看護師の働きやすい職場とは?人間関係・労働環境で満足いく職場選びのポイント
[最終更新日]2024/06/08
転職を検討している看護師の方にとって、転職理由は職場の人間関係や労働環境などさまざまでしょう。
転職を通じて不満や懸念点を解消できる可能性がある一方で、現状よりも状況が悪化することを恐れて転職に踏み切れない人もいるかもしれません。
目次
1)求人情報のここをチェック! 看護師にとって働きやすい職場のポイントは?
まずは、看護師にとって働きやすい職場を確認するためのポイントを整理しておきましょう。
求人をチェックする際には、次の4つのポイントを押さえておくことが大切です。
勤務時間と休日
看護師の職場は、大きく以下に分かれます。
※ 上記のほか、介護施設や企業といった職場もあります。
病棟
病棟勤務では、多くの場合休みは不定期で夜勤があります。
まずは求人票で年間休日数と夜勤の時間帯をチェックしておくとよいでしょう。
忙しい職場は年間休日数が少なめになる傾向があます。
看護師の年間休日数は平均115日前後のため、これより多くの年間休日が確保されているかどうかを見ておきましょう。
また、夜勤についてはご存じのとおり二交代制と三交代制があります。
二交代制 | 三交代制 | |
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勤務時間(例) |
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メリット |
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デメリット |
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最近では二交代制の職場が多くなっていますが、三交代制を取り入れている職場もあります。
筆者の周りの看護師の方々は「二交代制のほうが生活リズムを取りやすい(コンディションを整える意味でも、二交代制の方がやりやすい)」という人が多いですが、どちらがよりフィットするかは人それぞれでしょう。
クリニック
クリニックの勤務日・勤務時間は職場によって様々です。
多いのは、土曜日の午後および日曜祝日および平日のなかの半日が定休になっているケースでしょう。
最近では、日曜日に開業するクリニックも増えているようです。
また昼休憩の時間も様々で、なかには「昼休憩:3時間」としているクリニックもあります。この場合、フルタイムで働くと「勤務時間は8時間でも拘束時間は11時間」になってしまうということです。
各クリニックは患者さんのニーズに合わせるなどして開業時間を設定していますが、それが看護師の働きやすい労働環境になるとは限りません。
「自分が働きやすい勤務時間か」を見極めることが大切です。
訪問看護
訪問看護の勤務日も、職場(ステーション)によって様々です。
「完全週休二日」としている職場が多いですが、24時間365日営業をしているところもあり、その場合看護師はシフト勤務となります。
業務範囲
すでに看護師として実務経験のある人なら、入職前にある程度の業務範囲はイメージもついていることでしょう。
加えて、以下の観点を持っておくとよいでしょう。
- 医療行為の範囲
- 院内処方の有無
- 研修や勉強会の有無およびその頻度
看護師が行う医療行為は基本、医師の指導に基づいて行われます。
これまで経験したことのない医療をする可能性がある場合は、研修や医師の指導がどの程度行われるかを面接でも聞いておくべきでしょう。
また、院内処方のある職場では、看護師が処方のチェックをすることが多いです。
厚労省の働きかけもあって最近は院外処方の職場が増えてきていますが、院内処方を継続している職場も少なくありません。
院内処方も「間違えの許されない」業務のひとつであり、業務も相応に忙しくなることはあらかじめ知っておきましょう。
それから、研修・勉強会の有無や頻度も確認しておくことをおすすめします。
看護師の職場として教育体制が充実しているのは良いことですが、業務外の時間に実施されるケースが多いです。
スキルアップを求める人にはよくても、家庭やプライベートで忙しい人はその限りではないでしょう。
これら情報は、求人票には明確に記載されていないことも少なくなく、そのため詳細の確認は面接の場でも行うことをおすすめします。
福利厚生
福利厚生には大きく分けて法定のものと法定外のものがあります。
法定の福利厚生は、経営者が看護師を雇う以上必ず整備しておくべき制度です。
数年前まではとくにクリニックにおいて適用されていない看護師職場が多く見られましたが、今は少なくなってきています。
一方、法定外福利厚生は医療機関ごとに+αで用意されている職員向けのサービスです。
法定の福利厚生
- 社会保険(健康保険・厚生年金・介護保険・雇用保険・労災保険)
法定外福利厚生
- 通勤手当、住宅手当、家族手当
- 資格取得補助
- 産前産後休暇、育児休暇
- 時短勤務制度
- 託児所や保育所との提携、院内保育施設の整備
- 寮完備
- 娯楽施設などの優待制度
育児休暇などの制度が用意されていても、実態としては人手不足で休暇を取得できないといったケースも想定されます。
制度の有無だけでなく、実際に取得実績があるか、活用されている形跡があるかどうかも面接の場で確認することをおすすめします。
人間関係
