UI/UXエンジニアになるには?未経験から転職成功するためのポイント3点
[最終更新日]2024/08/16
これまでIT技術に求められてきたことは、スピードや正確性が主体でした。これは同じことを繰り返し行うことが得意なコンピューターの特性を生かしたものです。
しかし技術の進展に伴い、ITはユーザーの使いやすさや楽しさ、満足などを実現するために使われるようにもなりました。これにより、UIエンジニアやUXエンジニアといった職種が重要性を増しています。
目次
1)そもそも、UI/UXとは何を指すのか?
UIはユーザーインターフェースと呼ばれ、コンピューターと利用者との間で情報をやり取りする仕組みの総称をいいます。
Webサイトやスマートフォンアプリの「見た目」は、代表的なUIです。UIを構成する項目には、以下のものがあげられます。
- 文字のレイアウトやフォント、大きさ
- ボタンやテキストボックスの種類や配置
- アイコンやイラスト、写真、ロゴなどの配置
UXはユーザーエクスペリエンス(利用体験)と呼ばれています。
Webサイトやスマートフォンアプリにおいてはこれらを利用した際に感じた、あるいは得られた体験のことを指します。以下の項目はその一例です。
- 読みやすさやわかりやすさ、使いやすさ
- デザイン
- サイトの回遊性や、手続きのスムーズさ
上記の通り、幅広い体験がUXに該当することがわかります。
UXデザイナーとUXエンジニアの「境」はなくなりつつある
他のシステムと同じように、UXでもデザイナーとエンジニアの分業が一般的でした。
しかし、現在ではその垣根もなくなりつつあります。なぜなら、利用者が満足するUXデザインを実現するためには、プログラミングのスキルやセキュリティなど、ITエンジニアとしてのスキルが不可欠であるためです。
たとえば「うっかり」を防ぐ方法として、ATMでおつりがあるときに「この後、おつりが出ます」というメッセージを表示する方法があげられます。
これを適切なフェーズで、かつ見やすく表現するには、ITエンジニアとデザインのスキルの双方が必要です。
開発時にエンジニアリングとデザインが同時に求められるため、UXデザイナーとUXエンジニアはしばしば協働して(または1人が兼任して)進めます。
UI/UXエンジニアの主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
ユーザーリサーチ | ユーザーのニーズや行動を調査し、インタビューやアンケートを実施します。 |
ワイヤーフレーム作成 | ユーザーインターフェースの基本構造を設計します。 |
プロトタイピング | インタラクティブな試作品を作成し、ユーザビリティをテストします。 |
ビジュアルデザイン | 視覚的なデザインを行い、利用者の体験と満足を促進するユーザーインターフェースを作成します。 |
ユーザビリティテスト | デザインの使いやすさを検証し、改善点を見つけます。 |
フロントエンド開発 | HTML、CSS、JavaScriptを使用してデザインを実際のWebページやアプリに実装します。 |
レスポンシブデザイン | 様々なデバイスでの表示を最適化します。 |
コラボレーション | 開発チーム、プロダクトマネージャー、マーケティングチームと連携します。 |
2)UI/UXエンジニアの仕事の流れ
UI/UXエンジニアの仕事は、どのような流れで進められるのでしょうか。
この点について「ユーザー体験に関わるデザインの5段階モデル」に触れた上で、解説を進めていきます。
ユーザー体験に関わるデザインの5段階モデル
ユーザー体験を構成する要素は、5つに分けられます。それぞれの要素について、以下の図に示しました。
画像参考元:Jesse James Garrett氏 “The Elements of User Experience”
上図の通りUXデザインは5つの段階に分けられ、それぞれが積み上げられた形となっています。
ユーザーに満足するデザインを作るためには、どのような目的で作り、どのような効果を目指すべきかという設計が欠かせません。
このため、「ユーザーの目に見える部分だけを作ればよい」などと軽んじることなく、下層にあるユーザーに見えない部分の段階からしっかりデザインを考えることが重要です。
UI/UXエンジニアの仕事の流れ
さきほど解説した通り、UI/UXエンジニアの仕事は大きく5つの段階に分けられます。それぞれの仕事の流れは以下の通りです。
前の段階を完璧に終わらせなければ次の段階に進めないというほどがんじがらめではありませんが、おおむね以下の段階に沿って進むことは覚えておきましょう。
段階 | 特徴と主に行う内容 |
---|---|
戦略 | 開発プロジェクトの目的を定める上で、最も重要な工程。どのようなサービスにするのか、ターゲットは誰なのか、想定されるユーザー体験などを決める。 リサーチや競合調査、インタビューなどが行われるのもこの段階。 |
