『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

【実務者研修とは】介護福祉士を目指す必須資格!取得メリット・費用・勉強法を解説

[最終更新日]2026/04/21

このページには広告リンクが含まれています
みんなの転職「体験談」。は、⼀部の企業とアフィリエイトプログラムを提携し情報提供を⾏っております。 当サイトを経由してサービス利⽤があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取ることがありますが、提携の有無などによって当サイトでのサービス評価が影響を受けることはありません。 また当サイトで得た収益に関しては、閲覧頂く皆さまにより役⽴つ情報をご提供できますよう、コンテンツ品質の向上に還元しております。
介護士の資格「実務者研修」はどんな資格?取得メリットから勉強法まで

高齢化の進行により、介護職の需要は今後ますます高まると予想されています。
介護の仕事をするにあたり、自身の価値を高めるためにも、資格取得は必須とも言えます。
今回はその中でも「介護福祉士実務者研修」に焦点を当てて解説します。

本記事では、介護福祉士実務者研修の概要、取得するメリット、取得の流れ、おすすめの勉強法について解説します。

この記事でわかること(早見表)

  • 実務者研修とは?介護福祉士との違いは?
    → 介護福祉士国家試験の受験に必須の研修(450時間)。研修修了証であり国家資格ではない。サ責要件も満たす。
  • 費用はどのくらいかかる?
    → 5〜15万円が目安。教育訓練給付制度で最大20%還付可。職場負担の制度がある事業所も多い。
  • 取得期間はどのくらい?
    → 無資格者は約6ヵ月、初任者研修修了者は2〜4ヵ月が目安。通信+スクーリングの組み合わせで働きながら取得可能。
  • 取得するメリットは?
    → 介護福祉士試験受験資格・サ責昇格・処遇改善加算への貢献・転職市場での評価向上の4点が主なメリット。
  • おすすめの勉強法は?
    → 過去問先読みの逆引き学習法が有効。スクーリング前の予習必須。実技は手順を声出し確認するイメージトレーニングが効果的。

目次

1)実務者研修とは?

実務者研修とは?介護職の実践的な知識と技術を学べる。(450時間の受講)介護福祉士を受験するための要件にもなっている。

「実務者研修」は介護職における公的な資格で、幅広く実践的な知識と技術を学ぶことができます。

介護の基礎資格でもある介護職員初任者研修(以下「初任者研修」)の上位資格として位置づけられ、国家試験である介護福祉士を受験するための要件にもなっています。

また、これから介護職を考えている方も受講できます。

  • 初任者研修:ホームヘルパー2級相当。130時間の受講
  • 実務者研修:ホームヘルパー1級と、介護職員基礎研修が統合。450時間の受講
  • 介護福祉士:国家資格。実務者研修などが受験の要件

これまで複雑であった介護職の資格が、2013年より簡素化された形になりました。

実務者研修は、介護士の「資質向上」「キャリアパス」における重要ルート

今日の日本の介護業界では、高齢化に伴い様々な介護ニーズに対応できる介護力が求められています。

この実務者研修が創設された背景にあるのが、介護福祉士の資質向上です。多様化していく介護ニーズに対応すべく、「介護福祉士の資格取得方法の見直しが必要」という考え方から来ています。

今後の介護人材キャリアパス 初任者研修修了者(ホームヘルパー2級研修相当)→介護福祉士→認定介護福祉士(仮称)

上記図は、厚生労働省「介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期について」に掲載された図をもとに作成しています。

まず初任者研修は、介護の基本的な知識・技術を習得するもの
訪問介護事業所などでヘルパーとして勤務する場合に、求められることの多い資格です。

次に、国家資格である介護福祉士を取得するためにも必要になってくるのが、実務者研修。各現場のリーダーや主任クラスに求められることの多い資格です。
初任者研修の基礎的なものに加え、その一歩先の実践的な介護力を得ることが出来ます。

