マイナビ転職の評判・口コミは?20代・30代・40代以降それぞれの活用法
[最終更新日]2024/06/07
いまや転職活動の必須ツールともいえる転職サイト。さまざまなサービスがある中で、どの転職サイトを活用するべきか迷ってしまう人もいるでしょう。
今回は、転職サイト「マイナビ転職」の特徴や評判・口コミについて解説します。
目次
1)マイナビ転職の特徴とおすすめの人
マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する転職サイトです。就活サイト「マイナビ」を運営している企業でもあることから、とくに若手人材を求める企業の求人が充実しています。
今回が初めての転職となる20〜30代前半の人におすすめのサービスです。
マイナビ転職は転職希望者が自分で求人を検索し、応募できる仕組みになっています。好きなタイミングで求人を探し、応募先の企業や応募する時期を自分でコントロールできる点が特徴です。自分のペースで転職活動を進めたいと考えている人に適しています。
また、マイナビ転職の対応エリアは全国のため、全ての都道府県の求人を探せることも特徴の1つです。現在住んでいる地域の近くで募集中の求人を見つけたい人、転職先のエリアを絞って求人を探したい人に向いているサービスといえます。
マイナビ転職の特徴
対応エリア | 全国 |
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利用者層 | 全年齢 |
求人数 (2024年6月時点) |
約2.5万件 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
マイナビ転職には、2024年6月時点で約2.5万件の求人が掲載されています。業種・職種も多岐にわたっており、ほぼ全ての希望業種・職種に対応可能です。20代から40代以上まであらゆる年齢層の転職希望者が活用しています。
登録・利用ともに無料ですので、転職希望者が料金を請求されることはありません。求人検索だけでも利用できるため、どのような求人があるのか試しに検索してみるとよいでしょう。
マイナビ転職の求人に多い職種
マイナビ転職に掲載されている求人のうち、とくに多い職種は「営業」「技能工・設備・配送・農林水産」「管理・事務」「建築・土木」です。このほか、「電気・電子・機械・半導体」「販売・フード・アミューズメント」「ITエンジニア」「企画・経営」などの職種の求人も豊富に扱っています。
営業系職種から技術・オフィスワーク系の仕事まで、多種多様な仕事を探せることが分かります。とくに上記の職種への転職を検討している人は、マイナビ転職を活用するメリットを実感しやすいでしょう。
マイナビ転職の職種別の求人数(2024年6月現在 公開求人のみ)
職種分類 | 求人数 |
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営業 | 約7,300件 |
販売・フード・アミューズメント | 約2,500件 |
医療・福祉 | 約500件 |
企画・経営 | 約1,700件 |
建築・土木 | 約4,300件 |
ITエンジニア | 約2,400件 |
電気・電子・機械・半導体 | 約2,600件 |
医薬・食品・化学・素材 | 約850件 |
コンサルタント・金融・不動産専門職 | 約1,600件 |
クリエイティブ | 約1,000件 |
技能工・設備・配送・農林水産 他 | 約5,600件 |
公共サービス | 約450件 |
管理・事務 | 約5,500件 |
美容・ブライダル・ホテル・交通 | 約850件 |
保育・教育・通訳 | 約450件 |
WEB・インターネット・ゲーム | 約650件 |
2)マイナビ転職の評判・口コミ
続いて、マイナビ転職を実際に利用した人の評判・口コミで、良い評価のもの・悪い評価のものでそれぞれどんな意見が多かったかみていきましょう。
マイナビ転職の良い評判・口コミで多かった意見
- 求人数が豊富
- 企業やエージェントからのスカウトが多い
- 転職セミナーが役に立った
マイナビ転職の良い評判・口コミで多かったのは、「求人数が豊富」、「企業やエージェントからのスカウトが多い」、「転職セミナーが役に立った」という意見でした。
ネット上のマイナビ転職の評判・口コミ【高評価】
※サービスを利用した方々の感想・体験談の一部を紹介しています。