要件 | 戦略段階で決めた内容をもとに、サービスに必要な機能を洗い出し、要件を決める。検討においてはさまざまな手法を用いて、ユーザーが体験するストーリーの想定も行なわれる。 ユーザーに必要なインターフェースを決めるのもこの段階。 |
構造 | ユーザー体験に必要な機能やインターフェースを実現するため、モデリングや情報の関連性、概念図などを決める段階。 UIモデリング図やUIクラス図などが作られる。 |
骨格 | サイトの設計図を作成し、サービスの枠組みを決める段階。 操作性や画面レイアウト、表示するメッセージはこの段階で決まるため、ユーザー体験に直接関わるフェーズとして重要。 |
表層 | 見た目や印象など、感性に関わる部分を決める工程。 色やモーションの選定、ロゴやページ全体のデザインなどがあげられる。 |
上記の通り進めることで、ユーザーに支持され続ける製品やサービスをスムーズに開発できます。
3)UI/UXエンジニアリングで必要なスキル
UI/UXは、さまざまな技術や手法を組み合わせて実現されています。
このため、デザインやプログラミングだけを知っていればよいわけではありません。
UI/UXエンジニアとして活躍するためには、以下に示す通りさまざまなスキルが求められます。
ITエンジニアのなかには「デザインは苦手」「マーケティングは営業みたいで嫌」という人もいるかもしれません。
しかしUI/UXエンジニアとして働くためには、上記にあげた4つのスキルが必要です。それぞれのスキルについて、順にみていきましょう。
プログラミングの技術
UIやUXを用いるシステムは、Webサービスとして提供されることが多いです。このため他のシステムと同様、UI/UXエンジニアにはプログラミング技術が求められます。
代表的なプログラミング言語には、以下のものがあげられます。このうちHTMLやCSSはWeb技術の基本といえますから、どの立場で関わる場合でも積極的に習得しておきましょう。
種類 | 代表的な言語 |
---|---|
フロントエンド | HTML、CSS、JavaScript |
バックエンド | PHP、Java、Ruby |
近年の開発ではLaravelなど、フレームワークを用いた開発が主流です。よく使われるフレームワークは言語ごとに異なりますから、プログラミング言語とセットで習得することをおすすめします。
参考:UI/UXエンジニアがよく利用するフレームワーク
フレームワーク名 | 説明 |
---|---|
React | Facebookが開発したコンポーネントベースのライブラリで、動的なユーザーインターフェースを構築するために使用されます。 |
Angular | Googleが開発したフレームワークで、シングルページアプリケーションの開発に適しており、強力なデータバインディングと依存性注入機能を備えています。 |
Vue.js | 軽量で柔軟性の高いフレームワークで、初心者から経験豊富な開発者まで広く使用されています。 |
Laravel | PHPで書かれたフレームワークで、シンプルで使いやすく、迅速な開発を可能にします。 |
Spring | Javaで書かれたフレームワークで、大規模なエンタープライズアプリケーションの開発に適しています。 |
Ruby on Rails | Rubyで書かれたフレームワークで、迅速な開発が可能であり、特にスタートアップ企業に人気があります。 |
Webデザインのスキル
UI/UXエンジニアが他のエンジニアと異なる特徴の1つに、Webデザインのスキルも求められる点があげられます。ここまで解説した通り、UIやUXは見た目も重要なことがその理由です。
必要なスキルは、大きく以下の2点に分けられます。プログラミングと異なるスキルであるため習得も大変ですが、頑張りましょう。
必要なスキル | 具体的な例 |
---|---|
Webデザインソフトの使用 |
|
ワイヤーフレームやプロトタイプ作成ツールの使用 |
|
なおデザインは芸術作品ではないため、自分の好きなものを描けばよいわけではありません。
あくまでも利用者に好まれるものを作るという視点を持つことを心掛けましょう。絵が得意な人は、この点に特に注意が必要です。
マーケティングのスキル
さきに解説した通り、事業の発展に貢献するUIやUXを作るためには、市場のニーズやウォンツに沿ったものでなければなりません。したがってUI/UXエンジニアには市場を正しく把握するため、以下にあげるマーケティングのスキルも求められます。
マーケティングスキル | 具体的な例 |
---|---|
統計に関する基本的な知識 |
|
Googleウェブマスターツールを使えるスキル |
|
データの収集や分析をするスキル |
|
SEO(検索エンジン最適化)のスキル |
|
上記はいずれも戦略段階で使われますから、数字の解釈を誤るとシステム自体の方向性を誤ることになります。せっかく作ったシステムを意味あるものにするためにも、しっかり習得しておきましょう。
コミュニケーションスキル
