プログラミングスクール「ディープロ(DPro)」の評判とおすすめの人は?メリット・デメリットと効果的な使い方
[最終更新日]2024/07/24
プログラミングスクール「ディープロ(DPro)」について、利用しようか迷っていませんか。
スクールの授業料に見合った効果が果たして得られるか、不安に感じている人もいるでしょう。
目次
ディープロ(DPro)の特徴
サービス概要 | Webアプリケーション開発に特化したプログラミングスクール |
---|---|
コース・料金(税込) |
|
学べる内容 |
|
受講方法 | オンライン / 通学(東京都渋谷) |
就職・転職サポート | あり(面接対策・模擬面接 / 履歴書・職務経歴書の添削) |
利用者層 | 全年齢層 |
企業名 | 株式会社ダイビック |
ディープロは、「Webアプリケーション開発」に特化したプログラミングスクールです。
2024年現在、国内では非常に多くのプログラミングスクールがありますが、そのなかでディープロには以下の特徴があります。
ディープロの主なサービス特徴
- 4ヵ月で「エンジニア実務経験1年」と同等のスキルが身に付くコースがある(4ヵ月短期集中コース)
- 共に学ぶ仲間と触れ合える機会がふんだんにある
- 就学後、実務経験1~3年が必要な優良企業への「内定実績」が多数ある
- キャリアサポートの年齢制限なし。30代以上でも 約9割がエンジニア就職を決めている
ディープロで受講可能なコース
2024年7月時点において、ディープロで受講可能なコースは以下の3つです。
コース名 | 期間 | 概要 | 受講料 |
---|---|---|---|
4ヵ月短期集中コース | 4ヵ月 | 4ヵ月で「実務経験1年」と同等のスキルが身に付くコース。平日10:00〜19:00の時間帯、短期間集中でWebプログラミングを学びます。 | 797,800円 ※経済産業省認定「教育訓練給付金」の利用で実質239,340円 |
6ヵ月集中コース | 6ヵ月 | 仕事をしながらWebプログラミングを学ぶコースです。2週に1度全員で集まり、学びや勉強法、出た質問とその回答が共有されます。 | 398,000円 ※経済産業省認定「教育訓練給付金」の利用で実質119,400円 |
月額制プラン | – | 「PHPに特化して学びたい」、「機械学習を学習したい」など、特定の技術を選んで週1回のペースで学ぶプランです。 |
|
※2024年7月時点の料金。金額は税込みです。
プログラミングの学習とあわせて就職・転職を検討している人は、「4ヵ月集中コース」がおすすめです。
働きながらプログラミングを学びたい人は、「6ヵ月集中コース」または「月額制プラン」を選ぶとよいでしょう。
また、「4ヵ月短期集中コース」および「6ヵ月集中コース」は経済産業省が認定する「教育訓練給付金」の対象講座となっており、給付金活用で受講料を大幅に引き下げられます。
ディープロがおすすめの人
- エンジニア未経験からWebプログラミングの学習と就職・転職を検討している人(4ヵ月短期集中コース)
- 働きながら、無理なくWebプログラミングを学びたい人(6ヵ月集中コース・月額制プラン)
- 仲間と協力し合いながら学ぶ「チーム学習」を体験しつつ、プログラミングを学びたい人
この先、ITエンジニアとしてキャリアを積むい予定の方で、「1日も早く、実務デビューする必要がある」という人は、ディープロが特におすすめでしょう。
ディープロで学んだ人の評判・口コミでは、「卒業後、エンジニアデビューできた」という声がとても多いからです。
ディープロ(DPro)の評判・口コミ
ここからは、実際にディープロを利用した人の評判・口コミについて見ていきましょう。
ディープロの評判・口コミで多く見られる意見
- モチベーションを維持しながら完走できた
- メンターのサポートが丁寧かつ充実していた
- 教材・テキストの品質がとても高い
- 未経験からエンジニア転職に成功できた
ネット上のディープロの評判・口コミ
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
4ヵ月間お世話になりました、ディープロの受講最終日!
本当に色んな学びがありました。自分のことも、もっと知れた。出会いに感謝!ありがとうございました!!