条件ごとの検索が非常にスムーズに進むのが好印象でした。求人広告の比較も容易なので、正社員になるための条件を簡単に確認出来たのも驚いた点です。求職に関するサポートも充実しているので、利用して良かったと満足しています。
毎週新しい企業が更新されていくので、いち早く自分に合った企業を探して応募する必要があるサイトです。企業の採用担当者の方とのやり取りも、メール機能を通じて行えて便利でした。
自分でも情報を簡単に検索できましたし、さらに自分にあった仕事も紹介してもらえました。情報の提供だけではなくて、どのような転職活動を行っていくのが良いかなど、アドバイスももらえてとても良かったです。
マイナビ転職とビズリーチで転職活動してるけど、結構良いのある印象。あと条件見て向こうから声掛けてくれるから動きやすいよ
マイナビ転職にお願いしたんだけど、履歴書と職務履歴書を登録しといたら専属のエージェントさんがおすすめ求人をどんどん紹介してくれてワンクリックで書類選考進めるし、面接の前は「この会社でよく聞かれること」とか教えてくれて最高だった。
マイナビ転職活性化してる。スカウトメールすんごい来るじゃん。
定期的に就職セミナーを開催しており採用企業とのコミュニケーションが取れる場を設定してくれています。プレゼンテーションや面談を通じて確認できたので今の職場に満足しています。さらには、相談窓口もあり悩みの相談やノウハウを教えてくれるため自分のためにもなりました。
学生時代の就職活動の時から利用してサービスでした。転職の時にも利用することになりましたがやはり企業説明会のレベルは圧倒的に高いと思います。説明会だけでなく当然求人の質も良いです。大企業が説明会にも参加して求人を募集しています。
マイナビ転職の悪い評判・口コミで多かった意見
一方のマイナビ転職の悪い評判・口コミでは、「スカウトが多すぎる」「マッチする求人が少ない」という意見がありました。
ネット上のマイナビ転職の評判・口コミ【低評価】
※サービスを利用した方々の感想・体験談の一部を紹介しています。
マイナビ転職からクソみたいにスカウトメール来てて笑った
スカウトっていうくらいなんだからちゃんと雇えよな!
めっちゃ昔登録したマイナビ転職から最近めっちゃメールくるんだけどなに
とりあえず登録したはいいものの、自分に合わないのか、良いと思える案件が少なくてあまり使っていないです。でも、メルマガの量はハンパない!あっという間に溜まる…。サイトの企画読み物はおもしろいです。
マイナビ転職は有名だからとりあえず登録して使っていました。基本機能とか求人自体もリクナビとそんなに大差はないように感じましたが、スカウトメールが送られてくる企業は少し違ったので、メールチェックだけはしていた感じです。
3)評判・口コミから分かるマイナビ転職の登録メリット
マイナビ転職に登録するメリット
求人数が豊富で、サイト内での検索がしやすい
マイナビ転職を利用した方々の評判・口コミに複数見られる声として、求人の豊富さや検索のしやすさが挙げられます。
たとえば、トップページには「注目のキーワード」が掲載されており、特定のキーワードに該当する求人を横断的に探せます。
「在宅勤務」「キャリアチェンジ」「20代 初めて転職」といったキーワードと関連の深い求人に絞って探せるため、希望条件や自分の状況に合った求人が見つかりやすいのです。
また、詳細条件では「第二新卒歓迎」「業界経験者優遇」といった募集の特徴や、「女性社員5割以上」「3年連続売上UP」といった会社の特徴などからも検索条件を指定できます。
サイト内での検索がしやすく、条件に合致する企業を素早く絞り込めるのは大きなメリットです。
企業やエージェントからスカウトが多く届く
参照:マイナビ転職公式サイト
マイナビ転職は自分で求人を検索して応募するのが基本的な活用方法ですが、企業やエージェントからスカウトを受け取ることもできます。
登録時に作成したプロフィールに記載された職歴や経験業務、資格にマッチ可能性が高いと判断されると、スカウトメッセージが届くのです。
中には、スカウトを受け取った人だけが閲覧・応募できる求人もあります。つまり、自分で求人を探す方法のみで転職活動を進める場合と比べて、選択肢を広げられます。
スカウトのメリットとして、転職先として想定していなかった業種・職種の企業からも声がかかる点が挙げられます。
スカウトをきっかけとして仕事内容に興味を持ち、キャリアの選択肢を広げられることもあるでしょう。
転職セミナーで多くの企業と直接会える
参照:マイナビ転職公式サイト
マイナビ転職では、定期的に転職セミナーを開催しています。
