Laboしごとの評判・特徴は?バイオ・化学の研究職・専門職へ「正しく」転職したい人に
[最終更新日]2024/11/14
研究職 の仕事は、専門性が高い職種のため年収も高くなる傾向にあり、魅力に感じる人も多いでしょう。
一方で、求人が少なく、キャリアの道筋が見えにくいことも研究職の特徴です。
魅力的な仕事ではあるものの、採用やキャリア構築の難しさから、転職に苦労している人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめの転職エージェントが「Laboしごと」です。
Laboしごとは、バイオ・化学系の研究職や理系の求人に特化して転職を支援しています。
目次
Laboしごとの特徴とおすすめの人
Laboしごとの特徴
サービス概要 | バイオ・化学系職種の転職支援に特化した転職エージェント 《主なサービス内容》
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対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
利用者層 | 全年齢層 |
求人数 | 約200件(2024年11月現在) |
料金 | 無料 |
企業名 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
Laboしごとの主なサービス特徴
- バイオ・化学の研究職や理学系のお仕事に特化した転職エージェント
- 担当者(専任エージェント)は全員業界知識が豊富。専門的な話題やキャリアパスの相談もしっかり対応
- 正社員・派遣社員に関わらず窓口を一つに集約。様々な働き方を提案してくれる
Laboしごとは、バイオ・化学系職種の転職支援に特化した転職エージェントです。
関東圏を中心に、約400件の求人情報を掲載しています(2024年11月時点)。
Laboしごとの特徴は、一人ひとりのキャリアパスにあわせて求人を紹介してくれることです。
「プロフェッショナルの生涯価値の向上」をミッションに掲げており、個人の経験やスキルを踏まえたうえで、正社員にかかわらず、派遣も含めてライフスタイルやその時々のシーンに合わせたさまざまな働き方を提案してくれます。
また、エージェント担当者の業界知識が豊富であることも特徴です。
一般的な転職エージェントでは、専門用語が伝わらない場合が多いですが、Laboしごとは専門的な話題や相談について、理解しながら対応してくれます。
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Laboしごとがサービスを提供する際にとくに大切にしているのが、企業理念でもある「プロフェッショナルの生涯価値の向上・クライアントの価値創造への貢献」、そして「才能豊かな方を発掘し、育て、支援し、活躍できる環境を構築していくこと」です。
求職者の方おひとりひとりの状況を詳しくおうかがいして、希望する働き方が実現できるように寄り添って対応させていただいております。
どんなに経験を積んだ研究者の方でも、転職の際には「どんなキャリアを歩むべきか」「次に就く仕事は本当にこれでいいのか」と悩むものです。実務経験の浅い若手社会人の方でしたら、尚のことでしょう。
ですが、その実情をしっかり理解してくれるプロのエージェントがいれば、キャリアの可能性を広げられたり、これまでの経験を再認識して自信を持つことができます。ご転職活動に際し、プラスの発想をもって頂けるよう心がけています。
面談後の感想として、「話してよかった」「新たなキャリアが見えてきた」「(転職活動への)勇気や活力が湧いた」と仰っていただく転職者の方は多いです。
バイオ・化学分野の転職で、「ひとりで進めるには不安がある」という方は、ぜひご相談ください。
Laboしごと取り扱う求人の業種・職種
Laboしごとが取り扱う求人は、主にバイオ・化学領域の仕事です。
正社員の求人では以下の職種が見られます。
Laboしごとの職種別求人数(2024年11月現在)
職種 | 公開求人数 |
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研究・解析|正社員 | 約70件 |
臨床開発・メディカル|正社員 | 約30件 |
