上司から「ひどい言葉・心無いひとこと」を言われたとき。どう受け止めるのが正解?
[最終更新日]2024/07/21
仕事をしていく中で、上司との関係性は働きやすさを大きく左右する要素の1つです。
とくに上司との関係がうまくいっていない場合や、上司の言動に刺々しいものを感じるような場合、ストレスの原因にもなりかねません。
目次
1)こんなことを言われた!聞いて驚く「上司からのひどい言葉・心無いひとこと」
上司から投げかけられるひどい言葉・心無いひとことには、いくつかのパターンがあります。「実際にこんなことを言われた」という方々の事例を見ていきましょう。
仕事の自信を無くすひとこと
- 「期待してたのに、残念だよ」と言われた(25歳 男性 営業職)
- 長い説教のあと、「いつまでたっても使えない」(28歳 男性 エンジニア)
- 分からないことを質問したら、「常識だよ?そんなことも知らないの?」と言われた(24歳 女性 事務職)
- 提出書類を見せたときに、「はぁ…」とため息。そのあと「もういいよ、席戻って」(23歳 男性 営業職)
- 「学生レベルだよね」(27歳 男性 エンジニア)
- 「そんなことぐらい、俺は入社1年目からできていたけど」(24歳 男性 塾講師)
ビジネスシーンである以上、お互いに適度な距離感を保って関わり合っていくのはマナーの1つです。
上司と部下という関係性であっても基本は変わらないはず。しかし、ここに並んでいる発言の数々は業務上のアドバイスや指導の域を超えた攻撃的な発言のように受け取れます。
こうした言葉を部下に投げかける上司に共通する特徴として、自分自身が思い描いている部下の成長曲線があり、そのレベルを下回っていることが許せないと感じてしまう面があるようです。
だからといって、部下の仕事ぶりを否定するような発言をしてもよい理由にはなりません。こうした言葉を浴びせられて傷ついたりストレスを抱えたりするのは自然な心境といえます。
人格・存在を否定するひとこと
- 「ほんと、ゆとり世代だね」と言われた(28歳 女性 販売職)
- 「君は人の10倍、努力しないとだめだよ」(24歳 男性 Webプランナー)
- 全体ミーティングのとき発言が回ってこなくて「あ、ごめん。君のこと忘れてた」と言われた(32歳 男性 ディレクター)
- 「販売向けの顔じゃないよね」(23歳 女性 販売)
- 「本当にトロいな!いつも」(26歳 女性 営業企画職)
- オフィスを歩いていただけなのに、「ドスドス歩くのやめてくれない?気が散るから」と。私が太っていることを揶揄して言ったのだと思う(27歳 女性 デザイナー)
仕事上のミスや至らない点を人格や性格と結びつけている点が、これらの発言の特徴です。
また、容姿や身体的特徴、生まれた年代のように本人の努力では改善しようのないことを槍玉に上げる傾向も見られます。
こうしたことを上司から言われた部下としては、人格や存在そのものを否定されたように感じるでしょう。
人格攻撃・個人攻撃はハラスメントの一種ですので、上司の発言に問題があることは明らかです。
発言した側は時間とともに記憶が薄れていったとしても、言われた側はいつまでも癒えない傷を背負っていくことにもなりかねません。
感情をぶつけてくるようなひとこと
- 「お前の顔見てると、イライラしてくる」(24歳 男性 営業職)
- 思いっきり舌打ちされた(35歳 女性 人事)
- 「なんでこんなこともできないんだよ!なんだか俺一人で仕事している気分だ」(32歳 男性 営業職)
- 「本当にトロいな!いつも」(26歳 女性 営業企画職)
- 「もういい。帰れ!」(23歳 男性 オペレーター)
- 「常識だろうが、バカかお前」(28歳 男性 塾講師)
上司の側が明らかに感情的になっており、語気を荒らげて投げかけられた言葉の数々です。
どれも社会的な常識を逸脱しており、通常であれば大人同士で交わす会話の内容でないことは明らかでしょう。
会社はオフィシャルな場所であり、たとえ相手が直属の部下であっても言ってよいこととよくないことの区別は確実にあります。
