スタッフサービス・メディカルの評判・口コミは?無資格・未経験・ブランクからの復帰の人も支援
[最終更新日]2024/06/06
「介護の仕事で派遣として働きたい」
「未経験だけど介護の仕事に挑戦したい」
介護士の方でこれらの考えをお持ちの人は、介護派遣の「スタッフサービス・メディカル」の利用を検討するとよいでしょう。
目次
スタッフサービス・メディカルのサービス概要とおすすめの人
スタッフサービス・メディカルは「株式会社スタッフサービス」が運営する介護・医療業界特化の転職サービスです。
「無資格・未経験」から目指せる介護の仕事や、「派遣・紹介予定派遣・正社員」など勤務形態も様々ですので、幅広い人が利用できます。
また、スタッフサービス・メディカル利用者の55%は他業界で働いていた人です。
働いている人の年齢層も、20代から60代まで幅広いです。
スタッフサービス・メディカルでは週2~3日からOKの事業所・施設の案件も多く、ワークライフバランスを重視したい人にもおすすめです。
また、ブランクのある人や40代以降の人向けの転職・復職サポートも行っています。
これまで家庭の事情や育児などで現場を離れていた人も、スタッフサービス・メディカルを通じて復職先の職場を見つけられるでしょう。
スタッフサービス・メディカルの特徴
対応エリア | 全国 |
---|---|
利用者層 | 全年齢 |
求人数 (2024年6月時点) |
約8.3万件 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社スタッフサービス |
スタッフサービス・メディカルの特徴の一つに、「拠点の多さ」が挙げられます。
全国に拠点が配置されており、都心だけでなく地方にお住いの人も、幅広く利用できます。
登録後は担当のコーディネーターが付き、就業に向けてのサポートを提供します。悩み相談も受け付けており、働く中で出てくる仕事の不安や悩みも聞いてくれます。
スタッフサービス・メディカルにはどんな求人がある?
スタッフサービス・メディカルの紹介先で募集の多い職種は「介護・ヘルパー」などの介護士のものです。
そのうち約半数は「未経験者OK」の案件で、「日勤のみOK」「週3日以内勤務OK」「ブランクOK」の案件もたくさん確認できます。
施設形態別では「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「デイサービス」「グループホーム」など、介護士の主な職場はまんべんなく豊富に取り揃えています。
スタッフサービス・メディカルの職種別の求人数(2024年6月現在 公開求人のみ)
職種分類 | 求人数 |
---|---|
介護・ヘルパー | 約4.0万件 |
看護助手 | 約7,600件 |
医療事務・受付・クラーク | 約1.5万件 |
看護師 | 約1.2万件 |
その他(コメディカル・保育士・調理補助など) | 約8,200件 |
スタッフサービス・メディカルの施設形態別の求人数(2024年6月現在 公開求人のみ)
施設形態分類 | 求人数 |
---|---|
特別養護老人ホーム | 約9,800件 |
介護老人保健施設 | 約4,100件 |
有料老人ホーム | 約1.2万件 |
グループホーム | 約5,400件 |
デイサービス | 約7,000件 |
クリニック | 約1.6万件 |
病院 | 約1.5万件 |
その他 | 約1.4万件 |
スタッフサービス・メディカルとスタッフサービスの違い
スタッフサービス・メディカルとスタッフサービスは、同じスタッフサービス株式会社が運営する人材派遣会社です。
両サービスの主な違いは、取り扱う職種です。
スタッフサービス・メディカルは、介護・看護・医療事務の求人を専門に扱います。
一方のスタッフサービスは、オフィスワークや事務職、営業職、ITエンジニア、製造・工場勤務、またスタッフサービス・メディカル同様に介護・看護・医療事務の求人も扱っています。
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スタッフサービス・メディカルの評判・口コミ
続いて、スタッフサービス・メディカルを実際に利用した人の評判・口コミで、良い評価のもの・悪い評価のものでそれぞれどんな意見が多かったかみていきましょう。
スタッフサービス・メディカルの良い評判・口コミで多かった意見
- 担当コーディネーターのサポートが丁寧だった
- 求人が多い/希望にマッチした派遣先を紹介してくれた
ネット上のスタッフサービス・メディカルの評判・口コミ【高評価】
転職先の条件が厳しいにも関わらず、条件に沿ったところをピックアップしてくれました。職場の見学、面接、そして内定を頂きました。1ヵ月もかからなかったです。
とても人が良く一生懸命になってくれるスタッフさんがいます。無理強いもされないです。親身になって自分に合いそうな派遣先や職場探してくれますよ♪
担当者の方の対応はすごくよくて、派遣先の会社としっかりと条件を詰めてくれて、私の希望することも適切に相手方に伝えていただけました。アフターフォローもしっかりとしている印象です。
就業先の条件を細かく要望出していたのにもかかわらず、条件に沿ったところをピックアップしていただきました。職場の見学から派遣予定の会社との面接をクリアし、何とか内定を頂けました。
スタッフサービス・メディカルさんで見つけた特養の求人がちょうど自宅近くにあり、提示されていた給料が高かったので問い合わせました。特養未経験でしたが、私は年齢的に若いので「勉強のために転職してみては」と担当者からアドバイスをもらい、受けたところ、転職できました!
