MRへの転職におすすめの転職エージェントと未経験から転職する際のポイント・注意点
[最終更新日]2024/07/20
転職を検討している人の中には、医療に携わる仕事としてMR(医薬情報担当者)への転職を考えている人もいるでしょう。
MRとは、具体的にどのような仕事をするのでしょうか。
何となくイメージができている人も、詳しい仕事内容となると分からない点があるかもしれません。また、どのような人がMRに向いているのか知りたいと考えている人もいるはずです。
目次
MRへの転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント | doda | リクルートエージェント | パソナキャリア |
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メリット |
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デメリット |
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MR関連の公開求人数 | 約200件 | 約250件 | 約2,400件 | 約100件 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年7月時点のものです。
1)MRの仕事内容
MRはMedical Representativeの略で、日本語では「医療情報担当者」と訳されます。
MRの主な仕事内容として、以下があります。
仕事内容 | 詳細 |
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医薬品の情報提供 |
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営業活動 |
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市場調査 |
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研修と学習 |
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イベント参加 |
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上記MRの仕事で、特に多くの時間を費やすことになるのが、以下の業務です。
- 医療従事者に向けて、医薬品に関する情報提供をする
- 医療従事者からの意見や要望を収集する
医療従事者に向けて、医薬品に関する情報提供をする
1つめは、医師や薬剤師といった医療従事者へ医薬品に関する情報を提供し、有用性への理解を深めてもらうことです。
MR自身が医薬品を直接販売するのではなく、情報提供をすることで医薬品の採択を検討してもらうのが仕事の目的となります。
製薬会社のMRが自社の医薬品を紹介する場合と、MRの派遣企業(CSO=Contract Sales Organization)に所属してさまざまな製薬会社の医薬品を横断的に紹介する場合があります。
医療従事者からの意見や要望を収集する
もう1つの役割は、医療従事者から上がってきた意見や要望を収集し、医薬品の開発部門へと伝えることです。
医薬品の有効性や安全性に関する現場からの情報は、医薬品の改善や品質向上に役立てられます。
率直に意見を述べてもらうには、日頃から医師や薬剤師とコミュニケーションを図り、信頼関係を深めておく必要があります。
信頼関係を構築するために医療機関を訪問するだけでなく、医療従事者向けの講演会や説明会を開催するのもMRの仕事の1つです。
2)MRに求められる知識・スキル
学習意欲
MRは医薬品を扱う仕事であり、医療のスペシャリストである医師や薬剤師と直接面会する仕事でもあります。
薬学に関する知識が必須となるため、覚えなくてはならないことは膨大な量にのぼります。
しかも、医薬品は日進月歩ですので、日々新しい医薬品が開発され認可されていきます。常に最新の情報を収集し、知識を更新していくには、高い学習意欲を持ち続けることがマストといえるでしょう。
コミュニケーション能力
たとえ医薬品に関する知識を身につけても、知識だけでMRとして通用するわけではありません。
医師や薬剤師の方々があなたのことを信頼し、話を聞いてくれる状況を作っていく必要があります。
医療従事者は常に多忙ですので、MRと面会できる時間は限られてしまうでしょう。
限られた時間の中で信頼を獲得するには、相手が求めている情報を察知し、適切なタイミングで提供することが非常に重要です。
相手が求めている情報を引き出す傾聴力も、コミュニケーション能力の重要な要素です。
プレゼン能力
身につけた知識や収集した情報を自分の中で編集し、相手に伝わりやすい形でプレゼンすることもMRとして重要な能力といえます。
医薬品は人命に関わる製品のため、良い点ばかりを強調して伝えたり、事実と異なることを伝えたりしてはなりません。
綿密な情報収集を行った上で的確な情報提供をするには、高度なプレゼン能力が必要となるでしょう。
MRになるために資格は必要?
