北海道・札幌で働くメリットとデメリットは?Uターン・Iターン転職成功のポイント
[最終更新日]2026/04/08

北海道にUターンやIターン、またはパートナー・家族の転勤など、何らかの事情で転職することになった人は、どのように仕事を探したらいいのか困っているかもしれません。
この記事でわかること(早見表)
- 北海道に転職して年収はどう変わる?
→ 全国平均(33万400円)よりやや低いが、家賃差で月3〜7万円節約。フルリモート×北海道居住なら可処分所得が増えるケースも。 - 札幌以外の北海道でも転職先はある?
→ 見つかるが求人数・職種は札幌に大きく劣る。旭川・函館・帯広などでも一定数あり。リモート求人の活用も有効。 - 北海道のIT・リモワ事情は?
→ 札幌は大手IT企業のサテライトオフィス進出が活発で需要急増。フルリモート求人で東京企業に勤める選択肢も現実的。 - 移住支援金の手順は?
→ 世帯100万・単身60万+子ども加算30万/人。10年中5年以上東京23区在住が要件。マッチングサイトで対象求人検索→市町村窓口で申請。 - 北海道の冬の生活、何を準備すべき?
→ 防寒対策・除雪用具・スタッドレスタイヤの3点が必須。「除雪サービス付き」「暖房代込み」物件選びが賢明。
目次
1)北海道・札幌で働くメリット

はじめに、北海道で働くことのメリットについて見ていきましょう。
北海道・札幌で働くメリット
- メリット1 北海道ならではの仕事を経験できる
- メリット2 生活コストを抑えられる
- メリット3 通勤ラッシュのない暮らしが手に入る
メリット1 北海道ならではの仕事を経験できる
北海道には、家具のニトリ(札幌市北区)やドラッグストアのツルハ(札幌市東区)、雪印メグミルク(札幌市東区)をはじめ、有名企業の本社や支社が複数あります。
また、カニやウニをはじめとする海産物が北海道から全国へ向けて出荷されていることからも分かる通り、漁業や水産加工に関わる産業がさかんです。
こういった、本州では経験する機会がめったにない北海道ならではの産業に携わることができるのは、北海道で働く上での大きなメリットの1つと言えるでしょう。
もちろん、札幌のような都市部であれば幅広い業種・職種から自分に合った仕事を選ぶことも可能です。
メリット2 生活コストを抑えられる
札幌市内などの都市部と郊外との違いはありますが、東京や大阪などの都市と比べて生活コストが低く抑えられる傾向があります。
とくに家賃の相場は安く、駐車場費用も抑えられるため、本州の都市部でワンルームマンションを借りるのと同じ家賃で、3LDK+駐車場を借りることができる場合もあるのです。
食材も新鮮でおいしいものが安く手に入りやすいため、本州の感覚では高級食材の部類に入るようなものでも手頃な価格で食べることができます。
そのほか、生活雑貨なども本州に比べて安く手に入ることが多いため、生活コストを抑えることができるでしょう。
メリット3 通勤ラッシュのない暮らしが手に入る
北海道は車社会です。札幌中心部などでは電車通勤が可能なケースもありますが、郊外では高い確率で車通勤となります。
ひどい渋滞に巻き込まれることもほとんどないため、これまで日々の通勤ラッシュや交通渋滞にストレスを感じていた人は、低ストレスの快適な生活を手に入れることができるでしょう。
通勤は毎日のことなので、ストレスから解放されるのは大きなメリットです。
冬季の運転には慣れが必要な部分もありますが、混雑という面で見ればストレスの少ない暮らし方がしやすいと言えます。大都市からの転居者にとって、とくにメリットを実感しやすい点です。
2)北海道・札幌で働くデメリット