今日から遂にDpro5月期始まりました! 様々な人達がいて、比べて落ち込みそうになりましたが「比べるのは昨日の自分!」というメンターの言葉もあり、過去の自分と比べつつ行動して成長していきます。頑張るぞ〜。
未経験からでしたが、メンターの方などが丁寧にサポートくださり文字通り「実践力」を身につけることができました!
受講生のコミュニティなども充実しており楽しくできた点も自分に合っていたと思います!
テキストの完成度が高く、一通りこなせば本当に就職できるレベルまで必要なスキルが身につきます。内容はボリューミーなので覚悟は必要ですが、求めていたテキストだったのでやりがいがありました。
それと、同期の存在大きいです。同期が先進んでるとやる気が出ました。
実際の開発業務は、「自分で考え解決する」に尽きます。
ディープロは自分で答えを導き出す教育プロセスがしっかりしています。メンターさんもヒントは出してくれますが、すんなり答えを教えはしません。しかし、この考え抜くプロセスが、現場で通用する能力を育むのではないかと思います。
これは他のスクールでもなかなかないのではないでしょうか?卒業率や課題の達成率など、様々な事象を数値化して、サービスの品質改善を常にされています。必要あらば補助教材的なサービス(認定資格の設問集など)も作っちゃうくらいの勢いです。入校頂いた方の課題や悩みに寄り添おうという姿勢を感じます。
受講生本人任せだけでなく、しっかりと対面で講義も行われることでしっかりと進捗を管理しなければ脱落することもあり、「卒業できないこともある」本気のスクールでした。
そのおかげもあって4ヵ月の短期間でエンジニアに転職することができました。
2016年末ごろにRuby on Railsのコースを卒業。卒業後はフリーランスSEに転向。現在フリーランス4年目です。
ディープロのすごいところは、コミュニティ作りに非常に力を入れているところ。卒業後もSlack上で仕事を紹介してくれたり、メンターたちがエンジニアにとって為になる情報を発信してくれます。
困ったときに答えをただ伝えるだけではなく、答えに至るまでのヒントをくれる感じです。
そのヒントをもとに、自力で調べ考え抜く経験ができます。
エンジニアにとって、プログラミング言語の文法をたくさん知っていることよりも調べる力の方が大切ですが、その力がここで身につくと思います。
基本三日坊主にならない人が通える所になります。
それ以外の人は厳しいです。
自分も途中で諦めました。
基本スクールが用意する教材に沿って学ぶスタイルなのだが、その内容が分かりにくいし、あいまいな部分が多いため、数千円のプログラミング本を買った方が分かりやすい。
分からなければメンターに質問するように言われるが、メンターのレベルもマチマチで質問に答えられないことも多々ある。
就職できなければ返金などと謳ってますが、色々条件がついていて実質的に授業料の返還はしてくれません。授業のレベルも低いです。
※2024年7月現在、就職保障制度は無し
ディープロの評判・口コミまとめ
ディープロを利用した人の評判・口コミで多く見られる意見・感想が、「モチベーションを維持しながら完走できた」、「メンターのサポートが丁寧かつ充実していた」、「教材・テキストの品質がとても高い」といったものです。
また、TwitterなどのSNSでは、ディープロでひとつひとつの課題をクリアする毎に達成感を得た人たちのコメントが多く確認できます。
こうしたディープロの前向きな感想や高評価は、サービスのどのような点から来ているのでしょうか。
次の章の「ディープロに登録するメリット」で詳しく見ていきましょう。
ディープロ(DPro)に登録するメリット
「本気でWebエンジニアを目指したい」を実現する仕組みがある
他のプログラミングスクールと一線を画すディープロの特徴としてあるのが、「現役エンジニアさながらのカリキュラム」です。
Webアプリケーション開発で必要となる技術を網羅的に学べるほか、1日のレッスンスケジュールも以下のように濃密なものとなっています。
ディープロの1日の流れ(4ヵ月短期集中コースの場合)
10:00 | 朝礼(スクラム) | 今日の学習計画を書き出し、一人ずつ発表する/ 講師より連絡事項を共有する |
---|---|---|
10:15 | 教材学習&課題 | 学習時間。不明点があればクラスメイトや講師に質問する |
12:00 | お昼休憩 | |
13:00 | 自由学習時間 | 技術記事を作成する/キャリア相談を受ける/IT資格に挑戦する |
14:00 | 教材学習&課題 | 学習時間。不明点があればクラスメイトや講師に質問する |
15:00 | ペア開発&ディスカッション | ・ペア開発: 2人で話し合いながら開発する ・ディスカッション: 技術についてクラス全体で深掘りする |
18:30 | 終礼 | 今日の学習を振り返り文章化する。1人ずつ発表をする |
19:00 | 終了 | 2時間の自習 |
学習中に不明点があった際は、チャットなどを通して講師・メンターにすぐに質問できます。