日本全国のたくさんの求人を取り扱っていて、職種やこだわり条件で簡単に絞り込めて良かったです。無事に転職が決まって今はとてもホッとしています。無料で利用できるので、他のサービスと並行して気軽に利用できるのもいいですね。
スタッフサービス・メディカルでは「担当コーディネーターのサポート品質の高さ」「求人の豊富さ」に関する評判・口コミが多く見られました。
希望条件を満たす職場を効率よく紹介してもらえるかどうかは、担当コーディネーターの力量による部分も多くあります。
その点、スピーディかつ丁寧にサポートをしてくれる担当コーディネーターの対応に好感を持った人も多いようです。
また、人材派遣大手のスタッフサービスが運営していることもあり、求人が多く希望条件にマッチした職場を見つけやすいことも高評価でした。
スタッフサービス・メディカルの悪い評判・口コミで多かった意見
- 連絡がしつこく感じられた
- 担当コーディネーターと相性が悪い
ネット上のスタッフサービス・メディカルの評判・口コミ【低評価】
スタッフサービス・メディカルに登録してたんだけど、年末に仕事見つかりましたって連絡したのに、何度も何度も就業確認の電話やらショートメッセージが来る。
2年前くらいに登録しましたが、エントリーしても連絡こずこちらから連絡しても他の人に決まったといわれました。その後もずっと掲載されています。勧められる仕事は場所も職種も全く違うもの。
ここの派遣の営業は対応がものすごく悪いです。平気で嘘もつき、その上言い訳もします。仕事紹介~面談までは連絡とれていたにもかかわらずその後一切連絡なし。
担当にもよると思うが兎に角上から目線で常に人を小馬鹿にした態度。連絡が必要な時にも全く連絡して来ないし折り返しの電話すらない。本当に不誠実な会社だと思いました。
一方で、「連絡がしつこい」「担当コーディネーターと相性が合わない」など、マイナス意見もいくつか見られました。
「連絡のしつこさ」については、スタッフサービス・メディカルでは案件が出たタイミングで紹介の電話・メールの頻度が高まることがうかがえます。
また、サポート品質への満足度は「担当との相性」によって異なる傾向があるようです。
評判・口コミから分かるスタッフサービス・メディカルのメリット
スタッフサービス・メディカルに登録するメリット
業界に詳しいコーディネーターが就業までをサポートしてくれる
先輩がスタッフサービスを利用して転職したことを聞き、私も登録してみました。
転職先の条件が厳しいにも関わらず、条件に沿ったところをピックアップしてくれました。職場の見学、面接、そして内定を頂きました。
ここまで1ヵ月もかからなかったです。また、介護福祉士の受験に取り組むきっかけができたのも嬉しいです。
サポート制度が充実しているので、上手く活用しようと思います。
他のサイトより求人の数が少ないように思いましたが、担当の方のスピーディーかつ丁寧に対応してくれて感謝しています。
とても人が良く一生懸命になってくれるスタッフさんがいます。仮によくない方向にいったとしてもそれは仕方がない。君のせいではなく私たちのサポートも行き届いていなかったかもしれないと、自分を責めるくらいの人たちです。無理強いもされないです。親身になって自分に合いそうな派遣先や職場探してくれますよ♪
まあ、でも逆に言えば派遣元からここにできれば行ってほしいななんてことも言われたりもします♪お互い様っていうようなアットホームに話を進めてくださいますよ♪ただ、面談というか会って話してというような時間は多少必要でしたね。私の場合は渋っていてかなりわがまま言ってたので笑それもよく聞いてくれてました!一度、医療系の職場でお探しであれば電話してみてもいいと思います!