CMC・製造|正社員 | 約10件 |
事業開発・知財・MR他|正社員 | 約20件 |
バイオ(研究・実験)|派遣 | 約150件 |
化学(分析・検査)|派遣 | 約30件 |
その他|派遣 | 約60件 |
Laboしごとの求人は、研究・解析や臨床開発・メディカルといった、バイオ・化学領域の職種に特化しています。
募集先は、大手製薬メーカーやバイオベンチャー、公的研究機関など、さまざまです。
また、一般の転職サイトや転職エージェントでは見られないような、専門性の高い職種の求人を豊富に保有しています。
研究職や理系の専門職に就いている人は、一般的なサイトで転職先を見つけるのは難しいでしょう。
一般的な求人サイトに比べ、自分の専門領域にあった仕事を見つけやすいことが、Laboしごとの魅力です。
Laboしごとがおすすめの人
- バイオのバックボーン※をお持ちで「バイオの経験知識を活かして働きたい」「キャリアプランが不明確、または明確にあっても実現方法がわからない」という人
- バイオ・化学の専門知識・業界知識を持ったエージェントからサポートを受けたい人
- 今後のキャリアプランについて、一緒に考えてくれるパートナーが欲しい人
※バイオのバックボーン:生物学、農学、生命科学、等バイオ系学科卒の専門卒、学卒以上(修士、博士歓迎)
※文系の場合、上記と同等レベルの経験・知識を保有している方。
Laboしごとは、バイオ・化学系職種の転職支援に特化しています。
そのため、これまでバイオ・化学などの理系企業に就いていた人や、学校の研究経験から得た知識やスキルを活かして就職先を探したいと考えている人におすすめです。
また、Laboしごとの担当者は、バイオ・化学分野の知識が豊富なため、専門知識・業界知識をもったエージェントからサポートを受けたいと思っている人にも向いています。
研究職は、キャリアの道筋が見えにくい特徴があります。
今後のキャリアついて一緒に考え、将来的なプランを含めて仕事探しをして欲しい人にも、おすすめできるサービスといえるでしょう。
Laboしごとの評判・口コミ
続いては、実際にLaboしごとを利用した人の評判・口コミについて見ていきましょう。
ネット上のLaboしごとの評判・口コミ
※サービスを利用した人の声の一部を掲載しています。
面談でこちらの転職への思いや不安に思っていることを伝えて、終わった後にとても気持ちがスッキリしました。
Laboしごとの前に他のエージェントも利用していましたが、Laboしごとが一番良かったです。
他のエージェントは具体的な案件紹介がメインで、話を聞いてくれるのは最初だけです。Laboしごとでは継続してしっかりコミュニケーションを取ってくれて、またこちらの希望をヒアリングするときも、将来のキャリアビジョンを踏まえて求人を提案してくれました。
参考:Laboしごと担当エージェントからのヒアリング
Laboしごとに登録したのはもう3年も前のことでした。当時すでに40代、ずっと派遣でしたので「これが最後のチャンス」と思っていたのですが、なかなか希望に合う求人が見つからず、また書類審査で落とされることも多く、1年、2年と経過しました。
その間もLaboしごとの担当の方は条件に合った求人を紹介し続けてくれ、ときに自分では思いもよらなかった求人を提案してくれました。そして3年後、ようやく内定を獲得。一人でやっていたら確実に諦めていたと思います。
参考:Laboしごと担当エージェントからのヒアリング
Laboしごとには1年間お世話になりました。
派遣から正社員を目指していて、「早く次の職場を決めたい」と急いでいたのですが、目指す職種のハードルも高く、なかなか決まりませんでした。
その際に、Laboしごとの担当の方より「焦らなくても大丈夫ですよ」とアドバイスしてくれて。
それでようやく、気持ちを落ち着かせてじっくりと転職活津藤を進められました。結果、他社経由で決まったのですが、そのときのアドバイスがあったからだと思います。
参考:Laboしごと担当エージェントからのヒアリング
私がLaboしごとに登録して良かった感じたことは面談で専門用語が使用可能ってことです.
Laboしごと担当者は業務内容を理解してくれて,適切な求人情報を出してくれました.
ただし、理系バックグラウンドや3年以上の実務経験を持っている方を対象にしています.
