ビズリーチの評判と口コミ|スカウトを増やす使い方&向いてる人の特徴
[最終更新日]2025/06/20
「ビズリーチに登録しても、本当に良いスカウトが来るの?」
「ビズリーチのヘッドハンターのサポートは役に立つ?」
このような理由から、ビズリーチを利用するか迷っている人も多いでしょう。
目次
ビズリーチの特徴とおすすめの人

転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
ビズリーチの保有求人の約3分の1は、年収1,000万円以上の案件が占めています。
好条件の求人を紹介してほしい人や、キャリアアップを目指して転職を検討している人におすすめです。
登録後、職務経歴やスキル内容に基づいて審査を通過した方には、企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みです。
好条件のスカウトを待つことができるので、現職が忙しくなかなか転職活動へ時間を割けない人にも転職のチャンスが巡ってくるでしょう。
ビズリーチの特徴
サービス概要 | スカウトサービス付きのハイクラス向け転職サイト 《主なサービス内容》
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取り扱う求人の業種・職種 | 全業種・職種 |
対応エリア | 全国 |
営業日 | カスタマーセンター:平日・土曜日10:00~17:30 キャリアカウンセリング:平日9:30~19:30開始/土曜日:要相談 |
料金 | スタンダードプラン:無料 プレミアムプラン(タレント会員):3,278円/月(税込) プレミアムプラン(ハイクラス会員):5,478円/月(税込) |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチは、リーダー職や管理職層などのハイクラス人材を対象とした転職サイトです。
利用者からは、「スカウトメールが多く届く」といった評判が多いです。
ビズリーチの登録者に届くスカウトには、企業からの直接スカウトとヘッドハンターによるスカウトの2種類があります。
一般的な転職エージェントでは登録後に担当エージェントが付きますが、ビズリーチの場合は複数のヘッドハンターから直接声がかかるケースもあります。

保有求人数は10万件以上あり、登録ヘッドハンターも6,000名以上にのぼります(2025年3月現在)。ハイキャリア転職向けのサービスとしては国内トップクラスの規模といえるでしょう。
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目に留まりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
ビズリーチには、無料プランと有料プランがある

ビズリーチのサービスには、登録者であれば誰でも利用できる「無料(スタンダード)プラン」と、定額制の「有料(プレミアム)プラン」の2つがあります。
ビズリーチ「有料会員」と「無料会員」の違い
有料会員(プレミアムステージ) | 無料会員(スタンダードステージ) | |
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求人情報の検索、閲覧 | 全ての求人を検索・閲覧可能 | 検索できるが企業名は閲覧不可 |
求人への応募 | 全ての求人に応募可能 | 一部の求人のみ可能 |
スカウトの受信 | スカウト+プラチナスカウトを受信可能 | プラチナスカウトのみ受信可能 |
スカウトへの返信 | スカウト+プラチナスカウトに返信可能 | プラチナスカウトのみ返信可能 |
ヘッドハンターへの相談 | ヘッドハンターを検索して相談できる | 自分から相談することはできない |
上記表にある「プラチナスカウト」とは、企業から「ぜひいちど面接しましょう」という意の熱量の高いスカウトのことです。この場合、スカウトを受けた人は面接確約で選考に進むことができます。
プラチナスカウトは無料会員でも問題なく受け取ることができます。
それ以外のスカウト(通常スカウト)を受けたいという人、またはヘッドハンターに自分から相談したいという人は、有料会員になる必要があります。
ただし、通常スカウトは不特定多数の求職者向けに機械的に送られてくるものが多いため、有料プランに入ってまで得るメリットはそこまでありません。
まずは無料会員でサービスを利用して、その後「もっとヘッドハンターからの支援を受けたい」と思った場合に有料プランを検討するとよいでしょう。
ビズリーチの求人に多い職種・業種は?