スタッフサービス・メディカルへ登録後は、「コーディネーター」と呼ばれる担当者が求人紹介やキャリア相談などのサポートをしてくれます。
経験/未経験、ブランクがあるなどに関わらず親身に相談に乗ってくれる点が、スタッフサービス・メディカルの大きな利点と言えるでしょう。
また、就業後も引き続きサポート・フォローを行ってくれます。
たとえば「就業先でトラブルに見舞われた」「事前に聞いていた条件と違う」など、働く中で生じた不安に対しても、専任の担当者が解決のために動いてくれるのです。
求人が豊富/希望条件を満たした求人を見つけやすい
スタッフサービスの評判・口コミでは、「求人の多さ」や「希望条件に合った求人を見つけやすい」という意見も多数見られました。
求人数の多さに驚きました!福利厚生も充実していたので、派遣社員でも安心して勤務できます。
また、求人の数だけではなく質も非常に高いので、キャリアアップ・年収アップにつながります。
今の職場に不満を感じている人はぜひスタッフサービスメディカルを利用してみて下さい!
転職のタイミングが悪かったのか。私の住んでいるエリアは求人情報が結構少なくて困っていました。夜勤などがあるような正社員求人・派遣求人は多かったのですが、私は母の介護もあったので、日勤のみの希望でした。そのせいで求人数が少なかったのかもしれませんね。そんなタイミングで介護職仲間から紹介されたのがスタッフサービス「メディカル」でした。
日本全国のたくさんの求人を取り扱っていて、職種やこだわり条件で簡単に絞り込めて良かったです。無事に転職が決まって今はとてもホッとしています。無料で利用できるので、他のサービスと並行して気軽に利用できるのもいいですね。
大手の人材派遣会社であるスタッフサービスが運営していることもあり、求人数の多さは業界特化のサービスの中でもトップクラスです。
また、スタッフサービスは創業当初から派遣求人をメインに取り扱っている会社です。
そのため、優良企業との取引実績や信頼関係が構築されており、この点も老舗の派遣会社ならではの強みと言えるでしょう。
スタッフサービス・メディカルでは「介護未経験者」「ブランクあり」「40代以降の求職者」に対しても手厚い求人紹介・サポートを行っています。
全国の求人を扱っているため、介護の仕事に就きたい多くの人にとって、希望を満たした職場を見つけやすいのもメリットの1つです。
キャリアアップのためのサポートが充実
派遣社員としてキャリアをスタートした後でも、「昇給・賞与がもらえるようになりたい」「1つの職場で長く働きたい」など、より安定した働き方へシフトしたい人もいるかもしれません。
スタッフサービス・メディカルでは「無期雇用派遣」へのシフトチェンジも歓迎しており、それに伴い様々な研修や支援を受けられるのです。
※「無期雇用派遣」とは
スタッフサービス・メディカルの「社員」として働くスタイルのこと。雇用期間の定めがなく、派遣先が見つかるまでの空白期間にも給与が発生する
たとえば介護の仕事でキャリアアップをしていく際に必要な資格取得。スタッフサービス・メディカルでは「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」の取得費用を全額補助してもらえます。
また、PCやスマホがあればどこでも受講可能な「e-ラーニング」も提供しています。
介護の仕事ではPCを使う機会も0ではありません。ExcelやWordなどの扱いに不安のある人は、業務の向上のために受講すると良いでしょう。
評判・口コミから分かるスタッフサービス・メディカルのデメリット・注意点
スタッフサービス・メディカルのデメリット・注意点
連絡がしつこいと感じることも
スタッフサービス・メディカルの利用者の評判・口コミからは、「連絡がしつこい」という意見も一定数見られました。
気になる求人があったのでエントリーしたところ、電話に出られない時間に電話が何度もかけられてきていた。あらかじめ時間を伝えてあったにもかかわらず…。
ついにはメールが送られてきて、都合の良い時間をメールしろという。再度、時間をメールで伝え、その時間に待っていたが連絡なし!さんざん自分側の都合でかけてきて、「お忙しいのでしょうが」などとイヤミをいい、そのくせ連絡しても返してこないとか、どういう態度?!
買い手市場だと思ってちょっとイイ気になってませんかね?!
