購買・資材調達に未経験から転職できる?仕事内容と準備するポイントを紹介
[最終更新日]2024/10/29
「購買・資材調達の仕事に、未経験から転職したい」と考えている人は多いでしょう。
購買・資材調達の仕事には、どのような知識やスキルが求められるのでしょうか。また、未経験からの転職を目指す際は、どのような取り組みが求められるのでしょうか。
目次
1)購買・資材調達の仕事とは?
購買・資材調達は、メーカーや建設業界などに配置されている部門です。
社内の設計部門や技術部門、研究部門のほか、各現場からの要望を受けて物品や資材などを発注するのが主な役割です。
企業によって「調達部」「購買部」「資材部」といった呼称があるものの、いずれも基本的には購買・資材調達の仕事を指しています。
発注した物品や資材が納品された際、検収も併せて行うかどうかは企業ごとに異なります。
検収までのプロセスを購買・資材部門が担うケースもあれば、物流部門や生産管理部門などの他部門が検収をするケースも少なくありません。
このように、購買・資材調達といっても企業や扱う商材によって担当範囲が異なります。
購買・資材調達の具体的な仕事内容
購買・調達仕様書の受領
社内の各部門が物品や資材を購入する場合、購買・調達仕様書を記載のうえ会社に申請します。
これらの仕様書を受領し、記載事項に誤りがないかチェックするのは購買・調達部門の仕事です。
カタログ掲載商品をそのまま購入する場合は、品名や数量などをチェックします。
一方、特注品の場合は仕様を詳細にチェックする必要があるため、図面を読み解くスキルや素材などに関する知識が求められます。
発注先の選定
物品や資材をどの業者に発注するかを判断し、決定するのも購買・調達部門の役割です。
必要に応じて複数の業者から見積を取り、単価や納期を比較した上で最適な業者を見極める必要があります。
発注内容によっては、既存の取引先では対応が難しいこともあるでしょう。その場合は、新たな発注先の開拓も含めて担当することもあります。
納期確認
発注した品物について、納期が適切に設定されているかを確認します。
各部門の状況によっては、やむを得ず短納期での発注となるケースもあるでしょう。期日通りに納品が可能か、発注先に電話やメールで確認しておくことが大切です。
また、発注内容によっては納期が1ヵ月以上先になることもあります。必要に応じて発注先の製造現場を訪問するなど、状況を確実に把握しておくことが求められるでしょう。
条件交渉・契約
発注単価や納期などの条件面について交渉が必要になるケースもあります。
納期をいつまで延ばせるのか、仕様などを変えることで発注金額を抑えられないのか、社内の関連部門とも協議が必要になることもあるでしょう。
条件がまとまったら、発注先との契約締結へと進みます。契約書の発行は専用のシステムを使用するケースが多いものの、関連する法令について把握しておくことが重要です。
予実管理
購買・資材調達は無制限にできるものではなく、部門やプロジェクトごとに予算が設定されています。
発注金額が予算内に収まっているか、原価率は適切かを管理するのも購買・資材調達部門の重要な役割です。
購入する物品・資材によっては高額にのぼることも十分にあり得ます。発注ミスや納品事故は大きな損失に繋がりかねないため、予実管理は慎重に行わなくてはなりません。
トラブル対応
調達した物品や資材の品質・納期などに関して、トラブルが発生することもあります。
トラブルに適切に対応し、処理していくのも購買・調達部門の役割の1つです。
トラブルには人為的な原因によるものと、災害などの不可抗力によるものがあります。常にトラブルは起きるものと考え、対処するために備えておくことが大切です。
監査対応
購買・資材調達に関する外部機関などの監査や内部監査に対応するケースもあります。
国際品質マネジメント規格ISO9001認証を取得している企業の場合、取得から3年目の更新審査および毎年のサーベイランス審査(※)は必須です。
また、購買・資材調達は大きなお金が動く部門であることから、会計監査の対象にもなり得ます。財務部門と協力しながら、必要な書類の提出や資料の準備を進めるのも購買・資材調達部門の役割です。
※サーベイランス審査とは
ISOの規格に即したマネジメントシステムが適切に運用されているか、認証が取得できる状態にあるかを継続的にチェックしていくために行われる審査。1年に1〜2回の頻度で実施される。
購買・調達部門が果たすべき役割
購買・調達部門がどのような役割を果たすべき役割は、「QCD」の管理です。
- Q:Quality=品質(発注先が自社の品質基準を満たしているか、納品された物品・資材の品質に問題はないか)
- C:Cost=価格(適正価格にもとづく取引が行われているか、原価率や外注費が過大ではないか)
- D:Delivery=納期(発注時の納期設定は適切か、納期遅延が生じていないか)