また、利用者の状態像に応じた介護や多職種との連携など、さらには介護保険制度や、今後の課題までも自身で把握できる能力が身につくというところまで期待される資格です。

この研修を修了し、実務経験を3年以上積めば、介護福祉士の受験資格を得られます

介護福祉士を取得した後もそれで終わりというわけではなく、多様な利用者の状況に対応でき、地域包括ケアの推進さらには介護ケアの指導にあたれる認定介護福祉士(※民間資格)も存在します。

2)実務者研修を取得するメリット

次は、実務者研修を取得することのメリットについて考えていきましょう。介護系の資格にも色々ありますが、なぜ実務者研修が求められているのでしょうか。

実務者研修を取得することで、介護技術面の向上であったり、給与アップ、役職がつきやすくなる、行える業務の幅が広がるなどがあります

実務者研修を取得することのメリットは、まとめると以下4点です。

実務者研修を取得するメリット ●幅広い領域の知識・技術を修得できる(初任者研修よりも、より実践的な資格といえる。) ●給与ベースアップ、またサービス提供責任者への道も(無資格者と比べて給与に差がつく。) ●たん吸引や経管栄養などの一部医療行為を行えるようになる(介護現場で非常に重宝される。) ●介護福祉士へのキャリアアップを目指せる(介護福祉士を受験するために実務者研修が必須。)
  • 幅広い領域の知識・技術を修得できる
  • 給与ベースアップ、またサービス提供責任者への道も
  • たん吸引や経管栄養などの一部医療行為を行えるようになる
  • 介護福祉士へのキャリアアップを目指せる

幅広い領域の知識・技術を修得できる

資格取得によって、介護についての幅広い領域の知識・技術を習得できるようになります。介護の入門的な資格である初任者研修に対し、実務者研修はより実践的な資格といえます

合計450時間の研修(初任者研修の130時間を含む)により、介護の基礎知識から、尊厳、コミュニケーション技術、障害への理解、老化、認知症、こころ、医療面についてなど、幅広く学ぶことができます。

給与ベースアップ、またサービス提供責任者への道も

実務者研修の取得は、給与ベースアップに繋がります。

厚生労働省「平成29年度介護従事者処遇状況等調査」によると、無資格者の介護士と比べ、月給で2万6千円以上もの差がつきます。

パートや派遣社員の場合でも、無資格者と比較して時給に差をつける事業所も少なくありません。

その先にある介護福祉士を取得すると、さらに1万5千円以上の給与アップに繋がります。

介護職のプロを目指すのであれば、実務者研修は必ず押さえておきたい資格と言えます。

また、実務者研修の資格を取得していると訪問介護事業所においてサービス提供責任者としての配置が可能になります。

ちなみに、従来は訪問介護事業所において初任者研修でも、サービス提供責任者としての配置が可能でしたが、現在では介護報酬が30%減算される対象となっています。

参考:令和4年度の各資格保持者の介護士平均給与

平均給与額(基本給+手当+一時金)
介護職(無資格) 268,680円
初任者研修 300,240円
実務者研修 302,430円
介護福祉士 331,080円

出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査

たん吸引や経管栄養などの一部医療行為を行えるようになる

実務者研修を取得すると、たん吸引や経管栄養(胃ろうなど)の基礎知識が学べます。

これは原則として医師や看護師が行なう医療行為です。
平成24年4月からの法改正により、医療との連携や、その他の条件をクリアすることにより介護職員でも実施可能となり、介護現場では非常に重宝されています

たん吸引や経管栄養(胃ろうなど)を行なうための条件とは「喀痰吸引等研修」を受けて終了することです。

① 基本研修
② 実地研修

実務者研修を取得しておくと、①の基本研修が免除となります(②実地研修は必要です)。
(※スクールにより、研修の内容が多少異なる場合があるため、確認が必要です)

介護福祉士へのキャリアアップを目指せる

実務者研修の取得は、介護福祉士へのキャリアアップにつながります。

介護福祉士を取得しておくことで、人員基準や加算要件にも含まれていることから、給与のベースアップにも繋がります

2017年以降、介護福祉士の国家試験受験ルートは以下の3つになります。

実務経験ルート 3年以上の介護実務経験(1095日かつ、従事日数540日以上)+実務者研修(450時間)
⇒受験。※実務者研修を修了していると、実技試験が免除されます。
福祉系高校ルート 福祉系高校にて1,800時間程度の受講
⇒受験。
養成施設ルート 養成施設にて1,800時間程度の受講(2年以上の養成施設)
⇒受験。

3) 実務者研修を取得するには?