転職セミナーでは企業の採用担当者と直接話せるほか、さまざまな企業のブースを回ってみることで情報収集にも役立てられます。
転職セミナーで偶然立ち寄った企業の事業内容に興味を惹かれ、応募を検討し始めることもあり得るでしょう。
また、転職セミナーではキャリア相談や転職に役立つ講演を聞くことも可能です。
キャリアプランが定まっていない人や、転職先の業種・職種について迷っている人も、転職セミナーが悩みを解決する糸口になるかもしれません。
求人情報だけでは読み取れない企業の雰囲気や詳細な仕事内容について知りたい人は、転職セミナーに参加してみることをおすすめします。
4)評判・口コミから分かるマイナビ転職のデメリット・注意点
マイナビ転職のデメリット・注意点
企業やエージェントからのスカウトメールが多すぎると感じることも
企業やエージェントからスカウトメールが届くのはマイナビ転職のメリットですが、人によっては「メールが多すぎる」と感じることもあり得ます。スカウトメールが多いと感じる主な原因は次の3点です。
マイナビ転職からのメールが多いと感じる主な原因
- マイナビ転職から届くメールが多いため他のメールが埋もれてしまう
- スカウトメールが届く頻度が高いと感じる
- 希望条件に合ったスカウトが少ない
スカウトは転職先の選択肢を広げる上で重要な機能ですが、もし上記のような理由でメールが多いと感じるようなら、次の対策を講じることをおすすめします。
スカウトメールが多いと感じる場合の対策
- レジュメを充実させる
- 希望条件をより詳細に設定する
- 設定ページでメール配信を停止する
レジュメを充実させる・希望条件を詳細に設定することで、希望条件に合わないスカウトが届く頻度を減らせる場合があります。
メール配信を停止する前に、レジュメや希望条件を見直しておくとよいでしょう。
希望にマッチした求人・スカウトが無い可能性もある
マイナビ転職は豊富な求人数を保有しており、スカウト数も多いことで知られています。
ただし、必ずしも希望条件に合った求人がタイムリーに見つかるとは限りません。人によっては希望にマッチした求人が見つからない・魅力的なスカウトが届かないと感じることもあるでしょう。
そのような場合は希望条件の更新やレジュメの充実化を図った上で、他の転職サービスも併用していくことをおすすめします。
転職サービスごとに独自求人を扱っているケースも少なくないため、他の転職サービス経由で希望条件に合った求人が見つかる可能性もあるからです。
転職活動を進めるにあたって、複数のサービスを併用するのは決してめずらしいことではありません。希望条件にマッチした求人・スカウトが少ないと感じたら、他サービスの併用を検討しましょう。
5)マイナビ転職の年代別おすすめの人と利用が要注意の人
20代のマイナビ転職がおすすめの人と利用が要注意の人
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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マイナビ転職は20代の転職希望者にとくにおすすめのサービスです。中でも都市部で転職したい人、目指したい業種・職種が明確にある人にとって、活用しやすいサービスといえるでしょう。
運営会社の株式会社マイナビは、新卒採用に強い「マイナビ」を運営しており、若手の採用に強いイメージが多くの企業に根付いています。中途採用においてもマイナビ転職に求人を出す企業は少なくないことから、第二新卒をはじめ20代の転職希望者に適しているのです。
反対に、地方都市で求人を探したい人、次の転職先についてまだ検討中の人にとっては、適した求人を見つけるのが容易ではない可能性があります。とくに社会人未経験者は、就職ショップやJAIC、ハタラクティブといったサービスに併せて登録しておくと、条件に合った求人を見つけやすいでしょう。
30代のマイナビ転職がおすすめの人と利用が要注意の人
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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マイナビ転職は30代の方にも十分おすすめできるサービスです。とくに30代前半までの人であれば、応募要件を満たしている求人を見つけやすいでしょう。
マイナビ転職は大手企業だけでなく、中小・ベンチャーの優良企業の求人も豊富に扱っています。今後のキャリアプランが定まっており、求人を探す際の条件を自分で設定できる人であれば、マイナビ転職を活用して求人を見つけやすいはずです。