魅力的な北海道・札幌ですが、転職にあたっては注意すべき点もあります。
北海道・札幌で働くデメリット
- デメリット1 大都市に比べて求人の数・種類が少ない
- デメリット2 年収が下がる可能性がある
- デメリット3 冬の降雪に慣れるまではストレスになりやすい
デメリット1 大都市に比べて求人の数・種類が少ない
札幌や函館、旭川など、求人数や選べる職種が比較的豊富な地域もありますが、郊外になると転職先の業種・職種が限られていたり、地域によっては求人そのものの数が少なかったりする場合があります。
東京都心の企業数や求人数と比べてしまうと、どうしても数・種類ともに少ないと言わざるを得ません。
これまで大都市で就業していた人や、住まいが都市部だった人は注意が必要です。
今現在と同じ心づもりでいると、あてが外れてしまうかもしれません。事前に転職サービスで地域を絞って求人を検索し、おおよその動向をつかんでおくことをおすすめします。
デメリット2 年収が下がる可能性がある
道内は生活コストが安く抑えられるのは前述の通りですが、平均年収も本州と比べてやや低い傾向があります。
令和6年(2024年)の賃金構造基本統計調査によると、全国の平均賃金(所定内給与額)は約33万400円であるのに対し、北海道は全国平均をやや下回る水準です。なお、最も賃金が高い東京都は約40万3,700円となっており、北海道と東京のあいだには月額で大きな差があります(出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」)。
とくに本州の大都市から北海道へ転職する場合は年収が下がる可能性があることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ただし、見た目上は年収が下がってしまったとしても、生活コストが抑えられるため体感としてはさほど影響がないかもしれません。必ずしも年収が下がる=生活レベルが下がるとは限らないことを考慮しておきましょう。
デメリット3 冬の降雪に慣れるまではストレスになりやすい
冬季の雪は、北海道に住む以上は宿命のようなものと受け止めるしかありません。
降雪地帯に住んだ経験のない人は、初年度の冬は大変な思いをするかもしれません。
降雪量が多くなると雪かきをする必要があったり、車に乗るときに車体に積もった雪を下ろさなくてはならなかったりと、雪が降らない地域では必要なかったことを習慣化しなくてはならないからです。
雪かきは見た目以上に重労働ですし、雪の積もった道路での運転には慣れるまで時間がかかるかもしれません。
はじめは地元の人にアドバイスしてもらうなど、お世話になることも想定しておいたほうがいいでしょう。
道外から転居する場合の冬対策について

雪国で暮らしたことがある人は慣れているかもしれませんが、降雪地域での生活を経験したことがない人にとっては、何がどのぐらい大変なのか想像がつかないかもしれません。
冬季に外出するときの服装(上着、長靴など)や、雪かきに必要な道具などは現地のホームセンターなどで手に入りますので、転居前からそろえておく必要はありません。
本州では見慣れない雪かき道具も多くあります。現地で冬に備えるために、転居先で一度確認しておくと安心です。
なお服装については、道民は部屋の中では薄着で過ごしていることが多いです。
意外に思うかもしれませんが、二重サッシで機密性が高い部屋の中でストーブを焚くため、室内はとても暖かいことが多いからです。
外出先でも屋内に入ると暑いことがあるため、厚手の外灯の下は薄着で過ごしていることがよくあります。
冬対策と聞くと何か特別な準備が必要な感じがしてしまいますが、むしろ慌てて買いそろえようとせず、現地で売られているものを購入したほうが確実です。
3)北海道・札幌への転職を有利に進めるためのポイント3点
これまで本州で働いていて北海道で暮らした経験がない人はとくに、北海道での転職事情がイメージしづらいのではないでしょうか。
北海道で転職するにあたっては、道内の地域性による求人数の違いだけでなく、道内での暮らし方など生活についての事情も知っておく必要があります。
こうした事情を知った上で転職活動を進めるのと、事前の情報が何もない中で進めるのとでは、転職活動に対する不安感が全く違います。
これから北海道で転職するために活動をスタートする人が押さえておきたい3つのポイントをまとめました。
はじめに転職・移住のスケジュールを立てておこう

