『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

【介護士向け】高齢者とのコミュニケーションが難しい理由と3つの対策法

[最終更新日]2026/04/14

このページには広告リンクが含まれています
みんなの転職「体験談」。は、⼀部の企業とアフィリエイトプログラムを提携し情報提供を⾏っております。 当サイトを経由してサービス利⽤があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取ることがありますが、提携の有無などによって当サイトでのサービス評価が影響を受けることはありません。 また当サイトで得た収益に関しては、閲覧頂く皆さまにより役⽴つ情報をご提供できますよう、コンテンツ品質の向上に還元しております。
介護の仕事で「高齢者とのコミュニケーションが難しい」と悩んだら

介護の現場では、高齢者とのコミュニケーションに悩むケースが少なくありません。利用者に怒られたり、悲しまれたりすると、介護職員自身もつらい気持ちになるものです。

高齢者の方とのコミュニケーションが不安…
もっとうまく会話し、仕事をスムーズに進めたい
どうしてコミュニケーションがうまくいかないか、要因を教えて!

本記事では、介護職員の方々のそんな悩みに応えていきます。

この記事でわかること(早見表)

  • 高齢者とのコミュニケーションが難しい理由は?
    → 加齢による聴力・視力・認知機能の低下、エリクソン発達理論の「自我統合 vs 絶望」段階による心理的変化、認知症に伴う記憶・認識の変容が主な原因。個人差が大きいため画一的な対応が通用しにくい。
  • 高齢者に怒られた・悲しまれた時の対応法は?
    → 感情を否定せず、まず「辛かったですね」「そうですね」と受け止めることが最優先。反論・説明・正論の押し付けは逆効果になることが多い。その場の感情に寄り添った後で冷静に対応する。
  • 介護で高齢者と会話するコツは?
    → ①ゆっくり・はっきり・短い言葉で話す②正面から目線を合わせる③笑顔・うなずき・優しい接触(肩や手など)を活用する④一度に多くを伝えず、1つずつ確認しながら進める。の4点が基本。
  • 認知症の方とのコミュニケーションで注意すべきことは?
    → 「今日は何日か覚えていますか?」など記憶の欠如を確認するような質問はプライドを傷つけ不安・興奮を招く。「今日も来ましたよ」「一緒に〇〇しましょう」など感情・行動を共にする言葉かけが有効。
  • 介護職員の転職に向いているエージェントは?
    → レバウェル介護(求人数・職場環境情報が豊富)が代表的。他にジョブメドレー介護・マイナビ介護職・介護ワーカーを複数登録するのがおすすめ。

目次

1)介護職員が高齢者の方とのコミュニケーションが難しくなる時

#1 入浴や食事前のアクション #2 相手の機嫌が悪いとき #3 認知症の方とのコミュニケーション

介護職員が高齢の利用者とコミュニケーションが円滑に進まないシチュエーションは、主に以下の3つがあります。

これらに利用者の方々の性格や行動特性が加わり、コミュニケーションの難易度が増すことが多いです。

#1 入浴や食事などのアクション前

「入浴」「食事」「排泄」など、日常生活で必要な何かしらのアクションを起こす前は利用者とのコミュニケーションが難しくなりがちです。具体的には「拒否」などが起こります。

そして、そのように難しくなってしまう理由は、利用者が嫌がることが何かしらあるからです。

例えば入浴を嫌がる利用者がいた場合、「衣服の着脱が面倒」「人に身体を見られるのが恥ずかしい」など、様々な要因が絡み合って拒否という行動に繋がることがあります。

こうした日常生活関連の介助は、ひとつの滞りがあると次の仕事も遅れが出てしまうケースが多いです。逆に言うと、上手なミュニケーションを取ることで、業務効率の改善に繋がることも多いです。

#2 相手が機嫌を損ねているとき

どの場面でも利用者が一度機嫌を損ねてしまうと、コミュニケーション滞りがちです。機嫌をどう直せばいいのか、判断に迷ったことのある方も多いのではないでしょうか?

