仕事で取り返しのつかないミス・失敗をした人たちの体験談と、主な原因・対策まとめ
[最終更新日]2024/07/21
よく聞くフレーズに、「人は、間違いを犯すもの」というものがあります。
ただ、それがもし仕事の重大な局面で起きてしまったら──。
目次
忘れられない、仕事の大きなミス・失敗。他の人の体験談
ミス・失敗をしたときの感情は、様々です。
ヒヤッとした気持ちになるときもあれば、もっと深刻な度合の、たとえば、「前後不覚なまでに、混乱状態に陥った…」という経験のある方もいるでしょう。
はじめに、「このミス・失敗は一生忘れられない」という経験をした、4人の方のエピソードを紹介します。
エピソード1)顧客データは、一瞬で真っ白になった。そして、私の頭の中も。
たたこさん 医療事務 女性 30代 愛知県在住
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私が入社2年目のことです。顧客のデータを扱っていたのですが、誤ってすべて消去してしまいました。
いつもはしっかりと確認をするのですが、その時はたまたま忙しくて確認を怠り誤って消去を押してしまい、顧客のデータ1,000件あまりが一瞬で消えてなくなりました。
すぐに上司に報告しにいき、ものすごい勢いであやまりました。
あの時ほど、死にたいと思ったことはありません。
その後、どうなったかというと──。
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顧客のデータが一気になくなり、上司、同僚は一気にバタバタしました。どこかにデータが残っていないか確認をして回りました。
それで半日ほど仕事が遅れたと思います。
結局、同僚の一人がデータを奇跡的にバックアップで持っており、そこに保存されていたのでほぼ全員のデータがもとに戻りそれで終結しました。
当時を振り返って、今思うことは──。
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「データは、本当に怖い」──その一言に尽きます。
データは一瞬でなくなったりする可能性があるので、しっかりと確認をする癖が必要だと思いました。
私は慌てたり時間がないときにうっかりと忘れてしまう癖があったのですが、この経験でそういったところを治す習慣がついて今ではそこまで大きなミスをすることはなくなりました。
また、何でもそうですが、起こったことはすぐに報告をすることでミスの被害は最小限に留められるということを、身をもって知りました。
エピソード2)100万円損失事件。犯人は、私だった
えつさん 銀行受付 女性 30代 福岡県在住
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20代前半のときのお話です。
銀行に勤めていたのですが、その日の窓口終了後の集計作業時に、「100万円計算が合わない」となって、大騒ぎになりました。
それで、みんなで犯人捜しです。
そのときから、なんとなく「私かもしれない」という恐怖がありました。その日、私の担当で大きな金額を取り扱うことが何件かありましたので。もしかしたら、100万円多く渡したかもしれないという嫌な予感?がしたんです。そしてとうとう、犯人が私だと発覚したとき、本当に頭がおかしくなりそうでした。
その後、どうなったかというと──。
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上司からはものすごく怒られ、先輩からは慰められてとにかくどうしたら良いか必死で考えました。
私自身、どこでミスをしたのか最初は分からず、もしかしたら自分のお金から払わないといけないかもしれないと心の中で思いました。上司も周囲の人も本当にバタバタしていました。
結局、後日になって、お客様の方から金額が間違っていると言ってくださったので、お金に関してはどうにかなりました。
また、そのお客様には後日菓子折りを持っておわびに行き、その後二度とミスをしないようにと言われて終結しました。
当時を振り返って、今思うことは──。
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しっかりと確認をしてやっていても、毎日何百人と対応する中でどうしてもミスをしてしまうことがあります。