業界未経験者や第二新卒の方を対象としたサービスではないので注意が必要です.
Laboしごとの評判・口コミまとめ
Laboしごとの評判・口コミについては、一人ひとりに寄り添うサポートに対する意見が多く見られました。
研究職や専門職の仕事は、求人が少なく、すぐに転職が決まるケースは多くありません。
そのような状況でも長期的に求職者と向き合い、求人紹介やアドバイスをしてくれることが、高評価につながっているようです。
また、専門知識への理解に対する口コミも多く見受けられました。
専門用語が伝わらない転職エージェントが多いなかで、業界知識や専門知識への理解があり、対等に話ができるところも、求職者が安心できるポイントでしょう。
研究職や理学系の仕事に転職する難しさを理解し、一緒にキャリアを考えながらサポートしてくれるところが、他にはないサービスとして利用者の満足度を高めているといえそうです。
Laboしごとに登録するメリット
バイオ・化学の専門知識・業界知識を持ったエージェントからサポートを受けられる
Laboしごとに登録するメリットは、バイオ・化学の専門知識・業界知識をもったエージェントからサポートを受けられることです。
バイオとは、生物学を意味する「バイオロジー」と技術を意味する「テクノロジー」の合成語で、生物の持っている働きを人々の暮らしに役立てる技術のことを指します。バイオテクノロジーは、農業、食品、環境、医療、エネルギーなど、産業への技術応用はかなり広範囲に及びます。
古くは、微生物などの発酵を利用した技術、近年は、遺伝子工学と細胞に関わる技術を中心に、分子生物学、バイオインフォマティクス(生物情報科学)、タンパク質工学、糖鎖工学などの学問分野で使われる技術のことを指すことが多いです。
一言でバイオと言っても実は、対応範囲も広く、研究分野も様々なのです。どの分野に進むのかのよっても進路別にやるべきことは異なるでしょう。
バイオの主な研究分野の例
- 医療分野(薬品の開発、治療法の研究、遺伝子治療、再生医療など)
- 農業分野(遺伝子組み換え作物の開発、農薬・肥料の開発、病害虫の防除など)
- 環境分野(環境汚染物質の分解、廃棄物処理、バイオマスエネルギーの開発など)
- 食品分野(食品添加物の開発、発酵食品の製造、食品の品質管理など)
- 化学分野(バイオプラスチックの開発、バイオ燃料の開発、バイオマテリアルの開発など)
Laboしごとの担当者は、研究職経験者ではないものの、サービスを提供するために十分な知識を持ち合わせています。
一般的な求人サイトでは、たとえば「DNA/RNA抽出」「スクリーニング」「培養細胞の凍結・融解」「初代/継代培養」といった専門用語が伝わらないケースが多いです。
Laboしごとでは、担当エージェントが専門的な知識と理解を有しているため、適切なサポートが受けられるのです。
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バイオ・化学の領域で、専門的な知識と理解を持ったうえでサポートできるのが、Laboしごとの強みです。
たとえば「バイオ」と一言でいっても対応範囲も広く、研究分野も様々です。どの分野に進むのかのよっても進路別にやるべきことは異なるでしょう。
それから、それぞれの分野で求められる経験・技術も異なります。例えば、再生医療における細胞製造においては細胞培養技術を用いますが、クリーンベンチでの細胞培養経験のみでは、技術として不十分な場合があります。
各種実験手技においても、アカデミアでの基礎研究に従事する場合と民間企業での開発研究に従事する場合では、求められる素養が異なります。同じ技術・手技でも業種・業態によって目的が異なり、求められるポイントも異なります。
また、実験や研究から離れ空白期間ができる「バイオブランク」に陥ってしまうと、選択肢が限られてしまい、戻りにくくなってしまう研究職ならではの特徴もあります。
こうしたバイオ・化学の領域ならではのポイント・注意点についても、Laboしごとでは適切にアドバイスできます。
研究職としての、これからのキャリアを一緒に考えてくれる
研究職としてのこれからのキャリアを一緒に考えてくれることも、Laboしごとを利用するメリットです。
研究職の転職では、「そもそも、どのような求人があるのか」「民間企業と公的研究機関では、どちらがいいのか」など、キャリアの方向性がわからずに悩む人が多いです。
Laboしごとでは、転職の希望条件をヒアリングし、キャリアの悩みを一緒に考えてくれます。
求職者の悩みを把握したうえで、将来のキャリアも見据えながら、適切なアドバイスをしてくれることが強みです。
