転職の「未経験者歓迎・経験不問」の意味とは?応募する際の注意点
[最終更新日]2024/08/21
転職で「未経験者歓迎・経験不問」の求人を見たときに「どこまで未経験者を受け入れてくれるんだろう」と悩むことがあると思います。この記事では、企業求人の未経験歓迎・経験不問の意味と、応募する際の注意点について説明します。
目次
1)「未経験者歓迎・経験不問」の本当の意味とは?
未経験の業種への転職を目指す人は、おそらく求人を検索する際に「未経験者歓迎」や「経験不問」の文言を探すのではないでしょうか。
経験が必須とされる求人に応募するよりも、未経験でもOKと言ってくれる企業のほうが内定をもらえる可能性は高そうに思えます。
ところで、これら「未経験者歓迎・経験不問」は正しくはどのような定義になるのでしょうか。
まずはその言葉の意味について、確認しておきましょう。
「未経験者歓迎」とは
未経験者歓迎とは、その業界・職種の経験がない人でも企業が応募を受け付けていることを意味します。
ただし、未経験者の応募は受け付けていても選考で経験を考慮しないとは限りません。通常は経験者の方が有利になりやすいでしょう。
「経験不問」とは
経験不問も未経験者歓迎とほぼ同様のニュアンスで扱われますが、厳密には「選考に経験の有無を考慮しない」という意味です。
そのため、未経験者歓迎よりも更にハードルを下げた要件といえます。
「経験・未経験」の言葉の定義にも注意
仕事の経験とは、その業界の経験と実務自体の経験の2つの観点があります。
つまり、未経験の定義には「業界未経験・実務未経験・完全な未経験」の3パターンがあるということです。
未経験者歓迎とは「未経験者のほうが良い」という意味ではなく、「未経験者でも候補者には入ります」ということですので、なにかしらの経験はあるに越したことはありません。
そのため、未経験分野への転職をする際は、以下の順に候補を検討するとよいでしょう。
- ①業界は未経験だが、実務経験はあるもの
- ②実務は未経験だが、業界経験はあるもの
- ③業界・実務どちらも未経験だが、意欲を持てるもの
↑上の項目から順に検討する
③については、必要な資格を取得したり、独学で身につけることで選考通過の確度を高められます。
すぐに転職するのか、いったん目指す分野に向けて知識・スキルを養うべきか、その点についても検討しておくと良いかもしれません。
2)企業が未経験者を募集する理由
企業は、なぜわざわざ未経験者を募集するのでしょうか。
人材を採用するのであれば、少しでも業界経験のある人を雇ったほうがメリットがありそうにも思えます。
企業が未経験者を求める理由を探っていくことで、未経験での転職に成功するヒントが見えてくるはずです。
企業が未経験者を募集する理由
パターン1)癖のついた人よりも、企業のカラーに染まってくれる人を育てたい
業界経験者を採用する場合、企業にとって実務に関する研修を基礎から行う手間が省けるというメリットがあります。ただし、経験者を雇うのはメリットばかりではないのです。
同業種である程度経験を積んできた人には、前の勤務先での習慣やカルチャーが染みついていることが少なくありません。
別の企業へ転職した場合、組織としてのルールや風土が異なることが、同業種であることで余計に際立ってしまうことがあります。
転職した本人にとって、前の会社はどうしても比較対象になってしまうため、真っさらな状態で企業のカラーに馴染んでもらうには期間を要するかもしれません。
それに対して、業界未経験者にとって転職先はまさしく「新しい世界」です。経験し学ぶことの全てが「この業界で初めてのこと」なので、新鮮な驚きや発見をしながら仕事を覚えていけます。
同業種の企業ですでに癖がついてしまっている人よりも、スムーズに自社のカラーに染まっていってくれるというメリットがあります。
パターン2)経験者の絶対数が多くないので、未経験者を採用して一から育てるしかない
募集している業種や職種によっては、そもそも経験者の絶対数が少なく、経験者に限定して募集しても人が集まらない、といった事情があることも考えられます。
その場合、未経験者でも応募可能にしておき、未経験者で伸びしろがありそうな人が応募してきた場合は採用後に一から育てていくことを想定していると考えられます。
現在、求人募集において正当な理由なく応募者の年齢を制限することは禁じられていますが、この手の未経験可の求人であれば「長期勤続によるキャリア形成の観点」から、若手に限って募集をかけることが認められています。
