レバウェル介護とは?特徴・評判と利用がおすすめの介護士・効果的な使い方
[最終更新日]2024/07/01
「レバウェル介護の評判はどうなんだろう…」「未経験だけど、サービスは利用できる?」
介護職への就職・転職を検討している人で、このような悩みを持つ人もいるでしょう。
この記事では、介護・福祉に特化した転職エージェント「レバウェル介護(旧:きらケア)」の評判と特徴とメリット・デメリットについて紹介します。
目次
レバウェル介護の特徴とおすすめの人
レバウェル介護とは
サービス概要 | 介護業界の転職支援に特化した転職エージェント 《主なサービス内容》
|
---|---|
取り扱い求人の主な職種 |
|
対応エリア | 全国 |
利用者層 | 全年齢 |
公開求人数 | 約22万件(2024年7月時点) |
料金 | 無料 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
「レバウェル介護」は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する、介護・福祉の仕事に特化した転職・就職支援サービスです。
介護・福祉に特化した転職サービスの中でも、レバウェル介護はとくに求人数が多く、「なるべく多くの介護求人を比較検討したい」という人におすすめです。
また、レバウェル介護では「転職者と職場とのマッチング」に力を入れています。
求人紹介やサポートを介護・福祉業界に詳しいエージェントが担当してくれるため、様々な希望条件を適えながらの求人紹介をしてもらえるでしょう。
なお、レバウェル介護では派遣社員として登録をする人向けに介護未経験・無資格の転職者のサポートも行っています。
転職を機に介護の仕事デビューをしたい人も、レバウェル介護はおすすめです。
レバウェル介護の利用がおすすめの介護士
レバウェル介護(旧レバウェル介護)は、豊富な求人と専門知識を持った担当からの充実サポートが特徴。正社員向け転職と派遣社員転職とで窓口が分かれています。派遣社員として働くことを予定している人はこちらよりご登録ください。
レバウェル介護で紹介可能な職種は?
レバウェル介護が保有する求人の多くは「ヘルパー・介護職」です。
そのほか、「ケアマネージャー」や「生活相談員」、「管理職・管理職候補」、「サービス提供責任者(サ責)」などの職種も確認できます。
施設別では、「デイサービス」「訪問介護」「グループホーム」「特別養護老人ホーム(特養)」「有料老人ホーム」など、介護に関わるサービス全般を確認できます。
レバウェル介護の職種別の求人数(2024年7月現在 公開求人のみ)
職種分類 | 求人数 |
---|---|
ヘルパー・介護職 | 約15万件 |
生活相談員 | 約7,400件 |
サービス提供責任者(サ責) | 約3,100件 |
管理職・管理職候補 | 約3,300件 |
ケアマネージャー | 約1.1万件 |
看護助手 | 約7,900件 |
医療ソーシャルワーカー | 約700件 |
サービス管理責任者 | 約1,000件 |
生活支援員 | 約1.0万件 |
レバウェル介護のサービス種別の求人数(2024年7月現在 公開求人のみ)
サービス種分類 | 求人数 |
---|---|
特別養護老人ホーム(特養) | 約2.5万件 |
有料老人ホーム | 約2.2万件 |
老人保健施設(老健) | 約1.3万件 |
デイサービス | 約4.0万件 |
訪問介護 | 約2.9万件 |
グループホーム | 約2.2万件 |
小規模多機能型居宅介護 | 約7,000件 |
障がい者施設 | 約3,000件 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 約6,500件 |
地域包括支援センター | 約700件 |
レバウェル介護の評判・口コミ
続いて、レバウェル介護を実際に利用した人の評判・口コミで、良い評価のもの・悪い評価のものでそれぞれどんな意見が多かったかみていきましょう。
レバウェル介護の良い評判・口コミで多かった意見
- 担当エージェントが丁寧にサポートしてくれる
- 未経験・無資格OKの求人が多い
ネット上のレバウェル介護の評判・口コミ【高評価】
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
求人のすり合わせ時自身の描いているケアややりたいこと目標を担当者様へ伝えた際、気持ちを尊重してくださりできる限りその気持ちに沿ってお仕事を探しましょうと寄り添ってくださった担当者様に安心しました。
面接後も温かいお言葉をかけてくださり安心して結果を待つことができました。お陰様で希望していた施設様での就業が決まりました!