また、常に一緒に学ぶ受講生がいるため、適度な競争意識と緊張感をもって、課題を進められます。
「Webエンジニアのキャリアを、共に歩む仲間」が見つかる
ディープロを利用した人たちの評判・口コミからは、「一緒に学ぶ生徒の存在が、励みになった」という声が多く見られます。
先に紹介した「ディープロ1日の流れ」にもあったとおり、ペア開発やチームディスカッションの機会がふんだんにあり、気づきや刺激を与えあいながらの学習が期待できるでしょう。
コース修了後も、ディープロが毎月開催するイベントに参加できます。
イベント内容は、就職活動に関わるものや、エンジニアの情報交換などさまざま。
ディープロで学んだ後も、引き続き繋がっていられる仲間を見つけられるでしょう。
就職・転職までのキャリアサポートが充実している
就職・転職に向けて取り組む人には、入校から10ヵ月の就職サポートを受けられます。
ディープロの「10ヵ月間の就職サポート」の内容
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策・模擬面接の実施
- キャリア相談
- 卒業生の就活成功談イベント
- 就活ガイダンス
ディープロでは、年齢や経歴に関係なくキャリアサポートで就職・転職までの支援を受けられます。
30代・40代でも、ディープロからエンジニア転職に成功した事例が多くあるのです。
ディープロ 就職サポート責任者 野呂 浩良さんのコメント(公式サイトより)
-
2015年にプログラミングスクールを創業して以来、1,000人を越える受講生たちの新しいキャリアへの挑戦のサポートをしてまいりました。
ITエンジニアへの転職、ITエンジニアとのコミュニケーション、社内業務の自動化、フリーランスとしての独立、ITサービス開発と起業、IT業界の特徴など、どのようなテーマでも実体験に基づいてお話しすることが可能です。
ディープロ(DPro)のデメリット・注意点
続いては、ディープロを利用する際のデメリットについても見ていきましょう。
注意する点は、以下の2つです。
受講料はやや高め
ディープロの受講料は、4ヵ月短期集中コースで797,800円、6ヵ月集中コースで398,000円です。
経済産業省認定「教育訓練給付金」を利用すれば実質費用はかなり安くなりますが、それでも数十万円のコストに慎重になる人もいるでしょう。
参考:ディープロの各コース別受講料
コース名 | 期間 | 受講料 |
---|---|---|
4ヵ月短期集中コース | 4ヵ月 | 797,800円 ※経済産業省認定「教育訓練給付金」の利用で実質239,340円 |
6ヵ月集中コース | 6ヵ月 | 398,000円 ※経済産業省認定「教育訓練給付金」の利用で実質119,400円 |
月額制プラン | – |
|
※2024年7月時点の料金。金額は税込みです。
ただし、他のプログラミングスクールと比較した際に「ディープロの受講料が特別高い」ということはありません。また、学びの効果を期待するのであれば、ここでかかる費用を「将来への投資」と見るべきでしょう。
一方で、プログラミングスクールのなかには「無料スクール」や「低価格のスクール」もあります。
とうぜん学べる内容やサポートの質も変わりますが、価格優先でスクール選びをする人はチェックしておくとよいでしょう。
以下の記事でも、無料スクールはじめお得なプログラミングスクールをいくつか紹介しています。
興味のある人はチェックしてみてください。
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必ずしも「卒業」「就職」できるとは限らない
ディープロは、Webアプリケーション開発エンジニアとして「必ずスキルを得られる」こと、または「就職・転職できること」を保証していません。
実現するための最適な環境は用意しますが、目標達成するかはその人の頑張りにかかっています。
ディープロの「悪い評判・口コミ」でも紹介した通り、やる気を維持できなかったり、途中で諦めてしまったりといった人も過去にいます。
ディープロに限らず、プログラミングスクールは以下の3点を意識することが大切です。
これらの意識がまだ持てない人は、すぐに登録せずに再度「自分はなぜプログラミングスクールに通いたいのか」を自答しておくとよいでしょう。
- 目標意識を持つ…プログラミングスクールに通って、具体的にどうなりたいか。また、2年後、3年後に自分はどうなっていたいか。
- 学習時間を確保する…スクールのカリキュラムに合わせて、1日のサイクルに学習時間が組み込めるように毎日のスケジュールを調整する
- 「能動的」に学ぶ…講師やメンターからの説明・アドバイスを待つことなく、自分からスキル習得に向けて主体的に行動する
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ディープロ(DPro)の登録・利用に関するよくある質問(FAQ)
Q1 エンジニア未経験ですが、入校可能ですか?
