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介護職の手当にはどんな種類がある?全13種と具体的な金額を徹底解説

[最終更新日]2024/05/07

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介護職の手当にはどんな種類がある?全13種と具体的な金額を徹底解説

介護士ってどんな手当があるの?
自分は手当をちゃんともらえているのかな?
もし全部の手当を利用すれば、どのくらい給料が上がるの?

平均給与が低いと言われている介護業界。しかし手当を使いこなせば、実質的に数十万円以上給与をアップするけーすもあります。

目次

まずは、介護職の仕事でよくある手当全13種をざっと紹介します。

手当の種類 説明
通勤手当 上限が設けられていることも多い。訪問介護の場合は電動自転車が貸与されることもある。
残業・時間外手当 時間外労働をした場合の手当。急遽休日での出勤となった場合も支給されることが多い。
夜勤手当 夜勤にて働いた場合、労働基準法で定められている割増賃金とは別で支給される。
資格手当 介護福祉士を持っている場合+2万円などの水準が多い。
処遇改善手当 国が定める処遇改善加算により、支給される手当。
役職手当 管理者になると手当が付く。
健康手当 健康診断の費用負担、インフルエンザ予防接種負担など。
住宅手当 住宅費用を補助するために支給される。自宅からの距離など、支給条件がある場合が多い。
引っ越し手当 引っ越しの際に支給される。
扶養・育児手当 配偶者や子ども、両親など扶養者がいる場合に手当が出る。
勤続手当 長く働いているともらえる手当。
皆勤手当 欠勤せずに働いた際にもらえる手当。
介護手当 身の回りで介護が必要になった際、支払われる手当。

このなかでも特に「夜勤手当」「資格手当」「役職手当」「処遇改善手当」は、多くの介護事業所で採用されています。
それぞれがどんな手当なのか、詳しく解説します。

夜勤手当

夜勤手当…夜勤を行った場合に、事業所から支給される手当 1回につき4,000円~8,000円を支給する事業所が多い。施設によっては一万円を超えることも。

夜勤を行った場合に、事業所から支給される手当です。

労働基準法で定められている「深夜割増賃金」と、各事業所が任意で設けている福利厚生として支給されるものがあります。

多くの事業所では1回につき〇円という形での支給が多く、手当に該当する時間帯も会社が任意で設定しています。(深夜割増賃金に該当する時間帯は、22:00~5:00です。)

夜勤手当の具体的な金額としては4,000円~8,000円が多いです。施設によっては1万円を超えることもあり、各事業所によって大きく変わります。

  • 4,000円の夜勤手当→月5回で20,000円/年間24万円
  • 8,000円の夜勤手当→月5回で40,000円/年間40万円

上記のように、夜勤手当の金額によって年収が数十万円もの差になることがあります。
夜勤のある職場に就職・転職する予定の方は、こうした夜勤手当の額もしっかりチェックしておくことをおすすめします。

資格手当

資格手当…取得資格によって、支給される手当 ・介護職員初任者研修:2,000円~3,000円 ・介護福祉士実務者研修:3,000円~5,000円 ・介護福祉士	:10,000円~30,000円

「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」などの資格によって、手当が支給されます。

資格手当の金額は企業によって異なりますが、以下のような額になることが多いです。

介護資格 支給手当(概算)
介護職員初任者研修 2,000円~3,000円
介護福祉士実務者研修 3,000円~5,000円
介護福祉士 10,000円~30,000円

とくに、介護業界で唯一の国家資格である介護福祉士は、収入アップに大きく影響します。

また、企業によっては「資格取得支援」をしてくれることも多く、研修費用の数万円を全額負担してくれることもあります。

これから介護の職場に就職・転職する方は、こうした資格手当や資格取得支援の取り組みについても、事業所のHPなどで確認しておくとよいでしょう。

役職手当

役職手当…課長や部長、施設長など役職者に支給される手当 基本給の1割~2割程度をつけている企業が多い。施設長など管理者の平均給与はおよそ月36万円。

課長や部長、もしくは施設長など役職者に支給される手当です。他手当と同じく、支給額は企業によって異なります。

基本給の1割~2割程度をつけている企業が多いですが、責任が増すことに比例して、仕事量も増えることが多いです。

「公益財団法人・介護労働安定センター」の調査では、施設長など管理者の平均給与は「およそ月36万円」となっています。
一般的な介護職員の平均給与の「およそ23万4,000円」よりも、10万円以上高い金額です。