担当の方が希望を聞いてくれて、難しいこともハッキリ伝えてくれてたのがよかった。迷っているのを後押ししてくれたのも、嬉しかったです♪
40代後半での転職という事もあり、不安でしたが担当の方が親身に相談に乗っていただけたり、細かいところまでサポートしてくださり本当に感謝しています。
本当にありがとうございました。
Wワークできる仕事をと思い、今回こちらの派遣を利用させていただきました。条件や場所を伝えてると、いくつか提示していただき、すぐに対応していただけました。担当者の方も対応が早く、とても助かりました。ありがとうございました
まだ就業前ですが、派遣で仕事探しってやっぱり楽で助かりました。
正社員の時は施設見学や面接はもちろん一人だし、入職が決まってから十枚ほど書類に名前書いたり、保証人や連絡先などいろいろ大変だったので。
就業にあたり、こちらの条件が制限される中とても親身に一生懸命に就業先を探して下さいました。
事前打ち合わせでお会いした時は思いのほか若くてビックリしましたが、常に笑顔のしっかりした方で安心して面談に臨むことができました。
派遣で働くとは?ほんの好奇心からサイトを開きました。今の職場に大きな不満は無いものの、時給が上がらない、収入は増やしたい、介護の仕事のキャリアを活かしたい!…担当者から電光石火の情報提供あり、これはやるしかない!新しい扉をまた開く事ができる喜びていっぱいです。
今回の転職が5年ぶりだったこともあり(もしくは私が疎いだけなのか)色々と世情の変化にぶち当たりました。そのうちの一つが履歴書の志望動機でした。
自身で調べた時に『「やる気はあります頑張ります」で通るのは若いうちだけ』だと知りエピソードを盛り込んでのアピールで難航していました。そんな時に担当して下さった方に添削+アドバイスを頂き本当に本当に有り難かったです。
前の派遣会社の担当の方に今月末に会社見学出来るように伝えて待っていたら、今の派遣会社の担当の方から連絡があり、次の日には何ヶ所か施設を紹介され、すぐに会社見学の日程を決めて下さった。当日も1ヶ所目の会社見学はダメでしたが、すぐにもう1ヶ所会社見学を設定してくださり就職決定となりました。ありがとうございます。
担当の方はとても親身にお話聞いてくださいました。時には長電話になるほど…笑
以前、別の紹介会社さんに登録していた時には時間問わず電話の嵐でしたので構えていたのですが…そんなこと無く…。
きちんとLINEで電話のアポ取りをしていただいたので、私もしっかり準備してからのお話が出来ました。
初めての転職で、介護業界への転職でしたので不安でしたが、担当の方が面接前に1時間もかけて、先方の情報や面接の注意事項、アドバイスなど本当に丁寧に教えて頂きました。面接中も適切にアシストしてくださり、面接終了後まもなく合格を頂けました。これもひとえに、担当の方の実力であると感謝しています。ご恩に報いるように精一杯頑張らせて頂きます。本当にありがとうございました。
もっと自分らしく、活気がある未来の姿を想像すればどうなるかと考え、このサイトに出会いました。
担当のアドバイザーの方は親身になって話を聞いてくださり、求人を紹介をしてくださりました。その後、沢山落ち続けてしまったのですが、今回マッチした場所が見つかり、喜んでいるところです。
営業さんが丁寧、親切、スムーズに対応していただきました。何より自分のキャリアに活かせる場所を探していただき、感謝しております^_^
お電話下さった担当の方が私の要望をしっかりと聞いて下さいました。
あまり期待せず結果を待ってましたところ私の要望を100%以上クリアできる派遣先を見つけて下さったのには驚きました。お陰様でしっかりとした派遣先が決まりこれから頑張りたいと思います。やはり担当の方のお力あってと感謝しています。
ニーズだけでなく、人となりを見てくださり、適材適所を見極めてご提案してくださいました。おかげで自信を持って挑戦することができました。感謝しております。
急な転職となりましたが希望に沿った案内を迅速に行なって頂けました。多方面からのアプローチ、寄り添った案内でとても安心して面接を受ける事が出来、新しい職場が決まりとても助かりました。
都内ならレバウェル介護が親切ですよ。働きたい施設がみつかると良いですね!