QCDを適切に管理していくことは、企業にとって製品などを安定供給する上で欠かせない要素です。
購買・調達部門は、自社の信頼性を維持していく上で非常に重要な役割を担っています。
また、購買・調達部門に携わる人は、企業の中長期的な経営ロードマップを把握しておくことが大切です。
たとえば自動車メーカーでは多くの場合、5~10年後に世に出る商品を先んじて開発します。
とうぜん購買・調達部門もその取り組みと今後の展開を理解したうえで、業務を遂行します。
2)購買・資材調達の仕事に求められる知識・スキル
業界の市場動向に関する知識
購買・資材の発注先は多岐にわたります。各業界において市場は時々刻々と変化しているため、市場動向に対するアンテナを常に高くしておくことが求められます。
経済・社会情勢や関連する業界ニュースを常時チェックしておく必要があります。
2021年から2023年にかけては、コロナ禍やウクライナ危機などの影響を受け、深刻な半導体不足に陥ったことは、多くの人が知るところでしょう。
多くの専門家は2024年前半にこの問題は解消されることを予想していますが、一方で2025年以降は逆に供給過剰になる懸念も挙がっています。
このように、購買・資材の発注先は国内だけではなく、世界情勢についても最新動向を把握することが求められます。
QCDを適切に管理していくためにも、業界の市場動向に関する知識・情報は必須となるでしょう。
対応・交渉スキル
購買・資材調達の業務では、発注金額や納期などの交渉が必要となる場面が多々あります。
大ロットの発注時には単価を下げてもらうよう交渉したり、やむを得ずタイトな納期を了承してもらうために説得したりするケースも少なくありません。
単純な伝達に留まらず、相手に納得してもらうための対応力や交渉力が求められる仕事です。
論理的に話を進めるスキルや、相手の立場に配慮した提案をする能力が欠かせません。中には営業職から購買・資材調達に転職する人もいますが、営業活動で培った対応力・交渉力は購買・資材調達部門でも活かせるはずです。
社内調整スキル
購買・資材調達部門には、社内のさまざまな部門から発注が上がってきます。
自社製品の製造プロセスや品質管理について、一通りの知識を備えている必要があるでしょう。その上で、各部門の事情を踏まえた的確な判断を下していくことが大切です。
購買・資材部門は社内と社外を繋ぐ調整役ともいえます。社内の要望と社外の状況をバランスよく判断し、必要に応じて社内の各部門に妥協案を飲んでもらう必要があるでしょう。
社内で決裁権を持っているのが誰なのかを把握し、適切な相手に適切なタイミングで相談・報告する能力が求められます。
3)購買・資材調達の仕事に未経験から転職できる理由
幅広い知識・スキルが求められる購買・資材調達の仕事に、なぜ未経験から転職できるのでしょうか。
職種未経験者が採用されるケースがめずらしくない理由として、次の3点が挙げられます。
商習慣や業務フローが業界・企業ごとに異なるため
購買・資材調達と一口に言っても、業界や企業によって必要なスキルや資質は千差万別です。
それぞれの業界に特有の商習慣が存在することに加え、企業ごとに業務フローも異なります。
ある業界・企業で通用していた知識・スキルが、別の業界・企業でも必ず通用するとは限りません。
よって、購買・資材調達の担当者を求める企業の多くは「自社の業務にとって適任者かどうか」を見極めようとします。
これまで携わってきた業界や経験業務、本人の性格などから総合的に判断して採否を決定しているケースが少なくないのです。
裏を返すと、他社で購買・資材調達の職務に携わってきた人材が選考で有利になるとも言い切れません。
専門スキルよりも汎用スキルが重視されやすく、職種未経験者にも門戸が開かれているのです。
自社にフィットするかどうかが重要なポイントとなるため
購買・資材調達部門のメンバーは、社内のあらゆる部門と連携を図りながら仕事を進める必要があります。
社内調整の能力も求められるポジションのため、性格などのパーソナリティが重視されるケースが多いのです。
たとえば、「提示された納期では対応が難しい」「納期を延ばせないか?」と同じように伝えているようでも、角が立たない伝え方が自然にできる人とそうでない人がいます。
物事をはっきりと伝えられるタイプの人材が好まれる職場もあれば、相手の立場に配慮した話し方を重んじる職場もあるでしょう。
このように、購買・資材調達部門の人材として適任かどうかは、企業によって判断基準が大きく異なります。
企業が「自社にフィットするかどうか」の観点で転職者を確認するのと同様に、転職者の方々の方でも「自分の適性に合いそうか」をチェックしておくことが大切です。
未経験から転職に成功した人が実際に多いため
事実として、過去に未経験から購買・資材調達への転職に成功した人が多いのも大きな理由の1つです。