月1回電話してくれるのはありがたいのですが、こちらが場所が近い所をエントリーすると何の連絡もなく、電話がくれば、やたら遠い場所を紹介してくる。もう、何回も同じ事の繰り返しで呆れ返っています。電話をすると物凄い静かな雰囲気がわかり、本当に営業しているのかと疑ってしまいます。
スタッフサービス・メディカルからの連絡の意図としては、以下の2つの可能性が考えられます。
- 過去の業務経験や希望条件についての詳細なヒアリング
- 希望条件を満たす案件の紹介
平日の忙しい時間帯にはなかなか応答できない場合もあるかもしれませんが、一度連絡内容を確認しておくことをおすすめします。
そのうえで「連絡が必要ない」という場合は、担当コーディネーターへその旨を伝えておくと良いでしょう。
サポート品質への満足度は担当コーディネーターとの相性次第
スタッフサービス・メディカルでは「担当コーディネーターとの相性が悪い」という、メリットの裏返しとなる口コミも見られました。
最初の担当者さんは、派遣当日も同行してくれ、その後も様子を聞いてくれました。
介護へ行かないかと言われ別の担当者に代わりました。その担当者は面接時意外は何も連絡はなし。困ってメールしたら、電車に乗っちゃいました、帰りましたなど全く取り付いてくれませんでした。お金の掛かる職場ばかり紹介して、派遣先にも金額が高いと言われ散々でした。送り込むだけでフォローが出来ない人がいる会社でした。
登録後に電話連絡がきました。その後、面接を受けたい会社を伝え、面接当日に一緒に同行してくれるエージェントから電話がくる予定でしたが、指定した時間になっても待てど暮らせど来なかったです。
来たのは次の日でした。その時点でワンアウト。
しかもその時、お腹がいたくて早く電話切りたいのに、ペラペラ話す。それは良いとしても、結局面接を受けるためのお膳立てがムズカシイと言われて、もういいですと言ったのに、数日後また連絡してきました。はっきり言って、やることなすこと雑で誠意がないです。
スタッフサービス・メディカルに限らず、求職者への対応は担当コーディネーターによって変わる可能性があります。
そして、何をもってして「相性が良い/悪い」と感じるかも、サービスの受け手によってさまざまでしょう。
しかし、良い担当コーディネーターの特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。
自身の担当者が、これらに該当するかどうか、対面や電話でのやり取りで確かめてみることをおすすめします。
- キャリアや希望の働き方について親身にヒアリングをしてくれるか
- 「急募」の案件ばかりを優先して紹介してこないか
- 「なぜその案件がおすすめなのか」きちんと納得のいく説明をしてくれるか
特に2点目の「急募の案件」に関しては、頻繁に人が辞めてしまう、業務量が多く人手が足りないなどの条件で人材募集をしている求人の可能性もあります。
良い担当コーディネーターは求職者の望むキャリアやスキルに適した案件を、きちんと理論立てて紹介してくれるものです。
「どうしてこの求人をおすすめしてくれたのですか?」は、担当コーディネーターの見極めのためにもぜひしておくべき質問と言えるでしょう。
スタッフサービス・メディカルを最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、スタッフサービス・メディカルを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
初回面談の前に、理想とする働き方を明確にしておく
介護の仕事の場合、勤務先の施設形態や「正社員か、派遣社員か」によって、働き方も異なります。
これらについて全くノープランのままサポートを受けるよりは、事前にある程度の希望条件を整理しておくことをおすすめします。
介護業界での正社員・派遣社員の働き方の違い
派遣社員 | 正社員 | |
---|---|---|
雇用期間 (いつまで働くか) |
・期間の定めあり(同じ職場で働けるのは最長3年) | ・期間の定めなし |
働き方 (勤務時間はどうか) |
・ある程度自分の希望に沿った時間帯で働ける | ・シフト制であることが多い(施設による) ・職場によっては、残業が多い場合も |
給与・福利厚生 (待遇はどうか) |
・派遣会社から給与が支給され、福利厚生も派遣会社のルールが適用される | ・勤務先の施設から給与が支給され、福利厚生も施設のルールが適用される |
介護施設の種類と概要
介護施設の種類 | 概要 | 利用者の介護度目安 |
---|---|---|