これからのキャリアについて不安を抱えている人は、心強い味方となってくれるでしょう。
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研究職での転職で、「そもそも、どういう仕事に応募できるのか」、「バイオ・化学の業界を『職業』として見たときに、わからないことが多い」、「民間企業とアカデミアのどちらがいいのか」などで悩む方は多いです。
様々な技術を経験し手技の幅が広い方も、「現スキルを活かせる働き方は何か」「将来的にどのようなキャリアを描いていけるのか」というお悩みをお持ちの方は少なくありません。
Laboしごとでは、転職の希望条件をうかがったうえで、「その後、どうしていきたいか」も必ず聴くようにしています。その方の本当に求めているニーズを把握して、そのうえでサポート・アドバイスをするようにしています。
研究職は、他職種と比較して案件そのものが多くはないため、企業様もマッチ度を重視する傾向が強く、ハードルは低くないのが実状です。
人気の案件には求職者が集中し、募集要項より自然とハードルが上がってしまうこともあったり、企業様毎に採用したい人材層が異なるのでよく企業研究をしながら案件を見極めて行く必要があります。手あたり次第では決して成功できないのが研究職の転職です。
ただ、職種やキーワードで安易に絞り込んでしまうと視野が狭くなってしまい、機会をうまく得られないこともあるので、丹念な情報収集・リサーチをしながら、転職先として可能性を広げていけるよう企業研究をしっかりする必要があります。また、ご自身の希望を叶えて行くためにある程度複数の企業への応募を根気強く続けていく期間、精神力も必要です。
そういった決して楽ではないプロセスを一人で戦い抜いていくのは大変です。
そんなときにこそ、Laboしごとへ相談するところから始めてください。どんな企業があるか、業界特性、面接対策などお力になれることがたくさんあると思います。一人で悩まずにLaboしごとへ来てください。
じっくり、中長期的なサポート。ときに「ポジションサーチ」も行ってくれる
じっくりと、中長期的にサポートしてくれることも、Laboしごとに登録するメリットといえます。
研究職や専門分野の仕事は、そもそも募集が少ないため、サービスを利用した段階ですぐに自分にあった求人が見つかるとは限りません。
いまある求人を紹介するだけでなく、その人にあった仕事を一緒に探してくれるのが、Laboしごとの魅力です。
ときには、現在募集としてあがっていない求人を、エージェント担当者が新たに応募枠として創出する「ポジションサーチ」も行ってくれます。
ポジションサーチは、求職者と企業の双方に対して深い理解と関係性があるからこそ実現できる手法です。
Laboしごとのデメリット・注意点
続いては、Laboしごとを利用する際のデメリットについても見ていきましょう。
注意する点は、以下の2つです。
関東以外の地域の求人はサポートエリア外
Laboしごとの対象エリアは、東京・神奈川・埼玉・千葉がメインです。
関東以外の地域の求人に対応していないことはデメリットといえます。
関東以外の地域で求人を探したい場合は、そのほかの転職エージェントもあわせて登録しておきましょう。
アカリクキャリアやRD SUPPORTといった、研究職や理系の転職に特化したエージェントがおすすめです。
また、特定の地域に絞って求人を探したい場合は、地域密着型の転職エージェントを利用するとよいでしょう。
各都道府県に拠点を持つ、地域密着型の転職エージェントについては、以下をご参考ください。
各都道府県に拠点を持つ、地域密着型の転職エージェント
都道府県 | 転職エージェント|都道府県内の拠点 |
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北海道 | |
青森県 | |
岩手県 | |
宮城県 | |
秋田県 | |
山形県 | |
福島県 | |
茨城県 | |
栃木県 | |
群馬県 | |
埼玉県 | |
千葉県 | |
東京都 | |
神奈川県 | |
新潟県 | |
富山県 | |
石川県 | |
福井県 | |
山梨県 | |
長野県 | |
岐阜県 | |
静岡県 | |
愛知県 | |
三重県 | |
滋賀県 | |
京都府 | |
大阪府 | |
兵庫県 | |
奈良県 | |
和歌山県 | |
鳥取県 | |
島根県 | |
岡山県 | |
広島県 | |
山口県 | |
徳島県 | |