MRとして働くにあたり、必須の資格はありません。
ただし、将来的にMRとして活躍する上で取得しておくことが望ましい資格があります。
厚生労働省認可の公益財団法人MR認定センターによる「MR認定証」という資格で、入社後に取得を義務づけている企業もあります。
参照:公益財団法人MR認定センター(旧財団法人医薬情報担当者教育センター)
医療機関によっては、MR認定証を持たない担当者の入館を認めていないケースもありますので、将来的にはMR認定証を取得することになる可能性が高いと考えたほうがいいでしょう。
なお、MRの営業活動では車で医療機関へ向かうことが多いため、入社時点で普通自動車免許を取得しているほうが望ましいでしょう。
そのほか、MR求人は大卒以上の学歴であることが条件となっていることが多いです。
2)MRのやりがい・大変なこと
MRの仕事のやりがい
- 人々の健康を支えている実感を得やすい
- 医療や薬に関する知識が養われる
- 企業によってはインセンティブがもらえる
人々の健康を支えている実感を得やすい
医薬品は人々が健康な暮らしを維持する上で欠かせない大切なものです。
最新の医薬品に関する正確な情報を伝え、医療従事者をサポートしていくことは、結果的に多くの患者の健康を支えることにつながります。
MRがいるからこそ、医療従事者は多忙な中でも医薬品の最新情報を得られるという面もあるのです。
また、医療従事者から上がってくる意見を製薬会社の開発部門に伝えることで、より良い医薬品を開発するためのヒントとなることもあるでしょう。
人々の健康を支え、医療の信頼と安全を支える一翼を担っていると実感しながら働けることは、MRにとって大きなやりがいとなるはずです。
医療や薬に関する知識が養われる
MRにとって医療や薬に関する知識を吸収し続けることは必須ですが、MRとして働く中で否が応でも医療や薬の知識は養われていきます。
まだ世の中では広く知られていない新薬に関する情報をいち早く入手できたり、これまで治療が難しかった病気が治せるようになるといった情報を得られたりと、医療従事者でなければ知り得ない情報に触れられるのです。
医療や薬の知識は、自分自身や身近な人の健康を維持する上でも重要な役割を果たします。
医療や薬に関する知識が日々増えていくことで、MRとして働いていて良かったと実感するでしょう。
企業によってはインセンティブがもらえる
MRは一般的な営業職とは異なり、直接契約を取りつけて代金を回収するわけではありません。
専ら情報提供に徹するスタイルで営業活動を進めます。
しかし、企業によっては売上実績に応じたインセンティブを支給しているケースもあります。
医療従事者との信頼関係を築けられれば、あなたが提供する情報を信用し、医薬品の採択を継続したり増やしたりしてくれる場合もあるでしょう。
一朝一夕に成果を得られるわけではありませんが、地道な営業活動を続けて地盤を固めていくことで、継続的なインセンティブへとつなげられることもあるはずです。
MRの仕事の大変なこと
- 常に最新の医療に関する情報を学び続けていく必要がある
- 数字を意識した営業活動
常に最新の医療に関する情報を学び続けていく必要がある
MRとして求められる知識は、一度習得すればずっと流用できるわけではありません。次々と新しい医薬品が開発されていきますので、新しい情報を常に収集し、学び続けていく必要があります。
医療分野に対する強い関心や情熱が維持できなければ、絶えず学び続けていくことを苦痛に感じてしまうでしょう。
必死に学んだ知識がすぐに古くなってしまうことにストレスやプレッシャーを感じにくい人や、医療に対する好奇心や興味関心を持ち続けられる人でなければ務まらない仕事といえます。
「学び続けられるかどうか」という点は、MRとしての適性に大きく関わると考えていいでしょう。
数字を意識した営業活動
MRは「とにかく売りさえすればよい」という姿勢では務まりません。
医薬品には営業活動の行動基準としてプロモーションコードが定められていたり、業界全体で公正競争規約が定められていたりするからです。
こうしたルールに抵触することのないよう、十分に留意して営業活動を進める必要があります。
一方で、MRもまた営業職としての一面を持っています。さまざまな制約がある中で、いかに医薬品の採択を増やしたり新規の取引先を増やしたりできるか、常に戦略を考えて行動し続ける必要があります。
結果を求められることへのプレッシャーを感じながらも、焦らず着実に信頼関係を築いていく営業活動が必要となるでしょう。
3)MRが向いている人
- 医療業界に高い関心を持っている人
- 学び続けることにやりがいを感じられる人
- 目標達成に向けて前向きに努力できる人
- コミュニケーション能力が高く傾聴力がある人
MRは医薬品に関する専門知識が問われる仕事ですので、医療業界に関心が高く、好奇心と使命感を持って医療の仕事に携われる人が向いています。
新薬は次々と開発されるため、常に新たな情報を収集し学び続けることにやりがいや楽しさを感じられる人が適しているでしょう。
また、MRには営業担当としての側面もあります。
目標達成に向けて地道な努力を続け、着実に信頼関係を築いていくには、すぐに成果が出なくても前向きに努力し続けることが求められます。
医療以外の業界で法人営業を経験してきた人など、粘り強く信頼関係を築いてきた経験があれば役立つはずです。
MRが面会するのは医師や薬剤師といった医療のスペシャリストです。
医療従事者の意見や要望に耳を傾ける傾聴力や、円滑な人間関係を築いていくためのコミュニケーション能力は必須といえるでしょう。
こうした能力・資質を持ちあわせている人であれば、MRとして活躍していける可能性は十分にあるはずです。
4)未経験からMRへ転職する際に意識しておきたい3つのポイント