デイサービス | 「通所系」サービス。主に公的施設、民間企業が運営。デイサービスは、日帰りで、送迎、入浴、機能訓練、交流、食事、レクリエーションなどを行なうところです。 近年では、要介護の状態にならないように、要支援1~2の利用者が積極的にサービスを利用する「介護予防」枠も重要視されています。 |
要支援1 ~要介護5 |
訪問介護 | 「訪問系」サービス。主に公的施設、民間企業が運営。自宅に訪問して、身体介護(入浴介助、排泄介助など)や、生活援助(掃除、洗濯、買物代行、調理など)を行ないます。 デイサービスと同様に、自立支援目的で要支援1~2の利用者が積極的にサービスを利用する「介護予防」枠も重要視されています。 |
要支援1 ~要介護5 |
有料老人ホーム(①介護付き/②住宅型/③健康型) | 「入所系」サービス。主に民間企業が運営。 ①介護付きは、施設職員の介護サービスを受けます。 ②住宅型は、外部のデイサービスや訪問介護と契約してサービスを利用します。 ③健康型は、食事や一部の家事支援などがついており、自立している方が利用する施設です。 |
自立、要支援1~要介護5(施設により条件が異なります) |
グループホーム | 「入所系」サービス。主に民間企業が運営。認知症の方が対象の、5~9人・1ユニットの共同生活施設です。 認知症の特徴を理解した上での、声掛けや見守りが重要な業務となります。少人数のため、アットホームなイメージの強い介護施設です。 |
要支援2 ~要介護5 |
介護老人保健施設 | 「入所系」サービス。主に医療法人や社会福祉法人などが運営する公的施設。リハビリを行いながら自宅復帰を目指す一時入所場所です。 通称「老健」と呼ばれています。常勤の医師が配置されており、その管理のもとリハビリ専門職によるリハビリを実施。 |
要介護1 ~要介護5 |
特別養護老人ホーム | 「入所系」サービス。主に自治体や社会福祉法人が運営する公的施設。医療的な入院治療などが無い限り、最後まで暮らせる入所施設です。 入所条件は要介護3以上で、在宅生活が困難になり、家族に代わって介護を行なう施設です。通称「特養」と呼ばれています。 |
要介護3 ~要介護5 |
スタッフサービス・メディカルでは派遣社員の求人が主にはなりますが、正社員・契約社員の求人も約2.3万件あります(2024年6月時点)。また、「派遣から正社員へ」という支援実績も豊富です。
派遣社員としての働き方を続けるのか、一定のキャリアを積んだのち正社員へ転職したいのか、といったおおよそのキャリアプランを立てておくと良いでしょう。
初回面談の際に働き方の希望を共有できると、その後の求人紹介の流れもスムーズになります。
また、各勤務形態や施設の種類によってどのようなキャリアを積んでいけるのか、コーディネーターに意見をもらうのも良いでしょう。
職場選びは慎重に行おう(可能な限り職場見学を)
公益財団法人 介護労働安定センターの調べによると、介護職の転職理由のうち、最も多いのが「職場の人間関係」だと言います。
そのため、職場選びは慎重に行い、可能な限り職場見学をするのがおすすめです。
引用元:公益財団法人 介護労働安定センター 「介護労働の現状について」
また、担当コーディネーターは紹介する求人先について様々な情報を持っています。
事前に事業所・施設の雰囲気、人間関係について情報を共有しておくことも大切です。
介護の職場選びでチェックしておくべきポイントについては、以下にまとめています。
介護の働く職場選びで、チェックするポイント
- ①求人内容(サービス内容、業務内容、待遇、福利厚生)
- ②職員数(利用者に対して人数が少なすぎないか、有資格者は一定層居るか、退職者の多さはどうか)
- ③育成・研修、マニュアルの整備などは充実しているか
- ④施設に電話した際の対応の様子
- ⑤気になっている事業所の法人について
①求人内容(サービス内容、業務内容、待遇、福利厚生)
サービス内容/業務内容:
介護士と一言で言っても、高齢者分野なのか、障害者分野なのか。また、通所なのか、訪問なのか、入所なのか。それによって、業務内容も大きく異なります。
例えば、高齢者分野のデイサービスの介護士であれば、入浴介助やレクリエーションなど。特別養護老人ホームであれば、食事介助、入浴介助や排泄介助などが、主な業務となることでしょう。
待遇/福利厚生:
サービス業種(訪問介護、デイサービス、特別養護老人ホームなど…)や夜勤の有無によっても給与は大きく異なります。
また、昇給や賞与はあるか、社会保険に加入しているか、退職金制度はあるか、交通費、扶養手当、住宅手当、食事代補助は出るのかなど、調べておくと良いでしょう。
仕事をしていく上でのモチベーションにもなるポイントです。
②職員数(利用者に対して人数が少なすぎないか、有資格者は一定層居るか、退職者の多さはどうか)
