『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

職場の若い子とのコミュニケーションにイライラ…そのとき皆はどうしてる?

[最終更新日]2024/07/21

このページには広告リンクが含まれています
みんなの転職「体験談」。は、⼀部の企業とアフィリエイトプログラムを提携し情報提供を⾏っております。 当サイトを経由してサービス利⽤があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取ることがありますが、提携の有無などによって当サイトでのサービス評価が影響を受けることはありません。 また当サイトで得た収益に関しては、閲覧頂く皆さまにより役⽴つ情報をご提供できますよう、コンテンツ品質の向上に還元しております。
若い世代とのコミュニケーションにイライラ…。その時、皆はどうしてる?

社内でのコミュニケーションで、「若い世代と話していても、何を考えているのかよく分からない」「こちらの想いがなかなか伝わらない」といった声は、みなさんもよく聞くところでしょう。

「自分も若いころはこうだったのかもしれない…」、「いやでも、さすがにここまでは酷くなかったよね?」などと悶々としながら、その日の終わりに今日あった若者たちとのやりとりを振り返ってみたり、ときには彼女彼らに直接説いてみたり──。

なかには、イライラが募って「ついつい感情的に対応してしまった…」という経験を持つ人もいらっしゃるかもしれませんね。

──さて、そんな「職場の若い子たちとのコミュニケーション」について、あなた以外の人達はどう感じ、そして対応しているか、気になりませんか?

もしかしたら、あなたがイライラしていることに対して若い子たちはわりかし平静としていたり、もしくはその逆もあるかもしれません

今回、30~50代の、若者世代と交流を持つ社会人200人に、「こういうシチュエーション、あるあるだよね」といった若者たちとのコミュニケーション5つの場面において、どう対応するかについてアンケートを取りました

目次

おすすめの転職サービス リクルートエージェント doda X ハタラクティブ

『仕事のワクワクを探す旅』バナー

1)10分遅刻してきた若手社員に、どう接する?

1)10分遅刻してきた若手社員に、どう接する?

あなたは、とある会社に勤める中堅社員です。

最近は、1ヵ月前に他部署から異動してきたAくん(23歳)と一緒に仕事をしています。Aくんとの関係は、一緒に仕事をしてから日も浅いこともあってまだどこかぎこちなさがあります

Scene1 月曜日の朝、10分ほど遅刻したAくんは、そのまま席に座って業務を始めた。


休み明けの月曜日に、10分遅刻してオフィスに着いたAくん(Aくんは先週も月曜日に10分ほど遅刻していました)。

彼はなにごともなかったかのように席について業務を始めようとしています。

あなたは、Aくんの席にいって尋ねました。

あなた

「Aくん、どうしたの?10分遅刻だよ」

するとAくんはこう応えました。

Aくん

「すみません、ちょっと体調が悪くて…」

──この返事を聞いて、あなたはどう思いましたか?以下の選択肢A~Dのうち、一番近いと思えるものを選んでください。

  • A)「大丈夫かな…、あとでまた声をかけてみよう」
  • B)「まあ、今どきの若者はそんなものだろう。あまり気にしないようにしよう」
  • C)「月曜日なんだから、休日中に体調整えて来ないと。社会人としての意識が低い…」
  • D)「こっちだって疲れてたり体調悪かったりするんだけどな…」

Scene1 200人の上司の反応は──

Scene1における上司の反応アンケート結果は、以下の通りです。

アンケートグラフ図

A)の「大丈夫かな…、あとでまた声をかけてみよう」と応えた上司が一番多く、全体の約50%となりました。

──こうしてみると、現代日本の上司はわりと優しい人が多いのかな?とも感じられますね。

筆者の感覚としては、10年程前ではC)の「月曜日なんだから、休日中に体調整えて来ないと。社会人としての意識が低い…」という考え方の上司が多かったように感じます(あくまで肌感覚ですが)。

もしかすると、変化してきているのは若者世代ではなく、私たち上司側なのかもしれませんね

ですが、そうは言ってもA)の「大丈夫かな…、あとでまた声をかけてみよう」と答えた方々は無条件でAくんの遅刻を容認している訳ではありません。その意図としては、以下のようなものがありました