UI/UXエンジニアは、仕事を進める上でディレクターやPM・PL、そのほかアートディレクターやデザイナーなど、さまざまな役割の人との会話が発生します。
このため、UI/UXエンジニアはコミュニケーションスキルが欠かせません。
コミュニケーションを取る方々は、大きく以下の3種類に分けられます。
- 開発プロジェクト内(メンバーやプロジェクトリーダーなど。協力会社のエンジニアも含む)
- 社内の他職種(デザイナー、営業、マーケティング部門など)
- 社外の人(クライアント企業や市場調査会社など)
相手の知識レベルや知識範囲に合わせて話せるように工夫することも求められるでしょう。
プロジェクトを成功させるための「建設的にコミュニケーション」を意識することも大切です。
4)未経験からUI/UXエンジニアに転職するための3つのポイント
未経験といえどもUI/UXエンジニアに転職するためには、プログラミング技術の習得は欠かせません。あわせて、以下にあげる3つのポイントも押さえる必要があります。
ポイント1)UI・UXデザインに関する基礎知識を学んでおく
UI/UXエンジニアは、見栄えや使いやすさ、ユーザーが抱く印象を左右する仕事です。
いわば製品やサービスの品質に直結する、大変重要な職種といえるでしょう。
とうぜん、UI・UXデザインに関する基礎知識を持つことも重要です。
UIやUXデザインを学ぶ方法は、プログラミングを学ぶ手段と大きく変わりません。一例として、以下の方法があげられます。
- 書籍や雑誌で学ぶ
- Web上のコンテンツで学ぶ(Slideshareが便利)
- セミナーや講習会を利用する
時代の最先端を追いかけるためには、Web上のコンテンツを活用することが欠かせません。
しかし未経験の人は、基本的な知識を正しく、また効率よく学ぶことが重要です。そのためお金はかかりますが、セミナーや講習会を利用することも1つの方法です。独学ができる人なら、書籍や雑誌で学ぶ方法も効率的です。
ポイント2)UXを届けるべき相手(ペルソナ)をイメージする力を養う
多くのサービスは万人向けではなく、ある一定のターゲットが存在します。この際、「どのような人に届けるか」というイメージが明確でなければ、適切なUIやUXを作ることもできません。
したがってプロジェクトを進める上ではさまざまな調査結果などをもとに、UXを届けるべき代表的な人物像をイメージする必要があります。それが「ペルソナ」です。
ペルソナには、以下のような内容が示されます。
項目 | 例1 | 例2 |
---|---|---|
年齢、性別 | 35歳、男性 | 28歳、女性 |
大まかな居住地のエリア | 東京都、23区内 | 大阪府、大阪市内 |
職業、年収 | IT企業のプロジェクトマネージャー、年収800万円 | 広告代理店のプランナー、年収500万円 |
家族構成 | 妻と子供2人 | 独身、一人暮らし |
サービスを利用しようと思った背景 | 仕事の効率を上げるためのツールを探している | 業務のアイデア出しを効率化したいと考えている |
サービスに求める内容 |
|
|
ペルソナを考える際には、売り手の都合だけで考えないことが重要です。したがってペルソナを想定したら、本当にこの人は自社が提供するサービスを求めるのか、よく確認することが大切です。
ポイント3)Webマーケティングに関する知識を習得する
UIやUXを活用する目的は、Webを活用して企業の収益を向上させることです。
Webサイトを設置しただけでは集客に結びつきにくいため、仕事を進める上ではWebマーケティングに関する知識の習得も欠かせません。
Webマーケティングに関する知識とは、例えば以下のようなものがあげられます。
- SEO
- リスティング広告(検索結果ページに掲載される広告)
- サイト最適化(ページ表示速度の改善、ランディングページを最適化して離脱率を下げるなど)
これらの分野は、頻繁に技術や情報のアップデートがされています。
SEOはその代表的な例で、3~4年前はとにかくキーワードを散りばめることが重要とされていました。
しかし現在では「コンテンツマーケティング」の時代であり、いかにペルソナにとって役立つ情報を届けられるかどうかが重要とされています。
したがってWebマーケティングを学ぶ際は、常に最新の情報であるかを確認しながら進める必要があります。
5)UI/UXエンジニアの転職支援に強い転職エージェントサービス
未経験からUI/UXエンジニアに転職するには、さまざまな方法があります。
転職エージェントは経験者だけのものと思われがちですが、未経験者でも利用できます。
転職エージェントは企業の内情も理解していますから、満足する転職を実現するなら、むしろ転職エージェントの活用が最適といえるでしょう。
ここではUI/UXエンジニアの転職支援に強い転職エージェントと、あなたに合ったサービスの見つけ方について解説していきます。
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