香川県 | |
愛媛県 | |
高知県 | |
福岡県 | |
佐賀県 | |
長崎県 | |
熊本県 | |
大分県 | |
宮崎県 | |
鹿児島県 | |
沖縄県 |
バイオ・化学領域について「学校・仕事でもまったく携わらなかった」という人のサポートは厳しい
Laboしごとは、学校や仕事でバイオ・化学領域に携わった人向けの転職支援サービスです。紹介される求人も、基本「経験者向け」のものになります。
そのため、これら領域についてほぼ未経験の方は、Laboしごとに登録しても、マッチする求人を紹介してもらえないことが多いでしょう。
未経験からバイオ・化学領域にチャレンジされる方は、「未経験歓迎」の求人を比較的多く所有するリクルートエージェントやdodaといった総合型の転職エージェントの利用をおすすめします。
国内の主な総合型転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント | doda | リクルートエージェント | ワークポート | type転職エージェント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約6.9万件 | 約26万件 | 約49万件 | 約11万件 | 約1.2万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | 営業、IT、システムエンジニア、プログラマ、コンサルタント |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代後半~30代前半(エンジニアのみ39歳までOK) |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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詳細を見る |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
Laboしごとを最大限に活用するためのポイント・使い方
ここまでの内容で、Laboしごとのサービスについての理解は深められたのではないでしょうか。
「Laboしごとを、利用してみようかな」と思ったら、更にサービスを有効活用するための以下3つのポイントをご確認ください。
Laboしごとを最大限に活用するためのポイント・使い方
これまで培ったスキル・キャリアを丁寧に棚卸ししておく
Laboしごとのサービスを最大限活用するためには、これまで培ったスキルやキャリアを棚卸ししておきましょう。
バイオ・化学の研究職は、いわゆる「専門職」にあたるため、企業は求職者の専門的なスキルや経験を見ています。
転職成功には、これまでのスキルや経験をアピールできるように、キャリアの棚卸しをしておくことが重要です。
バイオ以外の業種・職種にて就職をされたが、バイオの研究職へ戻りたいという人も少なくありません。
学生時代の専攻であったバイオの経験を活かして転職を希望する人は、学生時代の研究経歴を棚卸しするとよいでしょう。
どのような分野の学問を学び、知識を得たか、どのような研究テーマに携わり、どのような実験を経験したか、どのような成果を残したか、その研究を通して何を得たか、等、ご自身が研究に携わった経歴(知識・経験・技術)を可視化するのです。
卒業論文の概要等があれば、そちらをベースに「研究経歴書」を作成するとよいでしょう。
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バイオ・化学の研究職はいわる「専門職」ですので、企業は求職者の方々に対して「何がどのくらいできるのか」を特によく確認します。
「どのような研究に携わり、その課程でどんな実験をし、どんな成果をのこしたのか」は明確にお話できるようご準備をしておいていただけるとスムーズです。
特に、手技について「何を、どの位」できるのか、携わった期間・頻度、使用していた機器や・キット・手順など、可能な範囲で細かく情報を整理しておけると仕事紹介もされやすくなります。一貫して携わってきた領域がある方や、ご自身の強みが分かっている方は、転職成功しやすい傾向にあります。理由は、そうした経歴を「即戦力」として起業にPRできるからです。
企業が求める人材とマッチすれば、とうぜん決まりやすくなります。ここでのポイントは、「方向性が明確であること」です。スキルや経験値が多少不足していたとしても、やりたいこと、なりたい姿が企業ニーズとマッチしていれば、転職成功となるケースが多いです。