参考:『平成 30 年度 「介護労働実態調査」の結果』公益財団法人 介護労働安定センター

処遇改善手当

処遇改善手当…介護職員処遇改善加算によって、事業所が一定の要件を満たすことで支給される手当 おおよそ月額12,000円~37,000円ほどの加算が受け取れる制度。現在9割以上の事業所が取得もしくは届け出をしている。

介護業界の人手不足問題を解決するために定められた制度が、「介護職員処遇改善加算」です。
事業所が一定の要件を満たすことで、賃金を上げるためのお金が国から支給されます。

介護職員の給与額で換算すると、おおよそ月額12,000円~37,000円ほどの加算が受け取れる制度となっており、現在は9割以上の介護事業所が取得もしくは届け出をしています。

処遇改善加算を実施した事業所の平均給与額は、平成29年度から平成30年度にかけて10,850円増加したというデータもあります。

参照:
『平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要』厚生労働省

介護企業によくあるお得な「福利厚生」 ・資格取得支援・食事補助・慶弔見舞金・サークル活動費支援・入社お祝い金

手当とは異なりますが、介護企業によくあるお得な「福利厚生」を6つ紹介します。

福利厚生の種類 説明
資格取得支援 初任者研修、実務者研修、介護福祉士などの資格取得費用を負担してくれる。試験対策講座を無料で受けられることも。
食事補助 昼食200円など、利用者と同じ昼食を格安で食べられることが多い。
慶弔見舞金 親族が亡くなった際などにもらえる見舞金。
サークル活動費支援 社内で行われているサークル費を支援してくれる。
入社お祝い金 入社したらもらえるお金。

特に資格取得支援は、金額にすると大きいです。介護職員初任者研修は5万円~12万円、介護福祉士実務者研修は14~15万円(無資格の場合)が無料になることもあります。

なお、こうした福利厚生の取り組みは、各事業所・企業のHPや求人サイトで確認できます。

ユニークな福利厚生を紹介

ここまでに紹介してきた以外にも、独自の福利厚生を取り入れている企業は多いです。

ここからは、いくつかの事業所・企業で見受けられた「ユニークな福利厚生」を紹介します。

福利厚生の制度 説明
時短制度 1日6時間など、プライベートに合わせて変則的に働ける制度。
友人紹介制度 友人を自社に紹介し、入社すれば数万円が受給される制度。
書籍購入支援 仕事に関する書籍の費用を会社が負担してくれる制度。
飲み会補助制度 親睦を深めるための飲み会費を負担してくれる制度。
リフレッシュ休暇制度 長期休暇など、休息をとるための休みが取得できる制度。
社員寮完備 月10,000円など、格安の寮によって家賃を抑えられる。

このほか、観光やホテルの宿泊、ジムやレジャー施設の利用が割引されるといった福利厚生を設けているところもあります。

ただし、こういったユニークな福利厚生は採用時のアピールとして設けられていて、実際の利用率は少ないといったケースも少なくないので注意しましょう。

手当や福利厚生で「基本給の低さ」をカバーする事業所・企業も多い

ここまで紹介してきたお得な手当や福利厚生ですが、「人件費を設定しやすくする」という理由で設けられていることもあります。

手当や福利厚生は会社都合で調整しやすく、事業所からすると「基本給よりも簡単に減額できる(=人件費を抑えられる)」のです。

実際に転職サイトの求人を見ても、多くが「月給25万円(処遇改善手当、資格手当、役職手当、夜勤4回を含む)」など、手当・福利厚生を含めた額で掲載しています。

そのため、就職や転職をする際は、まず減額されづらい基本給がいくらなのかを把握することが大切です。
各種手当や福利厚生は副次的なものであり、かつ会社の都合でなくなる場合もあることを忘れないようにしましょう。

ここまで紹介した手当・福利厚生を活用した場合、実質的な給料はどのくらい上がるのでしょうか?