担当さんがかしこまったりせず、フランクに話してくれたので何でも話せました。自分が重要視している時給のことも、他の会社には「そんな金額ないです」と言われていたのに、親身に聞いて探してもらえました。
「こういう所がありますよ」と教えてくださったり、こまめに対応してくださって助かりました。履歴書の添削でも「字が綺麗だから大丈夫」と褒めていただいたり、間違いに気付いていただけたので安心できました。
アドバイザーの方がとても柔らかい感じで、私の話を受け止めてくれる雰囲気を持っていて。この方だったら、些細な質問にもきちんと答えてくれるんだろうなという安心感がありました。
未経験で不安なことを伝えると、研修制度がしっかりしている施設や、資格取得支援制度がある施設をたくさん紹介してくれました。日程や時間なども調整してもらえたので、余計なストレスがなく良かったです。
「資格取得支援制度」があったので助かりました。実質無料にて資格取得支援スクールに通わせてもらったので、無資格・無経験の私にとっても安心でした。職場に派遣されたのちにも手厚いサポートが受けられてとても素晴らしいと思いました。
レバウェル介護の悪い評判・口コミで多かった意見
- 担当エージェントとの相性が合わない
- 連絡がしつこい
ネット上のレバウェル介護の評判・口コミ【低評価】
※サービスを利用した人の感想・体験談コメントの一部を掲載しています。
面接同行なし、連絡は頻繁。上から物を言う、威圧的、こちらのペースで決められない、希望の入職時期も早められ急かされる、自分の対応が信用を得られなかったことは棚に上げ、他で決めたことを告げると、逆ギレされ、最悪のエージェントでした。本当にがっかりしました。担当者によって当たり外れが極端のようです。
LINEの返信遅い。時間に電話来るのが何分か待つ、紹介してくれる施設が少ないなど、担当者が気さくで感じが良いのに残念だ。直してほしい点だな。
登録、派遣先まではいい事ばかり言う、派遣先の決め手は自分が働いていた所より派遣先の方が人数が少ないからいいだろうと言われ働くとスタッフ人数が圧倒的に足りないから利用者人数が少なくても前の方が良かった。結局体調を崩してしまった。
情報だけ見たくてレバウェル介護を使って見たけど、最悪だわ。電話かけてくるなって問い合わせにもメールしてるのに毎日かかってくるし、かかってきた電話にかけて来るなって言ってもかけてくるし、日本語通じてるのかこいつら?って思うわ。
多分求人事業所とエージェント会社の利権のことしか考えてない。お客様対応なんか適当にやっとけば給料もらえるからって考え方全く合うところありませんようと言われたこと有りますが自分が探したら有りましたね。
何回の電話でのやり取りをしましたが、その後、突然に全く連絡が来なくなりました。数ヵ月後に、突然に電話がかかって来て、いい派遣の仕事が見つかったと思ったら、現状確認の電話でした。
レバウェル介護
介護施設等の転職サイト
簡単な個人情報渡して、電話まで出て対応して、全く連絡なし?
個人情報盗まれただけやん!!
レバウェル介護返事来ない。時間相談しただけで切られた?
希望を色々伝え、気になる施設を伝えるとまり勧めたくない雰囲気。逆に勧めたい施設は給与水準がいい…と年収のことをずっと言ってくる。転職失敗に心折れそうです。自分で探して行く方が良かったと思いました。
全く希望にあう職場を紹介してもらえず。希望にあう職場があっても面接に繋がらないのは私のせいだ。と電話で何度も言われる。挙げ句違う仕事をしたほうがいいと言われる。
レバウェル介護介護派遣の転職サイトから、日に何度も電話かかってくるけど、嫌がらせか?担当者と話がついたはずなのに、それを知らない奴からまたかかってくるとかさ(笑)
転職サイトのレバウェル介護ってのに登録してからまぁ〜頻繁に電話かかってくる、かかってくる。登録しときながらも電話がしつこすぎて着拒したりすんだけど
評判・口コミから分かるレバウェル介護のメリット
レバウェル介護に登録するメリット
業界に詳しいエージェントが丁寧にサポートしてくれる
利用者の評判・口コミからは、「担当エージェントのサポート」に対する高評価が多数見受けられました。
レバウェル介護のサポート品質に関する評判・口コミ(※一部抜粋)
私はすごく人見知りをするのですが、アドバイザーの方がとても柔らかい感じで、私の話を受け止めてくれる雰囲気を持っていて。
この方だったら、些細な質問にもきちんと答えてくれるんだろうなという安心感がありました。
比較的高収入で、そこそこお休みも取れる職場を探していました。