こうした言葉を投げかける上司の多くが、自分の部下であれば無縁慮に言葉を選ばず発言できると思い込んでいる可能性があるのです。
真に受ける必要はないと頭では分かっていても、実際にこうした言葉を浴びせられると気に病んでしまう人もいるでしょう。
2)上司からの嫌味・ひどい言葉に悩んだ人に知っておいてほしいこと
上司から嫌味を言われたり、ひどい言葉を浴びせられたりして悩んでいる人に知っておいてほしいことがあります。それは、次の2点に関してのことです。
大前提として「ひどいことを言われた=自分への全否定」ではないと知っておく
誰にでも当てはまることですが、職場で見せている顔はその人の全人格ではありません。
作家の平野啓一郎さんは、こうした私たちの社会的な側面を「分人」と定義しています。
私たちは個人であると同時に分人であり、立場や相手、環境に応じてさまざまな顔を使い分けている、と論じているのです。
職場での顔しか知らない上司から嫌味やひどい言葉を投げかけられたとしても、それは「職場での私」に対する言葉に過ぎません。
自分のごく一部しか見ていない上司がどう発言しようと、それは「自分という全人格に対する全否定」にはなり得ないのです。
たとえ人格や育ち方などパーソナリティと深く関わることに言及していたとしても、それは上司が想像する部下の姿に過ぎないでしょう。
まずは「ひどいことを言われた=全否定された」と受け取らないことが大切です。
そのうえで、「一度受け止める」アクションが重要
上司の発言が自分の人格に直結するものではない、という前提に立った上で、必要なアクションがあります。それは、発言の内容がどうであれ「一度受け止める」ことです。
受け止めることは「受け入れる」ことは異なります。
上司の言う通りだと受け入れてしまい、自分を責める必要はありません。
ただし、上司から見て「効いている」と映ることは重要なポイントです。「あれほど言ったのに、全く堪えていないようだ」と映ると、発言はますますエスカレートしていくでしょう。
上司がそれほど強い言葉を使うからには、何らかの理由があるはずです。
上司への反感によって感情が支配されてしまう前に、まずは「なぜそう言うのか理解したい」「可能であれば教えてほしい」という姿勢を見せることは自分の身を守る意味でも重要です。
3)なぜ、上司は嫌味・ひどい言葉をかけてくるのか?
ひどい言葉を投げかけた上司のことを、積極的に考えたくないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、あえて上司の心境を想像してみましょう。
なぜ上司は嫌味を言ったり、ひどい言葉を投げかけたりするのでしょうか。
これには3つの理由が想定されます。
理由① 心に余裕がない状態である可能性
1つめの理由は、上司自身のキャパシティに起因するケースです。
上司自身の心に余裕がなく、忙しさやストレスに忙殺されてしまい、ストレスを抱えている可能性があります。
心に余裕がないために、部下に対して「どう伝えればよいか」「相手はどう受け止めるか」を十分に考えることなく口にしているのかもしれません。
この理由が濃厚と考えられる場合、上司自身が役職者として熟練していない可能性があります。
とくに中間管理職はプレイングマネージャーのケースが多く、上司自身も膨大な仕事を抱えている可能性も否定できません。
しかし、自分の仕事が忙しいということと、部下の指導・育成は本来切り離して対処しなくてはならない問題です。
ここを十分に切り分けられていないとすれば、上司自身が未熟である可能性を疑うべきでしょう。
理由② 「同族嫌悪」や「内なる劣等感」からの影響
2つめの理由は「同族嫌悪」や「内なる劣等感」に起因するケースです。
人は自分とは異なる特徴のある相手に対して批判的になるように思われがちですが、実は自分自身の弱点など認めたくない部分を相手に見いだしたときに攻撃的になるといわれています。
たとえば、若いころにかつての上司から「なんて物分かりが悪いんだ」と言われたことがあるとしましょう。
