dodaとリクルートエージェントを比較!どちらがあなたにおすすめかを「タイプ別」に紹介
[最終更新日]2024/07/16
転職活動を進めるにあたって、dodaとリクルートエージェントのどちらを利用するべきか迷っていませんか?
どちらも広く知られている転職サービスですが、どのような点に違いがあるのか、自分にとってどちらが適しているのか把握しておきたい人もいるでしょう。
目次
1)dodaとリクルートエージェントの特徴比較
doda | リクルートエージェント | |
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主な特徴 |
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対象年齢層 | 全年齢 | 全年齢 |
公開求人数 | 約25万件(2024年7月時点) | 約42万件(2024年7月時点) |
特に求人の多い業種 |
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特に求人の多い職種 | 営業職、企画・管理、技術職(IT、機械・電気、建設・建築)、販売・サービス職、クリエイター・クリエイティブ職 | SE・ITエンジニア、営業・販売・カスタマーサービス、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、クリエイティブ、コンサルタント、管理・事務 |
dodaとリクルートエージェントの共通点は、いずれも大手転職エージェントであること、全年齢・業種/職種に対応していることです。
公開求人数はリクルートエージェントのほうが多いものの、dodaの求人数も国内トップクラスであり、地方求人も充実しています。
できるだけ多くの求人数を保有しているサービスを利用したい人にとって、リクルートエージェントがフィットしやすいでしょう。
dodaは企業から直接スカウトやオファーが届きやすいのに対して、リクルートエージェントは担当者に迅速な対応をしてもらいやすい傾向があります。
企業との直接のやり取りを重視したい人にはdoda、サポートのスピード感を重視したい人にはリクルートエージェントの利用がおすすめです。
2)doda、リクルートエージェントそれぞれの評判
dodaの評判
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
「dodaを使って良かった点」で、多かったコメント・評判
- 担当エージェントのフォローが丁寧だった
- 求人数が多く、選択肢が広がった
- 企業からのスカウトが多い
- メールやLINEでのやり取りがしやすかった
- 面接対策をしっかりと実施してくれた
- 提示した希望条件に対して的確に応えてもらえた
dodaの良い評判・口コミ
個人的にdodaがおすすめです。履歴書をアップロードしておくとエージェントからアプローチが来ることもあります。
フォローも丁寧でした。
dodaの担当者との面談後に求人情報が送られてきました。 驚いたのはその数。68件もの求人が送られてきました??担当者さんの熱意を感じました。
俺はdodaとリクルート使ったんやけど、dodaの方がエージェントの業界知識が明らかに高いからおすすめ。ただ、ビーズリーチでスカウト待つのが今っぽいよな〜アクセンチュアからめっちゃスカウト来るイメージやけど笑
諸々自分で使って見た感じだとdodaが1番よかったと思うな
担当さんLINEで色々フォローくれるし
dodaはめっちゃオファーが来るので、それ見るだけでもモチベが上がる
エン転職はメンターの方がすごく親身に面接対策、相談にのってくださるって所感です?
dodaエージェント使ってますが、書類添削とか面接前のポイント教えてくれるのは助かりますね
要望をガツガツ言った方が向こうも絞り込めるので希望条件決めといた方が良きです??
「dodaを使って残念だった点」で、多かったコメント・評判
- 電話・メールの連絡が頻繁に来る
- 希望条件と異なる求人の紹介やスカウトを受けることがある
- 担当エージェントと採用プロジェクト担当の違いが分かりにくい
- 担当エージェントによっては業界知識やスキルが不足していることがある
dodaの悪い評判・口コミ
doda登録してからまじで定期的に電話かけてくるけど大概とれない時間にかけてくるしかけ直す気もない
dodaくん、紹介が多いのは良いが…
見当違いすぎる求人の連絡ばっかりで、重要な連絡が埋もれて困る
dodaでキャリーアドバイザーと採用プロジェクト担当がいることに混乱。面談はアドバイザーなんだけど、採用に進むとプロジェクト担当になるの?私のアドバイザーさんは、アドバイザー担当で進められるから連絡して!っていうけどどちらで進めるのがいいの?
dodaってメールばかり届いて使いにくいし、今日よくこんなサービスで成り立ってるなーって感。あと仲介するエージェントが転職者よりビジネススキル低いのキツい?
