パソナキャリア ハイクラスの評判は?管理職の転職・年収800万円以上の転職におすすめ
[最終更新日]2024/08/29
近年、管理職や役員クラスといったハイクラス人材の転職は、決して珍しいことではなくなっています。
市場の変化が激しく、求められるスキルがめまぐるしくアップデートされる昨今では、さらなる高みを目指してステップアップを試みる人材こそが市場価値を高めていく傾向があるからです。
そんなハイクラス転職に特化した転職支援サービスに「パソナキャリア ハイクラス」があります。
キャリアアップ志向の人・さらなる高みを目指したい人には、フィットしやすいサービスでしょう。
目次
パソナキャリア ハイクラスのサービスの特徴とおすすめの人
サービス概要 | ハイクラス向け転職エージェントサービス 《主なサービス内容》
|
---|---|
取り扱う求人の業種・職種 | 全業種・職種 |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 (2024年8月時点) |
約2.0万件 |
電話・オンライン面談 | あり |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
パソナキャリア ハイクラスは、人材サービスを展開する株式会社パソナが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
保有している求人の多くは「年収800万円以上」で、サポートを通じて転職成功者の61.7%が年収アップを実現させています。
パソナキャリア ハイクラスがおすすめの人
パソナキャリア ハイクラスでは、一般に広く公開されない求人情報を「非公開求人」として扱っており、企業と優秀な人材とのマッチングを実現しています。
また転職者の間でも、親身になってじっくりと相談に乗ってくれるパソナキャリアの転職サポートは評価が高く、満足度の高い転職支援サービスとして知られています。
パソナキャリア ハイクラスではどんな求人がある?
職種別では「IT・Webエンジニア」が最も多く、次いで「技術職(電気・電子・機械・化学)」「マーケティング・企画」「管理・事務」などの求人が多く見られます。
業種別では「製造業(メーカー)」「IT」が最も多く、次いで「コンサルティング・士業」「金融・保険」「不動産・建設」などの求人が多く見られます。
パソナキャリア ハイクラスの職種別の求人数(2024年8月現在 公開求人のみ/年収800万円以上)
職種分類 | 求人数 |
---|---|
営業 | 約2,400件 |
管理・事務 | 約4,100件 |
IT・Webエンジニア | 約5,400件 |
技術職(電気・電子・機械・化学) | 約5,500件 |
クリエイティブ | 約250件 |
マーケティング・企画 | 約3,700件 |
コンサルタント・士業 | 約1,500件 |
販売員・サービススタッフ | 約200件 |
研究・開発(メディカル) | 約400件 |
専門職(Web・IT・ゲーム) | 約400件 |
専門職(金融) | 約1,000件 |
専門職(不動産・建設) | 約900件 |
パソナキャリア ハイクラスの業種別の求人数(2024年8月現在 公開求人のみ/年収800万円以上)
業種分類 | 求人数 |
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製造業(メーカー) | 約8,300件 |
商社 | 約600件 |
流通・小売・サービス | 約400件 |
IT | 約4,800件 |
マスコミ・広告 | 約200件 |
金融・保険 | 約2,000件 |
不動産・建設 | 約800件 |
物流・倉庫・交通 | 約50件 |
コンサルティング・士業 | 約1,700件 |
医療・医薬品 | 約150件 |
教育・人材ビジネス | 約650件 |
環境・資源・エネルギー | 約500件 |
パソナキャリア ハイクラスの評判・口コミ
パソナキャリア ハイクラスの良い評判・口コミで多かった意見
- キャリアアップ・ハイクラス向け求人が多い
- 担当エージェントが親身に対応してくれた
ネット上のパソナキャリア ハイクラスの評判・口コミ【高評価】
※サービスを利用した方々のコメント・レビューの一部を紹介しています。
アドバイザーの質が非常に高く、アドバイスからサポートまでが大変キメが細かく、希望する仕事と年収にマッチングするための最善を尽くしてくれたと感じました。年収を600万円以上の会社に転職したいと望んでいたのですが、転職活動を始めて半年後には、希望額を満たす会社に転職できました。
