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急性期の看護から、慢性期の看護へと職場を変えて。私の「本当にやりたいこと」を求めての転職。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
医療機関
職種
看護師
従業員規模
800名
年収
550万円

転職後

AFTER
職業
医療機関
職種
看護師
従業員規模
200名
年収
420万円

目次

さくらさんの転職ストーリー

1これまでの私

「今」の仕事は充実していた。でも、それ以外は不透明だった。

イメージ図:看護師として働く女性

20歳で社会人になってから、ずっと看護師として働いていました。

4年目を過ぎたあたりで、仕事において基本的なことは一人でできるようになりました。

看護師としては、まだまだ半人前でしたが、忙しい急性期の病棟業務をこなすこともできるようになり、少しずつスキルアップしていたのだと思います。

参考:急性期・回復期・慢性期それぞれの看護師の働き方の傾向

項目 働き方の傾向 主要な業務
急性期 緊急対応が多い。患者の症状が重篤で、短期集中治療が主。 緊急処置、集中治療、モニタリング、家族対応。
回復期 患者の回復に向けたリハビリテーションを中心にサポート。長期間にわたるケアが多い。 リハビリテーションの計画・実施、日常生活の指導、家族支援。
慢性期 安定した症状の患者が多く、日常生活の支援や慢性的な症状の管理が主。 日常生活支援、慢性疾患の管理、健康教育、長期ケア。

看護師の仕事に関しては、やりがいを持ってできていました。大きい病院だったこともあり、最先端技術の導入されてもいました。

人間関係にもいても、同僚や先輩は皆サバサバしていて、特に親しい人はいませんでしたが、特別なトラブルはなかったです。

私は淡々と一人で仕事をするタイプでしたので、職場のそんな雰囲気と相性が良かったのかもしれません。

プライベートでは、とても単調な日々を過ごしていました。

一人暮らしでしたので、帰ったらご飯を食べて寝て、また仕事に行くの繰り返し。

仕事が忙しく、休みの日も会議や研修などで仕事になることも多かったのです。

彼氏も、休日に会う友人も、いませんでした。
たまに母から電話がかかってきて、そこで近況を話すくらい。実家に帰る余裕もありませんでした。

2転職のきっかけ

私のやりたい仕事ってなんだろう。

イメージ図:せわしない病院

看護師として4年目にもなると、周りからは「中堅」と見られるようになります。求められることも増えて、さらに仕事が忙しくなりました。

そんな時に、同期の一人から「私は、この職場を辞める」と言われました。

同期

「私にはもっとやりたいことがあるから別のところで働きたい」

彼女の言葉を聞いて、私ははじめて、(私は、自分がやりたいことなんて、今までほとんど考えてこなかった)ということに気付きました。

私が学生の頃に看護師を目指そうと思った理由は、地域社会に根ざした医療がしたいということでした。
そのことを、すっかり忘れていたのです。

もちろん、急性期で新しい技術を学ぶことも楽しかったのです。

ですが、私はそのなかでも退院支援や在宅看護などのことに興味を持つようになっていました。
きっと、無意識下では本来の自分のやりたい仕事に気持ちが向いていたのでしょう。

転職のきっかけは同僚の退職でしたが、他にもいくつか理由はありました。

もっとプライベートを充実させていきたいと思うようになったこともその一つです。

また、直属の上司が変わり、病棟内のスタッフ間の関係があまり良くない状況からストレスが大きくなっていました。

それらを考えたときに、「そろそろ、この病院を離れる時期だ」という結論に至りました。

3転職活動中

転職を決めながらも、迷いのあった私。

イメージ図:転職エージェントとの面談シーン

転職を決意して、まずは自分でサイトなどを見て求人を探しました。

ですが、もともと仕事が忙しくて、そこに書かれている内容がまったく頭に入ってこないのです。
自宅に帰ってもう疲れて寝てしまったり、研修の資料を作成したいと忙しい状況でなかなか進みませんでした。

そこで、マイナビ看護師のエージェントさんを利用することにしました。
自分の希望に沿った病院がどれくらいあるのかピックアップしてもらうように依頼して。
電話でスムーズにこちらの希望を聞いてくださり、それからメールでめぼしい病院の情報を送ってくれました。

それでも、今の病院があまりに忙しくて辞めると言うことをなかなか言い出せず、苦労しました。

そんな時にある先輩が、

先輩

「自分の人生なんだから、後悔しないようにね」

と言ってくれたのです。

その先輩には、転職することを伝えていませんでした。
私がびっくりした顔をして尋ねると、「そりゃあ、見てればわかるよ」と言われて。

あわせて「もし転職するのなら、先に退職することを伝えた方がいい」とアドバイスを受けました。
看護師の仕事なら、次は見つかるだろうと。それよりもこの忙しい中で転職活動がおざなりになるほうがリスクだからと。──たしかに、その通りだと思いました。

そして、ちょうどキリが良い3月末で辞めることを年明け前に上司に伝え、私はそこから本格的に転職活動を進めました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:患者のケアをする看護師

その後、無事に転職先が決まりました。

入社時期は4月です。
同時期に入職した新人と一緒に配属されることになり特に目立つこともなく入社できました。

新しい勤め先は、前の病院よりも規模がだいぶ小さい病院でした。

病棟内もアットホームな雰囲気で、全然違う職場環境に戸惑いすら感じることもありました。

私が配属されたのは、慢性期の病棟でした。そこは、そこまで忙しい状況ではなかったです。

加えて、私がやりたかった退院支援に初めから携われるように配慮してくださりました。
これには、本当に転職できて良かったと満足しています。

もちろん、新しい仕事でしたので覚えることもたくさんありました。
職場が変われば当然のことですが、慢性期ならではのやり方があったり、使っている医療機器が古かったりと、慣れるのにはたいへん苦労しました。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:新芽

転職前は、ただただ与えられた仕事をこなすことだけで精一杯でした。

そんな中、うやむやにしていた自分のやりたいことを、同僚の言葉で気づけたのはとても良かったと思います。

きっと当時の私は、忙しさを理由にほかのことをあまり考えないようにしていたのでしょう。

そして、自分のやりたいことを仕事にすることの大切さにも気づけました。

給与面が下がってしまったことはちょっと後悔していますが、その代わりにプライベートの時間を確保できるようにもなりました。


引き続き、看護師として、病院内で退院支援を中心に関わらせていただいています。

ですが今後は、在宅医療を自分のキャリアに取り入れていきたいという想いがあります。

ですので、在宅看護師を経験したり、ケアマネージャーの資格などにも手を伸ばして行けたらいいなと考えています。

さらには、より地域に根ざした看護が出来るように、知識をたくさんつけて行けたらと思っています。

そしていつになるかはわかりませんが、将来は在宅看護の会社を立ち上げてみたいです。

施設や病院との連携、そして地域社会を明るく活性していけるような、そんな仕事を、いつか自分の手で作り出してみたいです。

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