いくつか派遣サイトも登録しましたが、レバウェル介護はとても良かったです。私はなるべくたくさん比較して、いい職場を選びたかったのですが、こちらは条件の良いところをたくさん紹介してくれました。担当の方も、なるべく私の提示した条件に沿うように、根気強く職場を探してくれました。
たまに励ましの言葉をかけてくれたので、あきらめずに探すことができたと思っています。
レバウェル介護では、転職者が納得したうえで職場を選べるよう、施設の雰囲気や離職率についても情報を開示しています。
施設の雰囲気については、エージェント自らが施設へ足を運んでいるため、信ぴょう性の高い情報と見てよいでしょう。
また、就業後も専任のフォロー担当者が就くため、働く中で困ったことも気軽に相談できます。
引用元:レバウェル介護公式サイト
未経験・無資格OKの求人も多数
レバウェル介護の求人品質に関する評判・口コミ(※一部抜粋)
未経験で不安なことを伝えると、研修制度がしっかりしている施設や、資格取得支援制度がある施設をたくさん紹介してくれました。
複数の施設を見学して、面接を受けましたが、日程や時間なども調整してもらえたので、余計なストレスがなく良かったです。
「資格取得支援制度」があったので助かりました。実質無料にて資格取得支援スクールに通わせてもらったので、無資格・無経験の私にとっても安心でした。
レバウェル介護は経験者のみではなく、未経験・無資格の転職者へのサポートも行っています。
2024年7月時点で、「未経験可」の条件で求人検索をすると、約9.0万件の求人がヒットしました。
また、レバウェル介護では派遣社員としての勤務も可能です。
引用元:レバウェル介護公式サイト
介護業界での正社員・派遣社員の働き方の違い
派遣社員 | 正社員 | |
---|---|---|
雇用期間 (いつまで働くか) | ・期間の定めあり(同じ職場で働けるのは最長3年) | ・期間の定めなし |
働き方 (勤務時間はどうか) | ・ある程度自分の希望に沿った時間帯で働くことができる | ・シフト制であることが多い(施設による) ・職場によっては、残業が多い場合も |
給与・福利厚生 (待遇はどうか) | ・派遣会社から給与が支給され、福利厚生も派遣会社のルールが適用される | ・勤務先の施設から給与が支給され、福利厚生も施設のルールが適用される |
評判・口コミから分かるレバウェル介護の注意点
レバウェル介護のデメリット・注意点
担当エージェントとの相性が合わないことも
レバウェル介護を利用した人の評判・口コミには、「担当エージェントとの相性が合わない」という声もありました。
レバウェル介護のサポート品質に関する評判・口コミ(※一部抜粋)
希望を色々伝え、気になる施設を伝えると、他の施設を提案し、「転職率が少ない歴史ある施設でこちらの方がいい、まぁ受けたいと思うなら連絡してみましょうか」とあまり勧めたくない雰囲気。
他にも自分で探していると応援してるフリして、求人サイトの批判。逆に勧めたい施設は給与水準がいい…と年収のことをずっと言ってくる。年収ではなく、雰囲気とか働きやすさ、長続きさせたいと主張しているが、結局同じ施設ばっかりすすめてくる。
未経験で希望条件が少し厳しめだと自分でも自覚があったが、全く希望にあう職場を紹介してもらえず。希望にあう職場があっても面接に繋がらないのは私のせいだ。と電話で何度も言われる。
挙げ句違う仕事をしたほうがいいとまで言われた。
担当エージェントのサポートの品質はすべて均一というわけではありませんので、中にはやり取りを進めていく中で「合わない」と感じる担当者に当たってしまうことも考えられます。
あなたにとって良い担当エージェントかを確認する際は、以下の3つのポイントを見ると良いでしょう。
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、おすすめする理由についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 目指す職種・企業について詳しいか
特に2点目については、担当エージェントが転職者の希望を正しく把握できているかどうかを見極めるポイントでもあります。
担当エージェントのサポートに不満を感じた場合は、担当変更を依頼できます。
また、転職の相談者がひとりのみの場合、その品質を見極めることに難しさを感じることもあるでしょう。
そのため、リスクヘッジも兼ねてレバウェル介護以外の転職サービスにも登録しておいた方が安心です。
連絡がしつこいと感じることもある
レバウェル介護では「連絡がしつこい」という口コミも見られました。
レバウェル介護の連絡体制に関する評判・口コミ(※一部抜粋)
レバウェル介護介護派遣の転職サイトから、日に何度も電話かかってくるけど、嫌がらせか?