登録可能です。
ディープロはエンジニア未経験の方を対象としたプログラミングスクールです。
Webアプリケーション開発の知識がゼロからでも学習ができる、カリキュラムとサポート体制が用意されています。
Q2 スクールについて詳細を訊きたいのですが、質問可能ですか
可能です。
ディープロでは、入校前に無料個別相談を実施しています。
ディープロの無料個別相談で行えること
コースの説明 | 各コースの学習方法や学習スケジュール、就職サポートの説明を受けられます。 |
---|---|
マンツーマンキャリア相談 | エンジニア転職の動向を説明し、多種多様なエンジニアのキャリアについて相談できます。 |
マンツーマン学習相談 | プログラミング言語の選び方や、学習で躓いている点や不明点・不安点など、何でも相談できます。 |
インターネット上から、希望日時を選んで相談の予約ができます。
詳しくは、以下サイトをご覧ください。
Q3 「合わないな…」と思ったときに、受講料の返金は可能ですか?
入校日より14営業日以内に解約を申し出た場合は、全額返金が可能です。
Q4 年齢制限はありますか?
ディープロでは、年齢制限を設けていません。意欲のある方であれば何歳でも受講可能です。
Q5 スクール受講中は、どのくらいの勉強時間が必要ですか?
ディープロでの勉強時間は、おおよそ以下のとおりです。
コース名 | 毎日の学習時間 |
---|---|
4ヵ月短期集中コース | 毎日8時間から12時間 |
6ヵ月集中コース | 平日1時間から2時間、休日は5時間ほど |
- 参考
- FAQよくある質問
「集中コース」の名の付くとおり、期間内はプログラミング学習にしっかり時間をかけつつの生活になることが見込まれます。
入校前に、スケジュールと生活サイクルの調整と見直しを行っておくとよいでしょう。
まとめ)ディープロ(DPro)の特徴・評判 まとめ
ここまでのディープロの特徴・評判をまとめましょう。
ディープロの特徴
- 4ヵ月で「エンジニア実務経験1年」と同等のスキルが身に付くコースがある(4ヵ月短期集中コース)
- 共に学ぶ仲間と触れ合える機会がふんだんにある
- 就学後、実務経験1~3年が必要な優良企業への「内定実績」が多数ある
- キャリアサポートの年齢制限なし。30代以上でも 約9割がエンジニア就職を決めている
ディープロの評判・口コミで多く見られる意見
- モチベーションを維持しながら完走できた
- メンターのサポートが丁寧かつ充実していた
- 教材・テキストの品質がとても高い
- 未経験からエンジニア転職に成功できた
ここまで紹介したとおり、ディープロを利用した人たちからの評判・口コミは非常に高評価のものが多いです。
多くのプログラミングスクールが「20代から30代前半まで」と若年層をターゲットとしているのに対して、年齢制限を一切引かずにいるのも、ディープロの大きな特徴です。
未経験からWebアプリケーションエンジニアを目指そうとする人、30代以降で「これからプログラミングを本格的に学びたい」人にとって、ディープロへの入校はぜひ検討しておきたい選択肢のひとつです。
「いちど話を聞いてみたい」という人は、無料個別相談に申し込んでみましょう。