言われた側は長年にわたって負の感情を引きずり続け、後年その感情を投影できる部下が現れた際に攻撃的になってしまうことがあるのです。
もしかしたら、あなたと上司には似ている一面があって、そのことを上司自身が認めたくないのかもしれません。
自分自身の弱点を受け入れたくないという感情が、現実の相手と紐付いてしまっている可能性があります。
もちろんこれは上司自身の内的な問題ですので、あなた自身の努力によって解決するのは難しいでしょう。
理由③ 「育成・指導の一環」だと捉えている可能性
やっかいなケースとして、上司は感情に任せて口を滑らせたのではなく、本心からその発言が「正しい」「必要だ」と思い込んでいるとも考えられます。
育成・指導の一環としてあえて厳しい言い方をしているのであれば、あなたが精神的なダメージを受けることも織り込んで発言している可能性があるのです。
世の中には、厳しさと愛情を混同しがちな人が一定数います。
愛情によって厳しい一面を見せることはあっても、厳しくしてさえいれば愛情に満ちているとは限りません。
上司自身がかつてこの点を取り違えた上司に育てられてきた場合、自身も部下に対して同じことをしてしまいがちです。
あえて困難な状況を作り、困難を乗り越えさせることで部下が成長すると信じ込んでしまっているのかもしれません。
“自分の好きなことで楽しんだという記憶がないから厳しさを愛情ととり違えるんだ、本当に可哀想な連中だよ、あらゆることは楽しみではなくて自己克服の手段なんだ”
(村上龍『メランコリア』より)
心無いひとことによって傷ついた側としては、むしろ成長を阻まれているともいえます。
無理に乗り越えようとするのではなく、「上司の考え方が自分とは異なるようだ」と解釈すれば十分でしょう。
4)上司からの「嫌味・ひどい言葉」への対策4つ
上司から嫌味やひどい言葉を投げかけられた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
考え得る4つの対応をまとめました。どの対応が正解というものではないので、自分にとって最も違和感がない対策を選ぶのが得策でしょう。
「主張すべきか、受け流すべきか」を見極める
たとえば、次の例を使って考えてみましょう。
- A. 上司から「何度言ったら分かるんだ」と言われた
- B. 上司から「ゆとり世代には難しかったか」と言われた
Aの例では、本当に何度も注意を受けており、同じミスを繰り返していることに対して投げかけられた言葉だとすれば、自分自身にも非があると考えられます。
口調や選ぶ言葉はともかく、上司の言葉にも一理あるわけです。その場合は言葉そのものを受け止めるのではなく、「次は気をつけよう」とその場を受け流しましょう。
一方、Bの例では本人の努力では変えようのない「生まれた年代」への批判が込められています。
こうした差別的な発言に対しては、「失敗したことは申し訳ないと思っています。しかし生まれた年代については触れないでいただけますか」などと主張しても構いません。
はっきりと主張してくる相手に対して、この手の上司は意外と弱腰だったりします。生い立ちや容姿といった「変えようのないもの」に対する批判には、毅然とした態度で臨むことも大切です。
第三者へ相談する
上司に対して直接的に対応する以外にも、第三者へ相談してみる方法があります。相談する相手はあなたにとって信頼できる人かどうかが重要ですので、上司のことを直接知っている人でなくても構いません。
相談する際にはできるだけ自分自身の感情は交えず、事実として何があったのかを伝えることが大切です。
聞いてもらうだけでも気分が軽くなることは少なくありません。
相談する相手によっては、あなたの気持ちを代弁してくれたり、上司の立場も理解した上で「でも上司のその言い方は良くないと思う」といった意見を述べてくれたりするでしょう。
たとえその場で解決策が見つからなかったとしても、「自分と同じように感じる人もいる」と思えることで、自分だけの問題として抱え込む必要がなくなるかもしれません。
上司との「適切な距離感」を探ってみる