転職サイトのレバウェル介護ってのに登録してから
まぁ〜頻繁に電話かかってくる、かかってくる。
これらの評判・口コミから「連絡がしつこい」と感じられる背景には以下の2つの可能性があることが考えられます。
- ①営業担当との間で情報の共有ができていない
- ②転職者の希望条件をヒアリングしたい(紹介できる求人を絞るため)
求人紹介が間に合っている場合、たしかに頻繁に連絡が来るのは「しつこい」と感じられるかもしれません。
①のケースのように、担当エージェントと営業(アポイント担当)との間で連絡に齟齬がある可能性もあるので、連絡の頻度について、改めて希望を共有しておくと良いでしょう。
レバウェル介護を最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、レバウェル介護のサービスを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
職場選びは慎重に行おう(可能な限り職場見学を)
介護の施設(サービス種)はそれぞれ機能や特徴が異なります。
自分に合った職場を選ぶには、これらの違いについて事前に理解を深めておく必要があるでしょう。
介護施設の種類
介護施設の種類 | 概要 | 利用者の介護度目安 |
---|---|---|
デイサービス | 「通所系」サービス。主に公的施設、民間企業が運営。デイサービスは、日帰りで、送迎、入浴、機能訓練、交流、食事、レクリエーションなどを行なうところです。 近年では、要介護の状態にならないように、要支援1~2の利用者が積極的にサービスを利用する「介護予防」枠も重要視されています。 | 要支援1 ~要介護5 |
訪問介護 | 「訪問系」サービス。主に公的施設、民間企業が運営。自宅に訪問して、身体介護(入浴介助、排泄介助など)や、生活援助(掃除、洗濯、買物代行、調理など)を行ないます。 デイサービスと同様に、自立支援目的で要支援1~2の利用者が積極的にサービスを利用する「介護予防」枠も重要視されています。 | 要支援1 ~要介護5 |
有料老人ホーム(①介護付き/②住宅型/③健康型) | 「入所系」サービス。主に民間企業が運営。 ①介護付きは、施設職員の介護サービスを受けます。 ②住宅型は、外部のデイサービスや訪問介護と契約してサービスを利用します。 ③健康型は、食事や一部の家事支援などがついており、自立している方が利用する施設です。 | 自立、要支援1~要介護5(施設により条件が異なります) |
グループホーム | 「入所系」サービス。主に民間企業が運営。認知症の方が対象の、5~9人・1ユニットの共同生活施設です。 認知症の特徴を理解した上での、声掛けや見守りが重要な業務となります。少人数のため、アットホームなイメージの強い介護施設です。 | 要支援2 ~要介護5 |
介護老人保健施設 | 「入所系」サービス。主に医療法人や社会福祉法人などが運営する公的施設。リハビリを行いながら自宅復帰を目指す一時入所場所です。 通称「老健」と呼ばれています。常勤の医師が配置されており、その管理のもとリハビリ専門職によるリハビリを実施。 | 要介護1 ~要介護5 |
特別養護老人ホーム | 「入所系」サービス。主に自治体や社会福祉法人が運営する公的施設。医療的な入院治療などが無い限り、最後まで暮らせる入所施設です。 入所条件は要介護3以上で、在宅生活が困難になり、家族に代わって介護を行なう施設です。通称「特養」と呼ばれています。 | 要介護3 ~要介護5 |
また、応募するにあたっては可能な限り職場見学をさせてもらうことをおすすめします。
以下に、職場選びでチェックしておくべきポイントをまとめています。
介護の働く職場選びで、チェックするポイント
- ①求人内容(サービス内容、業務内容、待遇、福利厚生)
- ②職員数(利用者に対して人数が少なすぎないか、有資格者は一定層居るか、退職者の多さはどうか)
- ③育成・研修、マニュアルなどは充実しているか
- ④施設に電話した際の対応の様子
- ⑤気になっている事業所の法人について
①求人内容(サービス内容、業務内容、待遇、福利厚生)
サービス内容/業務内容:
介護士と一言で言っても、高齢者分野なのか、障害者分野なのか。また、通所なのか、訪問なのか、入所なのか。それによって、業務内容も大きく異なります。
例えば、高齢者分野のデイサービスの介護士であれば、入浴介助やレクリエーションなど。特別養護老人ホームであれば、食事介助、入浴介助や排泄介助などが、主な業務となることでしょう。
待遇/福利厚生:
サービス業種(訪問介護、デイサービス、特別養護老人ホームなど…)や夜勤の有無によっても給与は大きく異なります。
また、昇給や賞与はあるか、社会保険に加入しているか、退職金制度はあるか、交通費、扶養手当、住宅手当、食事代補助は出るのかなど、調べておくと良いでしょう。
仕事をしていく上でのモチベーションにもなるポイントです。
②職員数(利用者に対して人数が少なすぎないか、有資格者は一定層居るか、退職者の多さはどうか)
利用者に対して人数が少なすぎないか:
職員が少ないと体力・気力ともに余裕が無くなってしまいます。経営側は、人員基準をクリアすることに必死ですが、現場は人員基準の最低人数だけでは現場がまわらないことが多々あります。