上記の「ビズリーチがおすすめの職種・業種」の図からも分かる通り、ビズリーチは経営やプロジェクト管理、専門職といった事業の上流工程を支える重要なポジションの求人に強みがあります。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
上記の職種・業種はあくまでも一例ですが、とくにこれらの領域で転職支援を受けたい人は優良な求人を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
ビズリーチの評判・口コミ

BIZREACH(ビズリーチ)の評判・口コミ
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
ビズリーチを通して来たスカウト。今日さらに、メッセージが来てた。どうしても、1度話がしたい。との事。
念の為、気になる事をいくつか質問させてもらった。その返答の内容次第で面接へ進むか決めようと思う。
今日は仕事でメンタル削れる事があって、かなりのストレスでテンションだだ下がりで帰宅したけど、 ...
年収600万超えの人が転職するならリクルートエージェント、ビズリーチ、dodaXあたりがおすすめ。マイナビは基本20代向けなので年収高い求人があんまりない。(実際いたから知ってる)
私の転職は2回ともビズリーチ経由です。
ビズリーチは企業スカウトがメインの転職サイトなので、「どうすれば企業の採用担当者の目に止まるか」という点を考えて逆算して動くことが重要。
実績はもちろん大切ですが、見せ方を工夫しないとそもそも読まれない可能性があるので、スタートラインに立ちやすくするた ...
JACリクルートメント→エージェントのやる気凄いので言った年収の案件は持ってくる(たまに明らかミスマッチもある)
ビズリーチ→企業とダイレクトにやりあう場所でエージェントは無視
doda→担当者が完全にマッチしたと判断するか企業からのオファー以外通らない。
ビズリーチは求人の質が下がった気がする…ほとんどがエージェント案件(つりじゃない?)
dodaxは毎日なにか来るが精度は低い
ワーク◯ートは最初だけ。継続性がない
Indeedもたくさん来るが精度は低い。アポ率は高め
転職を考えてる人はご参考に(´∀`*)ウフフ
ビズリーチの評判・口コミまとめ
ビズリーチの良い評判・口コミでは、「企業・ヘッドハンターからのスカウトが多い」「年収アップを目指せる好条件の求人が多い」という意見・感想が多く見られました。
実際に年収アップの転職を果たしたという声も散見され、ハイクラス・キャリアアップ転職向けのサービスであることが評判からもうかがわれます。
一方のビズリーチの悪い評判・口コミでは、「希望に合わないスカウトも届く」「スカウトに応募したのちに不通過になった」という意見が散見されました。
現職キャリアアドバイザーのビズリーチ評価コメント
- 宮野木
さん -
ビズリーチといえば、CM効果もあって知名度が高いですよね。
求人数もかなり多く、ハイクラス人材をメインターゲットに、社内の営業マンが精力的に求人情報の獲得を行っています。現年収が600万円~のミドルからハイクラス層の転職希望者の方々は、「ビスリーチの求人を見る」というモチベーションだけだったとしても利用価値があるでしょう。つまり、それだけビズリーチにはハイクラス層の企業情報が豊富にあるということです。
また、ビズリーチのポイントとして、「企業側が行う『スカウト』のモチベーションが(他の転職サイトのスカウトと比べて)比較的高い」ことが挙げられます。スカウトを得られる機会が、ビズリーチは他の転職サイトよりも豊富にあるということですね。
このことは、利用者からすると、「ビズリーチは転職者自身の市場価値も確認しやすい転職サイト」と言えます。
全都道府県の求人に対応しているので、東京など都心部に限らず転職先を探しているミドル層以上の転職者はマストで登録しておくと良いと思います。
評判・口コミから分かるビズリーチ利用のメリット