実務者研修を取得するには指定の科目と時間数をクリアする必要がある

実務者研修を取得するためには、指定の科目と時間数をクリアする必要があります。

受講条件が無いため、誰でも受講することが可能です。

初任者研修から受けて、現場経験を積んだ中で実務者研修を受けることが一般的ですが、いきなり実務者研修を受けるということも可能です。

受講する450時間の具体的な内容について、どのような科目をどのくらいの時間学ぶのか、見ていきましょう。

実務者研修の科目内容

実務者研修の科目…全20科目(全450時間) 「人間と社会」「介護」「こころ」「医療的ケア」の4つの分野に分けられる。(保有資格によって受講科目の一部が免除)

実務者研修の科目は、初任者研修の基礎的な介護知識に加え、実践的な内容の知識・技術の習得を目的にしています

内容は全20科目で、「人間と社会」、「介護」、「こころとからだのしくみ」、そして「医療的ケア」の4つの分野に分けることができます。

450時間と、やや気の遠くなるような時間ではありますが、これをクリアしなくては、介護福祉士の試験に挑戦することができません。

科目内容 時間数
人間の尊厳と自立 5時間
社会の理解Ⅰ 5時間
社会の理解Ⅱ 30時間
介護の基本Ⅰ 10時間
介護の基本Ⅱ 20時間
コミュニケーション技術 20時間
生活支援技術Ⅰ 20時間
介護過程Ⅰ 20時間
介護過程Ⅱ 25時間
介護過程Ⅲ 45時間
発達と老化の理解Ⅰ 10時間
発達と老化の理解Ⅱ 20時間
認知症の理解Ⅰ 10時間
認知症の理解Ⅱ 20時間
障害の理解Ⅰ 10時間
障害の理解Ⅱ 20時間
こころとからだのしくみⅠ 20時間
こころとからだのしくみⅡ 60時間
医療的ケア 50時間
実務者研修受講時間数 450時間

出典:厚生労働省「介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期について

無資格者の場合は全450時間の受講が必要になりますが、保有資格によって受講科目の一部が免除されることもあるため、確認しておきましょう。

保有資格名 受講時間(免除) 免除科目
なし 450(0) なし
ホームヘルパー2級 320(130) 人間の尊厳と自立、社会の理解Ⅰ、介護の基本、介護補基本Ⅱ、生活支援技術Ⅰ、生活支援技術Ⅱ、介護過程Ⅰ、こころとからだのしくみⅠ
介護職員初任者研修 320(130) 人間の尊厳と自立、社会の理解Ⅰ、介護の基本Ⅰ、生活支援技術Ⅰ、生活支援技術Ⅱ、介護過程Ⅰ、認知症の理解Ⅰ、障害の理解Ⅰ、こころとからだのしくみⅠ
ホームヘルパー1級 95(355) 介護過程Ⅲ、医療的ケア以外の全ての科目
介護職員基礎研修 50(400) 医療的ケア以外の全ての科目

実務者研修はどこで受けられる?費用はどれくらい?