良いケアを提供するためにも、重要なポイントです。
有資格者は一定層居るか:
有資格者がいる≒ケアに対しての理解がある≒良いケアが提供できる。すると、働き方にも余裕が生まれ、急なトラブルなどにも迅速に対応することが出来ることでしょう。
退職者の多さはどうか:
心身共に大変な介護職。職場環境が悪かったり、職員の教育制度が不十分であると、必然と退職者も増えてきます。この点もチェックしておくと良いでしょう。
上記3点については、「厚生労働省 介護サービス情報公表システム」でも確認できます。
介護サービス情報公表システム
公式サイトURL:https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/
介護サービス情報公表システムは、高齢者介護分野の検索サイトです。このサイトでは、上記に挙げたような各事業所の情報を確認することが出来ます。
ただし、介護施設は多くの場合人の出入りが激しく、介護サービス情報公表システムで紹介されている情報が最新でない場合もあります。
紹介されている数字は参考程度にしておき、詳細はTELや見学するなどして、直接確認すると良いでしょう。
③育成・研修、マニュアルは充実しているか
職員の、育成・研修体制はどうか、マニュアルは整っているかという点は、非常に重要なポイントです。
例えば、介護の仕事をしていると、一つの介助に対して、方法がいくつもあるケースが多々あります。
職員によって介助方法が違うと利用者側は混乱し、その結果、事故の原因にもなりかねません。職員も不安感が強くなり、その積み重ねで、「離職」に結び付いてしまいます。
そこで、職員の育成や研修、マニュアルの整備などを行なっている職場は、介助に対して自信を持って対応できる上、離職の防止にも繋がります。
事業所の研修、マニュアルの整備状況の確認については、直接事業所に確認するほかに、「ワムネット 障害福祉サービス等情報検索」を活用すると良いでしょう。
ワムネット 障害福祉サービス等情報検索
公式サイトURL:https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do
ワムネットは障害福祉分野の事業所検索サイトで、前述の介護サービス情報公表システム同様に事業所の体制、取り組みなどかなり細かいところまで確認できます。
ただし、すべての事業所が完全に網羅されているわけではないこと、また紹介されている情報が最新でない場合もありますので、最新の情報は事業所に直接確認することをおすすめします。
④施設に電話した際の対応の様子
事務所の電話対応で、「その事業所の中身が全て分かる」と言えるくらい、事務所の電話対応はとても重要です。
いわゆる『施設の顔』なわけですから、ネットなどで下調べを終えた後は、直接電話をしてみることをおすすめします。
介護施設は特に、施設長(場合によっては理事長)の介護に対する考えが、介護士の仕事を大きく左右します。
その施設長は、一日のうち大半の時間を事務所で過ごすわけですから、事務員の電話対応がしっかりしているところは、施設長の考えや教育がしっかりしている、と捉えても良いでしょう。
言い方を変えると、電話対応が悪いと、介護士の質も悪い事が容易に想像できてしまう、という事です。
入職を決める前に、事務職員の電話対応についても、チェックしておくと良いでしょう。
⑤気になっている事業所の法人について
法人内にある全ての事業所についても、知っておく必要があります。
例えば、「社会福祉法人〇〇」という訪問介護事業所に採用が決まったとします。かつ、社会福祉法人〇〇には、訪問介護のほか4つの事業所(合計5つ)が存在したとします。
- 訪問介護
- 通所介護(デイサービス)
- 短期入所生活介護(ショートステイ)
- 特別養護老人ホーム
- 居宅介護支援事業所
恒常的な人材不足である介護業界では、「同法人内の別事業所へ異動」というケースは多々あります。
最初は、訪問介護の事業所で採用になったものの、しばらくして仕事に慣れてきた頃、通所介護や短期入所生活介護の人手が欠けた時に、人事異動が発令される、ということがあります。
事前に法人全体の事業所を調べ、人事異動の有無についても、確認しておくことをおすすめします。
資格取得支援も活用しよう(派遣社員のみ)
レバウェル介護で派遣社員として働く場合、介護資格スクールの研修を無料で受講できます。
介護の仕事の基礎業務がこなせることを証明する「介護職員初任者研修」の資格取得を目指せます。
介護・福祉業界でのステップアップには資格の取得は重要です。
派遣社員として働きつつステップアップを目指したい人は、レバウェル介護の資格取得支援はぜひ利用しておきましょう。
複数の介護向け転職エージェントに登録する
介護・福祉専門の転職エージェントはレバウェル介護だけではありません。
複数の転職エージェントに登録しておくことで、より幅広く転職先の選択肢を持つことができます。
また、別のサービスでそれぞれの担当者からアドバイス・フォローをもらうことで、相性の面も含め「どのサービスが一番自分に適しているか」といった判断軸も持てるようになります。