苦手な人や嫌いな人との接し方を説くノウハウの中には「相手の良い面を見つけることが大切」などと書かれていることがあります。
しかし、嫌味や暴言を浴びせてくる上司との関係を改善するのが現実的に難しいケースも少なくないでしょう。その場合、無理に上司の良いところを見つける必要はありません。
上司との「適度な距離感」を探り、仕事を進める上で支障のない範囲に限って接すると割り切るのも1つの方法です。
接点を意図的に減らし、必要最小限の連絡事項など限られた範囲だけで会話を交わします。接点が減れば、必然的に嫌味や暴言の矛先が向けられる機会も少なくなるはずです。
このように、適切な距離感を保つ方法を見つけることで、上司との関係を事実上希薄なものにしてしまいましょう。
環境を変えるのも1つの手
上司の言動が明らかにハラスメントに該当するような場合、環境を変えるのも1つの方法です。部署異動を申し出てみたり、転職して職場ごと変えたりすることで、上司との関係を断つことはできるでしょう。
ただし、部署異動や転職によって環境を変えたとしても、その上司と同じような人物に遭遇する可能性は十分にあります。場合によっては、「以前の上司はまだましだった」と思えるようなハラスメント常習者が上司になる確率もゼロではないのです。
環境を変えるのは有効な方法のようにも思えますが、部署異動や転職によって万事解決するとは限らない点に注意が必要です。
人間関係はどこの職場に行ってもついて回る問題なので、やはり自分自身が何らかの対策を見つけ、折り合いをつけていくしかありません。安易に「異動」「転職」というカードを切ってしまうことのないように注意しましょう。
5)他の人はどうした?上司からひどい言葉を受けた人の体験談
ここからは、上司から実際にひどい言葉を受けた人達のエピソードをいくつか紹介します。
上司からの心無いひとことをうけた後にどうなったかについても、見ていきましょう。
Case1)入社初日から「よそ者」呼ばわりをされたりょうさん(30歳 男性 茨城県)
30代のはじめに証券会社から大手学習塾に転職した私は、直属の上司から陰湿な嫌がらせに遭いました。
配属された初日の面談で、「あなたは『よその人』だから分からないと思うけど…」と言われました。
最初は何のことか分かりませんでした。
しかし、入社して1週間経っても、1ヵ月経っても、上司は事あるごとに私を「よその人」と呼んで露骨に嫌っていました。
当然、良い気持ちはしませんでした。
(私の前職が畑違いの業種だったことが気に入らないのだろうか?)などと考えましたが、このときにおいて上司の真意は分からず終いでした。
<中略>
後で知ったのですが、上司が私のことをしつこく「よその人」と呼び続けることに、皆が内心閉口していたのだそうです。
そして、私がコネで入社していい気になっているわけでも、前職の経歴を鼻に掛けているわけでもなく、ただ精一杯仕事に向き合っているだけだったことを、周囲の人は見ていてくれたようでした。
その後元上司がどうなったかというと、それから更に1年後、別の社員へのハラスメント問題があったそうです。
その際に失脚、退職して、別の学習塾へ転職したと噂で聞きました。
私は周囲の人を味方につけようとしたのではなく、ただ新天地で仕事を覚えるのに必死でした。
不幸中の幸いと言うべきか分かりませんが、それもあって元上司の嫌がらせからの影響を最小限に留められたのだと思います。
「いま、自分がやるべきこと」を見失わずにいることの大切さ
入社初日から数ヵ月にわたり上司から「よそもの」扱いされつづけた、りょうさんのエピソードです。
上司のりょうさんへの態度は完全な先入観と偏見であり、それゆえにりょうさんもやり場のない感情を持ち続けたといいます。
そこでりょうさんが取った行動は、「目の前の仕事に集中すること」。
そもそも異業種への転職だったこともあり覚えるべきことがたくさんあったこと、そしてりょうさんの元来の真面目な気質が、上司からの嫌味ではなく本来のやるべきことへ意識をむけていくことができたのでしょう。