A)「大丈夫かな…、あとでまた声をかけてみよう」に投票した人のコメント

  • 「二週続いているので心配はしますが、連絡くらいはして欲しいですね。ですが、持病で突発的に具合が悪くなったのかもしれないため、慎重に対応すると思います」(39歳 物流 東京)
  • 「先週に引き続きで2回目の遅刻なので、そのままにはしません。なぜ体調が悪くなってしまったのかを聞いて、解決策を一緒に考えます」(39歳 サービス業 宮崎)
  • 「まずは彼の言い分を聞いて、あとで手空き時間にちゃんとした理由を確認する。本当に体調が悪いかもしれないし」(47歳 金融業 大阪)
  • 「些細なことでもサインと受けとるべし。問題の真因は意外なものだったりするので、行動の背景を探れるよう会話でジャブをいれるようにする」(40歳 介護職 千葉)
  • 「2週間連続で体調を崩すことには必ず意味が何かあると思う。たまたまだとは思わないので後で声をかけてなぜ体調が悪いのかを聞く」(40歳 音響 宮城)

続いて、2番目に票数の多かったC)「月曜日なんだから、休日中に体調整えて来ないと。社会人としての意識が低い…」に投票した人のコメントも見てみましょう。

C)「月曜日なんだから、休日中に体調整えて来ないと。社会人としての意識が低い…」に投票した人のコメント

  • 「まず曜日関係なく遅刻することがダメです。ましてや2週連続となるとあきれますね!」(30歳 製造業 岐阜)
  • 「労働の対価として給料をもらっている社会人として、体調管理をするのは常識であるため」(56歳 食品業 兵庫)
  • 「体調が悪いことと遅刻することは何の関係もないので。もしも本当に体調不良で出社が遅れるなら出社前に電話なりで事前に出社時間が遅れる旨を報告するのが社会人のあるべき姿」(43歳 宿泊業 富山)
  • 「ほんとうに体調が気になるのであれば、病院へ行き、その旨事前になんとしてでも連絡をとるという姿勢がほしい」(30歳 事務 東京)

様々な意見が見られましたが、共通して多くの人がコメントされていたのは、「感情的になるのは逆効果」ということ。

たしかに、Aくんの2日連続の遅刻、更には上司に自分から連絡しない行動には問題はありますが、かといって上司側が感情的に接することは(気持ちは分かりますが)、何の助けにもならないということでしょう

その他、B)の「まあ、今どきの若者はそんなものだろう。あまり気にしないようにしよう」とD)の「こっちだって疲れてたり体調悪かったりするんだけどな…」に投票した方々のコメントも一部覗いてみましょう。

B)「まあ、今どきの若者はそんなものだろう。あまり気にしないようにしよう」に投票した人のコメント

  • 「今どきの若い子は、時間に対してとてもルーズな印象」(35歳 保険営業 神奈川)
  • 「今まで遅刻癖のある若い子は何人もいたのでさほど気にすることでもないかと」(49歳 繊維業 愛知)
  • 「最近の若者は私たちの常識が通用しません。連絡くらいしてこいよ、と思いつつも細かいことを気にしたらやってられないので「そんなものか」と思うことにします。」(36歳 臨床検査技師 愛知)

D)「こっちだって疲れてたり体調悪かったりするんだけどな…」に投票した人のコメント

  • 「遅刻することは、社会人として自覚がないと思います。」(38歳 事務職 大阪)
  • 「2週続けて月曜日に10分遅刻してくるということは、仕事に対する意欲が乏しい証と認識できる。仕事に対して責任感や意欲を持っている人材は、早めに自宅を出て、定時の5分前には自席についている。」(41歳 介護 東京)
  • 「条件は同じだし、そもそも体調悪かろうが遅刻するなら前もって連絡するのが常識。」(35歳 サービス業 東京)

2)改善箇所を指摘しても、さして反応を示さない部下に。

2)改善箇所を指摘しても、さして反応を示さない部下に。

Scene2 午前中の業務、あなたはAくんの書類不備を指摘したのだが──。

あなた

「うーーーん、このままだとちょっとまずいな…」

先ほどAくんが提出した書類にいくつか不備を見つけたあなたは、1時間程かけて修正することになった。

修正を終え、Aくんに書類に不備があったこと、そして修正した内容をメールで伝えた。

その数分後、Aくんから、以下のメールが届いた。

Aくん

「了解しました。ありがとうございます」

──この返信メールを見て、あなたはどう思いましたか?以下の選択肢A~Dのうち、一番近いと思えるものを選んでください。

  • A)「返信してくれてよかった。次から気を付けてくれるだろう」
  • B)「イマイチ反応が薄いけど、まあ、今どきの若者はそんなものだろう」
  • C)「え、それだけ?『お手数かけてすみません』は無いの?ちゃんと謝って欲しいな」
  • D)「どこが間違っていて、どうすれば良いか、ちゃんと聞きに来ないと…。指導のしがいがないな…」