参照:自社アンケート(40代男性/広告業界/年収600万円)
外資系企業とのやり取りも経験豊富で、過去に何人も転職させているようでした。「英語をある程度知っていると、かなり入社する際のイメージが変わります」「元気な感じを面談で出してください」などの的確なアドバイスをいただきました。
参照:自社アンケート(40代男性 / 小売業 / 年収750万円)
求人の質とサポートの質が非常に高いと思いました、求人紹介数は計6件でしたが全て自身の希望条件とマッチしていたので比較検討しじっくり選定出来たので良かったです、サポートに関しても担当者が終始手厚くサポートしてくれたのでスムーズに転職活動が行えました、
妊娠・出産を経てもまた戻れるような環境を求めての転職活動でしたが、女性に対する福利厚生が充実している会社で、なおかつ条件に合っているような求人をどんどん紹介してくれたり独自のルートで情報を入手してはシェアしてくれたりととにかく一生懸命になってもらえました。
細かいところまでヒアリングをしては第三者的な目線で具体的なアドバイスをしてくれました。常に先を見据えて「どうなりたいのか」ということをブレずに、転職において選べる選択肢の幅を広げられるようなアドバイスをもらえたのが助かりました。
不安面も含めて相談しました。担当の方は「たしかに希望するところへの転職はなかなか難しいと思います。でも○○さんの強みはこんなに立派なスキルを持っていることですよ。自信を持ってください。一緒に頑張りましょう。」という言葉をかけてくれました。
パソナキャリア ハイクラスを利用してよかったという意見では「高年収の求人が多かった」「担当エージェントが親身に対応してくれた」といった声が挙げられます。
パソナキャリア ハイクラスが保有する求人の多くは「年収800万円以上」です。
そのため、年収アップ・キャリアアップを実現できる企業の求人に多く出会えるでしょう。
また、ハイクラス向けの転職サービスとしては珍しく、「転職者の不安に寄り添うサポートをしてくれた」という声も多く確認できます。
現在の年収を維持できるか不安を感じている人にも、パソナキャリアのサポートはマッチしやすいでしょう。
パソナキャリア ハイクラスの悪い評判・口コミで多かった意見
- 担当エージェントのサポートに不満
- 求人を紹介してもらえなかった
ネット上のパソナキャリア ハイクラスの評判・口コミ【低評価】
※サービスを利用した方々のコメント・レビューの一部を紹介しています。
初回の面談と経歴書の添削まではよかったですが、その後はひどい。短期離職というのと年齢もあって見離したのかもしれませんが、サポート0、面接に進んでもフォロー0。面接マニュアルがメールできたのみ。
成約ありきな業態は分かるが、あからさま。金にならない、大体3ヵ月以内決まらないと不良債権扱い。担当者も記事に出ているような女性担当者だったけど、意向と違う求人に受けろと圧力。企業利益の食いものにされて、転職失敗する。
キャリアチェンジも視野に入れていましたが、「現在、ご経歴の分野の求人環境が非常に厳しく、我々の力でサポートさせて頂くのは大変難しい状況です。力不足で大変申し訳ございません。」と返信がありました。
先月ここに登録しましたが、1週間経ってサービスお断りの連絡が来ました。ただ正直、私の経歴で断られることに驚きました。職種は伏せますが、20代・マルチリンガル・転職歴なし・正社員で大手外資勤務・マネジメント経験もあるので問題ないと思いますが…。
一方で、「担当エージェントとの相性」や「求人を紹介してもらえなかった」という不満意見も一部見られました。
パソナキャリア ハイクラスに限らず転職サービスでは、担当によって「話しづらい」「サポートがおざなりに感じる」といった印象を抱く可能性はあります。
その違和感を抱えたままサポートを受けても良い結果には繋がりにくいため、担当者を変更してもらうなどの対策をするとよいでしょう。
また、パソナキャリア ハイクラスではハイクラス人材にターゲットを絞っていることもあり、一部の業種・職種では求人が少なめです。希望条件によっては紹介できる求人がない可能性もあります。
評判・口コミから分かるパソナキャリア ハイクラスのメリット
パソナキャリア ハイクラスに登録するメリット
キャリアアップ・ハイクラス向け求人が豊富
20代ではじめての転職時に利用しました。履歴書や職務経歴書をフォーマルなきちんとしたものに添削してもらい、営業系の求人に絞って探してもらいました。他の転職サイトや転職エージェントも併用していましたが、パソナキャリアは求人の質が圧倒的によく、尚且つ対応も迅速かつ的確で、非常にありがたかったです。