ビズリーチに登録するメリット
企業やヘッドハンターからのスカウトが多い
利用者の評判・口コミからはビズリーチの強みの1つである「企業・ヘッドハンターからのスカウトの多さ」に対する意見が多く見られました。
最近は市場価値を知るためにビズリーチに登録してみました。
— Bigいぬねこ|No残業マネジメントを実践する自由人 (@BigInuneko) February 11, 2022
登録直後は採用担当者や転職エージェントに新着会員として表示されるのか、スカウトが沢山来ます。多すぎて読み切れないくらいです。
しかし1週間くらいすると落ち着いてきますね。
案件は沢山ある感じです。#ビズリーチ #転職 #市場価値
ビズリーチは普通の転職サイトと逆で、求職者にオファーが大量に来る。
— MusicCycle@サイクリスト兼ミュージシャン兼アマチュアクリエイター (@musiccycle) February 8, 2022
ということは採用担当者や転職エージェントは沢山網を投げてちょっと引っかかればラッキーくらい(普通は求職者がこちら側)でやってるだろうな。
でも自分の経歴の何が注目されるかが解るのがいいかな。#ビズリーチ #転職
ビズリーチは企業やヘッドハンターからスカウトを受け、気になる企業の選考に進む仕組みになっています(有料会員は自分で求人に応募することも可能です)。
企業やヘッドハンターは、転職者の登録時のレジュメ内容を把握したうえでスカウトを送っているため、他の転職サイト以上に、適正にマッチした企業に出会える確率が高まるでしょう。
また、ビズリーチでは年収1,000万円以上の求人も全体の3分の1を占めているといいます(※公式サイトより)。これまでの経歴・スキルを活かしつつ、さらなるキャリアアップを望む転職者におすすめのサービスです。
ビズリーチのスカウトの方法には2種類があり、特に注目しておきたいのがマイページにて確認できる「プラチナスカウト」です。
このプラチナスカウトの大きな特徴は「社長を含む役員との面接が確約となっていること」です。
プラチナスカウトの数だけ良い求人に出会う確率も増しますし、「どんな企業から必要とされているのか」という市場価値の確認にも繋がります。
企業やヘッドハンターからの品質の高いスカウトを受け取れるのは、ビズリーチの大きなメリットと言えます。
ヘッドハンターのサポート品質が高い
利用者の評判・口コミでは「ヘッドハンターのサポート・フォロー品質の高さ」に対する意見も多く見られました。
私は自分の中長期のキャリアプランがこうでそのためには◯◯の職種で経験を更に積みたいけど今の会社だとそれが難しいので~みたいな事を言ったわ!
— まいかわ@△△△ (@kurofkurou) March 17, 2022
dodaとビズリーチ使ったけどどっちも良かった!でも話を聞く限りだと担当者ガチャみたいね?
ビズリーチの採用担当の方と面談だん
— おたむ?倹約×初心者?投資家? (@otamu_okane) March 8, 2022
すごく素敵なビジネスだし、企業の人事採用担当と関係値を深めていきながら付加価値上げていくって、魅力しかなかった…?
ビズリーチの登録ヘッドハンターは、推薦する企業の事業内容や社風に詳しいため、企業とのマッチングを慎重に進めたい人におすすめです。
「年収600万円以上」のハイクラス求人を扱っているため、転職活動を「戦略的」に進めるノウハウに長けたヘッドハンターがサポートを行ってくれます。
また、ビズリーチでは有料プランにはなりますが、ヘッドハンターの実績や得意分野を見たうえで、担当者を指名することも可能です。
「ヘッドハンタースコア」と呼ばれる5.0満点で実績が掲示されているため、サポートを受ける際の基準にしてみるのもよいでしょう。
ビズリーチには7日間の「有料会員体験期間」が設けられているため、有料会員に抵抗のある人も、期間内を利用し相談してみるのもおすすめです。
画像引用元:ビズリーチ公式HP
評判・口コミから分かるビズリーチのデメリット・注意点

