面接でヒューマンスキルを自己PRするには?面接の伝え方・職歴書の書き方例文・サンプル
[最終更新日]2024/07/21
転職の面接時に自己PRを求められたら、どのように答えますか?
自身の強みや長所を最大限に伝える言葉を多くの人が探そうとするはずです。適切な表現を探した結果、「ヒューマンスキル」という言葉に行き着く人もいることでしょう。
では、ヒューマンスキルを自己PRで効果的に伝えるには、どのような点を意識しておくといいのでしょうか。
本記事では、ヒューマンスキルを自己PRする際のポイントと例文を紹介しています。面接を控えている人、転職活動を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
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目次
1)ヒューマンスキルとは?どのような能力が含まれている?
はじめに、ヒューマンスキルという概念について整理します。
ヒューマンスキルは複数の能力が含まれる包括的な概念のため、自身の強みを表現する上で利便性が高い反面、具体性に欠ける印象を与えやすいという欠点があります。
そこで、なぜヒューマンスキルを高く評価する企業が少なくないのか、具体的にどのような能力が含まれているのかを確認しておきましょう。
ヒューマンスキルとは?なぜ自己PRに有効?
ビジネススキルを大きく分けると「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つに分類できます。
テクニカルスキルは主に実務上の技能を指します。
ヒューマンスキルは対人関係を円滑にする上で役立つ能力全般のことです。
コンセプチュアルスキルは物事を概念化して捉える能力のことをいいます。
仕事で成果を挙げる上でいずれの能力も重要ですが、携わる仕事の特性や着任するポジションによって求められる能力の割合は異なります。
一般的に、プレイヤーやリーダーといったロワーマネジメントではテクニカルスキルが重視されるのに対して、部門の総責任者や経営陣といったトップマネジメントに近づくほどコンセプチュアルスキルが重視されます。
この関係をまとめたのが下の図です。
注目すべきは、ヒューマンスキルはどのポジションにおいても等しく求められる点です。
ビジネスでは多くの人と関わりながら仕事を進めることになるため、ポジションに関わらずヒューマンスキルは重視されます。
つまり、ヒューマンスキルは汎用的な能力であり、自己PRに取り入れることで評価につながる可能性が高いのです。
ヒューマンスキルに含まれる能力
ヒューマンスキルは対人関係にまつわる総合的な能力を指すため、いくつかの能力が複合的に組み合わされて形成されています。具体的には、次に挙げる能力が含まれていると考えてください。
コミュニケーションスキル
人間関係を良好に保つには、相手の立場や状況を推し量り、適切な伝え方をすることが重要です。
また、必要な情報を正確に伝え、相手に伝わったかどうかを判断する能力も問われます。こうした能力はコミュニケーションスキルと呼ばれ、ビジネスパーソンとして必須の能力とされています。
交渉力
人と人、組織と組織の間には、さまざまな利害関係や価値観・考え方の差異が生じます。
ときには意見がぶつかることもありますので、双方が重視する価値や結果を踏まえ、現実的な落としどころを探ることが大切です。
このように意見の差異が生じる原因を見抜き、調整役となって解決へと導く能力を交渉力といいます。
提案力
社内外のプレゼンテーションにおいては、伝えるべき要点を押さえ、相手にとって分かりやすい表現を選んで伝える力が求められます。
客観性が高く納得してもらえる資料をまとめ上げる能力も必要です。しっかりと伝わり、説得力のあるプレゼンテーションをする能力は提案力と呼ばれます。
傾聴力
コミュニケーションスキルと密接に関わるのが傾聴力です。相手の話に耳を傾け、正確に理解できなければ、的確な応答をするのは難しいでしょう。
また、相手が話しやすい雰囲気を作ったり、理解したい・話してほしいという姿勢を見せたりすることも、傾聴力を高める上で重要な要素となります。