パソナキャリアは人材サービス業界の中でも特に歴史が古いということもあって、信頼性が高く、ネットワークも広いため、様々な業種や職種に対応してくれるのが魅力的でした。
また、アドバイザーの質も非常に高く、アドバイスからサポートまでが大変キメが細かく、希望する仕事と年収にマッチングするための最善を尽くしてくれたと感じました。
年収を600万円以上の会社に転職したいと望んでいたのですが、転職活動を始めて半年後には、希望額を満たす会社に転職できました。
参照:自社アンケート(40代男性/広告業界/年収600万円)
パソナキャリア ハイクラスでは、管理職や役員クラスの人材が次のステージとして検討するのにふさわしい求人を数多くそろえています。
取り扱っている求人の多くは「年収800万円以上」など高年収帯の案件で、実際にパソナキャリア ハイクラスを活用した人の61.7%が年収アップを実現しています。
このような実績を持つ理由の1つに、非公開求人の多さが挙げられます。
パソナキャリア ハイクラスの求人のうち、およそ80%は非公開求人であり、担当エージェントを通じてのみ社名をはじめとする詳細な情報を教えてもらえます。
営業担当と企業の人事担当者との打ち合わせにエージェントが同席することも多く、企業が求める人材像がしっかりと伝わるという信頼を得ています。
企業側からの評判が良く、質の良い求人が集まりやすいことが優れた実績につながっていると考えられます。
担当エージェントの専門性・サポート品質が高い
エージェントの方が、お話を聞き出すのが上手で感心しました。
自分のキャリアの中で、自分では余り評価していなかった点も探り出していただいて、それをポジティブに転じるための心構えもご教示いただきました。
面談を通して徹底的に自分自身と向き合えたような気がします。
サポートの流れもとてもスムーズで、年収などの答えづらい質問にも真摯に対応していただきました。
参照:自社アンケート(経理・40代前半・女性・年収800万円台)
求人数はそんなに多くないし、決して情報量が豊富なわけでもないと感じました。しかしその分エージェントの対応が非常に充実していました。細かなヒアリングと具体的なアドバイス・提案が印象的で自分自身を客観的に捉えながら「こんなこともできる」「これも考えられる」という選択肢の幅を広げられました。
選考対策もしっかりしており、相手により好印象を残せるための効果的な自己表現などのコツを教えてもらったりと自分では気づけない対策などをしてもらえたので実際の選考も非常にスムーズに進められました。
パソナキャリア ハイクラスの特徴の1つに、担当エージェントによるサポートが丁寧なことが挙げられます。
じっくりと時間をかけて実施される面談では、転職希望者の経歴や希望条件はもちろんのこと、面接前には企業から直接ヒアリングしてきた職場環境や業務内容、企業文化について仔細な情報を得られます。
ハイクラス人材の場合はとくに、転職後すぐに重要なポジションに就くこともめずらしくありません。
そのぶん致命的なミスマッチが生じやすいシビアな面も持ち合わせていますので、企業側の認識とずれのない正確な情報を提供できることは、ハイクラス人材を対象とする転職支援サービスとして大きなアドバンテージと言えるでしょう。
首都圏限定の「逆指名サービス」がある
転職エージェントでは、一般的に担当エージェントが主導権を握り、転職希望者に対して条件に合う企業を紹介します。
これに対して、パソナキャリア ハイクラスでは転職希望者から担当を指名する「逆指名サービス」の仕組みを用意しています。
逆指名サービスとは、各エージェントが推薦できる可能性のある企業を挙げ、その中から転職希望者が話を聞いてみたいエージェントを選んで指名できる仕組みのことです。
担当エージェントがあなたの経歴をどのように見ているか、どのような企業に推薦可能かが分かる状態で指名できるので、希望条件に合った企業を紹介してもらえる確率が高まります。
転職を希望する業界や職種が決まっている場合は、その分野に強いエージェントを指名することで、転職の成功率も上がるでしょう。
評判・口コミから分かるパソナキャリア ハイクラスのデメリット・注意点
パソナキャリア ハイクラスのデメリット・注意点
サポートへの満足度はエージェントとの相性次第
初回の面談と経歴書の添削まではよかったですが、その後はひどい。短期離職というのと年齢もあって見離したのかもしれませんが、サポート0、面接に進んでもフォロー0。面接マニュアルがメールできたのみ。