Scene2 200人の上司の反応は──

Scene2における上司の反応アンケート結果は、以下の通りです。

アンケートグラフ図

今回はやや票が割れて、一番多かったのが、B)の「イマイチ反応が薄いけど、まあ、今どきの若者はそんなものだろう」の31%、次いでD)の「どこが間違っていて、どうすれば良いか、ちゃんと聞きに来ないと…。指導のしがいがないな…」の27%でした。

それぞれの項目に投票された上司の方々のコメントを見てみましょう。

B)「イマイチ反応が薄いけど、まあ、今どきの若者はそんなものだろう」に投票した人のコメント

  • 「現在の若い年齢層の方は、言葉遣いや漢字読み書きなどの国語力が乏しく、こちらがそれを寛大に理解する必要があると感じたのがその理由です」(55歳 警備業 奈良)
  • 「反応は薄いものの、LINEで応答するのに慣れている世代には仕方ない部分もあるから」(30歳 製造業 千葉県)
  • 「IT業界では、合理性を求める傾向があり、特に礼節を重視しないため」(33歳 ITエンジニア 東京)
  • 「本人のやり方があるだろうから、ある程度信用して任せてみる」(44歳 運輸業 山形)

D)「どこが間違っていて、どうすれば良いか、ちゃんと聞きに来ないと…」に投票した人のコメント

  • 「業務に支障が出た際に改善を図る努力が見えていないと、その後の不和や大きなミスに繋がる危険がある。今後の課題として上手く導きたいという気持ちを込めた率直な評価として選択しました。」(34歳 医療 北海道)
  • 「間違えた点について、正しく理解しているかどうかが不安だから。同じミスを繰り返す不安があるから」(44歳 カスタマーサポート 愛知)
  • 「もう少し仕事に対して意欲を持ってほしいとは感じる。また同じミスをしそう」(33歳 自動車 大阪)
  • 「(メールの内容が)シンプルすぎて、こちらの意図が正確に伝わっているだろうかと不安になります」(39歳 物流 東京)

A)「返信してくれてよかった。次から気を付けてくれるだろう」に投票した人のコメント

  • 「問題ないです。こちらの指摘に気づいたのだからそれでよいです。」(30歳 電機メーカー営業 岡山)
  • 「返信の言葉数は少ないですが、次からは気をつける意味は入っているのかなと判断しました。」(38歳 サービス業 東京)
  • 「お詫びの言葉が欲しいとは思うが、直後にあまり言うのも気にしそうな気がするため、避けたいと思う。」(36歳 医療従事業 宮城)

C)「え、それだけ?『お手数かけてすみません』は無いの?ちゃんと謝って欲しいな」に投票した人のコメント

  • 「そういったところも含めて指導しないといけないと思ったから」(36歳 製造業 福岡)
  • 「わざわざ自分の時間を割いて、新人の仕事を見て直してやってるのに、1行のみのメールしか送らない神経を疑ってしまうから。憤りを感じる。」(36歳 医療事務 愛知)
  • 「不備があったのに謝らない態度は許しがたい。」(54歳 電子部品技師 山梨)

A)~D)を挙げた方々どのコメントも、相応に言い分があるように感じられます。ここでは、「どの対応が正しいか」を考えるよりも、「捉え方、受けとめ方は人それぞれであること」に注視するべきでしょう

そのうえで「この考えは、自分にはなかった!」というコメントがあったら、その見解について一度吟味してみると、これからの部下指導・育成において、新たな視点を得られるかもしれませんね。

3)お昼休憩の1時間は、時間厳守?ちょっとくらいなら大丈夫?

3)お昼休憩の1時間は、時間厳守?ちょっとくらいなら大丈夫?