研修を通じて育成していき一定レベルの人材に育つまでには年月を要するため、一人前になって活躍できる期間を考えると、どうしても若手を優先的に採用せざるを得ないはずなのです。
完全な業界未経験者でも可と読める求人の場合、その裏には「若手を優先的に採用」というメッセージが隠れていると思っておいたほうがいいでしょう。
パターン3)人件費を安く済ませたい
まだ収益化がされていない事業を担う企業や離職率の高い企業では、「人件費を安く済ませたいから」という理由で未経験者に向けても採用するケースがあります。
経験者はどうしても市場価値の観点から高い給与を支払わざるを得ない為、人件費の低い未経験者層を取り入れるのです。
こうしたケースにおいては、未経験者が比較的転職しやすい面はあるものの、「給与が安かった」、「入ってみたら、残業の多いブラック企業だった」、「教育・育成体制が殆ど整っていなかった」といった職場も少なくありませんので注意が必要です。
そもそも、未経験であるということは当然「経験者よりもすぐ成果を出にくい」ことが殆どであり、企業もそれを分かったうえで採用します。
私たちは「未経験者歓迎・経験不問」の求人に対して、「代わりに企業は労働者に何を求めているのだろう」という慎重な視点を持つことが大事でしょう。
3)未経験からの転職に成功するためのポイント4つ
「未経験者歓迎・経験不問」の求人を探して応募するだけでは、未経験での転職を実現するのは容易ではありません。
未経験なりに転職の方向性を決め、キャリアプランを考えておくことは非常に重要です。
業界経験がないにも関わらず転職を成功させている人には、ある共通した特徴があります。
大きく分けると、次の4つのポイントを踏まえて転職活動に取り組むことによって、未経験の業界でも転職することが可能になります。
未経験からの転職に成功するためのポイント4つ
それぞれ、順を追ってみていきましょう。
応募企業が求めている「未経験者」の種類に注意する
求人に「未経験者歓迎」「経験不問」と書かれているからといって、即座に応募へと進むべきではありません。まずは求人を隈なくしっかりと読み、企業が求めている人材像について分析しましょう。
その上で、企業が求めている「未経験者」とはどのような意味合いなのかを考えます。
業界未経験可の場合
応募先企業の業界経験がないだけで、隣接する業種での就業経験がある人や、前職での経験を活かせる見込みが高い人を求めているパターンです。
多くの場合、応募要件に必要な資格やスキルが書かれていますので、自分が該当するか確認しましょう。
職種未経験可の場合
あえて異業種の人材を採用したいと考えている企業に多いパターンです。
新規事業の計画がある場合や、組織がマンネリに陥っているため別の業種の人の視点が欲しいと考えている場合があります。
求人に新規事業に関して書かれていたり、「新しい風を吹き込んでください」などの文言があったりするのであれば、職種未経験でも採用される可能性があります。
完全な未経験でも可の場合
ニッチなスキルを求めている企業は、経験者を募集しても人が集まらないことがあります。
完全な未経験でも可ということであれば、求人に研修制度や人材育成のプランが書かれているか確認しましょう。
まれに「大量採用しておいて、偶然にもマッチする人が残ってくれればいい」という考えの企業もありますので、研修制度などが不明確な場合は面接の場でしっかりと確認しておくことが大切です。
前職のスキル・経験を活かせる未経験職種への転職を狙う
中途採用に関しては、企業が求めるスキルと完全に一致するものを初めから持っている人を採用できるケースはごくまれです。多くの場合、前職のスキルを活かせば活躍できるという見込みで採用しているのが実情です。
つまり、たとえ異業種であっても前職のスキルを活かせる余地があれば、採用される可能性があるということです。
よくあるパターンとして、販売員の経験がある人は顧客との接遇が得意なことが多いため、営業職への転職が可能な場合があります。
ほかにも、ITエンジニアとしての経験を持つ人は技術的な知識があるため、IT系企業のコンサルタントや営業として活躍できる可能性があります。
こうしたケースでは、人材を募集している企業の側もどのようなスキルセットの人材を採用したら入社後に活躍してくれそうか、想定しきれていないこともめずらしくありません。
どの企業も他業種の人材については詳しくないことがほとんどだからです。
よって、たとえ求人の応募要件に自分のスキルセットに該当するものがなかったとしても、前職の経験を活かせることを提案・アピールすることで採用に至る場合もあるのです。