他エージェントも登録しており、紹介案件が被っていたものがあったが、先にパソナ経由で応募したが書類落ち。その後に応募した他社エージェントは、面接に進みました。応募した案件は、8割くらい書類落ちしてるので社内選考で落としてるのかと思います。
他社エージェント経由で大手に転職できたので、退会の連絡をしたが未だに案件が送られてくる始末。
人によるかもしれませんが、おすすめできません。
成約ありきな業態は分かるが、あからさま。
金にならない、大体3ヵ月以内決まらないと不良債権扱い。
担当者も記事に出ているような女性担当者だったけど、意向と違う求人に受けろと圧力。企業利益の食いものにされて、転職失敗する。
現職でここから紹介受けて入った人は、紹介受けた時と話が変わっている、話と全然違うと憤慨してました。
「担当エージェントとの相性の良し悪し」は、パソナキャリア ハイクラスに限らず起こります。
しかし、その状況を放置していると満足のいくサポートは受けづらく、結果として転職成功のぜひにも繋がりかねません。
担当エージェントとの相性を見極める際は、以下の3点を意識してみてください。
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、おすすめする理由についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種・企業について詳しいか
たとえば、2つ目のポイント「どうしてこの求人をおすすめしてくれるのですか?」という質問に対し、求職者のキャリアを真剣に考えてくれている担当者ほど、適切な回答をくれるはずです。
万が一、担当エージェントのサポートに不満を感じた場合は、担当変更を依頼するのも一つの手です。
これまでの経歴によってはサポートが受けられないことも
パソナキャリア ハイクラスの利用者の評判・口コミからは、「求人を紹介してもらえなかった」という意見が一定数見られました。
パソナの評判が良いと聞いていたので、数ある転職エージェントの中から選んだのですが、とてもがっかりしました。申し込みの際に、システムが簡素的(経歴や希望職種など)で選択する項目が少なかった。キャリアチェンジも視野に入れていましたが、「現在、ご経歴の分野の求人環境が非常に厳しく、我々の力でサポートさせて頂くのは大変難しい状況です。力不足で大変申し訳ございません。」と返信がありました。
働きたいのに、不採用になった気分です。せっかく入力して申し込んだのに転職支援する人を選ぶ会社と出会いました。
先月ここに登録しましたが、1週間経ってサービスお断りの連絡が来ました。ただ正直、私の経歴で断られることに驚きました。
職種は伏せますが、20代・マルチリンガル・転職歴なし・正社員で大手外資勤務・マネジメント経験もあるので問題ないと思いますが…。また、私の知人からも悪い口コミを聞きました。総務・労務から人事に転職したかったのに別の職種を紹介され、断ったら紹介できる求人がないと言われたそうです。他のエージェント会社からはたくさん求人を紹介されたとか…。
パソナキャリアはどんな人材が欲しいのでしょうか?余程高望みをしているか、見当違いな支援を行っていると思わざるを得ません。
結局企業の採用ページから直応募して転職できました。
初めての転職で書類作成等のアドバイスが欲しかったのに、スタート地点にすら立たなくて残念です。
パソナキャリア ハイクラスが保有する求人のほとんどは、「即戦力として活躍するための十分な経験・実績を持つ人材」を想定した内容になります。
よって、転職者の職歴・年齢・実績などを元に、入社後に成果を出せる人材かどうかをシビアに判断していることが考えられます。
サービス登録時の経歴・スキル次第では、そもそもパソナキャリア ハイクラスのサポートを受けられない可能性があるのはデメリットの1つと言えるでしょう。
また、転職を検討している職種によっては、パソナキャリア ハイクラスでの保有数が少ないために求人紹介を断られてしまうケースもあります。
たとえばパソナキャリア ハイクラスでは、以下の職種の求人は少なめである傾向があります。
- クリエイティブ
- 販売員・サービススタッフ
- 専門職(IT・Web・ゲーム ※エンジニア職種以外は少なめ)
「登録後にサポートを断られてしまった」という人は、幅広い人材に向けサポートを行ってくれるリクルートエージェントやdodaなどの大手転職サービスを利用するとよいでしょう。
パソナキャリア ハイクラスを最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、パソナキャリア ハイクラスのサービスを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