これは主に高齢による精神状態の変化が影響して起こると考えられており、「あの人は頑固でわがままだから…」と決めつけるべきではありません。ほかにも、認知症の影響による反応であることもあります。

もちろん、頑固な性格が要因であることもありますが、「孤立感」「衰えによる不安」「死への恐怖感」といった高齢者特有の感情が起因となっているケースが多いことを介護職員は知っておく必要があります。

#3 認知症の方とコミュニケーションをとるとき

認知症の進行が原因で、コミュニケーションが円滑に進まないケースは多く見られます。

最も割合の多いアルツハイマー型認知症では、「物忘れ」「判断能力の低下」「場所や時間感覚の迷い」などが症状として表れます。

認知症が進行している方とのコミュニケーションでは、まず症状を正しく理解することが重要です。

症状が進み言葉を発するのが難しい場合でも、表情や身振り手振りを観察するなどで、コミュニケーションを取ることは可能です。
そのためには、利用者の方に寄り添う気持ちとそのための行動が求められます。

2)高齢者の心理状況を知る

ここからは、具体的な高齢者の心理状況を知るべく、エリクソンの発達心理学を解説します。

エリクソンの発達心理学では、人生を「乳児期」「青年期」など8つの時期に分け、それぞれの時期で役目や課題が異なることを説いています。

エリクソンの発達心理学における老年期の心理

老年期(65歳~)|●統合性:過去と現在を肯定することで、残りの人生を穏やかに過ごせる vs ●絶望:社会からの孤立や病気、身体の衰えから絶望を感じることも

60歳以降の老年期には、年齢と環境の変化から2つの絶望といいます。

  • 社会からの孤立からくる絶望
  • 病気、身体の衰えからくる絶望

筆者も以前老人ホームで働いていた時、「私なんてどうせ独りだし、死んだ方が良いのよ」が口癖になっている女性利用者を担当したことがあります。
こうした慢性的なうつ状態は、上に挙げた2つの絶望が影響していることが多いです。

また、不安感が拭えずにいることから、精神的に不安定になったり、攻撃的になったりする利用者の方もいました。

一方でその方は、一人になったとたん寂しそうな様子を見せることも多かったです。

認知症の方の心理

周辺症状。中核症状。

認知症においては、主に2つの症状が見られます。

1つが中核症状というものです。これはアルツハイマーなどによって脳細胞が破壊され、もともと脳が担っていた正常な働きができなくなって起こる症状のことです。

もう1つが周辺症状というものになります。これは中核症状によって二次的に引き起こされる症状のことであり、別名を「行動・心理症状」と言います。例としてよく挙げられるのが、徘徊などです。

認知症の方が突然怒ったり、不安そうな発言をしたり、無関心な様子を見せるのも、この周辺症状が原因だといわれています。

こうした症状を知っておかないと、介護職員が利用者の方が望むコミュニケーションを取ることは非常に難しいでしょう。

まずは「これらの不安定な行動は認知症の症状が原因だ」ということを認識し、「どうコミュニケーションを取ればお互い安心できるかな?」という前向きな姿勢でいることが大切です。

3)高齢の利用者とのコミュニケーションを円滑に行うための対策3つ

#1 まずは相手の言葉を傾聴する#2 落ち着いた声でゆっくりと話す#3 表情やボディランゲージを活用

#1 まずは相手の言葉を傾聴する

不安感から生じる「攻撃性」が見られる利用者の方には、とにかく真剣に聞く「傾聴」が大切です。

高齢者の持つ孤独感や不安感を払しょくするには、何よりも私は味方という気持ちを伝えることです。しっかりと話を聞き、共感の姿勢を見せるように心がけましょう。

おすすめは、「相槌・復唱・質問」を意識することです。
そうですよね…。物忘れが酷いと辛いですよね…。他にも辛いこととかは無かったですか?」という風に話しかけ、繰り返していきます。

その際は、利用者の方から「一緒に悩みを乗り越えようとしてくれている」と伝わるようにコミュニケーションを取ることが大切です。

傾聴のポイント

ポイント 説明
相手を尊重し、理解しようとして話を聴く 傾聴の目的は、「相手をより深く理解すること」です。「相手のことはわかっている」という固定観念をなくし、相手がまだ気づいていない本心や無意識の感情にまで耳を傾けます。
頷きや相槌、表情で、対話を促進する 頷きや相槌、表情を使って相手に関心を示すことで、相手が話しやすい雰囲気を作ります。これにより、相手は自分の話がしっかり聴かれていると感じ、対話がスムーズに進みます。
適宜確認や要約を入れ、話を整理する手助けをする 相手の話の要点を確認し、要約することで、話の内容を整理する手助けをします。相手は自分の話が理解されていると感じ、また、自身の考え・想いをより明確にしていけます。