今回はAさんという仮の介護士が、「通勤手当」「夜勤手当」「資格手当」「処遇改善手当」「食事補助」を受けた場合を例に計算してみます。

多くの事業所や企業で採用されている手当のみを選んでいますので、自分が受けている手当や福利厚生と比較しつつ参考にしてみてください。

【具体例】基本給20万円の介護士の場合

特別養護老人ホーム勤務。夜勤ありで通勤は電車という条件で計算してみます。

特別養護老人ホーム勤務で基本給20万円の介護士の場合:基本給と合わせて月28万8千円の収入に!
対象になる手当 具体的な手当内容
通勤手当 電車で1時間。月額+25,000円
夜勤手当 月5回。1回につき5,000円と想定し、+25,000円
資格手当 介護福祉士所持。基本給+20,000円の資格手当あり
処遇改善手当 事業所によって変わるが、今回は基本給+12,000円と設定
食事補助 通常500円の昼食が200円に。月換算で+6,000円

これらを合計すると、年収は361万2,000円となります。基本給は年収240万円なので、プラス120万円ほど上がることになります。

役職手当資格取得支援などが利用できれば、さらに年収は大きくなります。

どちらも職場によって支払いの有無と金額が違うため、職場選びの際は要チェック!

ここまで紹介してきた手当以外にも、「賞与」と「退職金」の有無で給与は大きく変わります。双方とも支払いの義務はないため、職場選びの際はぜひチェックしておきましょう。

ところで、賞与と退職金の有無って年収にどのくらい変化が出るのでしょうか?

まずは賞与にて、基本給が月20万円の給与のBさん・Cさんで考えると…

賞与 賞与額
Bさん 賞与なし +0円
Cさん 賞与あり +40万円(基本給20万×2ヵ月分)
 

賞与ありになると、数十万円単位で年収が増えます
賞与には、ボーナス・業績賞与・決算賞与といった種類があるので、どの賞与が該当するのかもチェックしておきましょう。

続けて、退職金についても見ていきましょう。

退職金は一般的に勤続年数によって額が変わり、勤続1年と勤続40年では数百万~1,000万円以上の差がつきます。

現在お勤めの事業所・企業で退職金制度があって、退職金がいくらなのか知りたい場合は、人事課などに相談してみてください。

手当や福利厚生の充実した職場を探す際は、転職エージェントを活用しよう

「手当や福利厚生の充実した職場に就職したい」と現在お考えの方は、本記事の内容を確認することで適切な職場選びがしやすくなるでしょう。

ですが、万全を期すのなら転職エージェントの利用がおすすです。
理由は、転職エージェントは求人企業のこうした手当・福利厚生の制度だけでなく、実施状況についても把握していることが多いからです。

転職エージェントは無料で利用できます。
また、介護の職場の詳しい情報を教えてくれるほか、あなたの適性や志向に合わせての職場紹介をしてくれます。

以下におすすめの介護職向けの転職エージェントを紹介しますので、ご自身にマッチしそうと思えるところから利用を検討してみてください。

レバウェル介護

レバウェル介護。あなたらしく働ける介護を。レバウェル介護は、介護のお仕事探しを支援するサービスです。

介護系転職サービスでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。

レバウェル介護は介護・福祉に特化した転職サービスの中ではとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」人におすすめです。

求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。

なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする方向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護職の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。

サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が多数見受けられます。

レバウェル介護の特徴

特徴
  • 介護業界の求人数は国内トップクラス
  • 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポート
  • 未経験・無資格OKの求人も多数
サービス対応地域 全国
公開求人数 約19万件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

レバウェル介護は正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している方はこちらよりご登録ください。