リクルートエージェントの評判
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
「リクルートエージェントを使って良かった点」で、多かったコメント・評判
- 担当エージェントのサポート・フォローが的確だった
- 紹介求人数・スカウト数が多い
- レスポンスが速く、スピード感を持って転職活動を進められる
- 面接後のフィードバックや次回の面接対策を丁寧に実施してもらえた
- 応募書類の添削や面接対策のおかげで、面接当日に話しやすかった
- タイミングによっては登録から期間を空けずにオンライン面談に応じてもらえる
リクルートエージェントの良い評判・口コミ
リクルートエージェントから企業スカウトメールがどんどん来る。キャリアシート適当に書いたのに
リクルートエージェントは一緒に走ってる感がすごくあって、軌道修正したり、面接前話したり。エージェントに頼りたい人にはオススメかも。
私を担当してくださっている転職エージェントの方が、言語化能力高すぎて感動しています。1時間未満の面談で私の強みや自己PRなど的確な言葉でまとめているので、今度どうやって身につけたのか聞いてみようと思います?
リクルートエージェントから連絡!最終面談前に企業からフィードバック「どんな面が良かったのか」「次回の面談動向」何より、最終面談まで行ったら今までほぼ内定貰っていると言う嬉しい情報が含まれていた。
今回の転職活動で初めての面談。リクルートエージェントさんからもらったキャリアシートで面接対策したら、スラスラ話せました。会話に余裕も出てきていい感じにコミも取れました。
リクルートエージェントに登録したら翌日すぐにオンライン面談してくれるし初回後に山のように求人送ってくれるし少し前向きになれた(別のエージェントは「紹介できる求人はありません」メール届いて面談すらしてくれなかった)
「リクルートエージェントを使って残念だった点」で、多かったコメント・評判
- 転職を急かされているように感じた
- 担当エージェントの職種に関する知識が不十分だと感じた
- 担当エージェントが不定期に休みを取ることがある
- タイミングによっては、担当エージェントと連絡がつかないことがあった
リクルートエージェントの悪い評判・口コミ
リクルートエージェントの担当者さんに「書類選考通ればあとはほぼ大丈夫」って言われたけど、書類選考すら通らないうちはどうしたらええの?
リクルートエージェントの担当者さんが私のスキルや希望に合った案件をメールで案内してくれるんですけどね?
違うのよC言語とC#は全く別物なのよ?あとJavaとJavascriptも全く別物なのよ?
リクルートエージェントはやりづらい。担当エージェント次第ですけどね、公休が多くて不定期だから、連絡が滞る。これが一番使いづらかった。シニア転職だとなおさら分業制エージェントはハマらない。
doda・リクルートエージェントの口コミ・評判を比較して
doda・リクルートエージェントの口コミ・評判を踏まえると、どちらも担当エージェントのサポート品質が高くしっかりとフォローしてもらえることが分かります。
dodaに関してはフォローの的確さや業界知識を高く評価する声が複数見られるのに対して、リクルートエージェントはスピーディな対応に満足している人が多いようです。
ただし、どちらのサービスを利用した場合にも担当者との相性が課題になるケース少なからず見られます。
熱心にサポートしてもらえることと連絡の頻度が高くなることは表裏一体のため、人によっては煩わしく感じるかもしれません。
そこで、次章では評判・口コミから分かるdoda、リクルートエージェントのメリット・デメリットを整理していきましょう。
3)口コミから分かるdoda、リクルートエージェントのメリット・デメリット
dodaのメリット・デメリット
dodaの3つのメリット
- 業界トップクラスの求人数
- 相性の良い担当者に巡り会えれば充実したサポートを受けられる
- 企業からの直接スカウトが届きやすい
dodaは国内の転職サービスの中でもトップクラスの求人保有数を誇ります。
口コミから分かる通り、担当者との相性さえ良ければ充実したサポートを得られます。豊富な業界知識にもとづく面接対策や応募書類添削を受けたい人は、dodaの利用がおすすめです。
dodaの特徴として、企業から直接スカウトが届きやすい傾向があります。
中には「面接確約」の案件が含まれているケースがありますので、熱量のあるスカウトを受け取りたい人はdodaに登録しておくとよいでしょう。
dodaの2つのデメリット
- 希望条件通りの求人を紹介してもらえるとは限らない
- 担当エージェントのサポート品質にばらつきがある
dodaに限らず転職エージェント全般にいえることですが、登録すれば必ず希望条件通りの求人を紹介してもらえるとは限りません。