やはり、どれだけ忙しくても確認をしてお金なので絶対に間違えないようにするしかないような気がします。
特に大きなお金ほどしっかりと確認が大切かと思います。また、ミスをしてしまったら隠さずにすぐに上司に報告です。隠して後から発覚したとき本当に取り返しがつかない事になってしまうのですぐに報告して初動がいかに大切か分かりました。
エピソード3)バカヤローの怒声と、灰皿が飛んできた
ひっきさん 映画製作AD 男性 50代 東京都在住
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映像制作会社に入社し、配属されて初めて仕事に従事した20代前半。
一つ上の先輩から、子役をオーディション控え室から、オーディション会場まで連れて行く仕事を託されました。
オーディションが終わるたび、また次の子を連れて行き、入れ替えに、終わった子を控え室の保護者のもとに連れて戻るという風に、オーディション控え室から会場を何度も往復していました。
そのときの監督は、オーディションにだいぶ長い時間をかける人だったんですね。
オーディションが終わってもまだ子どもと控え室に待たされていた母親は、待ち時間に痺れを切らし、すごい剣幕で私に対して、「もう帰っていいか?」と怒って尋ねてきたんです。そこで私はすっかり委縮してしまって、「あ、たぶん大丈夫だと思います」と言ってしまいました。
オーディションが最後まで終わった時には、控え室には既に誰も居なくなりました。
私は「お疲れ様でした」を言いに、オーディション会場に戻りました。すると監督が「じゃあ、子どもたち、違う組み合わせで見ていこうか」と言ってきたのです。
そのとき、控え室にはもう誰も残っていないと知っているのは、私だけでした。
冷や汗が、全身から流れ出しました。正直に伝えたところ、「バカヤロー!!!!!」の怒声と灰皿が飛んできてきました。
その後、どうなったかというと──。
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監督と他のスタッフの人たちに謝ったあと、すぐさま先輩と一緒に駅に走り、オーディションに来た親子たちに説明して、出来る限り連れ帰りました。オーディションに来た親子にもとにかう謝って、誤って、謝り倒しながら、そして走り回りました。
先輩のおかげもあって、ほぼ全員の子役を連れ帰ることが出来ました。
そして、監督の希望に沿って組み替えての再オーディションを行えました。
その2時間後、無事に出演者も決まり、事なきを得ました。
親子もさほど怒らずにいてくれて、職場の人たちも、「まあ、まだ新人だし」と温かい目で見てくれました。
当時を振り返って、今思うことは──。
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反省点は、わかりもしないことを、誰に確認しもせずに、相手の勢いにビビってしまって「大丈夫です」と言ってしまったこと。
そのミスを経験してからは、分からないことに対して、中途半端な答えを言うことが一切無くなりました。
一時は、まわりの仕事仲間や先輩たちに、小さなこともくどいくらいに何度も何度も確認していました。
「転ばぬ先の杖」のように、先を考えて行動をする習慣は、ここでついたと思います。
エピソード4)隠していたミスがバレて、上司は昇格取り消しに。
マサーさん 物流会社 男性 40代 神奈川県在住
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新卒として、入社して約半年のことです。私は、中古商品を取り扱う会社に勤めていました。
毎月棚卸があり、商品を1点1点数えていました。毎月の作業でしたので、慣れてきたせいもあったのかもしれません。
バックヤードの商品をカウントするのを忘れたまま、締めてしまいました。
そこでは、約100万円分の在庫不足があり、それはそのまま月の損失になってしまいました。在庫不足があったことは翌週気付いたのですが、始めのうち私はそのミスを隠そうとしてしまったんです。
すぐに上司には報告せず、同僚の社員に相談してどうにかそのミスを取り戻せないかと悪あがきをしていました。結果として、「ミスをしただけでなく隠している」という後ろめたい気持ちを存分に味わうことになって、その後上司にもバレました。