利用者に対して人数が少なすぎないか:
職員が少ないと体力・気力ともに余裕が無くなってしまいます。経営側は、人員基準をクリアすることに必死ですが、現場は人員基準の最低人数だけでは現場がまわらないことが多々あります。
良いケアを提供するためにも、重要なポイントです。
有資格者は一定層居るか:
有資格者がいる≒ケアに対しての理解がある≒良いケアが提供できる。すると、働き方にも余裕が生まれ、急なトラブルなどにも迅速に対応することが出来ることでしょう。
退職者の多さはどうか:
心身共に大変な介護職。職場環境が悪かったり、職員の教育制度が不十分であると、必然と退職者も増えてきます。この点もチェックしておくと良いでしょう。
上記3点については、「厚生労働省 介護サービス情報公表システム」でも確認できます。
介護サービス情報公表システム
公式サイトURL:https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/
介護サービス情報公表システムは、高齢者介護分野の検索サイトです。このサイトでは、上記に挙げたような各事業所の情報を確認することが出来ます。
ただし、介護施設は多くの場合人の出入りが激しく、介護サービス情報公表システムで紹介されている情報が最新でない場合もあります。
紹介されている数字は参考程度にしておき、詳細はTELや見学するなどして、直接確認すると良いでしょう。
③育成・研修、マニュアルの整備などは充実しているか
職員の、育成・研修体制はどうか、マニュアルの整備などは整っているかという点は、非常に重要なポイントです。
例えば、介護の仕事をしていると、一つの介助に対して、方法がいくつもあるケースが多々あります。
職員によって介助方法が違うと利用者側は混乱し、その結果、事故の原因にもなりかねません。職員も不安感が強くなり、その積み重ねで、「離職」に結び付いてしまいます。
そこで、職員の育成や研修、マニュアルの整備などを行なっている職場は、介助に対して自信を持って対応できる上、離職の防止にも繋がります。
事業所の研修、マニュアルの整備状況の確認については、直接事業所に確認するほかに、「ワムネット 障害福祉サービス等情報検索」を活用すると良いでしょう。
ワムネット 障害福祉サービス等情報検索
公式サイトURL:https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do
ワムネットは障害福祉分野の事業所検索サイトで、前述の介護サービス情報公表システム同様に事業所の体制、取り組みなどかなり細かいところまで確認できます。
ただし、すべての事業所が完全に網羅されているわけではないこと、また紹介されている情報が最新でない場合もありますので、最新の情報は事業所に直接確認することをおすすめします。
④施設に電話した際の対応の様子
事務所の電話対応で、「その事業所の中身が全て分かる」と言えるくらい、事務所の電話対応はとても重要です。
いわゆる『施設の顔』なわけですから、ネットなどで下調べを終えた後は、直接電話をしてみることをおすすめします。
介護施設は特に、施設長(場合によっては理事長)の介護に対する考えが、介護士の仕事を大きく左右します。
その施設長は、一日のうち大半の時間を事務所で過ごすわけですから、事務員の電話対応がしっかりしているところは、施設長の考えや教育がしっかりしている、と捉えても良いでしょう。
言い方を変えると、電話対応が悪いと、介護士の質も悪い事が容易に想像できてしまう、という事です。
入職を決める前に、事務職員の電話対応についても、チェックしておくと良いでしょう。
⑤気になっている事業所の法人について
法人内にある全ての事業所についても、知っておく必要があります。
例えば、「社会福祉法人〇〇」という訪問介護事業所に採用が決まったとします。かつ、社会福祉法人〇〇には、訪問介護のほか4つの事業所(合計5つ)が存在したとします。
- 訪問介護
- 通所介護(デイサービス)
- 短期入所生活介護(ショートステイ)
- 特別養護老人ホーム
- 居宅介護支援事業所
恒常的な人材不足である介護業界では、「同法人内の別事業所へ異動」というケースは多々あります。
最初は、訪問介護の事業所で採用になったものの、しばらくして仕事に慣れてきた頃、通所介護や短期入所生活介護の人手が欠けた時に、人事異動が発令される、ということがあります。
事前に法人全体の事業所を調べ、人事異動の有無についても、確認しておくことをおすすめします。
複数の介護向け転職サイト/エージェントに登録する
介護・福祉専門の転職エージェントはスタッフサービス・メディカルだけではありません。
複数の転職サービスに登録しておくことで、より幅広く転職先の選択肢を持てます。