実務者研修は各スクールで受けられる 費用を抑えるための制度もチェック!・求職者支援訓練制度・教育訓練給付金制度・実務者研修受講資金貸付制度

実務者研修は各スクールで受けることができます。主要なスクールを一覧にしましたのでご参照ください。

所持資格によって免除科目があり、開講教室の立地条件、就職サポート体制、キャンペーンなどの割引制度などにより費用が変わってきます。

スクール名 特徴 無資格 初任者研修/ヘルパー2級 ヘルパー1級 基礎研修
1 ニチイ 融通が利く。学習サポートが充実。 220,000円 193,814円 73,333円 57,627円
2 藤仁館医療福祉カレッジ 学習サポートが充実。 198,000円 154,000円 112,200円 42,900円
3 未来ケアカレッジ 「0円講座特待生」制度あり。 164,450円 109,450円 96,250円 54,450円
4 三幸福祉カレッジ 就職サポートが充実。 142,670円 109,670円 84,700円 40,700円

※価格は2020年3月時点のものです(税込み価格)。最新の価格は各公式サイトよりご確認ください。

費用を安く抑えるために、下記の制度もご参照ください。

内容 管轄 制度
求職者支援訓練制度 ハローワーク 雇用保険の失業等給付を受給できない方を支援するための制度。受講料が無料(テキスト代等は自己負担)。
教育訓練給付金制度 ハローワーク 仕事に必要な資格など、負担した費用の一部が支給される制度。
実務者研修受講資金貸付制度 都道府県の社会福祉協議会 研修終了後に介護福祉士としてその都道府県の施設に従事しなければ、貸付金を返還しなくてはなりません。

4) 実務者研修のおすすめ勉強法

実務者研修は、通信+スクールの組み合わせが一般的です。
スクールにもよりますが、その大半が通信(自宅学習)となります。

450時間という長い道のりをクリアするためには、自分を上手に乗せてモチベーションを維持させながら、配布されたテキストや課題を効率的に行なっていく必要があります。

 実務者研修のおすすめ勉強法 ●朝型か夜型か見極め、計画的に勉強する ●仕事とリンクさせて覚えよう ●テキスト学習とWeb学習
  • 【朝型タイプ?夜型タイプ?】
  • 【仕事とリンクさせて覚えよう】
  • 【テキスト学習、Web学習】

【朝型タイプ?夜型タイプ?】

勉強する際、時間帯はとても重要です。朝型タイプ、夜型タイプ、その他のタイプ、自身はどのタイプか考えてみましょう。

本来は、朝起きて脳も元気な状態のうちに勉強することが効率的に覚えられると言われていますが、人によっては「仕事に行く前に勉強なんてしたくない」という方もいると思います。

ちなみに、私がそのタイプです。自身がどのタイプかまずは見極め、計画的に勉強することが重要です

【仕事とリンクさせて覚えよう】

勉強と現場仕事をリンクさせる事が重要です。

実際の現場で体験したことと、教科書の内容をリンクさせて覚えることが、知識を身に付けるための近道になります。

普段の介護現場で業務している際も、このことを意識して取り組まれるとよいでしょう。

【テキスト学習、Web学習】

テキスト学習
紙に向かって、ひたすら学ぶ従来通りの勉強法です。テキストで学習後、添削課題をスクール先へ郵送し、返送してもらう方法です。

返送に時間は掛かりますが、添削されたところをすぐに何度も振り返れるため、そこはメリットと言えるでしょう。
パソコンの苦手な方は、こちらの勉強法がおすすめです。

Web学習
テキストで学んだ後、パソコンやスマホで問題を解きます。
分からない部分はスクールの先生へ連絡をして、その場ですぐに解答や解説が得られることが多いため、サクサク学びを進めたい方に、おすすめの勉強法です。

5)働きながら実務者研修を目指す際は、資格取得の優遇制度のある転職サービスも活用しよう

実務者研修の資格取得を目指す方で、併せて職場探しも並行して進めている方は、以下に紹介する介護士向けの転職サービスの利用も有効です。

資格取得のサポートや、費用の補助制度も用意されています。
あなたに合った職場の提案もしてくれますし、サービス利用自体はすべて無料です。興味のある人はいちど相談をしてみてください。