ビズリーチのデメリット・注意点
希望に合わないスカウトも届く
ビズリーチの悪評判では「希望に合わないスカウトが届く」という意見もいくつか見られました。
ビズリーチで初めてスカウトらしいスカウトが来た
— おっちょぽこ襲名 (@KN6I8z7bnpBkRJ5) January 28, 2022
今まではあからさまなテンプレートのオンパレードだったけど。担当に返信しても、日程調整事務局です。一からご案内しますねって
ただのバナーと変わらないやんけ
ビズリーチでテンプレ内容は見ないよって書いておいたら『テンプレスカウトじゃないよ』ってタイトルでテンプレ内容の連絡が来た pic.twitter.com/nbKhH64Aui
— むちぼちゃん (@c_o_z_i_c_a_o) February 4, 2022
メリットの章でお伝えしたように、企業やヘッドハンターからのスカウトの頻度が高いことはビズリーチの強みではありますが、スカウトのすべてが自身の希望に見合った内容であるとは限りません。
中には特定の条件を満たす転職者全員に自動送信されるような「テンプレ通り」のスカウトが含まれている可能性もゼロではないでしょう。
そのため、ここは少し手間のかかる作業かもしれませんが、届いたスカウトに関してはざっと内容を精査し、振り分けをすることをおすすめします。
あまりに希望とはかけ離れたスカウトばかりが届くようなら、一度自身のレジュメ内容を見直し、必要に応じて内容を更新しておくことで、スカウトの品質が改善される可能性もあります。
ヘッドハンターとの相性が合わないことも
ビズリーチを利用した人の評判・口コミからは、「ヘッドハンターのサポートに対する不満」も一部見られました。
ビズリーチでヘッドハンターと称する人材紹介会社からスカウトが来るけど、面談して個人情報伝えて、合う案件あれば連絡しますねと言われて以降音沙汰ないことが過去多々あったので、もういやです。
— たま地蔵?「自分の人生を創ろう」FP2級・キャリアコンサルタント (@miniHR1) January 11, 2022
激しく同意します。
— 石垣移住したノマド会社員 | Riku (@riku___fire) February 8, 2022
まぁ企業の採用担当者から直接のご連絡の場合は、腰の低いご連絡の方が多いけど、ビズリーチみたいなヘッドハンターを間に挟むと、ちょっとプレミアム感出して、売り込み臭が強くなる気がします。
ビズリーチのようなヘッドハンティング型の転職サイトの場合、サポートの良し悪しを見極めることは大切なポイントです。
ヘッドハンターの中には「利益重視」のために、むやみにスカウトを送ってきたり、転職を急がせるような態度をとる人も少なくありません。
そのため「良いサポートを行ってくれるかどうか」、主に以下の3点を意識してみてください。
- 目指す業界・職種・企業について詳しいか
- 紹介先の企業の「良い部分」「悪い部分」両方を教えてくれる
- 場合によっては転職以外の選択肢も提示してくれる
これらの特徴は、転職者のことを優先して考えてくれる「良いヘッドハンター」であることが多いです。
実際にやり取りを通じサポートに不足を感じるようでしたら、別のヘッドハンターへ依頼することも視野に入れてみるといいかもしれません。
ビズリーチの年代別おすすめの人と利用が要注意の人
20代のビズリーチがおすすめ人と要注意の人

ビズリーチは主に30・40代のハイクラス転職向けのサービスですが、20代の方が利用できます。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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20代の人がビズリーチを利用する際の注意点は、以下があります。
- 年収600万円以下の求人は少ない
- 自己分析やキャリアの棚卸しといったサポートは望めない
- キャリアアップ・ハイクラス層向けの求人紹介が少ない時期もある
ビズリーチの主要ターゲットは現在の年収が「600万円以上」のビジネスパーソンです。
ビズリーチの公式サイトに掲載されている「転職成功談」も、30代以降の方々のものがほとんどです。
そのため、現在の年収が500万円以下の人、キャリアの浅い若手ビジネスパーソンの場合、マッチする求人をあまり見つけられない可能性があります。
また、ヘッドハンターは転職者に対して求人紹介とその企業情報や選考に関するアドバイスを行いますが、転職エージェントサービスで見られる自己分析やキャリアの棚卸しなどのサポートは基本行いません。
転職の準備・対策についてある程度自分でも進める必要があるため、受け身の姿勢での転職活動をイメージする人に、ビズリーチはあまり向かないでしょう。
担当エージェントから細かなサポート・アドバイスが欲しい人、年収500万円以下の求人もチェックしたい人は、doda、リクルートエージェント、マイナビAGENTなどの転職エージェントにも登録しておいた方がよいでしょう。
30代のビズリーチがおすすめ人と要注意の人

社会人経験を重ねた30代は、ビズリーチが転職支援を得意とする年代です。これまでの実績を武器にさらなるキャリアアップを図りたい人は、ビズリーチを積極的に活用するといいでしょう。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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30代の人がビズリーチを利用する際の注意点は、以下があります。
- 年収600万円以下の求人は少ない
- スカウトを多くもらうためには、登録時のレジュメをしっかり書き込む必要がある
- ヘッドハンティング型のサービスの場合、転職活動は長期化する傾向がある
ビズリーチを利用した30代の転職者で「スカウトを沢山もらえた」という人は多いです。
ですが、当然すべての人にスカウトが届くわけではありません。
企業やヘッドハンターは、年収600万円以上のハイクラス層をスカウト対象とすることが多いです。
企業やヘッドハンターの目に留まりやすいように、登録時のレジュメをしっかり記載しておくことも大切です。
また、ビズリーチを無料プランで利用する場合、基本的にはスカウトを「待つ」スタイルで転職活動を進めていくこととなります。
ハイクラス層に向けたスカウトの多くは、「事業の中核を担うポジション」「即戦力として活躍してくれる人材」を求めています。
そのため、通年で採用活動をするというよりも、「ポジションの空きが生じたタイミング」でスカウトを送っていることがうかがえます。
転職活動を始めるタイミングによっては、希望に見合ったスカウトが少ない可能性も注視しておくべきでしょう。
「なるべく早く転職する必要がある」という人は、リクルートダイレクトスカウト、doda Xも併用し、複数のヘッドハンターとやり取りを進めるか、転職エージェントによる求人紹介も利用することをおすすめします。
40代以降のビズリーチがおすすめ人と要注意の人