また、別のサービスでそれぞれの担当者からアドバイス・フォローをもらうことで、相性の面も含め「どのサービスが一番自分に適しているか」といった判断軸も持てるようになります。
スタッフサービス・メディカル以外の転職エージェントについては、後述する「スタッフサービス・メディカルとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」もご参照ください。
スタッフサービス・メディカルのサービス登録から内定までの流れ
スタッフサービス・メディカルは公式サイトより無料で登録が可能です。
ここではサービスへの登録から内定までの大まかな流れを説明します。
公式サイトより基本情報の入力(数分程度)
まずは「カンタンWeb登録」「お仕事相談会を予約」のいずれかを選択します。
あらかじめ登録会場でエージェントに相談しながら進めたい人は「お仕事相談会を予約」を、あまり時間の取れない人は「カンタンWeb登録」を選択するとよいでしょう。
「お仕事相談会を予約」の場合
お住いの近くの相談会を選択後、基本情報の入力後、登録会の日時の選択に移ります。
都合のよいお日にちを事前に確認しておくと、登録をスムーズに行えます。
「カンタンWeb登録」の場合
「プロフィール」「職務経歴」「希望条件」の入力を行います(※詳細な入力は後で行うこともできます)。
コーディネーターとの面談~勤務先の紹介
サービスに登録した後、担当コーディネーターより希望条件に合った勤務先の紹介があります。
なお、求職者自身でマイページより仕事の検索・応募も可能です。
気になる企業に関しては「キープリスト」に保存しておくと、後から仕事内容の詳細を整理しやすくなります。
※コーディネーターとの面談は電話・オンラインでも可能です(2024年6月時点)。
就業先決定後、勤務日の調整と雇用契約
就業先が決定すると、スタッフサービスとの雇用契約を結んだ後、具体的にいつから働き始めるか勤務開始日の調整が行われます。
勤務にあたって必要な手続きやオリエンテーションについても、担当コーディネーターから詳しく説明があります。
事前に勤務開始日を明確にしておく、スケジュール帳を持っていくなどしておくとスムーズでしょう。
勤務開始~アフターサポート
勤務開始後も、担当コーディネーターが定期的に職場へ訪問に来ます。
仕事内容に関し不明な点や不安なことがあれば何でも相談しましょう。
──以上、スタッフサービス・メディカルのサービスの流れをざっとご紹介しました。
スタッフサービス・メディカル利用にあたってよくある質問【FAQ】
今すぐに転職する予定はないのですが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、スタッフサービス・メディカルを利用している人は多くいます。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。
サービスを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
「紹介予定派遣」とは何ですか?
紹介予定派遣とは、「まずは派遣スタッフとして一定期間勤務し、派遣期間終了時に派遣先と本人の合意のもと、直接雇用の職員への登用が行われる制度」のことです。
お試し期間として派遣先で働くことで、その施設での働き方が自分に合っているかを確認できるので、入職後の「ミスマッチ」を避けやすくなります。 採用される際も、面接ではなくあなたが実際に働く姿を見て判断されるので、「面接が苦手」という方にもおすすめの制度と言えるでしょう。
正社員と派遣社員のそれぞれのメリット・デメリットを教えてください
それぞれ次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
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正社員 |
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派遣社員 |
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契約内容とは違う仕事を依頼されたのですが?
業務内容はあらかじめ契約書や就業条件明示書に記載されています。
しかし、様々な業務が組み合わさっている場合、契約で定められている業務に連なる別の業務を依頼されるケースもあります。
事前に通達されていた業務内容とあまりにかけ離れた業務を頼まれた場合は、担当のコーディネーターへ相談するとよいでしょう。
スタッフサービス・メディカルのサポートは、どこで受けられますか?