お昼時間、A君は所定の時間より3分ほど遅れて戻ってきて、普通に業務を始めました(※お昼はフレックス)。

そのときあなたはどう思いましたか?以下の選択肢A~Dのうち、一番近いと思えるものを選んでください。

  • A) 「…」(普段から他人のお昼の戻り時間は気にしていない)
  • B)「まあ、3分くらいならいいか」
  • C)「休憩から遅れて戻ってきたな。あとで注意してやらないと」
  • D)「正直、休憩から遅れて戻ってくる人間は信頼できないな」

Scene3 200人の上司の反応は──

Scene3における上司の反応アンケート結果は、以下の通りです。

アンケートグラフ図

──今回は、結構票が割れましたね。

A)~D)それぞれ投票された人のコメントを見てみましょう。

A)「…」(普段から他人のお昼の戻り時間は気にしていない)に投票した人のコメント

  • 「うちは昼休憩に関してはゆるいので、何も思いません」(40歳 金融 三重)
  • 「3分ぐらいなら別に問題ないかと。トイレ行ってたとかエレベーターが遅れたとかあると思うので」(39歳 ITエンジニア 愛知)
  • 「日本特有の時間厳守は、世界的に見ても異様だと認識しているから」(43歳 建設 北海道)
  • 「フレックスであれば休憩に入ったタイミングの認識違いなども考えられるので、ひとまずはそのまま見過ごす。頻度が多いようであれば、どう考えてるのかヒアリングしていく。」(30歳 保険営業 千葉)

B)「まあ、3分くらいならいいか」に投票した人のコメント

  • 「3分程度で気にしてしまうとこちらの気が持たないです笑」(32歳 営業 千葉)
  • 「時間厳守は社会人としては当たり前のことだけど、3分くらいならいいかなと思った」(35歳 介護 岐阜)
  • 「トイレに行くだけでも、ちょっと時間が掛かったりするので、3分くらいならそんなに気にはしないですね」(38歳 サービス業 千葉)
  • 「自分も何かしらの理由で遅くなることがあると思います。もしかして上司に呼び止められていたかもしれないし、3分くらいなら気にしません。」(36歳 医療 愛知)

C)「休憩から遅れて戻ってきたな。あとで注意してやらないと」に投票した人のコメント

  • 「会社で決められたルールは新人でも役職が付いている人でも変わらなく守らなければいけないと思います」(37歳 製造業 宮城)
  • 「その子がこの先ずっとそんな感じだと次から入ってくる新入社員もこんな感じでいいのかと思ってしまうので注意するようにする」(33歳 農林水産 島根)
  • 「1回では数分かもしれないが、塵も積もれば大きな時間になる。1分でも遅れは遅れなので、時間にルーズにならないように早めに対応する。」(39歳 サービス業 宮﨑)
  • 「他の休憩時間を守っている社員に示しがつかないからです」(38歳 商社 宮﨑)

D)「正直、休憩から遅れて戻ってくる人間は信頼できないな」に投票した人のコメント

  • 「個人的に時間にルーズな人は信用できません」(35歳 サービス業 東京)
  • 「時間にルーズな大人は多くの点において注意力が欠落していると思うし、それが仕事にも影響する可能性があるから」(43歳 宿泊業 富山)
  • 「時間にルーズな人間は信用できないし、新人なんだから少し休憩を潰して仕事を覚えるくらいの心構えでいて欲しいと思うから」(36歳 医療事務 愛知)
  • 「私の職場は営業職なので特に時間には厳しいです。その中で遅れてくる人は信頼できません」(33歳 小売業 山口)

(業種・職種による環境からの考え方の相違も少なからずありましたが)コメントからは、非常に考えの多様性が現れています。

時間への感覚・価値観は、人によって大きく異なる」ことが再確認される結果となりました。

4)ちょっとした雑談をしようと、話を振ってみてたものの…

4)ちょっとした雑談をしようと、話を振ってみてたものの…

Scene4 午後の業務、少し時間の合間ができたあなたとAくん。その間の、ふとした会話。

あなた

「Aくん、あの映画みた?ほら、〇〇〇っていうの」

あなたは最近話題の映画について、Aくんに話を振ってみました。するとAくんはこう応えました。

Aくん

「観てません」

──Aくんの反応を聞いて、あなたはどう思いましたか?以下の選択肢A~Dのうち、一番近いと思えるものを選んでください。

  • A) 「そっか、観てないのか」(あまり気にしない)
  • B)「あれ、映画の趣味、あまり合わないのかな」(ちょっと気にしている)
  • C)「こっちが親交深めようと話しかけてるんだから、もうちょっと気を遣ってよ…」
  • D)「あんまり自分に関心ないのかな」(悲しくなっている)