転職先を選ぶポイントであると同時に退職理由の上位にも挙がりやすいのが、職場の人間関係です。
看護師は職務の性質上、チームで協力して仕事を遂行する必要があります。同僚はもちろんのこと、看護主任や看護師長といった上長にあたる人との相性も重要です。
ただし、職場の人間関係に関しては求人情報から判断するのが困難です。
後述するように、職場見学や病院説明会といった機会に職場の雰囲気を自分の目で確認したり、口コミサイトなどをチェックしたりといった対策を取っておくことをおすすめします。
2)看護師が働きやすい職場を探す4つの方法
看護師が働きやすい職場を探す際、とくに人間関係も含めた職場環境を見極めるためのポイントを解説します。入職後にミスマッチが発覚して後悔することのないよう、次の3点を実践しておくとよいでしょう。
- #1 口コミサイトで評判を見てみる
- #2 事前に職場見学をしておく
- #3 面接の場ではこちらから質問を
- #4 看護師専門の転職エージェントの利用
口コミサイトで評判を見てみる
職場の雰囲気や人間関係の実態をできるだけ詳しく確認するには、口コミサイトの活用が有効です。
看護師向けの口コミサイトも見られますが、全ての病院について十分な件数の口コミが投稿されているとは限りません。
また、仮に口コミが投稿されている場合も限られた件数の評判だけで判断するのはリスクが高いでしょう。
そこで、患者向けの口コミサイトも併せて活用することをおすすめします。
患者の視点から見た場合の病院に対する評価を把握することで、職場の雰囲気や繁忙度合いをある程度推測できるケースが少なくないからです。
具体的には、次のような口コミサイトをチェックしておきましょう。
事前に職場見学をしておく
職場環境を見極める際におすすめしたいのが職場見学です。
実際に働いているスタッフの様子や雰囲気を直接見ておくことで、求人情報やホームページからは読み取れない職場の様子が分かることが多いです。
スタッフの態度が良くない、受付から見える事務作業デスクが散らかっている、待合所やトイレに清潔さが見られないなど、見学時に違和感を覚える職場は何らかの問題を抱えているものです。
現場の空気感を肌で感じることで、自分に合っているかどうかを判断しやすくなるでしょう。
職場見学を希望する場合は、事前に電話で連絡しておくことでほぼ問題なく見学可能な日時を案内してもらえます。
多くの病院が見学に対応していますので、可能な限り時間を確保して職場見学をしておくことをおすすめします。
面接の場ではこちらから質問を
応募後の面接の場も、働きやすい職場を見極める格好の機会です。
面接に立ち会う担当者は上司にあたる看護師、クリニックの場合は医師であることが多く、入職後にもっとも頻繁にやりとりをする人物になるからです。
面接での応対から相手の「人となり」を見ることも大切ですが、加えて以下のような質問をしておくとよいでしょう。
- 運営していくなかで、特に大事にしている点・気を遣っている点がありましたら教えてください
- 看護師の仕事で、とくに重要と感じているのはどんな点ですか?
- 採用していただけた場合、入職までに勉強しておいたほうがよいことはありますか?
とくにクリニックなどのスタッフの少ない職場では、職場環境は経営者の意向や性格に大きく影響されます。
上記質問の返答を見て、「この人とは、自分と考えが合わなそう」と感じられるようでしたら、判断は慎重になった方がよいでしょう。
看護師専門の転職エージェントの利用
求人を効率よく探すには、転職エージェントを利用するのが得策です。看護師専門のサービスを活用することで、希望する条件に合った求人が見つかる確率を高められます。
看護師の転職に際して「転職エージェントは使わない方がいい」「自分で探すほうが確実」といった意見を見かけることがあります。
こうした声が聞かれる背景として、特定の転職エージェントのみ利用していることが挙げられます。転職エージェントによって扱っている求人が異なるケースが多いため、必ず複数登録して求人を比較検討しましょう。
転職時期や希望勤務地によっては、看護師の求人が非常に多いこともあれば限られていることもあります。
複数の転職エージェントを並行して活用することで、希望条件に合う求人がより多く見つかりやすくなるはずです。
3)こんな職場は要注意! 入職すべきではない求人の特徴
要注意の求人にありがちな特徴を押さえておくことも、入職後に後悔するリスクを回避する上で重要なポイントです。
次に挙げる2つの特徴に該当しているようなら、リスクの高い職場の可能性を疑っておく必要があるでしょう。
給与が高すぎる
給与の条件が良い求人は目に留まりやすいものの、不自然なほど高給を提示している場合は注意が必要です。
とくに給与の内訳が示されておらず、総支給額だけが提示されているようなら「何か裏がある」と考えたほうがよいでしょう。給与条件が異様に高い主な理由として、次の可能性が考えられます。
- 固定残業代込みの給与額を提示している
- 夜勤を最大限に入れた場合の給与額を想定している
- 各種手当てが全て支給された場合の給与例として示している
実際に入職してみると求人で提示していた夜勤の出勤日数は現実的ではなかったり、全種類の手当が支給されているケースは稀だったりすることが考えられます。
人手不足で看護師の採用を急いでいる病院ほどこうした情報操作をする傾向があるため、労働環境も劣悪な場合も多いです。
常に募集をかけている
