」という熱意と知識の最高の証明になり、採用担当者への強力なアピールになります。
【STEP2】スキルを証明する ~実務経験に代わるポートフォリオを作ろう~

面接で必ず聞かれるのが、「で、あなたは何ができるの?」という質問です。
実務経験がない私たちは、ここで「これを作りました!」と自分の言葉で説明できるものがあると、評価がまったく変わってきます。それが「ポートフォリオ(作品集)」です。
Salesforceには、誰でも無料で使える開発・学習環境が用意されています。
それを使って、Trailheadで学んだ知識を活かして、何か一つ簡単な仕組みを作ってみましょう。
難しく考える必要はありません。「今の自分の仕事を、Salesforceで楽にしてみる」という視点がおすすめです。
- (例)営業職の方なら…
自分の担当顧客や商談の進捗を管理する簡単なアプリ - (例)事務職の方なら…
毎日手作業で行っている報告書作成を自動化する仕組み
こうしたポートフォリオは、あなたの学習意欲と「課題をITで解決しよう」というエンジニアとしての姿勢を示す、何よりの証明になります。
【STEP3】失敗しない企業選び ~「育ててくれる環境」を見極める3つの軸~

転職はゴールではなく、エンジニアとしてのキャリアのスタートです。
だからこそ、未経験のあなたをしっかり「育ててくれる環境」を選ぶことが何よりも大切。お給料や会社の知名度だけでなく、ぜひ以下の3つの軸で企業を見てみてください。
軸①:未経験者の採用実績・研修制度はあるか?
一番わかりやすい指標が、これまでに未経験者を採用し、エンジニアとして育て上げた実績があるかどうかです。入社後の研修制度が整っている企業であれば、安心してスキルアップに集中できます。
軸②:チームでサポートしあう体制か?
入社後、いきなり一人で現場に配属されるような環境は、未経験者にとっては非常に厳しいものです。困ったときに気軽に質問できる先輩がいるか、チームで協力して仕事を進める文化があるかを確認しましょう。
会社のタイプ | 仕事内容と特徴 |
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パートナー企業 (制作会社・コンサル会社など) | 様々な業界のお客様を相手に、Salesforceの導入や開発を支援する
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事業会社 (一般企業の情報システム部門など) | 自社の社員のために、自社のSalesforceを改善・運用する
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どちらが良いというわけではありません。自分がどう働きたいかをイメージして選ぶことが大切です。
とはいえ、これらの情報を自分一人で調べるのは大変です。
そこでおすすめなのが、IT業界やSalesforceエンジニアの転職に詳しい「転職エージェント」を頼ることです。
転職のプロに相談すれば、あなたに合った「育ててくれる企業」を一緒に探してくれますし、ポートフォリオのアピール方法などもアドバイスしてくれます。
4)Salesforceエンジニアへの転職におすすめのエージェント
ここからは、Salesforceエンジニアとして活躍できる職場への転職を検討している人向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもSalesforceエンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3つ登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくとよいでしょう。
Salesforceエンジニアへの転職におすすめ転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT![]() | リクルートエージェントIT![]() | レバテックキャリア![]() | ギークリー![]() | ワークポート![]() | doda![]() | type転職エージェント![]() |
メリット |
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デメリット |
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特に多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー・SE全般、PL・PM | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
マイナビの転職サービスの特徴として、「丁寧・じっくり型のサポート」、および「企業とのパイプが太い」点が挙げられます。
また、マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約2.5万件(2025年10月現在) |
リクルートエージェント
Salesforceエンジニア求人数は国内最多!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、ITエンジニア向け公開求人数は 約15万件(2025年10月現在) と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
Salesforceエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方までの、入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにSalesforceエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約15万件(2025年10月現在) |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営する転職エージェントです。
同サービスの特徴としては、アドバイザーのほとんどが「エンジニア実務経験者」であること。IT業界についてエンジニアリングの技術的な事柄についても通じた担当が付いてくれる可能性が高いです。
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」エンジニアの人は、レバテックキャリアがおすすめです。
保有する求人の職種も幅広く、Salesforce開発に関わる求人は約800件あります(2024年11月現在)。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4.6万件(2025年10月現在) |
ギークリー(Geekly)
ギークリーはDXやWeb3、X-Techといった先端テクノロジーの求人紹介に強い転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
ギークリー(Geekly)は、DXやWeb3、X-Techといった先端テクノロジーの求人紹介に強い転職エージェントです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年11月 公式サイトより)。
エンジニア求人も豊富で、2024年11月時点のITエンジニア求人数は約2.2万件、そのうちSalesforceエンジニアの求人は約1,000件あります。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
ギークリー(Geekly)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約4.0万件(2025年10月現在) |
ワークポート
キャリアチェンジの支援に強い転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、またキャリア相談はじめ対面での面談を強化しています。
そのため、「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」スタンスのエージェントのため、「他のエージェントを利用したが、Salesforceエンジニアをあまり紹介してもらえなかった」という場合も、ワークポートを利用してみるといでしょう。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約12万件(2025年10月現在) |
5)Salesforceエンジニア転職に関するよくある質問(FAQ)
Q1. Salesforceエンジニアの仕事は、具体的にどんなことをしますか?