レバウェル介護

レバウェル介護。あなたらしく働ける介護を。レバウェル介護は、介護のお仕事探しを支援するサービスです。

介護系転職サービスでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。

レバウェル介護は介護・福祉に特化した転職サービスの中ではとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」という人におすすめです。

求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。

なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする方向けに「介護初任者研修」と「介護実務者研修」の資格支援サポートも行っています。
また、東京新宿には「介護の資格スクールレバウェル介護STEP UPスクール 新宿校」を開校しており、スクール受講で学ぶこともできます。

レバウェル介護の特徴

特徴
  • 介護業界の求人数は国内トップクラス
  • 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポート
  • 未経験・無資格OKの求人も多数
サービス対応地域 全国
公開求人数 約22万件
ワンポイントアドバイス

レバウェル介護は正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している方はこちらよりご登録ください。

かいご畑

介護の求人・転職・募集ならかいご畑

「介護職の仕事は未経験/経験が浅い…」という人におすすめのエージェントです。資格取得サポートなど、実務経験を積むための様々な支援を受けられます。

かいご畑は介護・福祉系の転職支援に特化した、転職エージェントです。

同サービスの大きな特徴は、「無資格/未経験からの転職支援に強い」、「働きながら資格取得できる仕組みがある」の2点。

サポートにあたっては転職者一人ひとりに専任のコーディネーターが就き、現在の経験と希望条件をヒアリングしたうえで、キャリアへのアドバイスと求人紹介を行ってくれます。

働きながら資格取得を目指せる「キャリアアップ応援制度」では、介護の中級・上級資格である「実務者研修」「介護福祉士」への対策講座を無料で学ぶことができます。

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」という人に、かいご畑はとくにおすすめです。

かいご畑の特徴

特徴
  • 無資格/未経験でも求人紹介が可能
  • 働きながら無料で資格取得が目指せる「キャリアアップ応援制度」
  • コーディネーターはいずれも介護資格を取得している業界のプロフェッショナル
サービス対応地域 北海道、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、静岡、愛知、大阪、京都、神戸、広島、福岡
公開求人数 約9,000件
ワンポイントアドバイス

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」という人は、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」の活用がおすすめです。

無資格・未経験でもOK

【まとめ】介護のプロを目指すなら、実務者研修は押さえておこう

実務者研修について、その概要、取得するメリット、取得の流れ、おすすめの勉強法について紹介しました。

実務者研修は、介護福祉士の受験要件になっていて、人員基準や各種加算の対象にもなっていることが多い資格です

取得することで、幅広い領域の知識・技術を習得でき、給与ベースアップ、サービス提供責任者などへの道も開けてきます。

たん吸引や経管栄養などの一部医療行為を行なえるようになり、介護福祉士へのキャリアアップを目指せます。

実務者研修を取得するにはスクールにて450時間の指定科目をクリアする必要があります。

保有資格により費用は異なりますが、各種助成制度を活用しながら、自分に合った方法で資格取得を目指しましょう。

2026年の介護人材市場|実務者研修修了者への需要が拡大

厚生労働省の推計では2025年に約32万人の介護人材不足が見込まれており、実務者研修修了者や介護福祉士有資格者への需要は2026年以降も高まり続けています。2026年介護報酬改定では処遇改善加算の拡充により介護職の給与水準引き上げが進んでおり、資格取得によるキャリアアップの経済的メリットも大きくなっています(厚生労働省「介護保険制度の概要」)。

実務者研修を修了してからの転職活動では、求人選択肢が格段に広がります。介護業界でのキャリアを着実に積み上げていくために、できるだけ早い段階での研修受講をおすすめします。

FAQ|介護福祉士実務者研修でよくある質問

FAQ

Q1)実務者研修とは何ですか?介護福祉士との違いは?