未経験分野への「キャリアチェンジ」転職する際のポイント
キャリアチェンジの転職(これまでと異なる業種・職種への転職)を目指す際は、ここまでお伝えしたように、「まったく新天地への経験」ではなく「これまで培った経験を活かしつつのチャレンジ」になることを意識すると良いでしょう。
例えば以下の図のように、転職の際にこれまで経験してきた分野(業種または職種など)でキャリアチェンジを目指していくのです。
特に30代以降のミドル世代の転職者は、キャリアチェンジ転職の際はこうした「これまで培った知識・スキル」を活かそうという働きかけは大切です。
なぜなら採用する企業側は、「ミドル以降のまったくの未経験者」に対しての採用はかなり慎重になるからです。
一方で、「自らの出来ることを広げていく」キャリア志向は、一つの分野のみを集中的に高めていくキャリア志向よりも将来的なキャリア満足度を高めやすいといいます※。
「チャレンジしたい」という気持ちがあるのなら、まずはその実現可能性をじっくり見定めていくべきでしょう。
社会人経験を長く積んでいれば、未経験分野であっても意外に活かせる知識・スキルはあるものです。
また、現在キャリアチェンジ転職を目指している人で、「どんな知識・スキルが活かせるかイメージがつかない」という人は、いちどキャリアの棚卸しを行っておくことをおすすめします。
※ リクルートワークス研究所「人生100年時代のライフキャリア」より
前職と同じ職種で、異業界へ転職する
業種が違っても職種が同じであれば、ビジネスに必要な根本の部分は共通していることも多いものです。たとえば、営業職は扱う商材や業界が変わっても「モノやサービスを売る」という基本の部分は同じであるため、潰しが利く場合が多い、などが典型的な例でしょう。
営業職を経験してきた人に対して「営業とは」という段階から教える必要はありません。
企業側としても、職種経験者であれば一から研修を施して一人前に育て上げる必要がないため、人材育成をショートカットできる効果があります。
実は、業界未経験者が転職を成功させる上で最も可能性が高いのはこのパターンです。転職時点での年齢が高くなればなるほど、前職の仕事内容と大きな違いがないかどうかが重視される傾向があります。
目安として、20代であれば全くの未経験業種でも転職可能なことが多いのに対して、30代になると前職のスキルを活かせることが条件、40代は前職と同じ職種であることが望ましい、といったイメージを持っておくといいでしょう。
転職サイトだけでなく、転職エージェントも活用する
転職サイトで求人を検索し、自分で応募した場合、まず立ちはだかるのが書類選考の壁です。
業界経験がない人にとって書類選考の壁は決して低くありません。前職の経験が十分に活かせるにも関わらず、面接でそのことについて伝える以前に書類選考で落とされてしまう、といったことがよくあるのです。
そこで、業界未経験の場合は転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントはキャリアアドバイザーが企業と転職希望者との間に入り、キャリアアドバイザーが企業に対して人材を紹介するという形を取ります。
キャリアアドバイザーは企業の応募要件をクリアしている人を紹介しますので、実質的に書類選考をスキップできることもあります。
さらに、転職エージェントによっては応募時に推薦状を書いてくれることがあります。
キャリアアドバイザーのお墨付きで紹介されるため、面接選考でも企業側が興味を持って話を聞いてくれる可能性が高く、面接のハードルが下がる場合もあるのです。
4)未経験からの転職におすすめの転職サイト・エージェント
転職サイトや転職エージェントにはさまざまなタイプがあります。
各社が得意とする業界や転職希望者の年齢帯、年収帯がありますので、未経験者を企業に紹介して採用に至った事例が豊富なサービスを利用したほうが有利になりやすいのです。
未経験からの転職におすすめの転職サービスとして、以下の4社をご紹介します。いずれも有名どころですので、転職サービスとしての基本的な質については安心できるレベルと考えていいでしょう。目指す業界や自分のスキルセットに合わせて、最適な転職サービス2〜3社に登録しておきましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
同じ業界ではないものの、前職での職種経験を活かして活躍できる仕事を探している人には、dodaがおすすめです。
dodaはいわゆる大手の転職サービスですので、保有している求人数は随一のレベルを誇ります。