その後、どうなったかというと──。
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会社は、私に対しては「入社半年しか経っていないから」という理由でとくに罰は与えませんでした。
代わりに、私の上司が責任を取る形になりました。半年間の減給と、スーパーバイザーに昇格候補だったところの昇格取り消し。更に、1年の間は昇格候補から外される形になりました。
また、私のミスによって、棚卸の業務フローは厳重化されました。
棚卸のカウントを終えて、システムを締めるときには、必ず上司に報告するようになりました。
当時を振り返って、今思うことは──。
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入社して、半年経過したあたりで慣れてきたときに起きたミスでした。
緊張感が薄れてきた時が一番注意をしなければいけないと学びました。どんな仕事やどんな環境もはじめは緊張していても、時間が経過して慣れてくるとだんだんと緊張感が薄れ、ムラや漏れが出てきて、それが大きなミスにつながるのだと思います。
初心を大切にすると当たり前のことですが、実際に行動するのは非常に難しいです。
だから、仕事するときは常に細心の注意をするように意識するようになりました。あとは、ミスは隠そうとしても必ずバレるものだと心得て、なにかあったらすぐに報告するようになりました。
なぜミス・失敗は発生する?職場でミス・失敗が起きる主な原因
今回の「仕事でミス・失敗をしてしまったとき」の記事を制作するにあたり、事前にインターネット上の100名の方に「過去に体験した、忘れられない仕事上のミス・失敗」についてのアンケートを取りました。
この章では、アンケート結果から見られた職場でミス・失敗が起きる主なパターンと、その原因について見ていきたいと思います。
アンケート概要 「過去に体験した仕事上のミス・失敗」
- 集計期間:2023年10月5日~2023年10月12日
- 調査機関:自社調査
- 回答者:20代~50代 の社会人
(全100名 20代:10名 30代:34名 40代:32名 50代:24名)
職場で起きたミス・失敗のパターン
職場で起きたミス・失敗を「うっかりミス」「判断ミス」「その他」に分けてアンケート回答結果を集計したところ、それぞれの割合は以下の通りとなりました。
最も多いのが「うっかりミス」の68%で、職場のミス・失敗をした際のほとんどがこのパターンに該当されることが推測できます。
次いで多いのは「判断ミス」の22%。PCの故障などの外的要因によるミス・失敗は10%という結果でした。
職場で起きたミス・失敗の主な原因
続いては、ミス・失敗が主にどのような原因から来たのかについて見てみましょう。
ミス・失敗の原因で最も多かったのは、「知識・経験不足」の36%でした。
次いで多かったのが、「忙しさ・体調不良」と「確認漏れ・チェック体制の不備」の20%です。
これらの傾向について、先ほどの「ミス・失敗のパターン」と重ねて見たときにどうなるかも見てみましょう。
職場で起きたミス・失敗のパターンと原因のマッピング
知識・経験不足を原因とするミス・失敗は、「うっかりミス」「判断ミス」どちらのパターンにおいても多く見られました。
一方で、「忙しさ・体調不良」や「確認漏れ・チェック体制の不備」、「業務の慣れ・慢心」を原因としたミス・失敗は殆どが「うっかりミス」のパターンでした。
これらの傾向からは、以下のことが結論付けられるでしょう。
- 職場のミス・失敗を防止するうえでもっとも気を付けるべきは、「知識不足・経験不足」
- 仕事に慣れた際も、「忙しさ・体調不良」、「確認漏れ」などの要因でミス・失敗は起きやすい
上記をもとに、「自分だったら今、どんなパターンや原因でミス・失敗を起こしやすいだろうか」と考えることは有意義でしょう。
まずは知識を高め経験を積むことを優先すべきと考える人もいるでしょうし、エピソードで数名の方が話されていたように「仕事の仕方」を見直そうと考える人もいるはずです。
続いては、より具体的な対策を検討していくうえで、考えるべきポイントを見ていきましょう。
ミス・失敗を起こしてしまった時に、取り組むことは
仕事でミス・失敗を起こしてしまった際に、取り組むことは以下の3点です。
第一に、上司ほか関係者への報告を