#2 落ち着いた声でゆっくりと話す

高齢になると、高音域の音が聞きづらくなったり、早口の会話に付いていけなくなったりすることが多くなります。

できるだけ落ち着いて、ゆっくりと話すように心がけることが大切です
こちらから情報を伝える際は、わかりやすく一文を短めに区切って伝えるとよいでしょう。

また、ときに介護職員であるあなたの状況についても、正直に伝えるようにしてください。

たとえば、他の仕事が重なり忙しい時は、「すみません、忙しいから、少しだけ待っていてください」と伝えることで、大抵の利用者の方は待ってくれます。

#3 表情やボディランゲージを活用する

人は会話の内容よりも、「表情」「ボディランゲージ(身振り手振りなど)」から相手の感情を読み取ることが多いといいます。

そのため、表情は可能な限り笑顔で接し、会話が楽しいということが伝わるようにボディランゲージも活用するとよいでしょう。

筆者は過去に、やや性格が頑固な利用者の方に対して苦手意識を持ってしまったことがあります。
コミュニケーションを取る際は互いに強張った表情でしたので、結果として感情の「負の連鎖」が起きやすく、入浴拒否や無視をされてしまいました。

その後、同僚から私の表情・態度について指摘を受けて、それから笑顔を作るように努めたところ、あるとき利用者の方からも笑顔を返してくれたのです。その後はこれまでの苦労が嘘であったかのように、スムーズな介助ができました。

FAQ|高齢者とのコミュニケーションでよくある質問

FAQ

Q1)高齢者とのコミュニケーションが難しいと感じる原因は何ですか?

高齢者とのコミュニケーションが難しく感じる原因は、大きく3つあります。

①加齢による身体的変化。聴力の低下(高音域が聞こえにくくなる)・視力の低下・反応速度の遅れなどにより、通常のスピードや声の高さでは伝わりにくくなります。

②心理的変化。心理学者エリクソンの発達理論では、老年期は「自我統合 vs 絶望」という課題を抱える段階とされており、自分の人生を受け入れられているか否かで感情の安定度が大きく変わります。孤独感・無力感・死への不安が強い方は、些細な言葉に傷ついたり怒ったりしやすい状態にあることがあります。

③認知症による影響。記憶・認識の変容により「自分が今どこにいるか」「この人は誰か」がわからなくなる場面が生じます。この混乱が会話の困難さや感情的な反応につながります。

これらの要因は個人差が大きいため、「この人にはこう接する」という個別理解が、介護職員にとって最も重要なスキルになります。

Q2)利用者(高齢者)に怒られてしまった・悲しまれてしまった時の対応法を教えてください。

利用者に怒られたり悲しまれたりした場面での対応は、「感情を受け止める→落ち着いて解決策を探す」の順番が基本です。

まずやるべきことは、相手の感情を否定しないことです。「違います」「そんなことはないですよ」という反論は、相手の感情を無視していると受け取られ、さらに興奮させてしまいます。「そうでしたか、辛かったですね」「ご不満をおかけしてしまい申し訳ありませんでした」と、まず感情を受け入れる言葉かけをすることが先決です。

次に、感情が落ち着いてきたタイミングで状況の確認・対応策の提案に移ります。急いで正論を言おうとしたり、すぐに問題解決に移ろうとすると、「話を聞いてもらえていない」と感じさせてしまいます。

自分だけで抱え込まず、上司・チームに共有することも重要です。対応が難しいケースは組織で取り組むべき課題であり、一人で解決しようとするのは精神的に消耗します。

Q3)高齢者と上手にコミュニケーションをとるためのコツを教えてください。

高齢者と良好なコミュニケーションをとるためのポイントを4つご紹介します。

①ゆっくり・はっきり・短い言葉で話す。聴力が低下している方には、「声を大きくする」より「低い音域でゆっくり・はっきり」が伝わりやすいです。一度に多くの内容を話すのではなく、一言ずつ確認しながら進めましょう。