多彩なビジネス経験を持つ40代以降の人材は、ビズリーチの転職支援実績が豊富な年代です。
とくにマネジメント経験や専門スキルを活かしてキャリアアップを目指す人は、ビズリーチに登録しておくことをおすすめします。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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40代以降の人がビズリーチを利用する際の注意点は、以下があります。
- 希望する業種と職種の組み合わせによっては紹介求人が無い場合もある
- キャリアアップ・ハイクラス層向けの求人紹介が少ない時期もある
- 定期的にキャリアの振り返り、およびレジュメ内容の更新を行っておく必要がある
ビズリーチでは、40代転職者の業種・職種によっては求人やヘッドハンターからのスカウトがすぐに届かないこともあります。
これは、40代以降となると仕事の専門化が進むことが多く、求人のマッチングが難しくなるからです。
そのため、40代の転職活動では「スカウトを待つ」という受け身のスタイルに留まらず、自身でも能動的にアクションを起こしていくのが望ましいでしょう。
たとえばビズリーチの有料プラン(7日間の無料期間があります)を利用して、「この人の話を聞きたい」と思ったヘッドハンターにどんどん相談する、気になった求人にコンタクトを取るなどのアクションが効果的でしょう。
また、ビズリーチ以外にもリクルートダイレクトスカウト、doda Xといったヘッドハンティングサービスを利用すれば、優秀なヘッドハンターに出会える機会を増やせます。
そのほか、企業やヘッドハンターからのスカウトがあまり届かない場合は、定期的にレジュメを見直して更新するなどのアクションも大切です。
ビズリーチを最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、ビズリーチのサービスを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
ビズリーチを最大限に活用するための3つのポイント
事前に「経歴・スキルの棚卸し」を行い、レジュメは詳細に記載する

ビズリーチのヘッドハンターは、登録者の経歴・スキルを閲覧してスカウト対象者を探しています。
どれほど優れた実績やスキルを持つ人材であっても、登録したレジュメがヘッドハンターの目に留まらなければ、スカウトされる確率は低くなってしまうでしょう。
登録前にこれまでの経歴やスキルの棚卸しをしっかりと行い、レジュメに記載する内容やアピールポイントを整理しておく必要があります。
レジュメには勤務してきた企業名や役職・部署名などを詳しく書き、職務内容が伝わるように工夫するのがポイントです。
また、「どのように会社に貢献したのか」といった具体的なエピソードを添えると、よりキャリアに合致したスカウトが届きやすくなります。
レジュメの記入は時間がかかるかもしれませんが、スカウトをより多く受け取るために重要なプロセスですので、記載内容をできる限り充実させましょう。
こまめにログインをすると、企業やヘッドハンターからのスカウトが届きやすくなる?
ヘッドハンター側から見た登録者の検索画面では、最終ログイン日時が新しい登録者のレジュメが順に表示されます。
頻繁にログインしている人ほど転職に対する関心・意欲が高く、採用に至る確率も高いからです。
つまり、できるだけこまめにログインしたほうが企業やヘッドハンターの目に留まりやすく、スカウトが届く可能性も高まるのです。
ビズリーチに登録したら、なるべくこまめにログインしてマイページを確認しましょう。
ログインの頻度を高くすることで、スカウトの見落としを防ぐ効果も期待できるはずです。
なお、職務経歴の書き方に悩む人は、ビズリーチ公式サイトより職種別のサンプルも参照できます。
画像引用元:ビズリーチ公式HP
「「信頼できる」と感じたヘッドハンターとは、長期的に付き合うのがおすすめ