Scene4 200人の上司の反応は──

Scene4における上司の反応アンケート結果は、以下の通りです。

アンケートグラフ図

A)「そっか、観ていないのか」(あまり気にしない)が過半数の60%という結果になりました。

他の選択肢は10%前後の割合となっています。私だったら、Aくんのように淡白に返されたらかなり気にしてしまいそうですが…笑。

A)「そっか、観ていないのか」(あまり気にしない)を挙げた上司の方々のコメントを見てみましょう。

A)「そっか、観ていないのか」(あまり気にしない)に投票した人のコメント

  • 「興味のないことを話しても話は続かない。上司のほうが部下の興味のある話題をさぐるべき。」(57歳 ITエンジニア 大阪)
  • 「若者に媚を売る必要は無いので、気にしないのが一番だ」(53歳 建設 広島)
  • 「こちらの趣味嗜好の会話ではなく、後輩の趣味嗜好を聞くように心がけている」(32歳 営業 東京)
  • 「別に観てないならそれはそれで構わない。違う話をまたすればいいと思う」(49歳 アパレル 大阪)
  • 「こちらの思考を押し付けるわけにいかないため」(31歳 商社 東京)
  • 「あまり気にしません、じゃあどんな映画を見るの?などと切り返しの質問をするのがいいと思います」(30歳 建築 栃木)

その他、B)~D)を上げた方々のコメントは、以下の通りです。

B) 「あれ、映画の趣味、あまり合わないのかな」に投票した人のコメント

  • 「言い方の問題ですよね。『見ていません』と言うだけでは物足りないような気がします。」(38歳 広告業 東京)
  • 「雑談の中で、若い部下がどんなことに興味を持ち、私の話に対してどんなリアクションをするのか確認しようと思うわけですよね。それで予想以上に反応が薄かったら、きっと『今後のコミュニケーション戦略に支障があるな』と、やや心配になると思います。」(43歳 宿泊業 富山)
  • 「部下とのコミュニケーションは大切なので。興味のない話題を振ってしまったことは気になります。」(47歳 福祉指導員 愛知)

C) 「こっちが親交深めようと話しかけてるんだから、もうちょっと気を遣ってよ…」に投票した人のコメント

  • 「この子は自分とコミュニケーション取ることはあまり必要ではないと思ってるんだな、と諦めます。そんな態度じゃこれから損するだけなのに、と思いつつもちょっと不愉快です。」(36歳 臨床検査技師 愛知)
  • 「気を遣って話しかけているのに、話に乗ってこない自己中心的な考えに失望感するから。」(36歳 医療事務 愛知)
  • 「コミュニケーションを意図的に取ろうとしていることに対して、その意図をくみ取ってくれないということですよね。むなしさを感じると思います。」(41歳 自動車製造業 兵庫)

D) 「あんまり自分に関心ないのかな」に投票した人のコメント

  • 「話題をかけたときは次に繋がる返事をしてもらいたい」(35歳 保険営業 神奈川)
  • 「コミュニケーションを図ろうとしてその返しだと、自分がその人にとって存在のない人だと思えるから。」(31歳 医療営業 大阪)
  • 「『興味がないものに無関心』は若いスタッフでよくあること。ただ、私も人間なので少し気持ちが落ちると思いました。」(44歳 旅行代理店 埼玉)

5)「若い人は、飲みニケーションを好まない」と分かっていながらも…

5)「若い人は、飲みニケーションを好まない」と分かっていながらも…

Scene5 業務予定が変更し、珍しく定時で帰れることになったAくんとあなた。

午後に行う予定だった業務がキャンセルになり、珍しく定時であがれることになったあなたとAくん。

そこで、あなたはA君に

あなた

「この後どう?1時間くらい軽く飲みにでも」

と誘ってみました。

するとAくんは

Aくん

「すみません、今日は用事があって」

と断ってきました。

──Aくんの反応を聞いて、あなたはどう思いましたか?以下の選択肢A~Dのうち、一番近いと思えるものを選んでください。

  • A) 「そっか、都合悪いんじゃしょうがない。また後日誘ってみよう」
  • B)「あんまり自分と飲みに行きたくないのかな…。もう誘うのは良そうか」
  • C)「断り方にも礼儀があるだろ。『また今度誘ってください』とか…」
  • D)「最近の若者は、あんまり上司と飲みに行きたがらないんだよな…こっちはもっと仲良くなりたいんだけど」