これまでの経歴と保有スキルをもとに、UI/UXエンジニアとしてどのような働き方や実際の職場がおすすめかの助言を得られやすいでしょう。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年7月のITエンジニア向け公開求人数は約9.2万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることは多いです。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約9.2万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
UI・UXエンジニアの働き方についても、経験者ならではの視点でアドバイスをもらえるでしょう。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの人は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
転職先を検討するにあたって、できるだけ多くの求人を比較した上で応募先を決定したい人や、担当アドバイザーからの提案を多く受けたい人は、ワークポートのサポートがマッチしやすいでしょう。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニア関連の公開求人数 | 約2.5万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
ギークリー(Geekly)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界への転職支援に強い転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界への転職支援に強い転職エージェントです。
Web3やX-Techといったトレンド技術の求人も多く取り揃えており、これらの分野で転職先を検討しているUI・UXエンジニア志望の人におすすめです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域の転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年7月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
ギークリー(Geekly)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約2.2万件(2024年7月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
dodaエンジニアIT
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
dodaエンジニアITは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
ITエンジニア系のエージェントは都市部に特化したところが多い中、dodaエンジニアITは都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくりUI/UXエンジニアの求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスに切り替えることもできます。
そのほか。dodaエンジニアITでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。
doda登録時のレジュメ入力にて、これまでの経歴と保有スキルを丁寧に書きつつUI/UXエンジニアへの志向をアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。
doda エンジニアITの特徴
doda ITエンジニアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約5.7万件(2024年7月現在) |
まとめ)UI/UXエンジニアは、幅広いスキルが求められる。転職の際は早めの準備とキャリアプラン形成を
UI/UXエンジニアは他の職種と比べて、また想像していたよりもはるかに多くのスキルが求められることに、気づいた人も多いと思います。
一方でUI/UXエンジニアになることで、これからの社会人に求められるさまざまなスキルを身につけられます。この点では、あなた自身の市場価値を上げることにもつながります。
身に着けるべきスキルが多い仕事ですから、効率化できるところはできるだけ効率化したいものです。
その点で転職エージェントの活用はおすすめです。転職のプロからアドバイスを受けることで、より少ない手間でよい職場に転職できるでしょう。