ハイクラス転職では、求める条件の求人がすぐに見つかるとは限りません。
ときには数ヵ月、数年といったスパンで条件に合う企業が現れるのを待つケースもあります。
この場合、ヘッドハンターとは定期的に連絡を取り合い、近況を報告していくことになるでしょう。一般的な転職エージェントと比べると、中長期的な付き合いになる可能性もあるのです。
とくに「この方とは相性が良さそうだ」「自分の強みをよく理解してくれる」と感じたヘッドハンターとは、キープインタッチの距離感を維持していくことが大切です。
定期的に連絡を取り合うことで、「もし良い条件の求人があれば、まずこの人に紹介しよう」と記憶に留めてもらうことができるはずです。
複数のヘッドハンティング型サービス/転職エージェントに登録しておく

転職サイト・エージェントは1社しか登録してはならないというルールはありません。
むしろ、各サービスが独自に非公開求人を保有しているケースも多いことから、ビズリーチでは出会えなかった企業の求人に、別の転職サイトを通じて紹介してもらえる確率は高まります。
特に、管理部門で役職付きの転職を目指す際などは、「非公開求人」として紹介されることが多くなります。
転職活動を「スカウトを受け取る」というスタンスで臨みたい人は、リクルートダイレクトスカウトやdoda Xといったサービスがおすすめです。
一方で、書類添削や面接対策など、手厚いサポートを受けつつ転職活動を進めたい人は、ハイクラス向けの転職エージェントに登録しておくとよいでしょう。
ビズリーチのサービス登録から内定までの流れ
ビズリーチの新規会員登録は無料で行うことができます。
以下ビズリーチのサービス利用の流れについて解説していきます。
(1)ビズリーチの公式サイトより登録
ビズリーチは、他の多くの転職サイト同様公式サイトより「無料」で登録できます。
ビズリーチへの会員登録は「メールアドレス」か、もしくは「facebook」「Google」「Linked in」「Yahoo!JAPAN ID」のいずれかのアカウントから選択が可能です。
登録後は、ビズリーチ運営事務局より「登録完了」のメールが届きますので、ログインして基本情報の記入へと移ります。
(2)基本情報・詳細情報の入力
「登録完了メール」に記載されている認証コードを入力すると、基本情報・詳細情報の記入欄に移動します。

