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「そもそも何の仕事をしたいんだっけ?」将来のキャリアビジョンが見つからない人が、15分で未来を描く方法

[最終更新日]2025/05/01

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キャリアビジョンが定まらない?15分で未来を描く方法|そもそも何の仕事をしたいんだっけ?

転職したいけど、そもそも自分は何がしたいんだろう?」「将来のビジョンが見えない...

そんな不安は、転職を考える多くの人が抱える悩みです。周りは目標を持って前に進んでいるように見えるのに、自分だけが立ち止まっているような気持ちになることはありませんか?

目次

明確なキャリアビジョンを持つ人は意外と少ない

明確なキャリアビジョンがない人の方が多い

まず押さえておきたいのは、「明確なキャリアビジョンを持っている人は少数派」だということです。

Indeed Japanの調査(2023年)によれば、過去10年間一貫したキャリアプランを持ち続けている人は全体の30%にも満たないことがわかりました。

また同調査で、「キャリアビジョンを作成していない」と回答した人にその理由を尋ねると、最も多かったのが「何をしたらよいのかわからないから」というものでした。

さらに、Job総研が2022年に行った調査によると、「自分のキャリアビジョンが描けていない」と答えた割合が最も高かった年代は30代(48.8%)。社会人として10年以上働いていたとしても、自分のキャリアの方向性を明確にできない人が多いようです。

これらデータが教えてくれるのは、「将来が見えない」と悩むのはむしろ普通だということ。
多くの人が同じ不安を抱えているという事実を知れば、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

参考文献:
Indeed『キャリア形成や将来設計に関する意識調査』(2023)
Job総研『2022年 キャリアに関する意識調査』

多くの人がキャリアビジョンを描けていないという事実は、「将来の道筋を考えるのはそもそも難しい」ということを教えてくれます。

最初から完璧なキャリアプランを作ろうとすると、ハードルが高くなってしまいます。
まずは、次の3つを意識するところから始めてみましょう。

「まずは行動」が大事

まず、行動してみる

キャリアビジョンを描く際に最も重要なのは、「まず行動すること」です。

「行動は感情に先立つ」という言葉にあるとおり、行動によって思考や意思が固まっていくことは多いからです。

リクルートワークス研究所の調査『若手を行動-情報モデルで可視化する』によれば、20代の若手社会人約2000名を対象にした分析で、行動量と情報量が多い人ほどキャリアに対する満足度や展望スコアが高いことが明らかになりました。

この調査では、完璧なビジョンを待ってから動き出すのではなく、小さなアクションを起こし、実際に情報を得たり人と交流したりすることが、キャリアビジョンの解像度を上げる確実な方法であることを示唆しています。

つまり、「動きながら考える」姿勢が、迷いを抜け出す鍵になるのです。

参考文献:
Works キャリア研究コラム『若手を行動-情報モデルで可視化する』

情報収集は「人→企業→業界(インターネット)」の順で広げるとスムーズ

情報収集の順番 ①詳しい人に聞く ②企業説明会など ③業界全体を調べる

情報収集の順序も大切です。ポイントは、まず「人に聞く」から始めることです。
よくある失敗パターンは、いきなりネットで「業界」全体を調べること。基礎的な知識がないままインターネットを使うと、どの情報が本当に重要で、自分に役立つのか判断が難しくなります。

それよりも、まずは友人や先輩、以前の同僚など、信頼できる人から話を聞きましょう。その方が実際の現場のリアルな情報を得やすくなります。
たとえば、興味のある業種や職種に就いている知人に、「実際の仕事内容は?」「どんなところにやりがいや苦労を感じているか?」などを尋ねてみるとよいでしょう。

次に、転職エージェントを活用したり企業説明会に参加するなどして、「企業」に関する情報を集めます。最後に、インターネットや書籍で「業界」全体を調べて視野を広げることで、具体的なイメージをつかみやすくなります。

キャリアは思い通りにならないことを知っておく

キャリアは思い通りにはならない

描いたキャリアプラン通りに物事が進むことは、残念ながらほとんどありません。
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が1999年に発表した「計画的偶発性理論」によれば、個人のキャリアの約8割は予期せぬ偶然の出来事によって決まるとされています。

つまり、詳細なキャリアプランを完璧に作り込むことよりも、予想外の出来事がキャリアに影響を与えることを理解し、その偶然をチャンスと捉えて積極的に行動する姿勢が重要だということです。