未経験からMRへの転職を目指す場合、どのような点を意識しておいたらいいのでしょうか。
医療関係の仕事と聞くと、どうしても専門知識を身につけることに目が向きがちですが、知識面に関しては入社後に身につけていくことも可能です。
むしろ、MRに求められる資質・経験が備わっていることを明確にし、採用選考においてもしっかりとアピールしていくことが重要です。
とくに次に挙げる3つの点については、MRに転職するにあたって意識しておく必要があるでしょう。
MRに活かせる経験・スキルの棚卸しをしておく
MRに転職する場合、最も有利になるのはMRをはじめとする医療業界での営業経験者です。
異業種からの転職の場合、業界経験者と比べるとどうしても不利になりやすい傾向があります。
そこで、これまでの経験やスキルのうち、MRの仕事で活かせるものをピックアップし、整理しておく必要があります。経験してきた業務や身につけてきたスキルの棚卸しをしておくことは必須になるでしょう。
たとえば、法人営業担当者として一定以上の実績があれば、顧客との信頼関係を築くプロセスを理解している点をアピールできるはずです。
また、同業者との情報交換や医師・薬剤師からの紹介も営業活動を支える重要な情報源となります。情報のアンテナを張り、人脈を構築していく能力をアピールすることは非常に有効でしょう。
また、MR自体は未経験であっても、医薬品や製薬と関わりの深い分野での経験が役立つ場合があります。
医療機器メーカーや医療系出版社などで勤務した経験があれば、医療への興味関心の高さや基礎的な知識量をアピールできるはずです。
MRに活かせる経験・スキルの例
経験・スキル | 詳細 |
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法人営業の経験 |
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コミュニケーション能力 |
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医療業界での勤務経験 |
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情報収集能力 |
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プレゼンテーション能力 |
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学習意欲 |
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普通自動車免許 |
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このように、経験してきた業務の中でMRとして活用できる経験・スキルがないか、ていねいに「キャリアの棚卸し」をしながら確認していきましょう。
補足:キャリアの棚卸しについて
キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」です。
「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいると思います。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」など - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識など - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しはぜひやっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
5年後、10年後のキャリアまで見据える
未経験者の場合はとくに「MRに転職することは可能かどうか」を気にする傾向がありますが、より視野を広げて先々のキャリアプランを見据えた上で転職を検討することも重要です。
5年後、10年後にどのような働き方をしたいのか、MRの経験をどう活かしていきたいのか、ある程度の展望を持っておくことは目標や目的意識を持って働いていく上でも非常に大切な視点となります。
未経験者だからこそ、先々のキャリアに対してしっかりとした展望を持っていることをアピールする必要があるでしょう。
MRのキャリアパスとしては、営業所長や支店長といったマネジメントの方面に進むパターンが多くみられます。
人によっては、MRの経験を活かしてマーケティング担当や他の医療系分野での営業職へと転身するケースもあります。
MRとして身につけた高い専門性はさまざまな分野で応用可能ですので、将来的に何をしていきたいのか、5年・10年といった長いスパンで考えておくようにしましょう。
参考:キャリアプランとは
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
具体的には、以下のようにプランを建てていきます。
参考:未経験からMRを目指す人のキャリアプラン例
期間 | 実現したいこと | そのためにやること |
---|---|---|
1年後 |
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3年後 |
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5年後 |
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|
10年後 |