離職率が高く、看護師不足が慢性化している病院は常に求人を出しています。
看護師が頻繁に辞める何らかの決定的な理由があると考えられるため、避けたほうが無難でしょう。
ただし、常に看護師を募集している病院かどうかを短期間で判断するのは困難です。
本格的に転職活動を始める前から求人をチェックする期間を設け、頻繁に求人を見かける病院を把握しておくことをおすすめします。
一般的に、看護師の求人は6・7月頃に増える傾向があります。
ボーナス支給時期にあたる病院が多く、ボーナスを受け取ってから退職する看護師が増えることが理由の1つです。
一方、新卒の入職者が加わる4月や年末年始を控えた12月は求人が減る傾向があります。
よって、求人が少ないはずの時期に常時求人を出しているようなら警戒する必要があるでしょう。反対に、6〜7月にかけての時期は看護師の転職におすすめの時期といえます。
4)看護師の職場探しにおすすめの転職エージェント
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ここからは、看護師の職場探しにおすすめの転職サービスを4つご紹介します。複数登録しておくことで、より幅広く求人を探せますよ!
レバウェル看護
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入職してみないとわからない生の情報が掲載されているので、働くイメージがしやすいでしょう!
転職するにあたっては、「職場の人間関係などは実際に働いてみないと分からないのでは?」と感じている人もいるかもしれません。
レバウェル看護では、サービスを利用し転職をした人へ入職後のアンケートを実施しています。
「実際に働いてみてどうだったのか」先輩看護師からの声を参考にできるのは、レバウェル看護の特徴の1つでしょう。
また、求人紹介や面接対策、条件交渉、職場見学のセッティングなどは、すべて担当エージェントがサポートしてくれます。
入職前に職場見学をすることで、自分に合っている職場かどうかの見極めにもなるでしょう。
レバウェル看護の特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約16万件(2024年6月現在) |
ワンポイントアドバイス | 公式サイトでは「こだわり条件」で求人を絞り込めるので、希望条件を整理してから求人を探してみてください。 |
看護roo!
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看護師の仕事に関する役立ち情報も満載。同世代の看護師の人と意見を交わせる掲示板もあるので、転職の不安も軽くなるかもしれません。
看護roo!(カンゴルー)は、2009年より看護師の転職サポートをするサービスです。
求人数は約8万件を超え、利用者からの満足度も96.3%と高い水準を誇っています(※公式サイトより)。
運営元である株式会社クイックは、看護学生・若手看護師向けのメディアも運営しており、職種に関しての様々な知見があります。
求人紹介や面接対策以外にも、条件交渉や病院見学のセッティングもしてくれるので、自身に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
また、「キャリアパートナー診断」というツールにより、自分に合った担当エージェントの特徴を見極めることもできます。
看護roo!の特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約8.8万件(2024年6月現在) |
ワンポイントアドバイス | 担当エージェントとのやり取りは電話が基本です。こまめに連絡を取り合い、積極的に求人を紹介してもらうようにしましょう。 |
ナース人材バンク
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看護師求人は国内トップクラス!お住まいの近くにある病院の求人情報が詳しくわかります。
ナース人材バンクは、年間10万人の看護師が利用する転職サービスです。
全国の病院・クリニックの求人を掲載し、かつ「地域担当」のエージェントが求人紹介を行ってくれるため、お住まいの近くで募集中の求人を見つけやすいでしょう。
担当エージェントとのやり取りはLINEが中心になるので、忙しい合間にも効率的に転職活動を進められるでしょう。
公式サイトより、実際に転職をした人の体験談も掲載されています。
様々な境遇で転職を決意した人のエピソードを参照できるので、孤独になりがちな転職活動でも一歩を踏み出す勇気をもらえるかもしれません。
ナース人材バンクの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約20万件(2024年6月現在) |
ワンポイントアドバイス | 可能な限り、応募先の職場見学ができるよう、担当エージェントに相談してみてください。 |
マイナビ看護師
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看護師転職サービス認知度No.1!大手マイナビグループの転職ノウハウが詰まったサポートを受けられるでしょう。
マイナビ看護師は、人材業界大手の株式会社マイナビが運営する転職サービスです。
転職支援における実績・ノウハウは十分に蓄積されているため、キャリア相談や面接対策など、実益のあるアドバイスがもらえるでしょう。
