レバウェル介護を実際に利用してみた感想!悪評は事実なのか徹底レビュー
[最終更新日]2024/08/19
「レバウェル介護ってエージェントの対応が酷いって聞いたけど本当?」
「しつこくメールや電話がくるのは嫌だな…」
「他の転職エージェントとどっちがいい?」
転職活動の相談に乗りながら、豊富な求人を紹介してくれる転職エージェント。就職・転職に多くの情報が必要となる介護業界では、利用を検討する人も多いはず。
あわせて読みたい
- レバウェル介護とは?特徴・評判と利用がおすすめの介護士・効果的な使い方
- 介護・福祉に特化した転職エージェント「レバウェル介護(旧:きらケア)」の評判と特徴とメリット・デメリットについて紹介します。「レバウェル介護の評判はどうなんだろう…」「未経験だけど、サービスは利用できる?」と気になる方はぜひチェックしてください。...
目次
1)レバウェル介護とは
-
介護系転職サービスでトップクラスの求人数。担当エージェントのサポート品質においても高評価の高いサービスです。
レバウェル介護の特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約23万件(2024年8月現在) |
レバウェル介護は介護・福祉に特化した転職エージェントの中ではとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」という人におすすめです。
求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながら適切な求人紹介をしてもらえるでしょう。
なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする人向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。
サービスを利用した人の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が多数見受けられます。
2)レバウェル介護を実際に利用してみた体験談
レバウェル介護利用を検討している人が具体的にイメージできるよう、時系列に沿って筆者の実体験を紹介していきます。
- ①登録まで
- ②登録後
- ③内定まで
の3つに分けて紹介していきますので、レバウェル介護を利用する際の判断材料にしてみてください。
①レバウェル介護登録まで
私は以下の理由から、介護業界の転職支援に特化した転職エージェントの利用をすることにしました。
- 学生時代に介護のアルバイト経験があったこと
- 新卒で入った会社を経験し、介護業界へ戻りたいと考えたこと
- 本業をしながらの転職活動は初めてだったこと
数あるサービスの中からレバウェル介護を選んだ理由は、「求人数が日本最大級」ということを知っていたからです。
全国10万件を超える施設・事業所が登録されているということで、レバウェル介護に登録しておけば情報の漏れはないだろうと考えました。
なお、登録はすべてスマートフォンで済ませています。登録だけであればHPから名前や電話番号、簡単なアンケートに回答するだけで済み、5分もかからず完了。
その後は仮登録してすぐに窓口担当のオペレーターから電話が来ます。住まいによって担当のエージェントが決まり、男性・女性などはランダムでした。
ただ運営元が成長中のベンチャー企業ということもあってか、若いエージェントが多い印象です。そういった意味で当初「経験不足なのでは?」「適切なアドバイスをもらえるのか?」という不安はぬぐえませんでしたね。
②レバウェル介護登録後
専属エージェントが決定後、初回の電話ではかなり細かい内容まで質問されます。
- 資格
- 入職希望時期
- 介護経験の有無
- 夜勤希望
- 転職希望条件(福利厚生など)
- 最寄り駅
- 結婚歴
- 希望の通勤手段や通勤時間
…などを30分以上かけて詳細に聞かれます。
理由としては希望条件をもとに施設を探し、エージェントがまとめた仮履歴書を施設や事業所に送付するからだそうです。仮履歴書をみて施設が希望を出した場合のみ、面接へ進める形となっています。
なお、私の場合は「年収240万」「ボーナスあり」「若手が多い」「電車で30分以内」など細かく条件を出しましたが、すぐに絞ってくれました。
細かく希望条件を出しても候補が出るのは、求人数が日本最大手のレバウェル介護ならではといえます。
また、最初に希望条件を聞く電話以降は、主にLINEでのやり取りとなりました。
本業をしながら転職活動をする場合、平日に電話ができなかったため、個人的にはありがたかったです。LINEの頻度としては、求人候補を出した場合は1日に数回ほどのペースでした。