「性別」や「年齢」「お住いの地域」「学歴」などの基本情報を入力すると、スカウトメールを受け取れるようになります。
より条件に見合ったスカウトをもらいたい場合は、続く「職務経歴」などの詳細情報を記入すると、ヘッドハンターの目に留まりやすくなります。
基本情報・詳細情報の入力/修正は後からでも可能です。
(3)ヘッドハンターからのスカウトを待つ
ヘッドハンターからのスカウトの中で、興味のある案件があった場合は、担当のヘッドハンターに返信後、一度面談を行います。
ここでは「転職先についてどのような条件があるか」「これまでの経歴から、どのような点をアピールしていくべきか」などについて話し合いを行います。
その後、数回のやり取りを経て、目当ての求人があった際は、求人情報ページにある「応募する」ボタンより応募します。
(4)応募~面接・内定
面接日の設定も、担当のヘッドハンターが代行してくれます。
企業との面接当日は、原則10分前にはオフィスに到着できるように行動しましょう。
また、ご自身で面接準備を万全に行っておくことをおすすめします。
──以上、ビズリーチのサービスの流れをざっとご紹介しました。
特に今回がはじめての転職になるという方は、事前に活動の流れについてイメージを持っておくのは非常に重要です。
なお、人気の高い求人情報は早いタイミングで別の候補者から応募が殺到しますので、チャンスを逃さないようにするためにも、登録は早めに行って、他の転職活動者の一歩先を行くアクションを取っていかれることをおすすめします。
ビズリーチ利用にあたってよくある質問【FAQ】
ビズリーチの登録・利用に関するよくある質問
Q1)登録した情報は、企業やヘッドハンターにどこまで公開されますか?
ビズリーチに登録した情報のうち、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「生年月日」を除く以下情報が、企業やヘッドハンターに公開されます。
- 職務要約
- 職務経歴詳細(企業名、部署・役職名、在籍期間、役職・プロジェクト)
- スキル
ヘッドハンターから紹介された求人へ応募する場合、スカウトメールへの返信の際に「名前を表示」「連絡先を表示」のチェックを外さずにいると、それら登録情報も公開されますのでご注意ください。
また、特定の企業・ヘッドハンターに対し職務経歴書を非公開にできます。
特定企業へ情報の非公開を設定するには、マイページの「企業ブロック設定」ボタンから「ブロックする企業を追加」を選択、特定のヘッドハンターへ情報の非公開を設定するには、ブロックしたいヘッドハンターのページから「このヘッドハンターをブロック」を選択します。
Q2)担当ヘッドハンターの変更は可能ですか?
「もっと自分の条件に合った求人を紹介してくれそうなヘッドハンターに、担当を変更したい」という場合、新たに相談したいヘッドハンターを追加して利用することができます(ビズリーチでは、複数のヘッドハンターに同時に相談をしながら転職活動を進めることも可能です)。
ただし、この場合においても無料プランを利用している人が有料プラン(プレミアムプラン)対象のヘッドハンターに相談することはできません。
また、元のヘッドハンターとのやりとりを今後しないと決断した場合や、他のヘッドハンター経由で転職先が決まったという場合は、これまでのサポートのお礼もかねて、その旨を連絡しておくことをおすすめします。
Q3)今すぐに転職するつもりはないのですが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、ビズリーチへの登録は可能です。
実際、登録時に「転職希望時期」を「1ヵ月以内、3ヵ月以内、6ヵ月以内、1年以内、1年以上、今すぐの予定はない」のいずれかから選択できます。
今すぐ転職する予定がなく、まずは情報収集やキャリア相談をしたいという人は、転職希望時期を「1年以上」(状況によって転職時期が早まる可能性がある人は「1年以内」)として申し込むとよいでしょう。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。ビズリーチの転職支援の実績・ノウハウを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
Q4)今の会社に内緒で転職活動をしているのですが、ビズリーチの利用がばれることはありますか?
第三者へビズリーチの利用状況が漏洩することはありません。
ビズリーチでは、個人情報の取扱いについて以下のように記載しています。
株式会社ビズリーチ(以下「当社」という)は、ご本人の氏名、住所、メールアドレス、生年月日、性別などの個人を識別できる情報を取得します。取得の目的は、会員様の情報管理、並びに当社が運営する各サイト及びデータベースをお客様にご利用いただくためでありそれ以外の目的で利用しません。
求人への応募時には応募先企業と担当のヘッドハンターが、あなたの職務経歴書を閲覧することになりますが、その際も「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「生年月日」など、個人を特定できる情報は開示されない仕組みになっています。
Q5)転職が決まった際の「お祝い金」とは何ですか?
ビズリーチでは「お祝い金制度」として、専用フォーム(https://www.bizreach.jp/congratulation/)から転職決定を報告した方に5,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。

入社日または専用フォームにて報告して1ヵ月以内にAmazonギフト券番号がEメールにて送られまずので、見逃さないようにしましょう。
Q6)審査に落ちてしまったのですが、どうすればいいですか?
ビズリーチには登録にあたって審査が発生しますが、審査に落ちてしまった場合、以下のような原因が考えられます。
- 現在の年収がターゲットに即していない
- 短期間での転職を繰り返している
- マネジメント経験が無い
現在の年収がターゲットに即していない
ビズリーチは「ハイクラス人材」を対象としたサービスですが、目安の1つとして現在の年収が「500万円未満」の場合、ビズリーチの扱う求人条件に即していないと判断され、審査に落とされてしまった可能性があります。
短期間での転職を繰り返している
JACリクルートメントに限らず、転職エージェントサービスでは「短期間での転職を繰り返している」人へのサポートを敬遠しがちです。「再度短期の転職をされると、紹介企業からの信頼を失ってしまう」というリスクがあるからです。
マネジメント経験が無い
ビズリーチで求人応募をかけている企業の多くは、管理職や管理職候補などの重要ポジションで活躍できる人材を求める傾向があります。そのため、登録時にマネジメント経験が全く無い状態の場合、審査に落とされてしまうことも考えられます。
これらの理由でサポートを断られてしまった場合は、以下の対策を取ることをおすすめします。
- 転職サイトを使って「自分から求人応募する」スタイルの転職活動に切り替える
- ビズリーチ以外のハイクラス向け転職エージェントサービスに登録する
ハイクラス向けの転職サイト・転職エージェントはビズリーチの他にも複数あります。
また、他のエージェントでは問題なくサポートしてくれる場合もあります。
ビズリーチ以外の転職サイト・転職エージェントに関しては、後述する「ビズリーチと併せて利用すると効果的な転職サイト・転職エージェント」を参照ください。
Q7)ビズリーチの退会方法について教えてください
ビズリーチの退会は、公式サイトの以下のページから行います。
ビズリーチ退会ページ:
https://www.bizreach.jp/bye/form/
(※ログインページが表示される場合は、まずログインを行ってください)
なお、退会手続きをすると以下の情報が消去されます。
- 保存した希望条件
- 職務経歴書
- 応募履歴
- すべてのメッセージ履歴
退会前に「現在、選考途中の企業はないか」は必ず確認しておくようにしましょう。
また、「サービスの停止」を選択することにより、退会せず通知メールのみを停止することも可能です。
ビズリーチとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サイト・転職エージェント