一言でいうと、お客様のビジネス上の「困った」をSalesforceという道具を使って解決に導く「課題解決のパートナー」です。具体的には、以下のようなお仕事を行います。
- ヒアリングと提案: お客様の業務内容や課題をじっくり聞き、Salesforceの最適な活用方法を考え、提案します。
- 設定とカスタマイズ: お客様の要望に合わせて、Salesforceの標準機能を設定したり、独自の機能を追加(開発)したりします。
- 導入後のサポート: 導入後も継続的に、操作方法のレクチャーや、より良く使うための改善提案などを行います。
Q2. 未経験からでも、年収はどれくらい期待できますか?
未経験からのスタートであっても、年収400万円以上を目指せる可能性があります。一般的なITエンジニアと比較しても、高い水準です。経験を積んでスキルを高めれば、年収700万円~1,000万円以上を目指すことも十分に可能な、夢のある職種です。
Q3. プログラミング経験は必須ですか?
いいえ、必須ではありません。
- 近年のSalesforce開発では、専門的なコードを書かずに機能を実装できる「ローコード/ノーコード」が主流になっています。まずは、ここからスキルを習得すれば問題ありません。
- もちろん、プログラミング(Apexなど)ができるようになると、より複雑な要望に応えられるようになり、ご自身の市場価値をさらに高めることができます。キャリアアップの選択肢として、入社後に学んでいくのがおすすめです。
Q4. どんなスキルを、どうやって学べばいいですか?
大きく分けて3つのスキルが大切です。学習は、公式の無料学習ツール「Trailhead」を使うのが最も効率的です。
- ①Salesforceのコア知識: まずは基本。Trailheadで学び、「認定アドミニストレーター」資格の取得を目指しましょう。
- ②開発・カスタマイズの知識: プログラミング不要の「ローコード」から学び始めるのがおすすめです。
- ③ビジネススキル: お客様の課題を理解する力です。今のあなたの仕事(営業でのヒアリング経験など)が直接活かせます。
Q5. 未経験から転職するための、具体的なステップを教えてください。
この記事でご紹介した、3つのステップで進めるのがおすすめです。
- STEP1:学習と資格取得: Trailheadで基礎を学び、「認定アドミニストレーター」資格を取得して知識を証明します。
- STEP2:ポートフォリオ作成: 学習した知識を使い、簡単な作品を作って「何ができるか」をアピールします。
- STEP3:企業選び: 研修制度が整っているなど、未経験者を「育ててくれる環境」を軸に企業を探します。
Q6. Salesforceエンジニアの将来性は本当にありますか?
はい、非常に明るいと言えます。多くの企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、Salesforceを扱える人材の需要はますます高まっています。また、近年ではAI(Einstein GPT)の活用も進んでおり、これからのエンジニアはAIを相棒として、より高度で創造的な仕事ができるようになります。そのため、市場価値は今後さらに高まっていくと期待されています。
【まとめ】未経験から挑戦しよう!Salesforceエンジニアは未来を創る仕事
Salesforceエンジニアは、今まさに社会から求められている、将来性とやりがいにあふれた仕事です。
単にシステムを作るだけでなく、お客様のビジネスに深く寄り添い、その成功をITの力で支援する「課題解決のパートナー」として活躍できます。
「でも、プログラミング経験がないし…」と、不安に思う必要はまったくありません。
この記事でご紹介したように、あなたの今の仕事で培った経験(ビジネススキル)こそが、転職活動における大きな強みになります。
まずは無料の学習ツール「Trailhead」で学び始め、最初の目標として「認定アドミニストレーター」資格の取得を目指しましょう。そして、学習の成果を「ポートフォリオ」として形にすれば、あなたの熱意はきっと企業に伝わります。
この記事が、あなたの新しいキャリアへの第一歩となれば幸いです。
少しでも興味が湧いたら、まずはTrailheadをのぞいてみてください。そして、本格的に転職を考え始めたら、IT業界に強い転職エージェントに相談し、あなたにぴったりの「育ててくれる企業」を見つけるサポートをしてもらいましょう。