実務者研修とは、介護の実践的なスキルと知識を習得するための研修で、介護福祉士国家試験の受験資格を得るために必須の研修です。正式名称は「介護福祉士実務者研修」で、450時間のカリキュラムを修了することで修了証が発行されます。

介護福祉士との違いは、実務者研修は「研修の修了証」であるのに対し、介護福祉士は「国家資格」である点です。実務者研修を修了し、3年以上の実務経験を積んだ上で介護福祉士国家試験に合格することで、介護福祉士の資格が取得できます。

実務者研修の修了は介護福祉士試験の受験資格になるだけでなく、訪問介護事業所でのサービス提供責任者(サ責)就任要件も満たします。介護キャリアのステップアップに直結する必須の研修です。

Q2)実務者研修の費用はどのくらいかかりますか?

実務者研修の費用は、受講スクールや初任者研修(旧ヘルパー2級)の保有状況によって異なりますが、一般的に5万〜15万円程度が目安です。初任者研修を修了している場合は免除科目があるため、10万円前後が相場です。

費用を抑えたい場合は、雇用保険の「教育訓練給付制度」を活用することで、受講費用の最大20%(上限10万円)が給付される場合があります(ハローワーク経由で申請。厚生労働省「教育訓練給付制度」)。また勤務先の介護事業所が費用を全額負担してくれるケースも多いため、まず職場に相談してみることをおすすめします。

スクール選びの際は、費用だけでなく「通学・通信の選択肢」「振替受講の可否」「実技演習の充実度」も比較しましょう。介護職員処遇改善加算を受けている事業所では、資格取得支援制度が充実している場合があります。

Q3)実務者研修はどのくらいの期間で取得できますか?

実務者研修の標準的な受講期間は、無資格者で約6ヵ月、初任者研修修了者で約2〜4ヵ月が目安です。通信+スクーリングの組み合わせが一般的で、仕事をしながらでも取得できるよう設計されています。

最短コースでは約1〜2ヵ月での修了も可能ですが、その場合は毎週数日の集中的な通学が必要です。社会人が仕事と両立しながら受講する場合は、3〜4ヵ月のコースが最も無理なく進められます。

仕事・家事・育児と並行して学ぶ場合は、スクーリング日の自由度が高いスクールを選ぶことが継続のカギです。振替受講制度や複数校の受講施設がある全国展開スクールを選ぶと、日程変更が柔軟に対応できます。

Q4)実務者研修を取得するメリットは何ですか?

実務者研修を取得する最大のメリットは「介護福祉士国家試験の受験資格を得られること」と「サービス提供責任者(サ責)への昇格要件を満たせること」の2点です。キャリアアップと給与アップの両方に直結する資格です。

処遇改善加算の観点からも有利になります。実務者研修修了は「介護職員処遇改善加算」の算定要件に関わる職種配置要件を満たすため、事業所の加算取得に貢献でき、自身の給与アップにもつながります(厚生労働省「介護保険法」に基づく加算制度)。

転職市場においても実務者研修修了者への評価は高く、未修了者と比べて求人の選択肢が広がります。特に訪問介護・サービス提供責任者求人では「実務者研修修了者優遇」の記載が多く、転職活動を有利に進められます。

Q5)実務者研修はどのように勉強すればよいですか?おすすめの勉強法を教えてください

実務者研修は「通信テキストの自己学習 + スクーリングでの実技演習」の2本柱で進みます。通信学習では医療的ケア・認知症・障害等の理論を学び、スクーリングでは喀痰吸引・経管栄養などの実技を集中的に練習します。

テキスト学習のコツは「過去問を先に見てから本文を読む」逆引き学習法です。出題傾向を把握した上で重要箇所を絞り込んで読むことで、理解と記憶の効率が上がります。スクーリング前にはテキストの該当部分を必ず予習しておくと実技演習がスムーズに進みます。

実技試験(特に喀痰吸引・経管栄養)は手順の正確な暗記が求められます。演習動画をくり返し見ながら自宅で手順を声に出して確認するイメージトレーニングが有効です。不安な箇所はスクーリング当日に遠慮なく講師に質問しましょう。

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]