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安定した働き方を求めて。彼女の父親から提案されたのは「サーバーエンジニア」の仕事。|私の転職体験談

チョッパー さん(男性 39歳 東京都)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
IT・コンピューター
職種
システムエンジニア
従業員規模
500人
年収
560万円

転職後

AFTER
職業
IT・コンピューター
職種
サーバーエンジニア
従業員規模
300人
年収
600万円

目次

チョッパーさんの転職ストーリー

1これまでの私

念願のSEに。でも「なにか違う…」という違和感。

イメージ図:プログラマーとして働く男性

大学卒業後にシステム開発会社へプログラマーとして就職しました。

入社当初は経理部門の社内SEとして配属されました。

「なぜ経理部門?」と思いましたが、会社で扱う製品に経理部署が使うソフトウェアがあったためと知り、納得しました。
ですが、経理部門は残業なしでしたので給料はかなり少なく、独身だったから良かったものの家族がいたら確実に退職していたレベルでした。

その後、委託先のシステム運用のプロジェクトに正式にSEとして配属することにになりましたが、そのプロジェクトはすでにサービス終了が決まっており、その後の配属予定は全く聞かされていませんでした。

SEとして働くことは学生の頃からの夢ではありましたが、「…なにか違う…」というような違和感をいつも持ちながら働いていました。

2転職のきっかけ

もっと、安定した職場に就こう。

イメージ図:一人の女性との出会い

それから3年が経って、私は一人の女性と交際を始めました。

大学時代の友人の結婚式で知り合った人です。

ときを同じくして再度私の異動話が上がり、異動先は「残業が多い部署」と「残業は少ないがその分給料が下がる部署」のいずれかでした。

どちらにしてもパートナーからしてはあまり嬉しくない話でしょう。
ですが隠し通すことは出来ませんので、私は彼女に「今の職場は部署によっては働き方が大きく変わる」こと、「残業が多いときもあるが、少ないときもある。今の年収が維持できるとは限らない」ことを正直に伝えました。

すると、彼女はこう言いました。

彼女

「別に私は、今の年収があるからあなたと交際している訳ではない。もっと自信をもって私に接してほしい」

──この一言が、私が彼女との結婚を意識したきっかけでした。
同時に、家庭を持つならもっと安定したところに転職しようとも考えたわけです。

半年後、私は彼女の両親に会いに行きました。

伝えることは二つありました。
結婚を前提にお付き合いさせてほしいこと、そして近々転職を考えていることです。

はじめの印象が肝心でしたので、入念に予行演習を行ってのプレゼンテーションでした。

結果は、概ねの好印象。
彼女の父親がネットワークエンジニアに携わっていたこともあり、エンジニアの働き方や転職のしやすさについても一定の理解があったのです。

ただし、「結婚するなら、転職して新しい職場で安定してからにすること」という条件が付けられました。

3転職活動中

目指した職種は、「サーバーエンジニア」。

イメージ図:彼女の父親

彼女の父は私の転職に対して関心を示していたようで、何度か私の転職活動状況を訊いてきました。
あるとき、

義父

「サーバーエンジニアかネットワークエンジニアがよいのではないか」

と提案をされ、(いったい何が良いのか)と思い理由を訊いたところ、「安定して需要があるから」と言われました。
つまり、当時の職場の短期的なプロジェクトに振り回されるような働き方をせずに済む、ということでした。

最初は自身のキャリアに口出しされることに抵抗がありましたが、よくよく調べてみると義父の言う通り、安定性でいえばプロジェクト開発のSEよりもサーバーエンジニア・ネットワークエンジニアの方が安定して働けるのはその通りでした。

私自身、もうすぐ40歳という年齢でしたので、その安定性を重視してサーバーエンジニアの道に進むことに決めたわけです。

問題は、多くのサーバーエンジニア業務では夜勤があることでした。
ですが、そこを許容すれば仕事は結構ある(しかも給与条件のよいところ)という話も義父から聞かされていましたので、夜勤を許容する形で求人探しを行いました。

利用したエージェントは「レバテックキャリア」です。

レバテックキャリアの担当からは、「半年後を目安に入社してほしい欲しい求人がある」と紹介され、そこに応募したところ採用が決まりました。

決まってしまえば何ともあっけないものでしたが、その後すぐに正式に結婚が決まって、引継ぎ、入社準備、そして結婚式と新生活の準備と、目まぐるしい日が続きました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:サーバーエンジニアとして働く男性

後から知ったことですが、転職先の会社は義理の父と同じ系列の会社でした(それもあって、転職後にすぐに結婚の許しを得られました)。

新しい職場で苦労したのは、夜勤有りの生活でした。
1勤務が12時間という勤務形式となっていて、シフト制で稼働しているので週4日勤務すれば自動的に残業した計算となります。

勤務日数を抑えることも可能でしたが、最初に多めの勤務時間としておけば慣れるだろう考えてのことでしたが、始めの半年間は生活リズムを整えるのが大変でした。

業務自体は、慣れてしまえば保守管理が中心となるので、さほど大変ではありませんでした。

ですが、ネットワークエンジニアとの連携が必要となるシーンも多く、状況説明の際はエンジニアならではのコミュニケーション力が求められました。

実際、技術力だけあってコミュニケーション力の無い社員もいましたが、大抵は長続きせず辞めていく人が多かったです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:これからのキャリアプランを描く男性

サーバーエンジニアの仕事を経験して感じたことは、年中無休で動き続けるサーバーの保守管理の、文字通り「支える」仕事の重要さです。

前職でSEの仕事は、開発・運用が主で期間の決まっているものが多く、いわば「終わりのある仕事」でした。
ですが、今のサーバーエンジニアの仕事は「安定した持続性」が求められます。
そして、それを実現するためには夜勤にも対応しうるサーバーエンジニアが不可欠であり、こうした見えないところで支える仕事の大切さを知りました。

また、エンジニアとしてのコミュニケーション力や調整力の重要さも今の職場でより実感できました。

ひとつのシステムが稼働し続けるためには複数人の異なるスキルを持った技術者が必要で、そこでうまく連携していくうえでコミュニケーションは欠かせません。

前職で他部署との連携や顧客との交渉をこなしていた経験が役立ちました。

◇ ◇ ◇

私のいるサーバーエンジニアの部署は平均年齢が40代後半と、他のシステム開発部署よりも平均年齢が明らかに高くなっています。

サーバーエンジニアを他社から中途採用することで、社内教育を最小限に抑えることに成功しているものの、若い人材が編入される機会を失ってしまっているのです。

それも一つの流れかもしれませんが、それでも今回の転職で私が抱いた「システムを支える役割」の大切さは、若い世代にも伝えていく意義はあると感じています。

また、毎回多大な採用コストを掛けて中途採用者を募ることはそのうち限界が来るでしょう。

この状況を改善するために、近々新人育成について社内提案ができればと思っています。
自社でサーバーエンジニア人材の育成が出来る体制を構築することで、業務の安定性をより高められると思うのです。

思えば今回の転職も「安定」が一つのキーワードでした。
逆説的ですが、安定を得るためにはなにかしらの行動が求められます。

そのための働きを惜しまずにいることが大切だと、今はそう思っています。

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