コーチングスキル
部下や後輩に仕事を教える際、相手が抱える課題に気づいてもらい、自ら解決できるようサポートする能力です。
分かりやすくレクチャーすることも大切ですが、むしろ対話の中で自己成長を促していく能力がより重要でしょう。
業務内容への理解度だけでなく、周囲から信頼を寄せられる人間性も重要な要素となります。
論理的思考力
物事を論理的に捉え、合理的な判断をする際に重要となる能力です。
業務を効率よく進めたり、認識の食い違いが生じないようコミュニケーションを図ったりする上でも、論理的思考力が求められます。
また、資料の分析や過去の事例を検証する際も、事実を論理的に読み解く能力が必要とされます。
向上心・成長意欲
現状に満足することなく、さらに成長したい・より良くしていきたいといった気持ちを持ち続ける力を指します。
高い目標を自ら掲げ、目標に向かって着実に実行する能力も含まれています。向上心や成長意欲の高い人材は周囲にも良い影響を与えるため、多くの企業が高く評価する傾向があります。
リーダーシップ
チームや組織を牽引し、求められる成果を挙げていく力を指します。
ヒューマンスキルのあらゆる要素を駆使し、結果につなげる能力ともいえるでしょう。
責任感や決断力も求められることから、リーダーシップを備えている人材は転職後も活躍できる可能性が高いと判断されるケースが多いのです。
2)ヒューマンスキルを自己PRで伝える際のポイント
ここまで見てきたように、ヒューマンスキルは多くの要素が複合的に絡み合った総合的な能力です。そのため、自己PRでヒューマンスキルを伝える際には多様な切り口が考えられます。
一方で、ヒューマンスキルには多くの側面があるため、ともすると漠然とした自己PRになりがちです。そこで、ヒューマンスキルを自己PRで伝える際のポイントを3つ紹介します。
アピールしたい能力をできるだけ細分化する
ひと口にヒューマンスキルといっても、さまざまな要素があるのは前項で触れた通りです。
自分自身の強みや長所を端的に伝えるのが自己PRの目的ですので、ヒューマンスキルをアピールするのであればポイントを絞っておく必要があります。
自身の強みを理解してもらう上で最も的確で効果的なポイントはどこなのか、アピールしたい能力をできるだけ細分化しておきましょう。
「私の強みはコミュニケーションスキルです」「リーダーシップを発揮できることが私の長所です」といったように、一言で表せる強みをイメージすると細分化しやすいはずです。
具体的なエピソードと関連づける
自己PRの基本的な構成は次の通りです。
- ① 自身の強みを一言で表す
- ② なぜ強みといえるのか、裏付けとなるエピソードを紹介する
- ③ 結論として再び自身の強みを伝える
とくにヒューマンスキルをアピールする場合、②のエピソードがカギを握ります。具体的なエピソードと関連づけることで、どういった場面でどのように強みを発揮できるのかがイメージしやすくなるからです。
自身の強みを発揮し、良い結果をもたらしたエピソードには、その強みが独りよがりではなく客観的に評価できるものであることを伝える効果もあります。自己PRは常にエピソードとセットで伝えるのが基本と捉えましょう。
面接や職務経歴書で「エピソード」として自己PRをするときの伝え方
エピソードを紹介する目的は、ヒューマンスキルのアピールポイントをよりリアルにイメージを持たせることにあります。
その為、何をアピールしているかが伝わりやすい伝え方の構成を意識すると良いでしょう。
お薦めする話し方は、「イントロ」「ボディ」「エンディング」で構成される三段論法です。
まずイントロでは、ヒューマンスキルのアピールポイントをはっきり伝えつつ、「それに関連する事柄で、以前このようなことがありました」といった物語の導入を述べて、聴き手(面接官)の注意をひかせます。
続いてボディの箇所では、具体的なエピソードを詳細に、冗長になりすぎない程度に伝えます。
エピソードの締めである「エンディング」は「このように、私には〇〇というヒューマンスキルの強みがあります」と、再度アピールポイントを伝えてまとめることで、何をアピールするためのエピソードだったのかを強調します。