職場のミス・失敗を隠しておいて、いいことは一つもありません。
運よくバレなかったとしても、そのしわ寄せはあなたではない別のところに行ってしまっているだけであって、事態が改善されたわけではないからです。
また、先のエピソードでもあった通り、ミス・失敗の挽回には「迅速な対応」が求められることが多いです。
ミス・失敗に気付いたタイミングでしかるべき連絡フローで上司ほか関係者に報告・共有し、協働体制で臨むよう意識するのがよいでしょう。
トラブルの収束に向けて、取り組む
「ミス・失敗が発生したら、その収束に向けて取り組む」というと当たり前のように聞こえてしまいそうですが、ここで注意したいのは、「感情的にならない」こと、そして「収束に向けて意識を集中する」ことです。
ミス・失敗をしたことに対してあなたがどんなに懺悔の念を抱こうが、関係者からすればそれはあまり重要ではありません。そのミス・失敗が挽回されること自体を一番に望んでいるはずです。
あなたの方でも言い分があったり、割り切れない気持ちがあったりするかもしれません。ですが、まずは事態の収束に向けて行動することを心掛けましょう。
一次対応を終えてから、これまでの出来事を振り返る
ミス・失敗の挽回の一次対応を終えてひと段落したら、いちどこれまでの出来事を振り返ってみましょう。
以下の観点を、ひとつひとつ丁寧に振り返っていきます。
- どんなミス・失敗だったか
- その当時、自分や周りの環境はどんな状況だったか
- なぜそのミス・失敗は、今日この日に起きたのか
- そのミス・失敗が今後発生しないようにするには、どんな対策が必要か
振り返りをする際に知っておきたいのが、「内省」という言葉です。
内省とは、「自分の言動を振り返り、気づきを得ること」です。
よく似た言葉に「反省」がありますが、両者には以下の違いがあります。
意味 | |
---|---|
内省 | 自分の言動を振り返り、気づきを得ること |
反省 | 誤った考えや言動を振り返り、正すこと |
振り返りの際は「反省」に終始するのではなく、新たな気づきを得るための「内省」も行うことが大切です。
ミス・失敗は、故意に起こしたものでない限り「100%悪いもの」と判別することはできません。
直接的な原因がなんであれ、その原因には背景となった大きな原因がまたあって、「起きて然るべきだった」ケースも非常に多いからです。
考えようによっては、あなた自身の人生の目標、または企業や団体が掲げている一つの大きな目標(ミッションやビジョンなど)を達成するうえで、そのミス・失敗の経験は「なくてはならないもの」だったのかもしれません。
重要なのは、そのミス・失敗から「何を学ぶか」です。
そして、内省を伴う振り返りは、その学びをより大きなものにしてくれるでしょう。
ミス・失敗のトラブルを極力なくしていくための対策3点
最後に、これからの社会人人生においてミス・失敗のトラブルを極力なくしていくための対策を3点、紹介します。
業務内の知識不足・経験不足を解消する
ここまで紹介したとおり、職場のミス・失敗の原因となるもので最も多いのが「業務内の知識不足・経験不足」です。
転職や部署異動などをして間もない頃や、新しい業務に携わることになったときは、ミス・失敗の発生する可能性が高まっていることを認識しておきましょう。
また、業務の慣れと業務知識は必ずしもイコールになりません。
あなた自身が業務に慣れてきたと思っていたとしても、本来持っておくべき知識やスキルを会得できていないままのこともあるでしょう。
職場で手本となる社員や職員がいる場合は、ご自身と比べてみて不足している知識・スキルがないか定期的に振り返っておくことをおすすめします。
「自分は、どんなミス・失敗をする可能性があるか」を常に考えておく
今回のアンケートでは、自身のミス・失敗について以下のように話している人がいました。
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寝坊して大事な商談に遅れてしまい、契約が流れてしまいました。
目覚ましのアラームもセットしていたのに、二度寝してしまったのです。しかも、スヌーズ設定もそのときに解除して、そのまま熟睡してしまいました。
いつも夜型の生活をしており、遅くまで起きていることが多いのが問題でした。
(ロキさん 商社営業 男性 30代 埼玉県在住)