また、担当エージェントを通じて求人サイトには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらうこともできます。
非公開求人は募集倍率が比較的低い状態で選考に臨めるので、スムーズに転職が決まる可能性もあります。
求人検索も「施設形態」や「診療科目」など、細かく設定して絞り込めるので、マイナビ看護師を通じて希望条件にぴったりの職場が見つかるかもしれません。
マイナビ看護師の特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.6万件(2024年6月現在) |
ワンポイントアドバイス | 「はじめての転職相談」「U・Iターン相談」など、さまざまなWEBセミナーがありますので、ぜひ利用してみてください。 |
5)実際に働きやすい職場への転職を成功させた人の体験談
実際にそこで働く人や患者さんの様子を見て、転職を決意(女性/49歳/愛知県)
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幸いにも看護師は資格職なので、求人はたくさんありましたが、狭い業界なので顔見知りに会う機会も多く、いっそのこと今までの自分とは縁がない職場を選んでみようかと思いました。
それまでは都市部の大きな病院に勤務していましたが、地方の小さな病院に焦点を絞り、活動を続けたのです。
医療職専門の転職サイトは当たり外れがあり、もちろん優良企業もあるとは思いますが、求人についてよくない噂が聞こえてくることもありました。
結局、私は実際に募集をクリニックまで足を運んで、そこに通う患者さんや受付の人の様子を見て、「ここだったら問題なさそうだ」と思える求人の職場に応募しました。
非常に非効率的な進め方とは思いましたが、最初に回ったクリニックで、採用の通達を受け取れたのは、幸運でした。
院内の様子を直接見てたしかめておくことがミスマッチ防止に役立つ
求人情報や病院に関する情報をWebサイトなどでチェックしておくことは重要ですが、得られる情報は限られているのが実情です。
体験談にあるように、応募予定の病院へ実際に足を運んで見ておくことで職場の雰囲気やスタッフの様子を肌で感じられます。
就業中のスタッフの表情や言動だけでなく、患者の様子を通して病院全体の雰囲気の良し悪しを判断することも大切です。
求人情報は看護師の採用を目的としているため、多くの病院が自院の良い点を強調して紹介する傾向があります。
入職後の働きやすさを左右するのは、そこで働くスタッフの人柄やお互いの人間関係であることも少なくありません。
入職後のミスマッチを防ぐためにも、できる限り実際に病院へ足を運んで現場を見ておくことをおすすめします。
地元に根ざした中小エージェントの紹介で転職成功(女性/42歳/香川県)
- UNIMARU
さん -
ハローワークの利用も考えましたが、子育てをしながら毎回通うのも難しいと判断し、転職サイトへ登録しました。
大手の看護師専門の転職サイトに登録をしたのですが、そこのエージェントの方から、私の地元の転職エージェントを紹介されました。
大手エージェント「地方の転職ですと、地元に根差した求人情報が豊富な、こちらのサービスの方が良いかもしれません」
そういった理由でのご紹介でした。
そして実際に紹介された先のエージェントさんとの相性がとても良かったです。私が提示した条件になるべく合致する求人を探していただき、かつ物腰も丁寧で緊張せずに済みました。
大手のエージェントさんとも連絡は取っていましたが、やはりそちらでは私の条件に見合う求人は無く。
新しい転職先は、地元の転職エージェントの方が見つけてくれました。そればかりでなく、保育所や社宅の交渉なども、すべて転職エージェントの方が行ってくれました。
転職エージェントを活用することで求人紹介以外のサービスも受けられる
体験談のように地方で転職活動を進める場合、地域に密着した地元の転職エージェントのほうが全国区の大手転職エージェントよりも地域医療機関とのつながりが強いことが考えられます。
転職エージェントごとに保有している案件は異なる可能性があるため、できるだけ複数の転職エージェントを活用して求人紹介を受けるとよいでしょう。
転職エージェントでは求人紹介だけでなく、面接の日程調整や入職前の条件交渉も代行してくれます。体験談にある通り、保育所や社宅に関する交渉も代行してもらえる場合があるのです。
在職中に転職活動を進める人にとって、こうしたサービスを受けられることは時間や手間の大幅な削減につながります。転職エージェントをフル活用して、効率よく転職活動を進められた好例といえるでしょう。
まとめ)看護師の転職成功は「事前の情報収集」がカギを握る!
看護師の転職で失敗を防ぐには、事前の情報収集が欠かせません。
入職後にミスマッチの原因となりやすい人間関係や労働環境に関しては、求人情報や病院ホームページだけでは判断できないケースが大半です。
職場見学も含めた情報収集を徹底することが、後悔しない転職を実現するための近道となるでしょう。
看護師専門の転職サービスは多数ありますが、規模が大きく有名なサービスなら必ず希望通りの求人が見つかるとは限りません。
複数のサービスを並行して活用し、希望条件に合った求人が見つかる確率を高めておくことが、転職成功率を高めることにつながるはずです。