スタッフサービス・メディカルは全国に事業拠点があります。
また、電話かメールでのサポートも可能です。
スタッフサービス・メディカルの退会方法について教えてください
スタッフサービス・メディカルの退会は、担当コーディネーターへの連絡、もしくはマイページから「退会」を選択することにより手続きが可能です。
なお、サービスの退会と「派遣登録抹消」はまた異なります。
今後スタッフサービスからの求人紹介を必要としない場合は、以下の電話番号へ連絡する必要があります。
スタッフサービス メディカル部門
0120-515-045
また、一度退会しても再度サービスに登録することも可能ですが、その際はまた一から職務経歴などの情報を記入する必要があります。
スタッフサービス・メディカルとあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス
ここからは、スタッフサービス・メディカルとあわせての登録をおすすめする介護特化の転職サービスを紹介します。
レバウェル介護
プロのエージェントのサポートが欲しい人におすすめ
レバウェル介護は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する、介護職へのサポートに特化した転職エージェントです。
担当アドバイザーは施設情報に詳しく、利用者の希望に合わせて積極的な提案をしてくれるという評判が多く見られます。
レバウェル介護は求人数及び対応エリアも幅広く、首都圏の求人はもちろん、北海道、宮城、静岡、兵庫、福岡など広範囲にわたり求人を紹介してくれます。
自身の希望の働き方を実現させたい人は、レバウェル介護のサービスをおすすめします。
かいご畑
働きながらキャリアアップを目指したい人におすすめ
かいご畑は厚生労働大臣認定の転職エージェントサービスで、介護・福祉系の転職支援に特化しています。
経験を問わず求人紹介・サポートを行っていますので、現時点で無資格・未経験の人でも利用可能です。
かいご畑の特徴の1つに、働きながら資格取得を目指せる「キャリアアップ応援制度」があります。
介護の中級・上級資格である「実務者研修」「介護福祉士」への対策講座を無料で学べます。
サポートをするコーディネーターはいずれも介護資格を取得している業界のプロフェッショナルなので、経験者・未経験者に関わらず品質の高いサポートが期待できるでしょう。
ジョブメドレー
幅広く求人を比較したい人におすすめ
「たくさんの選択肢の中から転職先を選びたい」という人には、ジョブメドレーがおすすめです。
ジョブメドレーは介護系の求人数が国内トップクラスであり、地方の優良施設・事業所も探せます。
また、ジョブメドレーでは全国区で事業所を探せ、地方で求人数が少ないエリアであっても、他の転職サービスには載っていない転職先を見つけやすいです。
介護職経験者が電話やメールで転職相談にのってくれたり、希望条件に合う求人を探してくれるなど、キャリアサポートも充実しています。
マイナビ介護職
正社員としてキャリアアップしたい人におすすめ
介護職の正社員としてキャリアアップしたいなら、マイナビ介護職がおすすめです。
人材紹介の大手マイナビグループが運営していることもあり、転職に関してのノウハウや経験は豊富です。業界に詳しいエージェントがマンツーマンでサポートしてくれるのは大きな強みになるはずです。
また、マイナビ介護職では履歴書の添削から面接対策までバックアップしてくれるのはもちろん、職場ごとの情報も丁寧に調べてくれるため、慎重に職場を吟味できます。
介護職正社員でのキャリアアップを目指している人は、マイナビ介護職で相談してみるのがおすすめです。
スタッフサービス・メディカルの評判・活用法 まとめ
ここまでのスタッフサービス・メディカルの評判・活用法を振り返ってみましょう。
スタッフサービス・メディカルの評判・口コミで多いもの
- 担当コーディネーターのサポートが丁寧だった(担当者との相性次第)
- 求人が多い/希望にマッチした派遣先を紹介してくれた
- 連絡がしつこく感じられた
スタッフサービス・メディカルを有効活用するためのポイント
- 初回面談の前に、理想とする働き方を明確にしておく
- 職場選びは慎重に行おう(可能な限り職場見学を)
- 複数の介護向け転職サイト/エージェントに登録する
スタッフサービス・メディカルは、派遣の仕事が多く、未経験、無資格者にも強い転職サービスです。
派遣の求人がメインになりますが、スタッフサービス・メディカルの企業自体にも魅力を感じられるようでしたら、スタッフサービスへの社員登用制度も検討されると良いかもしれません。
一方で、前章でお伝えしたようにスタッフサービス・メディカル以外にもおすすめの介護向け転職支援サービスはいくつかあります。
まずはそれらサービスをしっかり比較検討して、そしてあなた自身にとって一番マッチするのがどのサービスかを確認するうえでも、一度ご自身の目で確認してみることをおすすめします。