Scene5 200人の上司の反応は──

Scene5における上司の反応アンケート結果は、以下の通りです。

アンケートグラフ図

A)の「そっか、都合悪いんじゃしょうがない。また後日誘ってみよう」を選んだ人が63%とダントツに多くなっています。

A)「そっか、都合悪いんじゃしょうがない。また後日誘ってみよう」に投票した人のコメント

  • 「今日の今日じゃダメなのは無理もありません。余計なことは考えず、さらっと流すことにします。悩むだけ無駄です。」(36歳 医療 愛知)
  • 「今飲みに行きたい、というのは100%こちらの、しかも急な都合ですので、「その対応ってどうなの?」と考える余地すらないように思います。人にもよるかも知れませんが、急に誘われて断りにくい部下の気持ちになると、特に気になりません。」(35歳 福祉 大阪)
  • 「人それぞれ生活があり、一喜一憂するほどではないから」(43歳 建設 北海道)
  • 「時代とともに、人は変わるものだと思います。上司の誘いに絶対行かなくてはならない時代では無く、お互いが仕事を進めていく上で、適切なパーソナルエリアを保つ為にも強要や強制ではなく、フランクな誘いが良いと思います」(30歳 医療 埼玉)

B)「あんまり自分と飲みに行きたくないのかな…。もう誘うのは良そうか」に投票した人のコメント

  • 「私も上司とはあまり飲みに行くのは好きでは無かったので気持ちはわかります。向こうから誘われるまでは行かないようにします。」(35歳 飲食業 東京)
  • 「飲み会は気の合う人だけでやればよいと思っているから」(35歳 教育 北海道)
  • 「人それぞれ生活があり、一喜一憂するほどではないから」(43歳 建設 北海道)

C)「断り方にも礼儀があるだろ。『また今度誘ってください』とか…」に投票した人のコメント

  • 「仕事も仕事外も断り方は大事だと思うので、本人のためを思いやんわり指導する必要はある。」(56歳 福祉 神奈川)
  • 「上司からの誘いに断るなら理由などを言って断るのが当然だと思うから」(38歳 メーカー 神奈川)
  • 「自分と飲みに行きたくないんだろうと思うし、社交辞令でも、「また今度誘ってください」、くらいは言ってほしい」(35歳 サービス業 東京)

D)「最近の若者は、あんまり上司と飲みに行きたがらないんだよな…」に投票した人のコメント

  • 「自分の時もこんなやりとりはあったかも…打ち解ける度合いは「喫茶百回=飲み一回」とも言われるので、喫茶一回くらいの可能性からスタートするくらいの根気がないと関係性は育めないと思います。」(40歳 福祉 千葉)
  • 「飲み会に誘ってもあまり良い答えが返って来ないのを前提にしています」(49歳 福祉 東京)
  • 「やはり親交を深めたいので、ちょっと寂しい気持ちになりましたので、これを選択しました」(37歳 製造業 宮城)

まとめ)自分とは違うところを知ることがカギになる!?

まとめ)自分とは違うところを知ることがカギになる!?

職場での若い世代とのコミュニケーションで、皆はどうしているか──」というテーマで、ここまでお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

若い世代に対する向き合い方や対応の仕方が、人によって非常に違う点に関心を示した人も多くいることでしょう。

私たちの価値観・考え方の多様性は、一見すると世代間のギャップで見られやすいように思われがちですが、実は同世代・同年齢でも同じくらい見られるものなのかもしれませんね

他者を知る」ということは、ひいては「自身を知る」ことに繋がります。

ほかの人達の若者世代とのコミュニケーションの取り方から、「自分自身との違い」がどこにあって、そしてそれはなぜ生じているのかについて考えていくと、普段気づいていなかったあなたの思考や価値観の癖のようなものが見つかり、今後他者との交流を取るうえでお役立てできるかもしれません。

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]