事前に「経歴・スキルの棚卸し」をする
パソナキャリア ハイクラスに登録後、担当エージェントの選定と転職サポートの方向性を判断する根拠となるのは、登録時に記入するレジュメ(職務経歴書)です。
これまでの経歴や転職先の希望条件が明確に伝わることで、適任のエージェントに担当してもらえる確率を高められます。
的確なレジュメを作成するには、事前に「経歴・キャリアの棚卸し」を行っておくことが大切です。
とくに希望業種・職種については、明確に伝えることが大切です。希望条件が明確になっていれば、その分野に強いエージェントに担当してもらえる可能性が高まります。
棚卸しの作業は、以下の手順で行うことをおすすめします。
「キャリアの棚卸し」の手順
- STEP1 「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える
- STEP2 出てきたスキル・知識に対して、「好きか・嫌いか」を考える
- STEP3 「その先の未来に何があるのか」を探求する
キャリアの棚卸しでは「出してきた結果」を振り返るよりも、「業務の過程」を振り返ることが重要なのです。
ここにしっかりと時間をかけられると、キャリアプランを考えるうえでの土台にもなりますし、職務経歴書や面接の場での自己PRの作成にも役立ちます。
面談前の職務経歴書も丁寧に作成しておこう
パソナキャリア ハイクラスでは初回面談前に職務経歴書の提出を求められます。
ここで、先に触れた「経歴・キャリアの棚卸し」の結果を職務経歴に反映できるよう丁寧に作成した方がよいでしょう。
担当エージェントは、先にあなたの職務経歴書をチェックしたうえで、サポートの準備を行います。
つまり、職務経歴書の品質がサポート品質にも直結されやすいのです。
反面、よく言われる「一行レジュメ」のような急いで書いた職務経歴書だと、最悪の場合あまりスキルの高くないエージェントが付いてしまう可能性もあります。
職務経歴書の効果的な作成法については以下記事で詳しく紹介していますので、気になる方はそちらもチェックしつつ、あなたの転職とこれからのキャリアへの思いが伝わる作成を意識しましょう。
「自分のキャリア・市場価値」についての客観的なアドバイスを受ける
企業は「うちの会社でどれだけ価値を発揮してくれるか」を見ていますので、転職成功のためには自身のスキル・経験について客観的な評価を知っておくことが欠かせません。
パソナキャリア ハイクラスにはキャリアアップ転職の支援実績が豊富なエージェントが在籍していますので、自身のキャリアや市場価値について、率直な意見をもらっておくとよいでしょう。
とくに社会人ミドル世代において、エージェントから客観的な評価を得られる機会は貴重です。
今回の転職成功のためだけでなく、自身のキャリアをより良い方向に考えていく上で絶好の機会と捉え、キャリア相談を有効活用してみてください。
たとえば、以下のような質問をしてみるのです。
- 「現在の私の希望条件と企業が求める人材とで、ギャップはありますでしょうか」
- 「現在の私の経歴からは、どんな企業からニーズがありそうですか?」
- 「私と近い希望条件の方で、例えばどんな転職ケースがありましたか?」
- 「職務経歴書や面接で、どういった点をPRすると良いですか」
上2つの質問についてはときに厳しいフィードバックがあるかもしれませんが、そうした第三者の意見を転職面接の本番前に受けられることは非常に有意義なはずです。
複数の転職エージェントを利用し、サービスの見極めをする
転職エージェントは1社しか登録してはならないというルールはありません。
むしろ、各エージェントが独自に非公開求人を保有しているケースも多いことから、複数の転職エージェントを併用することで希望条件に合う求人を紹介してもらえる確率が高まります。
担当エージェントに関しても、複数のサービスを通じて、それぞれのアドバイス・助言が的確かどうかを比較検討しやすくなるはずです。
最も頼れると感じたエージェントに応募以降もサポートしてもらうことで、より信頼関係を築きやすくなるでしょう。
パソナキャリア ハイクラスの保有求人数は決して少なくありませんが、大手転職エージェントはさらに多くの求人を保有しているのは事実です。
選択肢を狭めないためにも、複数の転職エージェントを併用することをおすすめします。
他の転職サービスについて知りたい人は、後述する「パソナキャリア ハイクラスとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」もご参照ください。