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キャリアプランは、上の表にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります。
ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。
数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。
MRへの支援実績のある転職エージェントを活用する
MRに未経験から転職することは可能ですが、前述のように経験者と比べると一定のハードルがあるのは否めません。
自力で転職活動を進めるよりも、第三者のアドバイスを得られる転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントの中でも、とくにMRへの転職支援実績のあるエージェントを選ぶことが重要です。
未経験からMRへの転職に成功した事例があれば、どのようなアプローチが採用担当者に響くのか、重点的にアピールすべき点はどこか、具体的なアドバイスをしてもらえる可能性が高いでしょう。
また、後発メーカーのように未経験者を受け入れている企業を紹介してもらえることもあり得ます。
未経験だからこそ転職エージェントを積極的に活用して、転職の成功率を高めていきましょう。
5)未経験からのMR転職におすすめの転職エージェント
ここからは、未経験からMRとして活躍できる職場への転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもMRへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3つのサービスを登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
リクルートエージェント
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MR求人は国内No.1の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内でも最大の求人数と転職支援実績を誇る全国展開の転職エージェントです。
「リクルート」のブランドの信頼性の高さから、企業に転職者を紹介する営業力・提案力の高さに定評があります。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと(MRの求人も常時1,000件以上)、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
支援ツールでとくに有効活用したいのが、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
はじめてのMR職に向けての転職の際は、入念な業界研究企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにMRへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
MR・医療機器営業の求人数 | 約2,400件(2024年7月現在) |
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dodaの特徴
dodaの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
MR関連の求人数 | 約250件(2024年7月現在) |
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マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
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MR関連の求人数 | 約200件(2024年7月現在) |
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サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。
パソナキャリアの活用メリットは、担当のじっくり丁寧な支援サポートを受けられる点、そして企業への交渉力も強く年収アップを狙いやすい点が挙げられます。
地方転職やUターン・Iターン転職を検討している人、今回の転職で年収アップも実現したい人にパソナキャリアはおすすめです。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
MR・MSの求人数 | 約100件(2024年7月現在) |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
まとめ)未経験者は「なぜMRなのか」を明確にして転職活動に臨もう
MRは高い専門性が求められるだけでなく、さまざまな制約の中で結果を出していくことが求められる仕事です。
医師や薬剤師の医薬品に対する期待は大きく、その期待に応えることが求められるMRはハードな仕事になることも少なくありません。
一方で、MRだからこそ医療に貢献できる部分も数多くあります。
日々進歩し続ける医薬品を適切に紹介していくことで、多くの医療従事者から信頼され、日本の医療を支える上で欠かせない存在になっていくこともできるはずです。
未経験からMRへの転職を目指す人は、ぜひ「なぜMRになりたいのか」を明確にし、目的意識を持って転職活動に臨んでください。
MRという仕事への情熱や好奇心が採用担当者に伝わることで、転職成功への道が拓けていくはずです。