遠方から北海道への転職・移住を検討している人は、事前のスケジューリングがとても大切です。
通常、Uターン・Iターン転職には、おおよそ6ヵ月前後の期間がかかるといいます。
どのようなプロセスがあるかについて、詳しく見てみましょう。
- ①情報収集(数日~数週間)
- ②スケジューリング(数日~数週間)
- ③求人の応募と面接(2~3ヵ月)
- ④移転先の住居探し(2~3ヵ月 ※賃貸物件の場合)
- ⑤現職での退職届、業務引き継ぎ(1~2ヵ月)
- ⑥引っ越し
※カッコ内の期間は、各プロセスにかかる期間目安です。状況によって変動しますのでご注意ください。また、①~③および④と⑤は並行して進めることが多いです。
また、北海道でどんな生活を送りたいのか、仕事はどんな職種を希望するのか、希望の年収などと、自分の今までの経歴やスキルなどを照らし合わせてこれからのキャリアプランを検討する時間も必要でしょう。
参考:キャリアプランとは
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
具体的には、以下のようにプランを立てていきます。

キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります。
ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。
数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。
これまでのキャリアを振り返り、そして北海道の地で実現したいキャリアプランを立てることで企業へのアピールポイントがはっきりし、面接でしっかり自己アピールをすることもできるようになります。
北海道への移住という大きなできごとの前に一度、職歴や自分のスキルを振り返ってみましょう。
参考:道内では札幌市の求人が圧倒的に多い
北海道の面積は東京都の約38倍あります。札幌から道東の釧路までは約300㎞の距離があり、東京—名古屋間の距離に匹敵します。
このように面積が広大であるため、地域によって盛んな産業や人口密度が大きく異なり、転職事情にも影響を与えています。
道内で求人が多い地域としては、札幌や旭川、函館といったエリアになりますが、中でも札幌は別格で、圧倒的な数の求人が札幌に集中しています。
札幌は全国5大都市の1つに数えられるほどの都会ですので、求人数が多いだけでなくさまざまな業種・職種の仕事を見つけるチャンスがあります。
反対に、人口が少ない地域になると選べる業種・職種が限られてくるほか、中には求人そのものが非常に少ない地域もありますので注意が必要です。
北海道の中途採用求人は札幌市に集中している傾向があります。リクルートエージェントの全国求人数(約73万件(2026年1月現在))のうち、北海道分は札幌市が大半を占め、旭川・函館・帯広・北見・釧路といった主要都市でも一定数の求人がありますが、人口の少ない地域になると求人そのものが大幅に少なくなります。
こうした事情から、道内でも地方から札幌へと移り住んで働く人も少なくありません。まずは転居する予定の地域と、その地域での求人の状況について調べておくことが大切です。
東京から移住予定の人は、北海道の移住支援制度もチェックしておこう

北海道では東京圏から移住する方に「移住支援金」を支給する制度を設けています。

移住支援金は世帯100万円・単身60万円が基本で、さらに18歳未満の子どもがいる場合は1人につき30万円が加算されます(自治体により取扱いが異なる場合あり)。直近10年間のうち通算5年以上東京23区に在住または通勤していた人を対象に、北海道が運営する就職マッチングサイト内の求人企業で働くことになった場合に支援金が支給されます(出典:北海道 UIJターン新規就業支援事業)。
【北海道公式】移住支援金対象求人/就業マッチングサイト

URL:https://hokkaido.saiyo-job.jp/2jhy/recruit/
就職・転職先をマッチングサイト内の求人に限られる点にリスクを感じる人もいるかもしれませんが、「まずは道内の求人を幅広く確認したい」という人には活用メリットがあるでしょう。
気になる方は、以下に特設サイトに詳細の情報が載っていますのであわせてご確認ください。
転職サイトは北海道に拠点を持つサイトに、かつ「複数」登録しておく