中途採用の求人は常に流動的ですので、利用する時期によっては希望条件を満たす求人そのものが少ない場合もあるからです。
また、担当エージェントによってサポート品質にばらつきがあるのも、転職エージェント全般に当てはまるデメリットといえるでしょう。
複数の転職エージェントを併用し、紹介される求人やアドバイスの内容を比較検討したうえで、最も信頼できると感じた担当者を選ぶことが大切です。
リクルートエージェントのメリット・デメリット
リクルートエージェントの3つのメリット
- 求人数が国内No.1で幅広い業種・職種の転職支援に対応できる
- 転職支援実績が豊富でサポート体制が充実している
- 急ぎの転職にも対応できるスピーディなやり取り(平日・土日対応可)
リクルートエージェントは国内No.1の求人数を誇り、幅広い業種・職種の転職支援に対応している点が大きな特徴です。
また、転職支援実績が非常に豊富であることから、サポート体制が充実していることもリクルートエージェントの強みといえます。
自力で転職活動を進める場合と比べて、応募先企業に特化したより適切なアピール方法をアドバイスしてもらえるのです。
対応がスピーディで急ぎに転職に対応できることもメリットの1つ。平日だけでなく土日も対応してもらえますので、平日に時間が確保しづらい人にもおすすめです。
リクルートエージェントの2つのデメリット
- 転職活動の量・スピードが求められる
- 的確なサポートを受けられるかどうかは担当者やタイミング次第
対応がスピーディであることはリクルートエージェントの強みであると同時に、転職者自身にも転職活動の量・スピードが求められる面があります。
じっくりと考えながら転職活動を進めたい人にとって、転職を急かされているように感じるかもしれません。口コミにもある通り、ある程度は「数打てば当たる」といったスタンスで臨む必要があるでしょう。
また、的確なサポートを受けられるかどうかは、他の転職エージェントと同様に担当者やタイミング次第の部分があるのは否めません。
とくにリクルートグループは業界でも最大手のため、従業員がきちんと休日を取得する傾向があります。
担当エージェントも例外ではなく、時期によっては担当者が突然休暇を取得したり、連絡がつきにくくなったりすることがある点は理解しておく必要がありそうです。
4)「doda」「リクルートエージェント」ケース別おすすめの人
リクルートエージェントよりもdodaの利用がおすすめの人
- 企業からの直接スカウトを多く受け取りたい人
- 担当エージェントによる熱量のあるサポートを受けたい人
- 自分でも求人を検索して直接応募したい人
企業からの直接スカウトを重視する人や、業界知識がより豊富な担当エージェントを求めている人にとっては、dodaのほうが適しているでしょう。
dodaは転職サイトとしても利用できるため、公開求人を自分で探して応募する場合も使い勝手が良いはずです。
dodaよりもリクルートエージェントの利用がおすすめの人
- 土・日をメインに転職活動を進めたい人
- 小売・飲食・コンサル・旅行/エンタメ業界への転職を検討している人
- 営業電話やメールをあまり多く送ってほしくない人
主に土日を転職活動に充てたい人や、営業電話・メールをなるべく控えてほしい人にとって、リクルートエージェントのほうが利用しやすいでしょう。
また、他の転職サービスでは求人が少なくなる傾向にある小売・飲食・コンサル・旅行/エンタメ業界の求人も、リクルートエージェントでは豊富に取り揃えています。
これらの業界への転職を希望している人にもリクルートエージェントはおすすめです。
doda・リクルートエージェントの併用がおすすめの人
- できるだけ早く転職活動を進めたい人
- 多くの求人を比較検討しておきたい人
- 転職活動に十分な時間をかけられる人
前述の通り、サービス品質の良し悪しは最終的には担当者次第になることもあります。
迷ったら2サービスを併用し、担当者の対応を見極めていくのがおすすめの活用方法です。
ただし、どちらも求人紹介数が多いサービスのため、併用した場合に大量の求人案内が届く可能性があります。よって、併用するなら届いた求人情報の整理に十分な時間をかけられることが条件になるでしょう。
まとめ)doda・リクルートエージェントどちらも活用メリットあり。迷ったら併用を。
dodaとリクルートエージェントはどちらも活用メリットが多数ある転職エージェントです。
今回紹介してきた口コミやメリット・デメリットを確認したうえで、どちらを活用するべきか迷うようなら併用ことをおすすめします。
転職活動に費やせる時間は限られています。
自分に合ったサービスを選択して、後悔のない転職活動にしていきましょう。doda・リクルートエージェントの特徴や強みを把握したうえで選択すれば、自分にとって最適な選択をしやすくなるはずです。