パソナキャリア ハイクラス サービス登録から利用の流れ
パソナキャリア ハイクラスは、他の多くの転職サービス同様「無料」で利用できます。
以下パソナキャリア ハイクラスのサービス利用(登録)の流れについて、ざっと説明していきましょう。
(1)パソナキャリア ハイクラス インターネットのページから登録
パソナキャリア ハイクラスの登録は、PCまたはスマホのインターネットで、いつでも無料で行えます。
「無料登録」のボタンを押した後、画面の流れに沿って、氏名、生年月日、お住まいの地域、連絡先等を入力していきます。
(2)担当のエージェントと面談の日程を調整する
サービスを登録した後、担当のエージェントから、相談や面談など、今後の転職活動の進め方について、確認のメールまたは電話が来ます。
都合の良い日時を伝えて、面談日時を確定します。
面談前に、現在の転職の意思や希望を説明できるように整理しておくと良いでしょう。
併せて、履歴書や職務経歴書も用意しておくことをおすすめします。
(3)担当エージェントと面談
パソナキャリア ハイクラスの担当エージェントとの面談は、対面・オンライン・電話いずれかを選べます。
ここでは、可能な限り「対面」または「オンライン」での面談を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、顔を合わせての面談のほうが相互理解や信頼関係の構築がされやすく、担当エージェントもよりあなたの希望に沿った提案をしやすくなるからです。
パソナキャリア ハイクラスのエージェントとの初回の面談にかかる時間はおおよそ2時間前後です。
はじめに、あなたの転職に対する思いや希望条件、職歴や今後のキャリアイメージについてのヒアリングがあります。
その後、担当エージェントのほうでおすすめの求人を紹介してくれます。
面談では、「具体的に転職活動を始められる時期」や「いつから面接をスタートできるか」、「職務経歴書の修正(ブラッシュアップ)はいつくらいまでに完成しそうか」といった、今後のスケジュールについての確認もされます。
事前に直近の予定を整理しておく、スケジュール帳を持っていくなどしておくとスムーズでしょう。
(4)履歴書・職務経歴書の添削、および面接対策の実施
ここから、パソナキャリア ハイクラスのサービスを更に有効活用していくためには、「履歴書・職務経歴書の添削」および「面接対策」を依頼することをおすすめします。
これらのサポートを受ける場合は、初回訪問の後に2回目の訪問をして、担当エージェントとの打ち合わせをすることになります。
「2回も打ち合わせるなんてちょっと面倒…」と思われた方もいるかもしれませんが、現役キャリアアドバイザーいわく、「2回目以降も対面で会いに来てくれる転職活動者の方々の方が、転職成功率は圧倒的に高い」とのことです。
満足のいく転職を実現するためにも、ぜひこれらのサービスも受けておきましょう。
(5)希望する企業への応募(書類選考・面談)
求人企業への応募および面接日程の調整は、すべてパソナキャリア ハイクラスの担当エージェントが進めてくれます。
企業との面接当日は、原則10分前にはオフィスに到着できるように行動しましょう。
また、ご自身でも面接準備を万全に行っておくことをおすすめします。
(6)内定獲得後、担当のエージェントに給与交渉・入社時期の調整をしてもらう
面接に合格し、内定通知を受けても、まだ気を緩めずに。
給与交渉や入社時期の調整が必要な場合は、内定通知後に行うことになります。
また、この際もパソナキャリア ハイクラスのエージェントに代行して行ってもらうとスムーズです。
──以上、パソナキャリア ハイクラスのサービスの流れをざっとご紹介しました。
特に今回がはじめての転職になるという方は、事前に活動の流れについてイメージを持っておくのは非常に重要です。
なお、人気の高い求人情報は早いタイミングで別の候補者から応募が殺到しますので、チャンスを逃さないようにするためにも、登録は早めに行って、他の転職活動者の一歩先を行くアクションを取っていかれることをおすすめします。
パソナキャリア ハイクラス利用にあたってよくある質問【FAQ】
今すぐ転職する予定はないのですが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、パソナキャリア ハイクラスを利用している人は多くいます。
キャリアの方向性が定まっていなくても、担当エージェントとの面談を経て目指すべき業種・職種が見つかることも十分に考えられます。
パソナキャリア ハイクラスの面談はどこで行われますか?