レバウェル介護以外の転職エージェントについては、後述する「レバウェル介護とあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」もご参照ください。
レバウェル介護のサービス登録から内定までの流れ
レバウェル介護は公式サイトより無料で登録が可能です。
ここではサービスへの登録から内定までの大まかな流れを説明します。
公式サイトより基本情報の入力と面談予約
まずは公式サイトより「無料転職サポートを受ける」ボタンを押します。チャット画面が立ち上がりますので、設問に沿って必要な情報を入力しましょう。
正社員で転職活動する場合
派遣社員で転職活動する場合
登録は5分ほどで完了します。
担当エージェントとの面談の日程を調整する
サービスを登録した後、担当エージェントから、相談や面談など、今後の転職活動の進め方について、確認のメールまたは電話が来ます。
都合の良い日時を伝えて、面談日時を確定します。
面談前に、現在の転職の意思や希望を説明できるように整理しておくと良いでしょう。
併せて、履歴書や職務経歴書も用意しておくことをおすすめします。
担当エージェントと面談
担当エージェントとの初回面談では、あなたの転職に対する思いや希望条件、職歴や今後のキャリアイメージについてのヒアリングがあります。
※面談はオンラインでも可能です。
その後、担当エージェントのほうでおすすめの求人を紹介してくれます。
面談では、「具体的に転職活動を始められる時期」や「いつから面接をスタートできるか」、「職務経歴書の修正(ブラッシュアップ)はいつくらいまでに完成しそうか」といった、今後のスケジュールについての確認もされます。
事前に直近の予定を整理しておく、スケジュール帳を持っていくなどしておくとスムーズでしょう。
履歴書・職務経歴書の添削、および面接対策の実施、職場見学
正社員で転職活動する場合
ここから、レバウェル介護のサービスを更に有効活用していくためには、「履歴書・職務経歴書の添削」および「面接対策」を依頼することをおすすめします。
これらのサポートを受ける場合は、初回訪問の後に2回目の訪問をして、担当エージェントとの打ち合わせをすることになります。
「2回も打ち合わせるなんてちょっと面倒…」と思った人もいるかもしれませんが、現役エージェントいわく、「2回目以降も対面で会いに来てくれる転職活動者の方々の方が、転職成功率は圧倒的に高い」とのことです。
満足のいく転職を実現するためにも、ぜひこれらのサービスも受けておきましょう。
派遣社員で転職活動する場合
紹介した求人の中で希望に合う職場があれば、職場見学の案内があります。
介護・福祉職では職場との相性も非常に大切です。なるべく職場見学の機会を設けておくことをおすすめします。
内定~就業開始
正社員で転職活動する場合
面接に合格し、内定通知を受けても、まだ気を緩めずに。
給与交渉や入社時期の調整が必要な場合は、内定通知後に行うことになります。
また、この際も担当エージェントに代行して行ってもらうとスムーズです。
派遣社員で転職活動する場合
職場見学を行った後、就業の意思が固まりましたら、レバウェル介護との間で雇用契約を結び、ご希望の日時で勤務開始となります。
──以上、レバウェル介護のサービスの流れをざっとご紹介しました。
特に今回がはじめての転職になるという人は、事前に活動の流れについてイメージを持っておくのは非常に重要です。
なお、人気の高い求人情報は早いタイミングで別の候補者から応募が殺到しますので、チャンスを逃さないようにするためにも、登録は早めに行って、他の転職活動者の一歩先を行くアクションを取っていかれることをおすすめします。
レバウェル介護の利用にあたってよくある質問【FAQ】
Q1)レバウェル介護のサポートは、どこで受けることができますか?
レバウェル介護のサポートは全国6拠点(2024年7月現在)です。
以下、支店一覧からご確認下さい。
場所 | 住所 | 最寄り駅 |
---|---|---|
東京本社 | 東京都渋谷区渋谷2丁目24−12 スクランブルスクエア 25階 | 渋谷駅 |
仙台支店 | 宮城県仙台市青葉区中央1-2-3 仙台マークワン17F | 仙台駅 |
水戸支店 | 茨城県水戸市城南二丁目1-20 井門水戸ビル2F | 水戸駅 |
名古屋支店 | 愛知県名古屋市中区栄三丁目3-21 セントライズ栄9F | 栄駅 |
大阪支店 | 大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル7F | 北新地駅 |
福岡支店 | 福岡県福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡6F | 天神駅 |
Q2)今すぐに転職する予定はないのですが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、レバウェル介護を利用している人は多くいます。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。
サービスを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
Q3)求人は、サイトで公開されているものが全てですか?