ご自身がどうなりたいか、何をしたいかも明確であれば尚よいですが、わからなければまずは、Laboしごとへお越しください。
どんなことが得意で、何が好きで、何に興味をもって、将来どうなりたいのか、一緒に答えを探しましょう。また、同時に将来的なキャリアプランも描きながら検討していくことも重要です。目の前の転職のみならず、長期的な視点でご自身のキャリアを見つめていくということです。
今ですと再生医療が流行っていて、細胞培養技術者の需要が高い傾向にありますので、求職者の注目度も高い職種・業種と言えますが、「細胞培養」技術に特化していくのか、難病メカニズムの研究に携わりたいのか、キャリアプランによって「再生医療」であっても選択すべき職種や企業も異なる場合があります。
とくに20代の時期に身につけた専門性によって、その後のキャリアが大きく変わりがちです。
そのため、研究職の方において、「どの分野の専門性を高めていくか」は、とても大切な視点であり、5年・10年・20年と中長期的なキャリアプランを描いていくことは大変重要です。
転職活動の基本の進め方を、Laboしごとのエージェントから学ぶ
転職を成功させるためには、転職活動の基本的な進め方を把握しておくことも大切です。
- 希望条件(転職の軸)が定まっていない
- 企業研究の仕方がわかっていない
- 履歴書や職務経歴書を使いまわしている
- 面接の受け答えに慣れていない
- どこでもいいからとりあえず応募する
このような状況では、どんなにスキルや経験があっても、通過率は低くなってしまうでしょう。
スキルや経験を正しく企業にアピールするためにも、転職活動の「基本」は身につけておく必要があります。
Laboしごとでは、求人紹介だけでなく、書類添削や面接対策も行っています。
エージェント担当者から基本を学びつつ、一緒に転職活動を進めていくのがおすすめです。
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書類審査で不採用となってしまうケースで多いのが 、職務経歴書の経歴が「やりたいこと」とマッチしていないケースです。
つまり、職歴書の内容がこれまでの経歴に終始しており、企業にとって興味を持ちづらい内容になってしまっているということです。希望する研究職におけるこれまでの経歴が薄かったとしても、その分野において携わってきた研究内容、経験した実験内容、興味を持って取り組んだ点などをPRすべきです。
「学生実験では経験したが、実務についての経験はない」 という場合は、私たちにご相談していただければ、関与する知識・スキルのピックアップのお手伝いをさせていただきます。
学生の頃にやった実験でも、どんな実験で、どんな結果が得られたかなど、まとめておくとよいでしょう。不採用となるケースで次に多いのが、「どこでもいいから、とりあえず応募する」というスタンスの人です。
この場合、「数打てばあたる」で、応募した会社の企業研究をほとんどしていないケースが多く見られます。企業をきちんと調べていなければ、その企業に関する興味・関心もあまりない状態のはずです。
当然企業にもそのスタンスは伝わりますので、たとえスキルが豊富だったとしても「入社後の活躍イメージが見えづらい」ということで断られることが多いのです。それから、履歴書・職務経歴書を同一のもので使い回している方も要注意です。
大抵、こういうのは企業の方でも分かりますし、そういった書類は大抵落とされます。
応募する企業別に志望動機欄を作るなどして、「この企業に向けて、職務経歴書を用意した」という姿勢をみせることも、大切でしょう。
急ぎの転職の場合は、複数の転職エージェントに登録する
今回が急ぎの転職になる場合は「Laboしごと一択」にするよりも、併せて2~3の転職エージェントを利用することをおすすめします。
各エージェントが独自に保有している求人も少なくないため、選択肢をできるだけ広げておく意味でも、転職サービスの複数利用は有効です。
また、複数の転職エージェントを活用することで、自分に合う担当者の見極めもしやすくなるでしょう。
Laboしごと以外のおすすめの転職エージェントについては、以下の記事で紹介しています。ご参考ください。
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- おすすめの転職エージェント・転職サイトをタイプ別に紹介します。「どの転職エージェントが評判がいいのか」「自分に合うサービスはあるか」が気になっている人はぜひチェックしてください。...