まとめると、質問すればていねいに答えてくれて、質問しなければ連絡はこない…という距離感です。ただしエージェントによって個人差があるため、実際に登録しないとわからない部分といえます。
③内定まで
面接の調整(日程、時間帯、持ち物、服装など)はすべてエージェントがやってくれます。面接には履歴書・職務経歴書を持参し、希望によっては同行してくれることもあるそうです。
面接内容はエージェントを利用しない通常の面接と同じですが、「レバウェル介護を介している」という点はデメリットとして扱われました。
なぜなら就職する際に施設側が高い紹介費を払うことになるので、その紹介費を払ってでも欲しい人材かどうか…という部分でハードルが上がるからです。
なお、面接の2~3日後にエージェントを介して合否の通知がきます。(他の面接有無にかかわらず)採用に進むか進まないかは私たちに決定権がありますので、「合格が出たから転職しなくてはならない」ということはありません。
ただし内定の連絡を受けた場合、エージェントはかなり強く転職を勧めてきます。この時期はLINEも頻繁にくるため、不安な箇所や疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。
3)レバウェル介護を実際に利用した結論は「登録すべき」
実際に利用し、「レバウェル介護に登録して損はない」と感じました。
その理由と、レバウェル介護に登録するメリットについて3つ紹介していきます。
①登録が簡単
レバウェル介護は仮登録と本登録が非常に簡単です。
仮登録と本登録を合わせても、会社の昼休みが1時間あれば完了します。そのため転職活動に時間が割けない…という人であっても問題ありません。
②エージェントとの程よい距離感
レバウェル介護のエージェントは度を超えて連絡することもなく、必要最低限の求人紹介・連絡頻度に収まっていた印象です。
- 求人紹介は概要、おすすめポイント、採用ページURLのみ
- 面接の詳細などはLINEで1~2通ほど
- こちらから質問しない限り余分な連絡は来ない
「しつこい」と感じるほど連絡が来ることはありませんでした。もちろんエージェントによって個人差があるのは間違いありませんが、そういったエージェントが1人はいるという事実を押さえておきましょう。
③圧倒的な求人数
登録後も「求人の多さ」は圧倒的なメリットだと感じました。
私は都内ではない地元で求人を探していたのですが、近所にある介護施設の名を4~5件あげたところ、それらすべてが登録されていました。
「この施設気になるな…」という施設を探してもらい面接まで手続きをしてくれるのは、使いやすさという面で大きなメリットだと実感しています。
4)レバウェル介護を実際に利用してわかった「悪い口コミの嘘ホント」
ここからはレバウェル介護に関する悪い口コミが本当なのかを検証していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
①エージェントの対応が酷い
こちらは「エージェントによる」という回答になります。あくまで参考として、私の場合は…
- ムリな希望条件やキャリア相談なども丁寧に対応
- 主観ではなく、データなどを元にした客観的なアドバイスが多い
- 面接の手続きが早い
- 内定後に検討時間を欲しい旨を受け入れ、猶予をくれる
…上記のような実体験を踏まえ、酷いとは逆の丁寧なエージェントという印象を持ちましたね。
②しつこく電話やメールがくる
こちらは「時期による」という回答になります。
- 転職の希望条件を絞る時期
- 内定が決定後
以上の時期はエージェントから頻繁にLINEでの連絡、および電話希望のメッセージがきます。そのため状況によっては「しつこい」と感じてしまう人もいるかもしれないと感じました。
③登録後に連絡がこない
こちらは嘘です。登録後数秒ほどでオペレーターから連絡がきました。
もし連絡がこない場合は、土日祝などの休日、もしくは登録した電話番号が間違っている可能性が考えられるため注意してください。
④紹介費の高い求人ばかり紹介してくる
こちらは「提示した希望条件による」という回答になります。
たとえば「月収30万円以上」「研修制度が充実」「福利厚生も多数」などの希望条件を出した場合、どうしても「資本のある大手企業=紹介費の高い求人」が増えてしまいます。
ただし何度希望条件を伝えても同じような企業しか紹介してもらえない場合、エージェントにメリットのある企業ばかりを紹介している可能性があります。その場合はエージェントを変えてもらうなどの対応をしましょう。
5)レバウェル介護を実際に利用したからわかる「併用すべき転職エージェント3選」
求人数が多いレバウェル介護は、最初に登録する転職エージェントとしてメリットが多いと感じています。