カバーしている業種も幅広いため、自分のスキルセットを活かせそうな仕事があるかどうか業種を横断して探すのに適しています。職種と勤務地のみを指定して求人を検索できますので、業種にとらわれることなく仕事を探しやすいのです。
また、dodaは転職エージェントとして活用できます。膨大な数の求人の中から自分のスキルを活かせる仕事を探すのに限界を感じたときは、キャリアアドバイザーに相談して第三者の視点から求人を紹介してもらえるのです。
自分では想定しなかった意外な業種で自分のスキルが活かせることを発見できる場合もありますので、転職エージェントサービスも併せて利用することをおすすめします。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
「職種未経験者歓迎」の求人数 | 約3.2万件(2024年8月現在) |
「業種未経験者歓迎」の求人数 | 約4.0万件(2024年8月現在) |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
業種・職種ともに未経験の仕事をしたい人は、マイナビエージェントの活用をおすすめします。
マイナビエージェントは新卒向けの就職サイトで知られるマイナビ社が運営する転職エージェントです。新卒採用で企業との堅固な信頼関係を築いていますので、他社にはない独自の求人も多いのが特徴です。
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20代+未経験業種・職種+職場環境にこだわる、といった条件で転職活動を始めようとしている人にとって、マイナビエージェントはぴったりな転職エージェントと言えるでしょう。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
「業界未経験者歓迎」の求人数 | 約5,500件(2024年8月現在) |
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リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
「未経験でも可」の求人数 | 約3.8万件(2024年8月時点) |
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パソナキャリア
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異業種への転職では、自分のスキルセットがどの仕事で活かせるのか見えてこないことも多いでしょう。
未経験業種ですから、仕事内容の詳細が分からないのが当然だからです。そのため、未経験業種への転職はしばしばミスマッチの原因にもなります。「入社してみないと分からない」「仕事が始まってみないと分からない」といった不確定な要素が多くなりやすいのが未経験業種への転職なのです。
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パソナキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
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「未経験可」の求人数 | 約5,400件(2024年8月現在) |
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まとめ)未経験での転職はキャリアの幅を大きく広げるチャンス!
ここまでの内容をまとめてみましょう。
企業が未経験者歓迎・経験不問で求人を出す理由で多いもの
- 癖のついた人よりも、企業のカラーに染まってくれる人を育てたい
- 経験者の絶対数が多くないので、未経験者を採用して一から育てるしかない
- 人件費を安く済ませたい
未経験からの転職に成功するためのポイント4つ
未経験の業種へ転職するのは、誰にとっても大きな決断であり、キャリアの節目となることは間違いありません。
ただし、ずっと同じ業種で働いているとその業界のことには詳しくなっても、他業種のことはほとんど知らない、といったことになりがちです。
未経験での転職には、すでに持っているスキルをさらにエキスパンドできたり、より幅広い仕事をこなせるようになったりと、キャリアの幅を大きく広げるチャンスが豊富にあります。
未経験の業種や職種への転職を成功させることによって、ぜひ成長のチャンスをつかんでください。