レバウェル介護では、サイト上の公開求人だけでなく、「非公開求人」も扱っています。
サイト上で目ぼしい求人が見つからない場合は、担当者に相談してみると良いでしょう。
Q4)レバウェル介護の「紹介予定派遣」とは何ですか?
紹介予定派遣とは、「まずは派遣スタッフとして一定期間勤務し、派遣期間終了時に派遣先と本人の合意のもと、直接雇用の職員への登用が行われる制度」のことです。
お試し期間として派遣先で働くことで、その施設での働き方が自分に合っているかを確認できるので、入職後の「ミスマッチ」を避けやすくなります。 採用される際も、面接ではなくあなたが実際に働く姿を見て判断されるので、「面接が苦手」という人にもおすすめの制度です。
Q5)レバウェル介護の退会方法について教えてください
レバウェル介護の退会は、公式サイト「お問い合わせフォーム」より手続きが可能です。
なお、退会手続きをする前に「現在、選考途中の求人はないか」は必ず確認しておくようにしましょう。
また、一度退会しても再度サービスに登録することも可能ですが、その際はまた一から職務経歴などの情報を記入する必要があります。
レバウェル介護とあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス
ここからは、レバウェル介護とあわせて登録がおすすめの転職サービスをご紹介します。
かいご畑
働きながらキャリアアップを目指したい人におすすめ
かいご畑は厚生労働大臣認定の転職エージェントサービスで、介護・福祉系の転職支援に特化しています。
経験を問わず求人紹介・サポートを行っていますので、現時点で無資格・未経験の人でも利用可能です。
かいご畑の特徴の1つに、働きながら資格取得を目指せる「キャリアアップ応援制度」があります。
介護の中級・上級資格である「実務者研修」「介護福祉士」への対策講座を無料で学ぶことができます。
サポートをするコーディネーターはいずれも介護資格を取得している業界のプロフェッショナルなので、経験者・未経験者に関わらず品質の高いサポートが期待できるでしょう。
ジョブメドレー
幅広く求人を比較したい人におすすめ
「たくさんの選択肢の中から転職先を選びたい」という人には、ジョブメドレーがおすすめです。
ジョブメドレーは介護系の求人数が国内トップクラスであり、地方の優良施設・事業所も探すことができます。
また、ジョブメドレーでは全国区で事業所を探すことができ、地方で求人数が少ないエリアであっても、他の転職サービスには載っていない転職先を探すことができます。
介護職経験者が電話やメールで転職相談にのってくれたり、希望条件に合う求人を探してくれるなど、キャリアサポートも充実しています。
マイナビ介護職
正社員としてキャリアアップしたい人におすすめ
介護職の正社員としてキャリアアップしたいなら、マイナビ介護職がおすすめです。
人材紹介の大手マイナビグループが運営していることもあり、転職に関してのノウハウや経験は豊富です。業界に詳しいエージェントがマンツーマンでサポートしてくれるのは大きな強みになるはずです。
また、マイナビ介護職では履歴書の添削から面接対策までバックアップしてくれるのはもちろん、職場ごとの情報も丁寧に調べてくれるため、慎重に職場を吟味できます。
介護職正社員でのキャリアアップを目指している人は、マイナビ介護職で相談してみるのがおすすめです。
カイゴジョブエージェント
より多くの介護職正社員求人をチェックしたい人におすすめ
カイゴジョブエージェントは国内でもトップクラスの介護求人を保有している転職エージェントです。
ハローワークに掲載されている求人も参照できるのが、カイゴジョブエージェントの特徴の1つと言えるでしょう。
介護業界に詳しいエージェントのサポートの他、「転職サイト」として自分でも求人の検索・応募が可能なので、効率的に転職活動を進めたい人におすすめです。
なお、無資格/未経験者向けのサポートとして、無料で資格を取得できる「カイゴジョブアカデミー」も提供しています。
レバウェル介護の評判・特徴 まとめ
ここまでのレバウェル介護の評判・特徴を振り返ってみましょう。
レバウェル介護の評判・口コミで多いもの
- 業界に詳しいエージェントが丁寧にサポートしてくれる(担当者との相性は大切)
- 未経験・無資格OKの求人が多い
- 連絡がしつこいと感じられる場合もある
また、サービスをより有効活用するためには、以下の3点も意識しておくとよいでしょう。
レバウェル介護を有効活用するためのポイント
- 職場選びは慎重に行おう(可能な限り職場見学を)
- 資格取得支援も活用しよう(派遣社員の場合)
- 複数の介護向け転職サイト/エージェントに登録する
この記事を読んで「レバウェル介護のサービスが自分の転職活動にマッチしそう」と感じた人は、ぜひ利用を検討してみてください。