転職体験談:上司のパワハラを苦に医療事務を退職して。次に私が選んだ職場は飲食店。
転職前
- 職業
- 医療・福祉
- 職種
- 秘書・経理や労務、総務など
- 従業員規模
- 300人以上
- 年収
- 300万円程度
転職後
- 職業
- 飲食業
- 職種
- 販売店員
- 従業員規模
- 50人程度
- 年収
- 250万円程度
目次
a_honさんの転職ストーリー
1これまでの私
仕事のやりがいは、「人のためになること」。
私は父と母、姉が3人、弟が一人の6人家族で育ちました。
転職前は3年半ほどサービス業で店員をしていました。
店長に携わる経験もでき、大変ですが学びも多く、充実した毎日を送れていました。
その後は携帯ショップ店員に転職し、その次にずっと挑戦してみたかった医療事務の仕事に就くことになりました。
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なぜ医療事務に挑戦したかったかというと、以前商業高校に通っていたときに、授業で医療事務を学んで非常に興味を持っていたからです。
当時の仕事のやりがいは、「人のためになること」でした。
サービス業に従事したときにそのことに気づけて、「人に頼りにされることや感謝をされることが、こんなにもうれしいことなんだ」と感じることができました。
2転職のきっかけ
とても感情的だった、私の上司。
「転職しよう」と考え始めたのは入社してから1年後くらいからです。
直属の上司が、とても感情的であったことが一番の理由です。
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あまりに理不尽なことで怒ったり、無理難題を押し付けてきたりなど、私への対応はかなりひどいものでした。
悪いときには悪いことが重なるものです。
スタッフ間のいざこざのトラブルにも巻き込まれたりして、私自身 精神的にかなり辛くなっていました。
それでも頑張ろうとは思っていたのですが、ある日そのトラブルについて上司に相談したときに、ちょうど上司の虫の居所も悪かったのでしょう。
- 上司
-
「(そのトラブルには)お前にも責任がある。それくらい、自分で何とかしろ」
と言われ、それ以外にも(ここに書くことが躊躇われるような)ひどいことを沢山言われました。
それを受けて、私はもう限界だと思いました。
- 私
-
(絶対にすぐにでも転職をしよう)
と、決めたのです。
3転職活動中
退職の少し前に、今の主人に出会えて。
私が退職を決意する少し前から、職員の方で相談に応じてくれる方がいました。
その人は、現在の主人です。
職種は違いましたが、同じ職場で働いていました。
スタッフの方にひどいことを言われたり、上司からもひどいことを言われて非常に辛い思いをしていたのですが、主人に話を聞いてもらうことによって大分救われました。
そして、私が転職する少し前から付き合うことになりました。
私はが結局転職することになったとき、主人は非常に残念がっていました。
- 主人
-
「一番頼りにしていたのに、これからはだれを頼りにすれば良いのか」
と言ってくれて。そのような言葉を言われて、とてもうれしかったです。
辞めるまではとても辛かったですが、主人と出会えたのはなによりもの幸運だったと、今でも思います。
転職活動も主人のサポートを受けながら、なんとか次の職場を決めることが出いました。
4転職後
転職後の新しい環境で、待ち受けていた状況は。
私は退職してから、飲食店で勤めることとなりました。
飲食業界は私にとって、初めての分野です。
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そのお店は以前からお客として数回利用したことがあり、とても気に入っていて、
- 私
-
(働くなら、こんなお店が良いな)
と思っていたからです。
主に接客販売で、お客さまの注文を聞き、レジをして商品を提供するという仕事内容で、特に難しいものではありませんでした。
職場のスタッフは20歳前後の大学生のアルバイトがほとんどでした。
最初のうちは(会話の内容が合うかな)というのが心配でしたが、みんなが楽しく話しかけてくれてありがたかったです。
さらに私は、入社してからすぐにリーダー職に就くことになりました。
──と言いますのは、私が職場で最年長だったからです。
そんな状態でしたが、以前の店長経験を活かしつつ問題なく仕事をすることができました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。
私は仕事をする上で、「人間関係」というものは切っても切れないことであり、働くうえで最も重要なのではないかと考えています。
いくらやりたい仕事で、仕事内容が楽しくやりがいを感じていても、人間関係がうまくいっていなければ、精神的に辛くなり続けることが困難になります。
私はどちらかというとすこし頑固なところがあって、「間違っていることは間違っている」と上司であっても言うタイプの人間です。
しかしそれは、必ずしもいつも適切になるとは言い切れないでしょう。
仕事をするうえでは様々な考え方の人がいますし、その人の人間性、性格などを受け入れて上手にやっていく必要があります。
それが、いくら自分が苦手なタイプの人であろうと。
多くの人がそのように考えて、みんなでうまくやっていこうという気持ちがあれば、人間関係はうまくいくと考えています。
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私は様々な仕事を経験してきた中で、たくさんの人に出会いそのことを強く思いました。
みんながみんなを思いやることが、すごく大切であると思っています。