また、職場の人たちもりょうさんのそうした行動を見続けていくなかで、次第に味方になってく様相が確認できます。
Case2)「こんなのも分からないのか」「これまで何勉強してきてんだ」と言われ続ける毎日(27歳 女性 山口県)
アパレルの仕事を始めて数か月が経ちました。
洋服を売って、お客様に喜んでもらえることが嬉しく、ようやく私はやりがいのある素敵な仕事に出会えたと思いました。
ですが、そんな日は長くは続きませんでした。
上司の転勤に伴い、新しく赴任してきた上司がとてもパワハラ気質な人だったのです。
「お前、こんなのも分からないかよ!…これまで何勉強してきてんだ!」「今月の売上落ちてきてるじゃないか!今日中にリカバリー策考えて提出しろ」──毎日、上司からそんな言葉を受けました。
段々と、楽しかった仕事も憂鬱になり、「仕事に行くのが怖い」と感じるようになってしまいました。
その上司のきつい言葉や態度などに耐える毎日が続き、他の上司に相談もできず。次第に私はストレスで食事がとれずタバコばかり吸うようになり、髪がすごい量で抜けるようになりました。
ある日、友人から「ねえ、その仕事、もう辞めた方が良いんじゃないの?」と提案されて。
私は、(──たしかに、このままじゃ寿命を縮めてしまう。そして、私の気持ち的にもこれ以上続けられない)と思い、退職を決意しました。
<中略>
新しい職場は新装開店の店舗でしたので初心者の方が多く、経験者の私は周囲から期待されていて。
それがかなりプレッシャーでもありました。
ですが、皆が同じスタートでの仕事だったため、分からないことも聞きやすく協力しあい切磋琢磨しようという意識が自然と芽生えて。おかげで、私も皆と一緒に前向きに楽しく仕事が出来て、更にはスキルアップを目指せました。
これまで私は人とのコミュニケーションが苦手だったのですが、今回は「何もわからない者同士」ということで環境も良かったのでしょう。
お互いに協力して仕事に取り組むといったコミュニケーションも自然にとれて、すぐに職場でスタッフ皆と仲良くなることができました。
今回の転職で一番思ったことは、「辞める勇気」でしょうか。
今社会問題にもなっているパワハラですが、実際にその被害を被った際は、「我慢する強さ」よりも、「辞める勇気」の方が大切であるように感じます。
もちろん、「辞める」という選択を「逃げ」と解釈する人もいるでしょう。
そういう強さを持った人も、世の中では必要だと思います。──でも、多分それは私の目指せる生き方ではない。そう思います。
大切なのは、「現状を変えよう」とする勇気
上司からのパワハラに悩み続けたという、あたん さん(女性 27歳 山口県)のエピソードです。
友人の助言を受けて転職を決意し、苦労の末アパレル店舗のオープニングスタッフの職を手に入れます。
転職を振り返ってあたんさんが言うのは、「辞めることは、逃げではなく勇気」。
仕事を辞めるという行為は、非常に多くのエネルギーが要るものです。様々な想いや未練を断ち切り、かつ新しい働き方に目を向けていく行為は「逃げ」ではありません。
なににおいても問題の解決に大きく関わるのは、「選択」よりも「行動」自体にあります。行動を重ねることによって、より最適な選択もしやすくなるからです。
上司との関係性の問題から転職に踏み切る際も、それが単なる選択ではなく「現状を変える」ための行動にしていくことが、大切なのでしょう。
まとめ)上司からの「嫌味」や「心無いひとこと」は、受け入れなくていい
職場はオフィシャルな場です。たとえ上司と部下という関係であっても、嫌味や心無いひとことを投げかける上司に問題があることは明白でしょう。
こうした言葉を受け入れる必要はないので、受け流したりやり過ごしたりする技術も必要です。
ただし、上司の言葉が自分の努力では変えられない範囲に及んでいた場合、毅然とした態度で臨むことも必要でしょう。部下の人格や人間性を否定する権限が上司に与えられているわけではありません。
今回紹介してきた対策のうち、もし参考になるものがあればぜひ取り入れてみてください。皆さんが今抱えている悩みやストレスが少しでも軽くなれば幸いです。