転職サービスdodaの調査によれば、購買・資材調達に転職する以前から同職種で働いていた人の割合は38.1%に留まっています(※)。
メーカーでの営業や物流、在庫管理など、他職種から転職してきた人の割合のほうが高いのです。
参考:購買・資材調達へ転職した人の、前職の職種割合(doda公式サイトより)
※参考:doda公式サイト「購買/資材調達とはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説
これから購買・資材調達への転職を目指す人にとって、前職で同職種に携わっていたかどうかが採否の決め手にならない可能性も十分にあるでしょう。
職種未経験であっても、自社の購買・資材調達業務に必要な資質を備えていると判断されれば、採用になる可能性は充分にあります。
4)購買・資材調達の平均年収・将来性
購買・資材調達の平均年収は515.9万円
購買・資材調達の平均年収は515.9万円です(※)。
国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によれば全職種の平均年収は443万円であることから、給与水準が比較的高い職種といえます。
年収のボリュームゾーンは300万円〜600万円となっており、属する企業や業界によって年収に差があることが窺えます。
一方で、中には年収1,000万円を超えるケースも見られます。スキルや業界経験、役職によっては高収入を目指せる職種です。
※出典:doda職種図鑑
購買・調達部門の将来性
結論からお伝えすると、購買・調達部門は将来性が十分に期待できる仕事です。
物品や資材を機械的に発注処理するだけであれば、いずれAIやRPAに代替されていく可能性があります。
しかし、ここまでに見てきた通り購買・資材調達の仕事は単純な事務処理ではありません。
とくに社外との交渉や社内調整の相手は常に「人」であることから、機械では代替できない役割が必ず発生するのです。
購買・調達部門の人材ニーズは、今後も衰えないと予想されます。高い専門性を備え、国内だけでなく海外との交渉にも対応できる人材の価値は、むしろますます高まっていくでしょう。
5)未経験から購買・資材調達への転職に向けて準備しておきたいポイント
購買・資材調達に職種未経験から転職する場合、どのような準備をする必要があるのでしょうか。とくに重要な4つのポイントを紹介します。
これまでの業務経験で対応力・調整力を発揮した事例を整理しておく
購買・資材調達部門の担当者にとって、対応力・調整力は必須のスキルです。
たとえ購買・資材調達が未経験であっても、これまでの業務の中で対応力・調整力を発揮した経験があれば、有効なアピールポイントとなるはずです。
取引先の要望と社内の他部門の仲介役となった経験や、さまざまな利害関係の中で立場の異なる方々を説得した経験があれば、汎用スキルとしてアピールできるでしょう。
異なる業界・職種で対応力・調整力を発揮した事例を整理し、選考時に伝えられるよう準備しておくことが大切です。
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応募先の業界・企業に対する理解を深めておく
応募先の業界・企業について入念にリサーチし、理解を深めておくことも重要なポイントです。
扱っている商材によって、発注・調達先は大きく異なります。調達先の業界も含めてリサーチしておくことで、入社後に携わる仕事のイメージをつかみやすくなるでしょう。
また、業界研究や企業研究の深さは志望動機や転職理由の軸が定まるかどうかにも影響をもたらします。
業界誌やプレスリリース、投資家向け情報などもチェックし、なぜその業界・企業で働きたいのかを突き詰めておくことで、説得力のある志望動機や転職理由を伝えられるはずです。
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簿記・語学スキルを高めておくのが望ましい
購買・資材調達の仕事に就くにあたって必須の資格はありません。
しかしながら業務の特性上、簿記や語学スキルがあれば、活かせる可能性が高いでしょう。
こうしたスキルが備わっていることは選考時のアピールポイントとなるだけでなく、入社後に仕事の幅を広げたりキャリアアップを目指したりする際に役立つ可能性があるのです。
スキルアップを図ることによって、採用時の条件をより有利なものにできる可能性もあります。可能であれば、簿記検定やTOEICの受検を検討してみるとよいでしょう。
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購買・資材調達への転職支援の実績豊富な転職エージェントを利用する
購買・資材調達の求人で「未経験可」と記載されているものはやや少なめです。