一方で、社会人経験の浅い人や地方で求人を探したい人にとっては、適した求人が見つかりづらいと感じる可能性があります。より多くの求人を見ておきたい人は、dodaやリクルートエージェント、パソナキャリアといった転職エージェントとの併用がおすすめです。
40代以降のマイナビ転職がおすすめの人と利用が要注意の人
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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マイナビ転職には40代以降を対象とした求人はやや少なめですが、技術系・営業系で実務経験が豊富な人やアピール可能な実績がある人は登録しておく意義があるでしょう。
また、女性の活躍推進に積極的な企業の求人を多く扱っているため、女性の方にもおすすめできるサービスです。
ただし、ミドル・シニア向けの求人を中心に探したい人や、地方での転職活動を検討している人にとっては、条件に合った求人が少ないと感じる可能性があります。なるべく多くの求人を見ておきたい人はリクルートエージェントやdoda、ワークポートにも登録しておくと安心です。
また、ミドル・ハイクラスを対象とした求人をサッがしている人はJACリクルートメントやリクルートダイレクトスカウト、ビズリーチを併用することをおすすめします。
6)マイナビ転職を最大限有効活用するための3つのポイント
スカウトを多く貰いたいならレジュメ内容を充実させよう
マイナビ転職のメリットを最大限に引き出すには、レジュメを充実させることが非常に重要です。
企業やエージェントは登録者にスカウトを送る際、レジュメに登録された情報から経験職種やスキルを確認しています。
この時点ではレジュメは匿名になっており、企業やエージェントが登録者個人を特定することはできません。つまり、レジュメに記載された職歴や経験年数といった情報が重要な判断材料となるのです。
転職サイトに登録する際、「とりあえず登録だけ完了させておこう」と考え、レジュメに必要最小限の情報だけを入力するケースは少なくありません。
直近の職歴しか入力されていなかったり、職務内容が1〜2行しか記載されていなかったりすると、スカウトを送る企業・エージェントに必要な情報が不足してしまうのです。
スカウトをより多く貰いたいなら、まずはレジュメの内容を充実させましょう。匿名の状態でも「どんな経験をしてきた人材なのか」「転職後、何ができるのか」が客観的に判断できる状態にしておくのがポイントです。
興味のある企業には積極的に「気になる」アクションを
マイナビ転職には、興味のある求人に対して意思表示ができる「気になる」ボタンが設置されています。
登録者が「気になる」ボタンを押すと、募集企業側に通知される仕組みになっているのです。
登録者が「貴社に興味があります」と意思表示をしたことになるため、企業が求める条件にマッチしていればスカウトが届くきっかけになることもあり得ます。
もし興味のある求人を見かけたら、積極的に「気になる」ボタンを押しましょう。
「気になる」ボタンを押しただけでは応募したことにはならないので、気軽に押しても問題ありません。登録者側からアクションを起こしていくことで、条件に合ったスカウトを受け取るチャンスを広げられます。
望んでいる条件のスカウトが届くのを「待つ」だけでなく、自分から働きかけていくことも大切です。
マイナビ転職のほかに「2~3つの転職サイト・エージェントの活用」がベスト
マイナビ転職は求人数・スカウト数ともに多いことで知られているサービスですが、全ての業種・職種の求人を網羅しているわけではありません。
前述の通り、各転職サービスが独自に確保している求人も少なくないことから、求める条件に合った求人がマイナビ転職に掲載されているかどうかはタイミング次第の面があるのです。
希望条件に合った求人に出会える確率を高めるには、複数の転職サイトや転職エージェントを併用していくことはマストと考えてください。目安として、2〜3つのサービスを活用していくとよいでしょう。
複数のサービスを併用することで、各サービスの強みを活かしやすくなります。それぞれのサービス経由でスカウトを受け取ることもできるため、マイナビ転職のほかに2〜3つのサービスを活用していくのがおすすめです。
7)マイナビ転職のサービス登録から内定までの流れ
マイナビ転職への登録方法は非常にシンプルです。大きな流れとしては、会員登録・求人検索・応募の3ステップを経て、選考を通過すれば内定を獲得できます。それぞれのステップについて、詳しくは下記を参照してください。