Laboしごとのサービス登録から内定までの流れ
Laboしごとのサービス登録から内定までの流れは、以下のとおりです。
①サービス申し込み
まずは、Laboしごとのサービスに申し込みをします。
会員登録画面より、必要事項を入力します。
入力項目は、以下の通りです。
- 名前(フリガナ)
- 住所
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
- パスワード
- 性別
- 生年月日
- 経験職種
登録が完了したら、担当者よりメールで返信がきます。
初回面談に向けて日程を調整していきましょう。
②面談(転職・キャリア相談・お仕事の紹介)
面談は基本的に電話で行います。
オンラインで行うこともありますが、ざっくばらんに話せるため、電話面談が多いです。
初回面談の所要時間は、30分程度です。
面談では、以下のような内容を確認します。
- 現在の状況
- 転職したい背景
- 希望条件
- 経歴
また、初回面談ではキャリア相談や求人紹介も行われます。
キャリア相談では、経歴や希望条件をヒアリングしたうえで、短期・中長期の両面でキャリアストーリーを提案してくれます。
③面接サポート
Laboしごとでは、希望者に対し、書類添削や面接対策を行っています。
模擬面接は、オンラインで行います。
また、模擬面接では、以下のような点を対策します。
- これまでどういうキャリアを培ってきて、それをどう活かしたいのか
- 応募する企業との親和性がどこにあるのか
- 応募する企業に興味をもっている部分はどこなのか
- 経歴に弱点があれば、それをどうカバーするのか
対策では、知恵を与えるのではなく、あくまで求職者が自発的に説明できるようにアプローチしてくれます。
自ら気づきを得ることで、より実践に近い対策ができるでしょう。
そのほか、面接問答集の提供や、オンラインの「見せ方」などもレクチャーしてもらえます。
④内定(条件交渉・退職準備)~入社サポート
面接が通過し内定をもらったら、入社手続きへと進めていきます。
将来のキャリアも見据えながら、担当者と相談して入社を決めるとよいでしょう。
入社時期や給与調整など、条件交渉も担当者に依頼するのがおすすめです。
また、退職準備において不明な点があれば、あわせて相談しましょう。
入社準備・退職準備が完了すれば、晴れて入社となります。
サービスの利用期間は個人差がありますので、焦らずじっくりとサポートしてもらいましょう。
Laboしごと転職の登録・利用に関するよくある質問(FAQ)
Q1)今すぐ転職は考えていませんが、利用可能ですか?
今すぐの転職を考えていなくても、利用可能です。
すぐに希望にあった求人を紹介できるとは限りませんので、キャリアに関する相談だけでもかまいません。
求職者の適性や希望にあわせて求人を紹介しますので、お気軽にご利用ください。
Q2)サービス登録前に、事前に準備することはありますか
サービス登録前に準備するものは、とくにありません。
ただし、より有意義にサービスを活用するために「どの分野の専門家になりたいのか」の言語化と、スキル・キャリアの棚卸しは、事前にしておくことをおすすめします。
希望のキャリアと、これまでのスキルや経験を明確にしておくことで、条件にマッチした求人を紹介してもらいやすくなるしょう。
本記事でも紹介している、Laboしごとを最大限に活用するためのポイント・使い方も、ぜひチェックしておいてください。
Q3)面談はどこで行われますか
面談は、基本電話で行われます。
オンラインのように身だしなみに気を遣うこともなく、ざっくばらんに相談できることから、電話での面談が多いです。
緊張せずに面談に臨めたほうが、希望条件も伝えやすいでしょう。
ただし、希望者はオンラインでの相談も可能です。
また、模擬面接の際は、オンラインで行われます。
Q4)面談を行える時間帯を教えてください
面談ができる時間帯は、平日の10:00〜18:00です。
電話で行われることが多いため、時間を見つけて面談を依頼しましょう。
ただし、希望者には、平日の夜間や土日祝日の面談にも対応しています。
どうしても基本の時間帯で面談できない場合は、遠慮なく担当者に相談しましょう。
なお、連絡のやり取りは、メールで行うことが多いです。
Q5)他の転職エージェントも併用していた場合、正直に伝えた方がいいですか?