北海道内に絞って転職活動を進めるのであれば、転職サイトは1つだけでなく複数を並行して活用することをおすすめします。
転職サイトには対応可能な営業拠点のほか、得意とする地域が存在します。
全国対応可、道内にも営業拠点あり、と謳っている転職サービスであっても、蓋を開けてみたら札幌など一部の地域にしか対応していなかった、といったことは十分考えられます。
また、実際に利用してみたら希望条件に近い求人がほとんど見つからないか、見つかったとしても少ないこともあり得ます。
転職サービスごとにカバーしている業種や職種が異なるほか、企業規模や各社とのパイプの強さに違いがあります。
そのため、ある転職サービスではそれほど強くない部分があったとしても、別の転職サービスも利用していればカバーできる可能性があるのです。
このように、地域を限定して転職活動を進める場合はとくに、転職サービスの強み・弱みが如実に表れやすい傾向があります。
そのため、転職サービスは1社に絞ってしまわず、できるだけ2社以上を並行して活用するようにしましょう。
4)北海道・札幌で転職する際のおすすめの転職サイト
| サービス名 | doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
パソナキャリア![]() |
キャリアバンク転職![]() |
ワークポート![]() |
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| 得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
| 対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
| おすすめの人 |
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| 公式サイト |
北海道転職市場の最新トレンド(2024〜2026年)
北海道・札幌を取り巻く転職環境は、ここ数年で3つの大きな追い風が吹いています。これらを押さえた上で転職活動を進めることで、より戦略的なキャリア選択が可能になります。
札幌が「IT人材の聖地」として急成長
札幌市は近年、大手IT企業のサテライトオフィスや開発拠点の誘致が活発化しており、IT・Web業界の求人が急増しています。背景には、東京と比べて家賃・人件費を抑えられること、北海道大学などの理工系人材の供給があること、ワークライフバランスを重視する人材が集まりやすいことなどがあります。
エンジニア・データサイエンティスト・PM職など、これまで「東京でしか働けない」と思われていた職種でも、札幌で十分なキャリアパスを築けるようになりました。札幌市自身も「IT企業誘致」を重点施策として掲げており、移転企業向けの補助制度も整備されています。
リモートワーク・地方移住トレンドの定着
コロナ禍以降に定着したリモートワークにより、「東京の企業に勤めながら北海道に住む」というキャリア選択が現実的になっています。フルリモート可・ハイブリッドワーク可の求人が増加し、勤務地に縛られず居住地を選べる時代になりました。
北海道の住居費は東京の半分以下のケースも珍しくないため、東京の年収水準を維持したまま北海道で暮らせば、実質的な可処分所得は大幅に増えます。求人検索の際は「フルリモート可」「リモート相談可」のフィルターを活用し、勤務地条件にとらわれない求人探しをおすすめします。
インバウンド回復と観光・宿泊・小売業界の人材需要
2023年以降の訪日外国人旅行者の急回復により、北海道は国内屈指のインバウンド観光地として再びスポットを浴びています。ニセコ・富良野・札幌・函館などでは、ホテル・リゾート・飲食・小売・観光ガイドなど、観光関連業界の人材需要が大幅に拡大しました。
特に英語・中国語・韓国語などの語学スキルを持つ人材は、ホテル・観光業界で通常以上の好条件オファーを得やすい状況です。観光業界・サービス業界での経験がある方や、海外旅行経験・語学力を活かしたい方にとって、北海道の転職市場は今、絶好のタイミングと言えます。
FAQ|北海道・札幌への転職でよくある質問
Q1)北海道に転職して年収はどのくらい下がる?生活コスト差を考慮した実質的な変化は?
令和6年の賃金構造基本統計調査では、全国平均賃金が約33万400円であるのに対し、北海道は全国平均をやや下回る水準です。東京(約40万3,700円)と比べると、月額で5〜7万円程度の差があり、年収換算で60〜100万円程度の差が出るケースも珍しくありません(出典:厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査)。