ここからは、ビズリーチとあわせての登録をおすすめする転職エージェントをご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
実績豊富なヘッドハンターに出会いたい人におすすめ
リクルートダイレクトスカウトもビズリーチと同様、ヘッドハンターからのスカウトを待つヘッドハンティング型のサービスを採用しており、実績豊富なヘッドハンターが多数所属しています。
リクルートダイレクトスカウトのビズリーチとの大きな違いは、無料プランから「転職者がヘッドハンターを選べる」ことです。

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できます。
doda X
企業の情報を詳しく知りたい人におすすめ
dパーソルキャリア株式会社が2019年3月に始めたヘッドハンティング型転職サイトがdoda Xです。
「年収600万円」以上のハイクラス人材向けのサービスを展開しており、厳選されたヘッドハンターから求人紹介を行ってもらうことができます。
doda Xの強みは、以下の2点です。
- 大手企業からベンチャー企業のCxO案件まで、ハイクラス向け求人を幅広く扱っている
- 「働き方改革」を取り入れた、多様な働きが可能な企業の求人が豊富
「働き方改革」施行後にできたサービスのため、多様な働き方に沿った企業の求人が豊富なのもは、doda Xならではの特徴と言えるでしょう。
今の時代に即した働き方をしたい人におすすめです。
JACリクルートメント
キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
キャリアアップ転職またはハイクラス転職で「エージェントにじっくりサポートしてほしい」という人は、ビズリーチと併せてJACリクルートメントも登録しておくとよいでしょう。
同社の強みは、実績豊富なエージェントの割合が高く、それゆえに「キャリア相談」の品質が非常に高い点にあります。
その他、JACリクルートメントのメリットは以下のようなものがあります。
- ミドル・ハイクラス向けの優良求人が豊富
- 今後のキャリアパスやキャリアの方向性についてじっくり相談に乗ってくれる
- グローバル企業、外資系、金融系、IT・通信、管理部門・経営層への転職支援に強い
一件ごとの求人の品質も高く、じっくりとサポートを受けながら転職活動に臨めます。
ロバート・ウォルターズ
外資系・グローバル企業も視野に入れている人におすすめ
ロバート・ウォルターズはイギリス発祥の人材紹介会社で、外資系・グローバル企業への求人紹介に特化したサービスです。
紹介する求人は「年収800万円以上」のものが多く、これまでの高い実績や英語力を活かした仕事に就きたい方におすすめです。
その他、ロバート・ウォルターズのメリットは以下の通りです。
- 外資系の転職市場を熟知したコンサルティングにより、利用者の満足度93%
- 選考から採用までスピーディに進めることができる
キャリアコンサルタントの求人企業への理解力が高く、転職者とのマッチングを第一に考えているため、選考突破率の高さと内定までのスピード感にも定評があります。
コンサルタントはいずれもバイリンガル人材を採用し、専門的なアドバイスを得意としています。
企業の担当者とも直接面会し関係を築いているため、ミスマッチのリスクも極力避けることができるでしょう。
ビズリーチの評判・特徴・メリット まとめ
ここまでのビズリーチの評判・特徴・メリットを振り返ってみましょう。
ビズリーチに登録するメリット
ビズリーチのデメリット・注意点
これら評判に見られるメリットを最大限活かし、かつデメリットによるリスクを抑えるためのビズリーチの活用法は以下のとおりです。
ビズリーチを最大限に活用するための3つのポイント
これまでのキャリアを武器に、さらに高みを目指していきたいビジネスパーソンにとって、ビズリーチはまさに「欲しかったレベルの求人に照準を合わせてくれる」サービスと言えるでしょう。
現在転職活動中の方、または「転職を検討し始めている…」という方は、ビズリーチを一度お試しされてみてはいかがでしょうか?
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。