Laboしごと以外に転職エージェントも併用している場合、担当コンサルタントにもそのことを伝えておいた方が良いでしょう。その理由は、以下の3点があります。
- 別の転職エージェントと同じ求人をおすすめされる場合がある
- 掛け持ちを隠したままだと、意思疎通や信頼関係の構築が難しくなることがある
- Laboしごとでは、他エージェントから紹介されている案件と極力並行して進捗させられるよう、クライアントコントロールに努めている
例えば一点目の「同じ求人をおすすめされた」場合、掛け持ちを隠したままだとその求人を見送る為に嘘の理由を作らなくてはならなくなります。その作られた理由によって、担当エージェントは転職者の希望や意思を誤って解釈してしまうことも起こりやすくなるでしょう。
現在、ほとんどの転職者は転職エージェントを掛け持ちで利用しています。
Laboしごとの担当コンサルタントもその状況は重々把握していますので、それで信頼関係や支援の優先度に影響がでることはまずありません。
変に気を遣って隠すことなく掛け持ちしていることは率直に伝えておきましょう。
Q6)Laboしごと転職の退会方法を教えてください
Laboしごと転職を退会する場合は、担当者への電話またはメールで依頼します。
メールの連絡の際は、以下のような文面で依頼するとよいでしょう。
件名 退会についてのご依頼
Laboしごと転職
ご担当 〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。
転職支援サービスを受けておりました〔氏名〕です。
誠に勝手ではございますが、転職先が無事に決まりましたので、退会したく連絡をさせて頂きました。
利用中は細やかなサポートをして頂き、本当にありがとうございました。
つきましては、退会手続きを進めて頂けますでしょうか。
また、サービス利用時に提出しました書類は破棄していただきますようお願いいたします。
〔氏名〕
電話:090-XXXX-XXXX
e-mail: min-ten@XXXX.com
まとめ)Laboしごとの特徴、評判・口コミまとめ
ここまでのLaboしごとの特徴・評判をまとめましょう。
Laboしごとの特徴・メリット
- バイオ・科学の研究職や理学系のお仕事に特化した転職エージェント
- 担当者(専任エージェント)は全員業界知識の豊富。専門的な話題やキャリアパスの相談もしっかり対応
- 正社員・派遣社員に関わらず窓口を一つに集約。様々な働き方を提案してくれる
Laboしごとの評判・口コミで多い意見・感想
- これまで学校や職場で得たバイオ・化学の知識・スキルを活かせる環境を探している人
- バイオ・化学の専門知識・業界知識を持ったエージェントからサポートを受けたい人
- 今後のキャリアプランについて、一緒に考えてくれるパートナーが欲しい人
Laboしごとは、バイオ・化学系職種の転職支援に特化した転職エージェントです。
業界知識の豊富な担当者が、求職者一人ひとりに寄り添い、これまでの経験やスキルにあった求人を紹介してくれるところが、ほかにはない強みといえます。
さらに、キャリアについての相談もできるため、今後のキャリアに不安を抱えている人も安心して利用できるでしょう。
今すぐ転職を考えていなくても、キャリアに関する相談だけでもしてみることをおすすめします。