ただし、doda、リクルートエージェント、マイナビエージェント、パソナキャリアなどの大手転職エージェントでは、未経験可の求人が一定数確保されています。
これまでの業務経験が購買・資材調達に応用できると転職エージェントが判断すれば、人材を求める企業に推薦してもらえる可能性もあります。
また、転職エージェントでは求人紹介だけでなく、「これまでの経験・スキルを購買・資材調達部門でどう活かしていくべきか」といったキャリア相談にも応じてもらえます。
自分で直接求人に応募する場合と比べて、エージェント経由で応募したほうが通過確度を上げられるケースも少なくありません。
購買・資材調達への転職支援の実績が豊富な転職エージェントを活用して、転職成功率を高めましょう。
6)購買・資材調達への転職におすすめの転職エージェント
doda(デューダ)
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購買・資材調達関連の求人数は国内TOPクラス。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年10月時点)、購買・資材調達関連の求人は約4,200件あります。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分で購買・資材調達関連の求人をじっくりチェックしたい」という場合は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
また、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。
これまでの経歴が購買・資材調達関連のキャリアに役立てそうと思える方は、doda登録時のWebレジュメにその意向を伝えておくとよいでしょう。希望条件に近い企業からスカウト・オファーが来る可能性を高められます。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
購買・資材調達関連の公開求人数 | 約4,200件(2024年10月現在) |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
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購買・資材調達への転職の際、その企業の手掛ける事業領域や対象となる業界の市況など、入念なリサーチが欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに購買・資材調達への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
購買・資材調達関連の公開求人数 | 約4,500件(2024年10月現在) |
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とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
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業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
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マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
購買・資材調達関連の公開求人数 | 約1,200件(2024年10月現在) |
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企業とのリレーションも強く、条件交渉にも強力にバックアップしてくれます。
実際、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
購買・資材調達関連の公開求人数 | 約800件(2024年10月現在) |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
まとめ)購買・資材調達は未経験から転職を目指せる!
購買・資材調達は職種未経験から転職を目指せる仕事です。
一方で、業務フローや重視される資質・能力は企業や業界によって異なります。
購買・資材調達と一括りにするのではなく、応募先の業界・企業に適した対策を講じていくことが転職成功率を高める鍵を握ります。
今回紹介したポイントを参考に、ぜひ購買・資材調達への転職準備を進めてください。
職種への理解を深めておくことで、入社後の働き方や今後のキャリアプランについても具体的なイメージが湧きやすくなるはずです。