パソナキャリア ハイクラスの面談は、オフィスのある以下の場所で行われます。
場所 | 住所 | 最寄り駅 |
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東京(本部) | 東京都千代田区大手町2-6-2 パソナグループ本部ビル 7階 | 大手町駅 |
東京(新丸の内ビルディング) | 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング14F | 東京駅 |
大阪支店 | 大阪府大阪市中央区道修町4-1-1 武田御堂筋ビル2F | 淀屋橋駅 |
名古屋支店 | 名古屋市中区栄3-6-1 栄三丁目ビルディング | 栄駅 |
横浜支店 | 横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2 TSプラザビルディング10F | 横浜駅 |
静岡支店 | 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡4F | 静岡駅 |
広島支店 | 広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル7F | 本通駅 |
福岡支店 | 福岡県福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル13F | 天神駅 |
その他にも以下の地域に拠点があります。
北海道・青森県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・群馬県・栃木県・新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・三重県・兵庫県・和歌山県・京都府・奈良県・滋賀県・岡山県・山口県・島根県・鳥取県・徳島県・高知県・愛媛県・香川県・福岡県・長崎県・大分県・鹿児島県・佐賀県・熊本県・宮崎県・沖縄県
なお、2024年8月現在はオンラインサポートも可能です。
紹介された求人には必ず応募しなければいけませんか?
担当エージェントから紹介された求人は、あくまで「このような求人がありますが、興味はありますか?」といった意味合いになりますので、ご自身の希望に即していなければ必ずしも応募の義務はありません。
しかし、たとえ希望に即していない求人であっても、「なぜその求人を薦めてきたのか」の理由は尋ねてみるべきでしょう。
自身では気づかない適性が見いだされ、新たな転職の選択肢が増えるかもしれません。
サポートを断られてしまったのですが、どうすればいいですか?
パソナキャリア ハイクラスにサポートを断られてしまった場合には、以下のような原因が考えられます。
- 希望条件に合致する求人がなかった
- 希望条件に対して職歴が見合っていなかった
- 短期間での転職を繰り返している
- エージェント側の都合(繁忙期など)により、優先度を下げられてしまっている
より相性の良いサービスを利用できるように、以下の対策を取ることをおすすめします。
- 転職サイトを使って「自分から求人応募する」スタイルの転職活動に切り替える
- 他の転職エージェントサービスに登録する
とくにハイクラス向けの転職活動において、相性の良いサービスを見つけておくことはとても大切です。
後述する「パソナキャリア ハイクラスと併せて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」も参照ください。
パソナキャリア ハイクラスを退会するにはどうしたらいいですか?
パソナキャリア ハイクラスの退会には、担当エージェント宛か、登録時にパソナキャリアより送信されたメールアドレス宛に退会の旨を連絡する必要があります。
なお、退会手続きをする前に「現在、選考途中の企業はないか」は必ず確認しておくようにしましょう。
また、一度退会しても再度サービスに登録することも可能ですが、その際はまた一から職務経歴書などの情報を記入する必要があります。
パソナキャリア ハイクラスとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス
ここからは、パソナキャリア ハイクラスとあわせての登録をおすすめする転職サービスをご紹介します。
doda X(デューダ エックス)
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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
「忙しくて、転職活動に時間をかけられない…」という人におすすめのサービスが、doda X(デューダエックス)です。
doda Xの特徴は、企業からのスカウトが多いこと、そしてヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせてキャリア提案をしてくれることです。
求人チェックや書類作成をする暇を見つけにくい人も、「スカウトを待つ」「ヘッドハンターのサポートを受ける」スタイルで効率的な活動をおこなえます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
doda Xの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約5.9万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
doda Xでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