1.マイナビ転職に登録
トップページの「簡単1分 会員登録」ボタンから、会員登録ページを開きましょう。会員登録に必要な情報は下図の通りです。
また、Yahoo! JAPANやFacebook、LINEアカウントでも登録可能です。会員登録をしなくても求人の検索や閲覧は可能ですが、登録することでスカウト機能の活用や求人への応募が可能となります。登録自体は約1分で完了しますので、まずは登録を完了させましょう。
登録後は「Web履歴書」に職歴や保有スキルを併せて登録しておくことをおすすめします。
Web履歴書は応募時に必要となるほか、スカウトサービスを利用するための重要な資料です。職務経歴・資格/スキル・自己PRなどを詳細に記載し、企業に提出できる状態に仕上げておきましょう。
上図は経験企業の入力フォームです。必須項目以外も可能な限り全て記載しておくことが大切です。経験企業は10社まで追加できるので、これまでに就業した企業の情報は全て入力しておきましょう。
2.求人を検索
次に、希望条件を設定して求人を検索していきます。職種や勤務地といった条件のほか、「こだわり条件」で詳細に条件を指定可能です。
下図は「特徴」の項目で選べる条件を示しています。あまり条件が多いとヒットする求人数が限られてしまうため、とくに重視したい項目を優先的に選びましょう。
3.応募して選考を受ける
希望条件に合う求人が見つかったら、「この求人に応募する」ボタンから応募しましょう。
Web履歴書が完成していれば、そのまま応募へと進められます。応募するべきか迷っている場合は「気になる」ボタンを押して、企業に意思表示をしておくのがおすすめです。
応募後はマイナビ転職の「応募・メッセージ管理」に企業からメッセージが届きます。
面接回数は企業によって異なりますが、2〜3回というパターンが多いでしょう。選考結果は「応募・メッセージ管理」に届きます。全ての選考を通過すれば、晴れて内定獲得です。
8)マイナビ転職利用にあたってよくある質問【FAQ】
Q1 転職すると決めたわけではないのだが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、転職サイトを通じて情報収集をすることは大切です。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。
各サービスの転職支援の実績・ノウハウを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
Q2 応募した企業から連絡が無いのですが?
応募した企業によっては、人事採用担当者の都合などにより連絡が遅れる可能性もあります。
仮に求人応募から1週間以上経っても音沙汰がない場合は、企業へ直接連絡を取るようにしましょう。
Q3 応募した企業へはどんな情報が開示されるのですか?
マイナビ転職から企業へ応募した際は、登録時のレジュメ内容の「プロフィール」「学歴・語学・資格」「経験職務チェック」「職務経歴」の4つの内容が企業側に開示されます。
その他、応募画面で表示されない情報について企業へ伝えたい場合は、「備考」欄へ記載するようにしましょう。
Q4マイナビエージェントとの違いは?
「マイナビ転職」は転職サイト(求人をサイト上で検索・応募できるサービス)、「マイナビエージェント」は転職エージェント(担当アドバイザーより、求人紹介から応募・面接までのサポートを受けられるサービス)と、サービス方式に違いがあります。
「マイナビ転職」を利用する場合、転職者は自身で求人の検索から応募までを行います。
一方の「マイナビエージェント」を利用する場合、担当のエージェントからおすすめの求人紹介をはじめ、書類添削や面接対応、キャリア相談といったサービスまで無料で受けられます。
「自分のペースで転職活動を進めたい」という方はマイナビ転職が向いているでしょうが、「エージェントからのサポートを受けたい、転職について相談したい」という方はマイナビエージェントの活用がフィットするでしょう。
Q5企業からのスカウトにはどのように対応すればいいですか?
企業からのスカウトへの返信期限は2週間です。
そのため、スカウト内容が自身の希望条件に沿う案件であれば、早めに返信するようにしましょう。
なお、レジュメの内容を充実させることで、より多くの企業からスカウトをもらえる可能性が高まります。
Q6サービスを退会するにはどうすればいいですか?