ただし、北海道は東京と比べて住居費が大幅に安く、家賃差だけで月3〜7万円の節約になるケースが多いため、額面年収が下がっても可処分所得(手取り)はそれほど変わらない、あるいは増えるケースもあります。「年収=生活レベル」と単純に捉えず、実質的な手取りや生活の質を含めて判断することが重要です。
Q2)札幌以外の北海道(函館・旭川など)でも転職先は見つかりますか?
見つかりますが、求人数・職種の幅は札幌に大きく劣るのが実情です。札幌市は北海道の経済中心地であり、求人の大半が集中しています。旭川・函館・帯広・北見・釧路などの主要都市でも一定数の求人はありますが、業種・職種が限られる傾向にあります。
対策としては、「リモートワーク可の求人」を活用して札幌以外でも東京企業に勤める道を探すか、地元密着型エージェント(リージョナルキャリア北海道、キャリアバンクなど)で地域特化の非公開求人を発掘するのが効果的です。職種によっては、移住前に札幌での就労を経て、徐々に地方都市へ移住するステップを取る人もいます。
Q3)北海道のIT・リモートワーク事情はどうなっていますか?
札幌市は近年、大手IT企業のサテライトオフィス・開発拠点の進出が活発で、エンジニア・データサイエンティスト・PMなどの求人が急増しています。札幌市自身もIT企業誘致を重点施策として位置づけており、IT人材にとって魅力的な環境が整いつつあります。
また、フルリモート求人を活用すれば東京の高年収企業に勤めながら北海道に住むキャリア選択も現実的です。住居費差を考慮すると、可処分所得は東京勤務時よりも増える可能性が高いです。IT職に限らず、リモート対応のマーケティング・営業企画・経理・人事などの職種でも、北海道在住で東京企業に勤める人が増えています。
Q4)移住支援金を活用するための具体的な手順を教えてください
北海道の移住支援金は世帯100万円・単身60万円が基本で、18歳未満の子ども1人につき30万円が加算されます(自治体により取扱いが異なる場合あり)。対象となるのは、直近10年間のうち通算5年以上東京23区に在住または通勤していた人で、北海道が運営する就職マッチングサイトの掲載求人に就職する場合です。
手順は、①移住前に対象要件を確認、②マッチングサイト(hokkaido.saiyo-job.jp)で対象求人を検索・応募、③就職決定後、移住先市町村の窓口で申請、という流れです。申請には在住・通勤実績の証明書類や雇用契約書などが必要なので、移住前から書類を準備しておくとスムーズです。詳細は移住予定先の市町村窓口に問い合わせを(出典:北海道 UIJターン新規就業支援事業)。
Q5)北海道の冬の生活に慣れるために、事前にどんな準備をすればいいですか?
本州出身者が最も戸惑うのは、11月〜3月の長期間にわたる積雪・除雪生活です。準備として重要なのは、①防寒対策(防寒着・スノーブーツ・厚手手袋・防寒帽の購入)、②除雪用具(スコップ・スノーダンプ)、③車生活なら冬タイヤと運転技術の確保、の3点です。特に車のスタッドレスタイヤは必須で、4WD車を選ぶ人も多いです。
住居選びでは、「除雪サービス付きマンション」「灯油・暖房代込みの賃貸」など、冬の生活負担が軽減される物件を選ぶのが賢明です。光熱費(特に暖房代)は本州と比べて月1〜3万円ほど高くなることが多いので、家計に組み込んで計画しましょう。最初の冬は誰でも大変ですが、雪景色の美しさやウィンタースポーツの楽しさなど、北海道ならではの魅力もたくさんあります。
【まとめ】北海道で働くメリット・デメリットと転職活動のポイントをしっかり押さえておこう

ここまでの内容をまとめておきましょう。
北海道・札幌で働くメリット
- メリット1 北海道ならではの仕事を経験できる場合がある
- メリット2 生活コストを抑えられる
- メリット3 通勤ラッシュのない暮らしが手に入る
北海道・札幌で働くデメリット
- デメリット1 大都市に比べて求人の数・種類が少ない
- デメリット2 年収が下がる可能性がある
- デメリット3 冬の降雪に慣れるまではストレスになりやすい
北海道への転職を有利に進めるポイント3点
- はじめに転職・移住のスケジュールを立てておこう
- 東京から移住予定の人は、北海道の移住支援制度もチェックしておこう
- 転職サイトは北海道に拠点を持つサイトに、かつ「複数」登録しておく
北海道の土地勘がない人は、本州での「当たり前」が通用しないことが出てくるなど、北海道での転職活動で戸惑うこともあるかもしれません。
できるだけ事前に道内の仕事事情について情報を得られるよう、リサーチしておくことが大切です。
ただし、個人で調べても分からないこと、見えてこないことは必ずあるはずです。
転職エージェントというプロの力を借りながら、自分に合った職場に出合えるようベストを尽くしていくことが大切です。