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大切なプレゼンテーションの途中で、私のノートパソコンがフリーズし、スライドが表示されなくなってしまいました。
私は焦り、何度か再起動を試みましたが、状況は改善せず、プレゼンテーションは失敗に終わりました。
(ひーはさん 金融 男性 40代 大阪府在住)
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生まれ持ってのふざけ好きといいますか、仕事でもちょっと羽目を外してしまうときがあります。
そういう風に気持ちが大きくなった時に、ミス・失敗が起きやすいです。
(Yocchiさん 旅行代理店 女性 50代 鹿児島県在住)
これらのケースに対して、「自分だったらまずしないミスだ」と思えたものと、「自分も起こしそう…」と思えたものがありませんでしたでしょうか。
人によって、起こしやすいミス・失敗のタイプは様々です。
また、置かれた環境によって起きやすくなるミス・失敗もあるでしょう。
あなた自身の性質や特徴と、今現在の業務内容や職場環境を顧みて、「自分は、どんなミス・失敗をする可能性があるか」を常に考えておくのも、ミス・失敗を減らしていくうえでとても有効な試みです。
「ちゃんと動いて、当たり前」と慢心している箇所を洗い出しておく
今回のアンケートで、「忘れられないミス・失敗」の原因として「大事なときに、使っていたパソコンが故障した」と話した人が数名いらっしゃいました。
どの方も、当時を振り返って「まさかこんなときにパソコンが壊れるなんて、思いもしなかった」と話されていました。
ちなみに、パソコンをはじめ多くのコンピュータ機器の耐用年数は、3~5年程度です。
もちろんその間もまったく安全ということはなく、ちょっとした操作や扱いで故障するケースも少なくありません。
一方で、私たちはコンピュータに対して「(生き物よりも)壊れにくいもの」という感覚を抱きがちです。
そのため、いざ使っていた機器が急に破損した際に、ミス・失敗にそのまま繋がってしまうのです。
こうした「ちゃんと動いて、当たり前」と認識してしまっている箇所に対しては、「本当に大丈夫なのか」を改めて考えておくことが大切です。
対象となるのはパソコンやスマホなどのコンピュータ機器だけでなく、新幹線や飛行機などの交通機関(遅延など)、または他社が開発したプログラムやソフトウェア(バグや障害など)も挙げられます。
普段何気なく使っているツールやサービスの「もし使えなくなったら」を想像し、必要に応じて予防策を設けておくことで、いざというときのミス・失敗を防止できるでしょう。
まとめ)ミス・失敗の多くは、「起こるべくして起きるもの」。予防策と事後対策が大切
ここまでの内容を、まとめましょう。
職場のミス・失敗で多く見られる傾向
- 「うっかりミス」「判断ミス」「その他」のタイプ別で見たときに、最も多いのは「うっかりミス」
- 職場のミス・失敗を原因別に見たときに、最も多いのは、「知識不足・経験不足」
- 仕事に慣れた際も、「忙しさ・体調不良」、「確認漏れ」などの要因でミス・失敗は起きやすい
仕事でミス・失敗を起こしてしまった際に、取り組むこと
- 第一に、上司ほか関係者への報告を
- トラブルの収束に向けて、取り組む
- 一次対応を終えてから、これまでの出来事を振り返る
ミス・失敗のトラブルを極力なくしていくための対策
- 業務内の知識不足・経験不足を解消する
- 「自分は、どんなミス・失敗をする可能性があるか」を常に考えておく
- 「ちゃんと動いて、当たり前」と慢心している箇所を洗い出しておく
長く働いていれば、いつかは大きなミス・失敗に出くわしてしまうこともあるでしょう。
そこで私たちにできることは、その機会の頻度をなるべく少なくすること、そしてミス・失敗を起こした際にその被害を最小限に留めることです。
そしてなにより、起こしてしまったミス・失敗に「心を壊されてしまわないこと」が大切です。
さきに話した通り、ミス・失敗自体が必ずしも「悪いこと」とは言い切れません。
その経験が、あなたや周囲の人たちを、より良い状態にするきっかけとなることもあります。
そして今まさに深刻なミス・失敗と対峙してしまっているという方は、この記事で紹介した対策をぜひ参考にしてみてください。