ポイントは、①具体的な事例を分かりやすく伝えること、そして②アピールポイントは簡潔にまとめることです。
入社後にどのような場面で活かせるのかを明確にする
よく見られる自己PRの失敗として、強みや長所を伝えることに終始してしまう事例が挙げられます。
採用担当者が知りたいのは、「その強みを活かしてどのように成果につなげられるのか」という部分です。
自己PRはこれまでの自身の傾向(過去)を踏まえて伝えますが、目的はあくまでも「入社後の活躍(未来)」をイメージしてもらうことにあります。
したがって、応募先企業の業種・職種や希望するポジションに応じて、ヒューマンスキルがアピールポイントとして有効かどうかを判断するべきでしょう。
現場寄りのポジションであればテクニカルスキルを、マネジメント寄りのポジションであればコンセプチュアルスキルをアピールしたほうが効果的な場合もあるはずです。
3)ヒューマンスキルを伝える自己PRの例文3種
ヒューマンスキルをアピールするための自己PRの例文を紹介します。
それぞれの例文のポイントを挙げていますので、自身の強みや長所に近い例文を土台に、自分のケースに置き換えながら読み進めてください。自己PRを構成する際のヒントとして活用できるでしょう。
コミュニケーションスキルをアピールする場合の例文
-
私の強みは、相手に合わせてコミュニケーションを図れることです。
現在は法人営業としてメーカーを担当しておりますが、ご担当者様の多くは私の両親に近い世代の方々です。
そのため、提案する製品について「教える」というより、現在使用されている製品で困っている点を「教えていただく」という姿勢で商談に臨んでおります。他社メーカーから乗り換えていただくためのヒントが見つかることも多く、昨年の販売数は対前年で120%を達成できました。
ご採用いただけましたら、相手に合わせたコミュニケーションを大切にし、お客様の懐にいち早く入っていけるように努めてまいります。
自己PRのポイント
「所属するチームの雰囲気が良くなった」といった漠然とした自己PRではなく、コミュニケーションスキルを駆使して具体的な成果につなげたことをアピールしています。
年齢の離れた相手と対話する場面は、職種を問わず遭遇するはずですので、入社後も活かせる汎用的な能力としてアピールできるでしょう。
リーダーシップ・傾聴力をアピールする場合の例文
-
対話を大切にしながらチームをまとめられるのが私の長所と考えています。
現在、制作チームでリーダーを務めておりますが、メンバーは若手が大半のためスキル面で懸念がありました。
チーム発足当初から1on1の時間を設け、各自が困っていること・気になっていることは何でも話してほしいと伝えました。また、日頃から私の考えや意見を伝えるよりも、メンバーに「話してもらう」ことを意識しています。
メンバーの疑問点や不明点を迅速に解決できたことでチーム全体のスキルが向上し、昨年度は新たに2名の新卒社員を迎えられました。若手のメンバーが新人の教育担当となり、順調に成長を遂げています。貴社に入社後も、周囲の方々の声にしっかりと耳を傾け、信頼していただけるリーダーを目指したいと考えております。
自己PRのポイント
リーダーシップをアピールする際、成果や実績面を強調する人は少なくありません。
しかし、現在の職場だからこそ通用している能力なのか、職場が変わっても応用できる能力なのかを企業側は知りたいはずです。
リーダーとして日頃からどのようなことを意識しているのか、具体的な方法をエピソードから伝えているのがポイントです。
向上心・成長意欲をアピールする場合の例文
-
私の長所は常に向上心を持ち、自発的にスキルアップを図るところです。
現在、SEとしてクライアント折衝を担当しております。お客様への提案資料や提案時の話し方によってプロジェクトが円滑に進むかどうかが決まると考え、営業担当者向けのセミナーやマーケティング講座を自主的に受講してきました。
その結果、昨年は2社のお客様から直々に「今回も〇〇さんに担当してほしい」と指名していただきました。
入社後も向上心を持ち続け、自発的にスキルアップを図ることで貢献度を高めてまいります。
自己PRのポイント