②正面から目線を合わせる。目線が合うと「ちゃんと話しかけてもらえている」という安心感につながります。立ったまま上から話しかけるのではなく、椅子に座った方の目線に合わせてかがむことが大切です。

③笑顔・うなずきを意識する。言語情報より表情・態度からの印象が大きく影響します。穏やかな笑顔・視線・うなずきは「この人は安全だ・話しかけていいんだ」という安心感を生みます。

感情に寄り添ってから行動へ。「〇〇しましょう」と行動を促す前に「今日も会えてよかったです」「調子はいかがですか?」と感情に寄り添う一言を添えると、スムーズに次の行動へ移ってもらいやすくなります。

Q4)認知症の利用者と接する際に注意すべきことはありますか?

認知症の利用者と接する際は、「正す・確認する・急かす」の3つを避けることが基本です。

①正さない。「今日は〇月〇日ですよ」「さっきも言いましたよね」など事実を正そうとする言葉かけは、本人の自尊心を傷つけ、混乱・不安・興奮を招きます。たとえ事実と異なることを言っていても、「そうですか」と一度受け入れた上で穏やかに誘導する(ユマニチュード技法・バリデーション等)のが有効です。

②確認的な質問を多用しない。「今日のご飯は何でしたか?」「私が誰かわかりますか?」のような質問は、記憶の欠落を突きつける形になり、不安や焦りを高めます。

③急かさない。認知症の方は情報処理に時間がかかる場合があります。「早くしてください」は混乱を増幅させます。時間に余裕を持ち、待つことが大切です。

代わりに有効なのは「一緒に○○しましょう」という共同行動の促しと、笑顔・アイコンタクト・優しいタッチングです。感情的な記憶(温かい・嬉しい・安心)は認知症が進んでも残りやすいため、感情に働きかけるコミュニケーションが特に有効です。

Q5)介護職員が転職するときに利用すべきエージェント・サービスはどこですか?

介護職員の転職に強い専門サービスとして、以下の4つが特によく活用されています。

レバウェル介護:介護職に特化した転職エージェントで、求人数が多く、職場の内部情報(職員の雰囲気・離職率・残業の実態等)を教えてもらいやすいのが強みです。現場経験のある担当者からのアドバイスが受けられます。

②ジョブメドレー介護:医療・介護・保育の求人に特化した求人サイトで、豊富な求人数から自分で検索・直接応募できるのが特徴です。パート・派遣・正社員と雇用形態も幅広く揃っています。

③マイナビ介護職:担当アドバイザーが一人ひとりの希望に合わせて求人を紹介してくれるエージェント型サービスです。面接対策・条件交渉のサポートも充実しています。

④介護ワーカー:全国対応・「こだわり条件」での絞り込み検索が便利な介護特化サービスで、希望に合った求人を探しやすいのが評価されています。

複数に登録して担当者の相性・求人の幅を比較することが、よりよい職場を見つける近道です。

【まとめ】高齢者の心理を理解し、円滑なコミュニケーションを

高齢になると様々な不安から、コミュニケーションが円滑にいかないケースが多くなります。

その際は、傾聴の姿勢、表情やボディランゲージなど、「相手を理解しようとする前向きな姿勢」を意識することで、利用者の方々の不安を軽減していくことができます。

相手を理解し、サポートすることができれば、介助もより円滑に進むはずです。

介護職員の転職におすすめの転職エージェント[PR]

レバウェル介護

レバウェル介護
公開求人数 約20万件(2026年1月現在)
対応職種・業種 介護職
特徴
  • 介護系職種が専門の転職エージェント
  • 未経験・無資格から就業可能な案件も保有
  • 面接に同行してフォローしてもらえる
公式サイト

介護業界への転職支援に特化した転職エージェントです。
介護職への転職の際は、職場環境の事前リサーチがとくに大切となりますが、レバウェル介護では求人企業を熟知するアドバイザーが担当になって、あなたにマッチする職場を提案してくれます。

なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする方向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]