マイナビ転職のサービスの退会は、マイページより「各種設定の変更」→「退会の手続き」の手順で手続きが可能です。
なお、退会手続きをする前に「現在、選考途中の企業はないか」は必ず確認しておくようにしましょう。
また、一度退会しても再度サービスに登録することも可能ですが、その際はまた一から職務経歴書などの情報を記入する必要があります。
仮に「スカウトが多くて確認するのが面倒くさい」などの理由で退会を検討されているようでしたら、「情報配信設定」「スカウト」の通知をOFFにすることでストレスなく利用を継続することも可能です。
9)マイナビ転職とあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サイト・エージェント
ここからは、マイナビ転職と併せての利用をおすすめする転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスはそれぞれに強みや得意とする業種・企業も異なってきます。複数の転職サービスに登録して、幅広いサポートと視野を持つことによって、転職活動もよりスムーズに進めやすくなるでしょう。
以下におすすめしますのは、これまでの転職成功者からの評判も高い転職サービスです。ぜひ、マイナビ転職との併用での活用をご検討ください。
doda|スピーディな対応、求人数・サポートカ・拠点数のバランスの良さ
dodaは「なるべく早く転職したい」という人におすすめの転職エージェントです。
20万件を超える求人を保有していること(※2024年6月時点)、担当エージェントが積極的に求人紹介を行ってくれることから、「希望にマッチした求人が見つかりやすい」のが特徴です。
dodaを利用するメリットにはさらに以下の2点があります。
- 企業からの直接スカウトが多い
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」などの転職支援ツールが充実
スカウトメールを受け取ることにより、転職先の選択肢が増えるだけでなく、自身のおおよその市場価値の把握にも繋がるでしょう。
リクルートエージェント|求人数の圧倒的多さ&幅広い年齢層に対応
リクルートエージェントは国内No.1の求人数の転職サービスです。
転職先を選ぶにあたって、なるべく多くの求人を比較したい人に、リクルートエージェントはおすすめです。
リクルートエージェントの主な特徴は以下の2点が挙げられます。
- 「リクルート」ブランドへの信頼性もあり、多くの企業との間にパイプがある
- 国内No.1の求人数。業種・職種すべての分野で転職支援が可能
- これまでの実績・ノウハウに基づく効果的・効率的なサポート。転職決定までスピーディに進められる
中でも担当エージェントのサポートに関する高評価は多く、「担当エージェントの年収交渉により年収がアップした」「書類添削・面接対策などが手厚かった」といった感想が見られます。
パソナキャリア|拠点数の圧倒的多さ&丁寧・じっくりサポート
「エージェントにじっくり相談したい」という人にはパソナキャリアをおすすめします。
同サービスは「担当エージェントのサポート品質」に関する高評価の口コミが多く、また幅広い業種・職種の求人に対応しています。
その他、パソナキャリアには以下のようなメリットがあります。
- 利用者の61.7%が年収アップに成功している
- 全都道府県に拠点があるため、地方の転職にも便利
書類や面接でアピールすべき自分の長所や、企業が求めている人材像を知りたい人は、パソナキャリアがおすすめです。
Re就活|第二新卒・既卒・フリーター向けの転職サイト
Re就活は20代・既卒・第二新卒向けの求人を紹介している転職サイトサービスです。
20代専門の転職サイトとしてはNo.1の実績を誇り、かつ優良企業からのスカウト機能も備えています。
Re就活の活用メリットは、大きく以下の点が挙げられるでしょう。
- スカウトサービスで、実務経験のない人でもポテンシャル採用の可能性が高まる
- 転職イベント・特集ページで業界・企業への知識・理解を深められる
とくに一点目の「スカウトサービス」では、既卒・フリーター向けのスカウト機能を適用する転職サービスはRe就活を除いてほとんどありません。 どんな企業があなたのポテンシャルを求めるのかを知るのにも役立つでしょう。
また、Re就活は転職イベントもふんだんに行われています。登録後のマイページでは近日開催のイベントや業界・領域ごとの特集ページが常時掲載されているので、業界・企業研究にも役立ちます。
Green|IT・Web業界への転職を検討している人におすすめ
Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。
約3万件の求人を保有しており、そのうち6割はITエンジニア・技術職向けの求人です(2024年6月現在)。
Greenの特徴は、「企業からの直接スカウトの機会が多いこと」、そして「業界未経験者向けの求人も多い」ことです。
そのほか、Greenには以下の特徴・メリットがあります。
- 採用に積極的な企業の登録が多い。とくにIT・Webエンジニアの求職者におすすめ
- 「カジュアル面談」の仕組みがあり、「まずは話だけでも聞いてみよう」というスタンスで企業とコンタクトを取れる
まずは一度試しに登録してみて、希望する領域の求人の掲載状況やスカウトの頻度からニーズ確認するだけでも、Greenを利用するメリットはあるでしょう。
マイナビ転職の評判・特徴・メリット まとめ
マイナビ転職は求人数が豊富で、とくに20〜30代前半の転職希望者に適したサービスです。
全国の求人情報を扱っており、対応している業種・職種も幅広いため、登録しておく意義のあるサービスといえるでしょう。
実際にマイナビ転職を利用した方々の評判も概ね良好です。ただし、一部には「スカウトメッセージが多すぎる」といった声も聞かれます。
レジュメを充実させるなど、利用者側で対応できることはしっかりと準備しておくことが大切です。ぜひ本記事を参考に、マイナビ転職のメリットを最大限に活かして転職活動を進めてください。