JACリクルートメント
「年収・キャリアアップを目指したい」「これからのキャリアを相談したい」という人には、JACリクルートメントがおすすめです。
JACリクルートメントは役職者向けのサポートや、外資系・グローバル企業の紹介にも長けているため、キャリアアップ転職に向いたエージェントです。
また、担当コンサルタントによるサポート品質の高さにも定評があります。
転職者のこれまでの経歴・スキルを踏まえ、どのようなキャリアプランを描くのが適切か、プロのコンサルタントからアドバイスをもらえます。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.0万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは「年収700万円以上」のミドル・ハイクラス層をターゲットにした転職サービスです。
ヘッドハンティング型のサービスのため、企業やヘッドハンターからのスカウトを「待つ」スタイルで転職活動を進められます。
中でも「IT・インターネット」「メーカー」「コンサルティング」などの業界からのスカウトが多い傾向があり、管理職経験者など、確かな実績を持つ人材を求める企業が多数を占めます。
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミでは、「企業からのスカウトがたくさん届く」「希望にマッチした求人が多い」という意見・感想が多く見られます。
一方で「企業からだけでなくヘッドハンターやエージェントからのスカウトも多い」という声も見られます。
これはどの転職サイトにもいえることですが、登録時のレジュメを適当に済ましてしまうと質の良いスカウトは届きません。
リクルートダイレクトスカウトのサービスメリットを充分活用するうえでも、レジュメの経歴入力は丁寧におこなうことをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約35万件(2024年8月現在) |
ビズリーチ
ビズリーチもリクルートダイレクトスカウト同様に、ヘッドハンティングをメインとした転職サービスです。
ヘッドハンターほか企業からの直接スカウトも活性しており、「スカウト待ち」の転職活動で進める際はぜひ登録しておくとよいでしょう。
とくに同サービスで届く「プラチナスカウト」は企業からの熱量の高いスカウトとなり、通常よりも高い選考突破率があります。
経営やプロジェクト管理、専門職といった企業の上流工程を支える重要ポジションの求人も多いので、キャリアアップを目指す人にビズリーチはおすすめです。
ビズリーチには「スタンダードステージ(無料会員)」と「プレミアムステージ(有料会員)」と2つのプランが用意されています。
両者の違いは以下のようになります。
有料会員(プレミアムステージ) | 無料会員(スタンダードステージ) | |
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求人情報の検索、閲覧 | 全ての求人を検索・閲覧可能 | 検索できるが企業名は閲覧不可 |
求人への応募 | 全ての求人に応募可能 | 一部の求人のみ可能 |
スカウトの受信 | スカウト+プラチナスカウトを受信可能 | プラチナスカウトのみ受信可能 |
スカウトへの返信 | スカウト+プラチナスカウトに返信可能 | プラチナスカウトのみ返信可能 |
ヘッドハンターへの相談 | ヘッドハンターを検索して相談できる | 自分から相談することはできない |
両プランのいちばんの違いは、「求人検索およびヘッドハンターの検索(指名)ができるかどうか」です。
まずはスタンダードステージ(無料会員)で登録したのちに、プラチナスカウトの受信状況やヘッドハンター・企業との接触機会を見ながら、「もっと積極的に求人に触れたい」という際は有料会員を検討するとよいでしょう。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約9.5万件(2023年10月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
パソナキャリア ハイクラスの評判・活用法 まとめ
ここまでのパソナキャリア ハイクラスの評判・活用法を振り返ってみましょう。
パソナキャリア ハイクラスの評判・口コミで多いもの
- キャリアアップ・ハイクラス向け求人が多い
- 担当エージェントの専門知識が豊富
- 経歴・スキル次第では求人を紹介してもらえないことも
パソナキャリア ハイクラスを有効活用するためのポイント
- 事前に「経歴・スキルの棚卸し」をする
- 「自分のキャリア・市場価値」についての客観的なアドバイスを受ける
- 複数の転職エージェントを利用し、サービスの見極めをする
パソナキャリア ハイクラスはエージェントの確かな情報力とサポート力によって、着実に年収アップを実現させたい人に最適な転職エージェントです。
希望条件に合った求人が見つかりやすいだけでなく、企業の内情や働く環境について詳細な情報を教えてもらえ、転職後の働き方までを見据えて企業を選べます。
担当エージェントの逆指名サービスを活用することで、希望する業界に強いエージェントに担当してもらえるだけでなく、どのような企業・業界に推薦される傾向があるかが分かり、自分の市場価値や適性を知ることにも役立ちます。
管理職や役員として転職を検討している人は、パソナキャリア ハイクラスの活用を通じて理想のキャリアプランをぜひ実現させてください。