現代は変化が激しく、不確実性の高い社会です。未来を正確に予測することが難しいからこそ、キャリアビジョンは「完璧さ」よりも「大まかな方向性」を意識し、偶然のチャンスを柔軟に活かす姿勢を持つことが大切です。

マップを持って一歩を踏み出そう

キャリアビジョンは、完璧に描いてからではなく、一歩踏み出しながら形作るものです。

今回、その一歩目としておすすめするのが「15分キャリアマップ」の作成です。
短時間であなた自身の価値観や興味、現在のスキルを整理し、「何をしたいか」を見える化することで、漠然とした不安を具体的な行動へと変えていくことができます。

「15分キャリアマップ」で、キャリアビジョンを創っていく

「15分キャリアマップ」とは、あなたが大事にしたいことや強み、興味を15分間で一気に書き出し、「試したい仕事」と「足りないスキル」を具体化する簡易ツールです。書き出すことでキャリアビジョンが自然と見えてきます。

15分キャリアマップ|A. 大事にしたいこと:例)家族との時間|成長実感|安定した収入|B. 今ある強み・経験 ①営業提案力|②Excelでの分析|③店舗マネジメントなど 5行以内|C. 興味がわくテーマ:例)地元活性化|子育て支援|スポーツ×IT|Web広告|D. 試してみたい仕事×業界:例)人事×中堅メーカー|EC運営×アパレル|E. 足りないスキル・経験:例)採用面接の実務経験|SEOの基礎知識|簿記3級|F. 30日で試すこと:・人事オンラインセミナー参加・転職サイトでカジュアル面談1社申込・知り合いのEC担当に話を聞く|G. 頼れる人・サービス:友人Aさん(人事)|Wantedlyスカウト|リクルートエージェント|H. 明日の一歩:LinkedInでAさんに「採用面接の流れ教えて」DM

15分キャリアマップのポイントは、「はじめはサクッと手軽に作成し、定期的に読み返してブラッシュアップする」ことです。

スマホのメモ帳などに書いておき、1週間に一度程度のペースで見直してみましょう。
行動と情報が増えていれば学習が進んでいるサインです。

15分キャリアマップのやり方

ステップ 所要時間 やることとポイント
① 大事にしたいこと・強み・興味を書く 7分
  • A〜C を一気にメモ
  • Point:“最近テンションが上がった瞬間”を思い出す
② 試してみたい仕事を決める 3分
  • D を 2〜3 パターン書く
  • Point:「職種 × 業界」で書くと具体化しやすい
③ ギャップと30日プラン 3分
  • E と F を埋める
  • Point:ギャップは「学ぶ」「人に聞く」で分けると◎
④ 頼れる人と明日の一歩 2分
  • G と H を決定し終了
  • Point:Hは「明日やる具体的な1つのタスク」を必ず決めること
転職エージェントを活用するのもおススメ

「15分キャリアマップ」の「G. 頼れる人・サービス」に記入する相手が思い浮かばない場合は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントは単に求人を紹介するだけでなく、キャリア相談にも対応してくれます。キャリアプランを作っておくと、自分に必要なスキルや経験が明確になります。
そのため転職活動では、キャリア実現につながるスキルや経験が得られる企業を絞り込めるようになり、自分に合った仕事や会社を選びやすくなります。

また、転職エージェントにプロの視点であなたの強みや市場価値を客観的に分析してもらうと、自分一人では気づかなかった可能性が見えてくることもあります。
さらにエージェントとの面談を通じて、業界の最新情報や企業の内部事情など、自分では知りにくい情報を得ることもできます。

おすすめ転職エージェント診断-フローチャート

おすすめの転職エージェントのフローチャート TYPE1 TYPE2 TYPE3 TYPE4 TYPE5

・「キャリアビジョンがない」という悩みは多くの人が抱えている普通のこと ・明確なビジョンがなくても、まず行動して情報を集めることが大切 ・情報収集は「人」→「企業」→「業界」の順で進めると効率的 ・キャリアは計画通りにいかないことが多いが、「偶然」をポジティブに活かせばよい ・「15分キャリアマップ」を使えば、短時間で自分の価値観や目標が整理できる ・頼れる人がいない場合、転職エージェントを使えば客観的で質の高い情報が得られる

今は「ビジョンがない」と感じても、それはむしろあなたがこれから自由にキャリアを描いていけるチャンスです。

まずは「15分キャリアマップ」で小さな行動から始めてみましょう。
明日動き出せば、その積み重ねが未来のあなたのキャリアにつながっていきます。
ぜひ、勇気をもって最初の一歩を踏み出してください。

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