しかしレバウェル介護以外にも、独自のメリットがある転職サービスは存在します。今回はそんな併用すべき転職エージェントを3つ紹介していきますね。
マイナビ介護
-
「福利厚生が充実」「教育制度が整っている」などのホワイト企業の求人が多いと評判のサービス。担当のサポートも手厚いです。
マイナビ介護は株式会社マイナビが運営する大手介護求人サービスです。
マイナビならではの豊富な人材紹介の経験を生かし、履歴書の添削やキャリア相談などのサービスが充実しています。また求人数もトップクラスに多いため、レバウェル介護と併用することで求人の漏れを防げるかと思います。
マイナビ介護職の特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約7.8万件(2024年8月現在) |
マイナビ介護職の活用メリットの一つに「離職率や職場環境などの、詳細の施設情報を知れる」ことがあります。企業研究の際は担当からの情報を有効活用しましょう。
かいご畑
-
「介護職の仕事は未経験/経験が浅い…」という人におすすめのエージェントです。資格取得サポートなど、実務経験を積むための様々な支援を受けられます。
かいご畑は株式会社ニッソーネットが運営する介護職専門の求人サービスです。
その特徴は「キャリアアップ応援制度」という、求人紹介と資格取得がセットになったサービスにあります。本制度はかいご畑で就職・転職した場合は介護職員初任者研修などの資格が無料でとれるというもので、未経験者にとってお得な制度です。
もし介護資格の取得も並行して行いたい人は、利用を検討してみてください。
かいご畑の特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 北海道、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、静岡、愛知、大阪、京都、神戸、広島、福岡 |
公開求人数 | 約9,000件(2024年8月現在) |
「まずは業務に慣れてから、徐々にキャリアアップを目指したい」という人は、かいご畑の「キャリアアップ応援制度」の活用がおすすめです。
介護ワーカー
-
豊富な求人を「こだわり条件で探しやすい」転職エージェント。担当エージェントのサポート品質も高いです。
介護ワーカーは、保有求人数5万件を超える(2024年8月現在)、国内でも最大規模の転職エージェントです。
全国都道府県の求人を検索でき、かつ「高額求人」「駅チカ」「研修支援有」「週休2日」などのこだわり条件での絞り込み検索に使い勝手の良さがあります。
介護・福祉業界に詳しいアドバイザーが丁寧にサポートしてくれることもあり、実際にサービスを利用した人からは「担当アドバイザーのサポートに対する高評価」の評判・口コミが多く見受けられます。
介護ワーカーの特徴
特徴 |
|
---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約5.3万件(2024年8月現在) |
豊富な求人から希望する職場を見つけやすいのが介護ワーカーのメリット。担当との面談前に、登録後に確認できる求人一覧から目星をつけておくとよいでしょう。
【補足】ハローワークもオススメ
転職エージェントではありませんが、ハローワークもオススメです。
その理由は企業側の掲載料が無料であり、民間サービスには載らないようなマイナーな求人を探せるから。
地元に根付く小規模デイサービスなどは、求人サイトに載りづらい傾向にあります。そのためハローワークでも並行して求人を探すと、さらに漏れなく情報収集ができますよ。
6)レバウェル介護登録から採用までの流れを解説
最後にレバウェル介護に登録してから、内定を受けるまでの流れを紹介していきます。
- ➀HPからレバウェル介護に仮登録
- ➁オペレーターからの電話に出る
- ➂専任のオペレーターからの質問に答える(3~40分ほど)
- ➃エージェントが仮履歴書を作成
- ➄希望条件に沿う施設へ仮履歴書を送付
- ➅面接希望が出た施設と日程調整
- ➆面接(施設によっては二次面接などがある場合も)
- ➇エージェントから採用or不採用通知
- ⑨業務開始後、アンケートや電話などでアフターケアがある
まとめ)レバウェル介護を実際に利用してわかったメリット
レバウェル介護は「豊富な求人数」「エージェントとの程よい距離感」などを踏まえ、メリットが多い介護転職エージェントだと実感しています。
また人間が相手のサービスである以上、相性の悪さなどはどうしても発生します。そういったユーザーが極端な悪評をSNSなどで発信しているケースもあるため、良い面・悪い面の両方を見比べ、最終的には自分で利用してみることが大切です。