かいご畑

介護の求人・転職・募集ならかいご畑

「介護職の仕事は未経験/経験が浅い…」という人におすすめのエージェントです。資格取得サポートなど、実務経験を積むための様々な支援を受けられます。

かいご畑は介護・福祉系の転職支援に特化した、転職エージェントです。

同サービスの大きな特徴は、「無資格/未経験からの転職支援に強い」、「働きながら資格取得できる仕組みがある」の2点。

サポートにあたっては転職者一人ひとりに専任のコーディネーターが就き、現在の経験と希望条件をヒアリングしたうえで、キャリアへのアドバイスと求人紹介を行ってくれます。

働きながら資格取得を目指せる「キャリアアップ応援制度」では、介護職の中級・上級資格である「実務者研修」「介護福祉士」への対策講座を無料で学べます。

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」人に、かいご畑はとくにおすすめです。

かいご畑の特徴

特徴
  • 無資格/未経験でも求人紹介が可能
  • 働きながら無料で資格取得が目指せる「キャリアアップ応援制度」
  • コーディネーターはいずれも介護資格を取得している業界のプロフェッショナル
サービス対応地域 北海道、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、静岡、愛知、大阪、京都、神戸、広島、福岡
公開求人数 約9,000件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」人は、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」の活用がおすすめです。

無資格・未経験でもOK

マイナビ介護職

一人ひとりに寄り添える転職を。マイナビ介護職。

「福利厚生が充実」「教育制度が整っている」などのホワイト企業の求人が多いと評判のサービス。担当のサポートも手厚いです。

マイナビ介護職は、介護転職者からの認知度No.1(※GMPリサーチ株式会社調べ 2021年7月)を獲得した、介護職専門の転職エージェントです。

大手介護施設・事業所や待遇のよい求人が多いのが特徴です。

サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価の声が多く見られます。

介護業界に詳しい担当エージェントがマンツーマンで、希望条件をヒアリングしたうえで、マッチする求人を紹介してくれます。

書類添削や面接対策といったサポートにも力を入れており、志望動機や自己PRの作成にも役立つでしょう。

マイナビ介護職の特徴

特徴
  • 介護・福祉業界に詳しいエージェントが親身にサポートしてくれる
  • 離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる
  • 大手企業や待遇のよい求人が多い
サービス対応地域 全国
公開求人数 約7.1万件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

マイナビ介護職の活用メリットの一つに「離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる」ことがあります。企業研究の際は担当からの情報を有効活用しましょう。

転職相談会も実施中

介護ワーカー

介護求人・転職なら介護求人情報サイト【カイゴワーカー】

豊富な求人を「こだわり条件で探しやすい」転職エージェント。担当エージェントのサポート品質も高いです。

介護ワーカーは、保有求人数4万件を超える(2024年2月現在)、国内でも最大規模の転職エージェントです。

全国都道府県の求人を検索でき、かつ「高額求人」「駅チカ」「研修支援有」「週休2日」などのこだわり条件での絞り込み検索に使い勝手の良さがあります。

介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれることもあり、実際にサービスを利用した人からは「担当アドバイザーのサポートに対する高評価」の評判・口コミが多く見受けられます。

介護ワーカーの特徴

特徴
  • 常時9万件の求人数を用意
  • 介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
  • 「こだわり条件」により希望条件を満たした求人を見つけやすい
サービス対応地域 全国
公開求人数 約4.3万件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

豊富な求人から希望する職場を見つけやすいのがカイゴワーカーのメリット。担当との面談前に、登録後に確認できる求人一覧から目星をつけておくとよいでしょう。

スカウトからの内定率1.7倍

まとめ)介護職手当は種類が多い!あらかじめ知っておけば大きな年収アップにも。

介護業界は独自の手当が多く、場合によっては数十万円から数百万円ほど年収に差が出ます。
自分の会社にはいくつ手当があり、どの手当が支給対象になるのかを生涯年収単位で計算してみましょう。

ですが、手当や福利厚生は会社都合で制度がなくなることまります。

そのため、「あくまで副次的なもの」という意識を忘れず、手当に注目し過ぎないバランスが重要です

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