向上心や成長意欲の高い人材は期待以上の成果を挙げる可能性があるため、多くの企業で歓迎される傾向があります。
とくに中途採用の場合、入社後に研修期間がほとんどなく、すぐに現場へ配属されるケースも少なくありません。入社後も自発的に知識を吸収し、成長していく姿を想起させているのがポイントです。
4)ヒューマンスキルを自己PRで伝える際に注意すべきこと
ヒューマンスキルは業種・職種や採用時のポジションに関わらず求められるため、汎用的な能力をアピールするのに適しています。
一方で、自己PRでヒューマンスキルを挙げる際には注意しておくべきポイントもあります。
次の点については、自己PRを考えるにあたって十分に注意しておく必要があるでしょう。
年齢や社会経験に見合ったアピールポイントを設定する
ヒューマンスキルは年齢や社会経験を問わず自己PRに取り入れられますが、アピールポイントを設定する際には「企業が求める能力・資質に合っているか」を意識することが大切です。
たとえば、30代後半〜40代以降の人材を求める企業の多くは、調整力や交渉力を発揮して即戦力として活躍することを転職者に期待しています。
こうした能力は「すでに備わっていることが前提」と見なされることもあるため、自己PRで強調して伝えても効果が薄い可能性があります。
反対に実務経験が浅い若手の人材の場合、リーダーシップやコーチングの能力をアピールするよりも向上心・成長意欲を強調したほうが効果的でしょう。
企業が求める能力について仮説を立て、ニーズに合ったアピールポイントを設定するように心がけましょう。
客観的な成果をできるだけ盛り込む
ヒューマンスキルはテクニカルスキルと比べて非定型的な能力のため、具体的なスキルレベルを伝えにくい面があります。
そもそも数値化できないスキルであることから、客観性が低くなりやすいことを念頭に置く必要があるでしょう。
そこで、自己PRのエピソードにはできるだけ客観的な成果を取り入れることをおすすめします。
ヒューマンスキルを役立てることによって、実際に成果につながった事例を伝えるのです。こうすることで、強みが成果につながることをより客観的に理解しやすくなります。
もし具体的な成果につながった事例を紹介しにくいのであれば、自己PRの切り口やアピールポイント自体を再検討する余地があるでしょう。
採用選考で求められているのは、あくまでも「入社後にどのような活躍ができるか」であることを見落とさないようにするのが大切です。
面接時の話し方やふるまいも意識する
ヒューマンスキルは特定の業務に従事しているときに発揮されるものではなく、日頃から垣間見える「人柄」や「個性」とも密接に関わっています。
そのため、面接の場における話し方やふるまいが、自己PRで伝えるアピールポイントと矛盾することのないよう注意が必要です。
たとえば、「コミュニケーションスキル」を自己PRしたにも関わらず、質問内容が十分に理解できておらず的外れな回答をしてしまうと、自己PRした内容の真偽が怪しくなってしまうでしょう。
また、コミュニケーションスキルには話す内容だけでなく、話し方やふるまいも含まれています。面接当日に緊張してしまい、ふだん通りの話し方ができないことも考えられるはずです。
面接時に口頭でアピールすることを前提に、自己PRの内容を考えるようにしましょう。
まとめ)ヒューマンスキルを伝える自己PRは「具体性」がポイント
ヒューマンスキルに含まれる能力や自己PRでの注意点について理解が深まったでしょうか。
多くの能力を総合的に表すからこそ、自己PRに取り入れる際にはアピールポイントをしっかりと整理しておく必要があります。
ヒューマンスキルの中でも、コミュニケーションスキルや論理的思考力、リーダーシップなどを自己PRに取り入れる人は比較的多いはずです。
紹介するエピソードを事前に準備し、入社後に活かせる強みとしてアピールすることで、他の応募者に差をつけられるでしょう。
自己PRは、転職者自身の強みをアピールする絶好の機会です。本記事を参考に、ぜひ説得力のある自己PRを構築してください。
参考:書類添削・面接対策のフォローが厚い転職エージェント
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